2018/01/13 - 2018/01/14
431位(同エリア2367件中)
涼丸さん
昨年も同時期にすず母の学生時代の友人との旅行で宮島&平和公園に行ったのですが、今年は、すず家族3人+アメリカ人留学生という組み合わせで、平和公園&宮島に行きました。
今年は、満潮時間をチェックして、昨年とは逆ルートでまわることにしました。
すず丸が2年連続なことから、訪問ポイントも変えてみました。
留学生は、ヒロシマ、そして日本らしい宮島を訪れて、よい体験になったと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 新幹線 JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
山陰は平野部でも雪がつもった朝、JR特急やくもで岡山に向かいます。
いつものことながら岡山は山陰とうって変わって晴天。
岡山から新幹線で広島入りしました。 -
路面電車で原爆ドーム前下車。
まずは、ヒロシマの象徴、原爆ドームを訪れました。
留学生は、あまり日本語ができず、こちらはあまり英語ができず。
ブロークン英語でなんとか意思疎通していますが、我々に原爆についてくわしい説明をする能力がありません。
でも、原爆ドームには、下手な説明はいらないのではないでしょうか。
高校生ですので、自分で考えて感じてくれることでしょう。原爆ドーム 名所・史跡
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いつも「バクダン!」と言ってふざけている小1のすず丸も、本当の爆弾の恐ろしさを感じてほしいものです…。
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何度も平和公園を訪れているすず母ですが、今回は、初めて、おりづるタワーを訪れてみました。
おりづるタワーは、広島マツダが既存ビルを2016年に改装オープンした建物で、展望タワーとなっています。1階は物産館やレストランが入っています。
原爆ドームのすぐ隣です。
去年(2017年)1月の旅行時にはもうできていたんですが、そのときは、全然存在を知らず、今回の旅行の訪問先をネットで調べていて知りました。
入場料は、大人1700円(折り鶴投入込2200円)、中高生900円(同1400円)、小学生700円(同1200円)、幼児500円(同1000円)。
結構高いですね。しかし、一度は試してみなければなりません!
この日は留学生のキャンペーンがあって折り紙込の半額(高校生なので700円)になっていたので、大人1700円×2、小学生700円、留学生700円で入場しました。
ちなみにJAFカード提示で、割引はありませんが、ポストカードとグッズがもらえました。おりづるタワー 名所・史跡
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エレベーターでR階まで上がると、エレベーターホールにテイクアウトカフェがあります。
ウインターキャンペーンでドリンク券サービスがついていて、ホットコーヒーなど無料でいただけました。
展望階である「ひろしまの丘」には飲み物をもって出ることができます。 -
「ひろしまの丘」は、なんと壁のない風の吹き抜ける解放感いっぱいの展望階です。
木をふんだんに使って丘のようになっていて、とってもすてきです。
ほとんど外なので寒いですが、ブランケットを貸してくれます。
この日はそれほど冷たい風は吹いておらず、寒いながらも気持ちよかったです。 -
ひろしまの丘からは、平和記念公園が一望できます。
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すぐ隣の原爆ドームも、いつもとはちがった角度で眺めることができます。
建物のほうにピントを合わせたらネットが気にならない写真が撮れると思うのですが、すず母の腕では上手に撮れませんでした。
おりづるタワーには親切な係員の方がたくさん配置されていて、記念写真をとってくれますよ。 -
こちらは、広島球場跡地をバックに。
透明の柵と壁代わりのネット(鳥よけか?)がありますので、落ちるような心配はありませんよ。 -
ひろしまの丘のすぐ下の12階は、おりづる広場。
デジタルな体験コンテンツがあり、すず丸が喜んでいました。
これはアバター。たくさんの折り紙が集まって、分身をつくります。
本体の動きに合わせて、分身も動きます。 -
これは、留学生のアバターです。
後ろにすず丸が隠れて、覗いていますね。
カバンの場所が空白になっているので、温度に反応するんでしょうかね。
すず丸は、このアバターのコンテンツを気に入って、何度も遊んでいました。 -
こちらは、花火のコンテンツ。
木製折り鶴オブジェを手前の丸い台に置くと、おりづるの花火が映像で打ちあがります。
あと、空中で手を動かして映像の折り紙で鶴を折る「エアー」というコンテンツもありました。
完成するとデジタル折り鶴の映像が羽ばたきます。 -
おりづるタワーには「おりづるの壁」があり、専用の折り紙(タワー入場料とは別に購入。広場でも600円で買えますが入り口で入場料とセットで買うと100円安い500円です。)で折った鶴を、ガラス張りの壁に投入することができます。
今回は、訪日外国人キャンペーンで、留学生の入場料が半額の上、専用折り紙までセットでした(そのかわりドリンクサービス券は留学生分はつかなかった)。 -
投入場所(狭い)には、専用折り紙を購入した人(グループ)だけが入れます。
5枚セットで販売なので、1人が買えば、5人までは入れます。
1羽あたりの投入料金が100円(広場で購入なら120円)ということですね。
投入場所は、足元がガラス張りになっていて、投入された折り鶴たちをはるか下に見ることができました。
壁のスペースの5分の1ほどいっぱいになっているとのことでした。 -
羽を広げた鶴を投入すると、くるくると回りながら落ちていき、きれいです。
平和への願いを込めて… -
12階からはエレベーターでも降りられますが、ひろしまの丘と同じく木をふんだんに使ったスパイラルスロープ「散歩坂」を使って降ります。
(スパイラルスロープを昇りに使うこともできます)
スロープには避難用滑り台がありますが、平時にこの滑り台で降りることもできます。1階ごとなので勢いよく12階から1階まで滑り降りることはないので安心です。 -
プロムナードの壁は、特別展が展示されていたり、折り鶴が壁面一杯にかかれていたり。
すず丸、手乗り折り鶴のポーズで写真を撮っていました。
トリックアートみたいなコーナー(鶴に乗っているように見えるとか)があると面白いかもしれませんね! -
結論として、入場料はちょっと高めですが、かなり楽しめました。
子ども連れにもよいと思いますよ!
当日は再入場可能とのことでしたので、近くに泊まるのなら夜景を見に来てもいいですね! -
おりづるタワーを出て、すず母と留学生は平和記念公園へ。
すず丸とすず父は、そごうのポケモンセンターに遊びに行きました。 -
原爆死没者慰霊碑
碑文には、「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」
心に響きます。平和記念公園 公園・植物園
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正面の平和記念資料館本館は改装のため閉館していました。
平成31年春リニューアルオープンだそうです。
現在は、映っていませんが、本館の左側にある東館で資料展示されています。 -
東館2階の展示室では、最初は原爆投下前の広島の写真パネルが展示されています。
たくさんの人たちの普通の生活があったことがわかります。
そして、1945年8月6日のゲートの先には…広島平和記念資料館 美術館・博物館
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普通の人たちの命と生活が奪われ、廃墟となったヒロシマの町。
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核兵器の危険性に関する展示。
パネルには英語の説明が付されているので、留学生も理解できます。
原爆ドームの爆弾投下前と投下後の模型。
原爆投下時には、広島県産業奨励館として使われていました。 -
原爆の子像の佐々木禎子さんが折った祈り鶴
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ヒロシマを訪れたオバマ大統領が折った鶴は、東館地下のロビーに展示されていました。
世界の指導者がみんなこのように考えてくれると戦争のない世界が実現するんでしょうけど。 -
平和記念公園から宮島への移動は、世界遺産航路を使ってクルーズで移動することにしました。
元安橋のたもとの乗り場から本川経由です。
広電やJRよりは値段は高いですが、乗り換えもなく、早いです。
天気がよければクルーズ自体も楽しいですしね。
今回は宮島到着が夕方の便なので当日に買えましたが、定員があるので、昼間到着の便なら休日は前もって予約がいいですね。ひろしまリバークルーズとひろしま世界遺産航路 乗り物
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クルーズ船に乗って元安川から見る原爆ドーム。
なお、潮位によっては、元安川から本川に入って海に出る今回のルートではなく、元安川を下るルートの時もあります。
そのルートの場合、船から原爆ドームを見ることはできません。 -
元安川から見る、原爆ドームとおりづるタワー。
ここで相生橋をくぐって本川に入ります。
昨年は、世界遺産航路を宮島から利用したので、昨年とまったくの逆ルートです。
どっちにしても、宮島と平和公園の移動なら、世界遺産航路がお勧め。 -
クルーズ船が川を走行している間は、スピードがゆっくりなので、甲板に出て景色や風を楽しむことができます。
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海に出たらスピードが上がるし、急に波が来ることもあるので、甲板には出られず、船室から船窓の景色を楽しむことになります。
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約40分で宮島に到着しました。
今夜の宿は、宮島別荘。
宮島の桟橋にいちばん近いお宿です。
最近リニューアルオープンしたので、とてもモダンでスタイリッシュできれいです。
写真の上階の広い窓が瀬戸内海の眺めの良い展望浴場の窓になります。 -
宿までのわずかな道のりで、さっそく鹿の親子(?)がお出迎えしてくれました。
「カワイー!」とテンションの上がる留学生とすず丸。
チェックイン後、瀬戸内海を見渡せる明るいうちに、展望風呂に入りに行きました。 -
お風呂の後は夕食。
こちらの宿の夕食は、ブッフェ形式で、アルコールもフリーで飲めます。
牡蛎の季節なので、いろいろ牡蛎料理もありました。
シェフの一皿もサービスでついているコースで美味しかったです。
オープンキッチンで、アレルギー対応もしていただき、ありがとうございました。 -
夕食後、ライトアップされた厳島神社を目当てに散策に出ました。
お宿を出たところに小さなトンネルがあり、すず丸が怖がります。
すると、留学生が、「両親が豚になるアニメみたい」と言います(英語)。
トンネル・・・両親が豚・・・
ああ、千と千尋の神隠し!!
確かに似ている!
それにしても、アメリカ人も知っているのね。さすがジブリ。
神社に向かう参道には、鹿がたくさんいました。
カメラを向けるとポーズを取ってくれました。
そういうものだと思っているんでしょうか。 -
海沿いから商店街に入ると、昼間は賑やかだった商店街には人がおらず、提灯が妖しく輝いています。
いやいや、ホントに千と千尋の世界のようです。 -
商店街の大しゃもじ。
宮島の大杓子 名所・史跡
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この日の満潮時刻は19時22分。
ちょうど満潮に近くて、海に朱色に浮かび上がる鳥居のライトアップがとても美しい。
冬の夜なので観光客もほとんどおらず、神宿る雰囲気がとてもよかったです。 -
社殿もライトアップされています。
夜間は参拝はできませんので、眺めるだけです。 -
カメラ台があるので、タイマーで鳥居をバックに集合写真が撮れます。
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宿に戻って、冷えた体を温めに、すず丸とお風呂へ。
すず丸が浴室の畳でごろごろもできてしまいます。
すごいぞ、防水畳! -
翌朝は、観光客が来る前の静かな厳島神社を訪れようと、7時ころ、厳島神社に向かいました。
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五重塔と弥山。
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夜にたくさんいた鹿が朝はほとんどいない。
どこへ?
山で朝ご飯でしょうか? -
朝の大鳥居。
満潮時刻は8時34分だったので、満潮より1時間ちょっと前です。 -
海に浮かぶ社殿がとても優雅。
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結界です。
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厳島神社の開門は、この時期は6時30分。ちなみに閉門は17時30分でした。
7時すぎに参拝しましたが、人はちらほらしかいないので、神社らしい厳かな雰囲気を堪能できました。厳島神社 寺・神社・教会
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満潮時には床下ギリギリくらいになります。
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入り口を入ってまもないところのこちらで、自分でお祓いをして汚れを落としてから参拝します。
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いつもは混雑している回廊もこのとおり。
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絵のような美しさです。
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回廊越しに五重塔。
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本殿。
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大鳥居を正面に。
平舞台もいつも混雑しているので、ゆっくりと散策したいところですが… -
まだ、神社のお掃除タイムで、平舞台には出られませんでした。
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でも、朝の厳島神社は、本当によかったです。
宮島に泊まられたら、ぜひ、朝食前に厳島神社参拝を致しましょう!
(その日の潮位にもよりますが) -
宿に戻る途中の7時30分ころ、到着したフェリーからたくさんの人たちが厳島神社に向かうのとすれ違いました。
7時台のフェリーが来る前が狙い目ですね。 -
宿に戻ってから落ち着いて朝食をいただきました。
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部屋でのんびりしたり、もう一度お風呂に入ったりした後、宿に荷物を預けて、10時前に商店街に向かいました。
人通りが多くなってきましたが、まだピークではないようです。 -
この日は、やまだ屋さんで、もみじまんじゅう手作り体験を予約していました。
全部で10人くらいが参加していました。
生地は用意されているので、生地を型に流し込んで、あんこやチョコを入れて、型を閉じて、ひっくり返しながら焼きます。
30秒×2回(裏表)×2回の2分で、きれいなもみじまんじゅうが焼き上がりました♪やまだ屋 宮島本店 グルメ・レストラン
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1人あたり、あん2個、チョコ2個の4個を焼きます。
焼き上がったもみじまんじゅうは、その場で食べても良いし、ワンタッチの包装機で包装して、持ち帰っても良いです。
やまだ屋さん一番人気の桐葉菓(とうようか)もお土産にいただき、子どもも楽しめるイベントでした。
子どもだけやっているファミリーもいましたが、大人も楽しめます。
我が家は、全員がやりました。 -
11時ころになって、商店街には人通りが出てきました。
人気のお店では行列ができていました。
伸縮式の日よけが、なんか良いです。 -
次は、五重塔と千畳閣に向かいました。
青空に朱塗りの五重塔が美しいです。五重塔 名所・史跡
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五重塔は現在は厳島神社が管理しています。
五重塔は仏教施設ですから、神社が管理するというのは珍しいそうです。 -
五重塔の向かいにある千畳閣。
もともとは豊臣秀吉が作ろうとした豊国寺というお寺でしたが、建設途中で秀吉が亡くなり、工事が中断したそうです。 -
そんなわけで、建物には壁がなく、吹き抜けです。
あー、ひろしまの丘はこの建物を参考にしたんでしょうか!?
現在は秀吉を祀る神社となっています。
とても広く、秀吉の権力を感じます。豊国神社(千畳閣) 名所・史跡
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厳島神社を見下ろす位置関係。
島全体がご神域だから島には建物を建てられないと考えて海に社殿を作った平清盛に対し、秀吉は不遜がしますね。 -
とはいえ、よい眺めの展望スポットです。
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すず丸が広島そごうで買ったポケモンたち。
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ロープウェイまでは時間がなさそうだったことと、昨年に行ったので、今回は、宮島水族館に行くことにしました。
途中の大願寺の顔出しパネルで、袈裟姿が似合うすず丸。 -
宮島水族館みやじマリンは、今となっては、こぢんまりした水族館ですが、開業50周年の歴史ある水族館です。
瀬戸内の魚を中心に、海獣やペンギンも飼育しています。
こちらは、小魚が集まって泳いで大きな魚に見えるスイミー状態になっていました。 -
広島といえば牡蛎。
宮島に渡るフェリーから、瀬戸内海に浮かぶこのような牡蛎の養殖イカダがたくさん見られます。 -
イカダの下はこうやって牡蛎の養殖をしているんですね。
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アシカのライブプール
宮島水族館(みやじマリン) 動物園・水族館
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2階のペンギンプール
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ペンギンプールを1階から見上げたところ。
ペンギンが空を飛んでいるように見えます。 -
1階のふれあいの磯(タッチプール)が、期間限定で、ドクターフィッシュ足湯となっていました。
ストッキングで足湯ができない人には、手湯もありました。
お魚に角質をつつかれます。4月8日までだとか。 -
さて、この日の干潮時刻は14時33分。
お昼過ぎにはすっかり水が引き、大鳥居まで歩いて行けます。 -
厳島神社の裏をまわるより干潟を突っ切るほうが早いので、干潟に下りることにしました。
意外に土が固く、水の引いているところを歩けば、靴が汚れることもありませんでした。 -
水の引いたところで、とんどをやっていました。
ここって神社の境内になるんですね。
潮が満ちたら海の中になる場所で、とんど祭りって面白いですね。 -
すず母も干潟に下りたのは初めてだったので、大鳥居に近づいてみました。
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満潮になると鳥居の足下150センチくらい水がくるという感じでしょうか。
それにしても、大きいですね! -
見上げてみました。
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干潮の海で遊ぶ?鹿。食べ物があるのかしら?
途中、遅めの昼ご飯を食べました。 -
フェリー乗り場真ん前の宿に戻り、荷物をピックアップして、JRフェリーに乗りました。
宮島桟橋 乗り物
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船からみる大鳥居。
とんどさんの煙が上がっていますね。宮島フェリー 乗り物
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宮島口からJRで広島駅に出て、新幹線&やくもで雪の残る山陰に帰りました。
広島も宮島も外国人観光客が多く、同行した留学生にもよい体験になったと思います。
すず丸とすず母は、はからずも2年連続で同じ時期に平和記念公園と宮島に行きましたが、天気に恵まれ、去年とは違う楽しみも見つけられて、よい旅になりました。
今度は紅葉の時期を狙いたいですね。広島駅 (JR) 駅
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