2018/01/10 - 2018/01/10
227位(同エリア1930件中)
ぱっしょんKさん
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2018年1月の一時帰国休暇は世界遺産制覇を目指している中国にはいく予定を持たずに帰国しました。もちろん中国に飛ぶこともなんとなく考えていたのですが、1/8にJR名古屋駅を歩いていたらポスターが目に入りました。
『飛騨路フリー切符』
飛騨地区との往復に特急列車の普通車指定席が利用でき、飛騨金山~飛騨古川間は特急列車または快速・普通列車の普通車自由席が乗り降り自由。
さらに濃飛バスの白川郷線バス往復乗車券または高山&新穂高フリー乗車券のどちらか1つと引き換えられる濃飛バス引換券がセットで尾張一宮発12,140円!!
これは安い!!!
行きつけの床屋さんで髪を切ってもらうために一宮に滞在していたので一宮出発で!
急いで泊まっていた東横イン尾張一宮店に戻り下呂と高山のホテルをチェック!無事に予約が取れました。
これは行くしかない!尾張一宮駅に戻り飛騨路フリー切符を購入。合わせて翌日のワイドビューひだ1号の岐阜から高山の指定席を予約。もちろん濃飛バスを利用して向かうのは世界遺産白川郷。
ビビっときた世界遺産への旅となりました。
では旅の予定です。
1/9
https://4travel.jp/travelogue/11320080
尾張一宮7:39→岐阜7:49 普通岐阜行き
岐阜8:05 → 高山10:16 ワイドビューひだ1号
高山バスセンター10:50→白川郷11:40 濃飛バス
白川郷見学
白川郷16:15→高山バスセンター17:20
飛騨高山ワシントンホテルプラザ
★1/10★←この旅行記
高山9:40→飛騨古川9:56 普通猪谷駅行き
飛騨古川見学
飛騨古川10:51→高山11:13普通高山行き
高山市内見学
高山16:32→下呂17:14 ワイドビューひだ18号
奥田屋 八峰苑泊
1/11
下呂 温泉巡り
下呂13:19→飛騨金山13:37 ワイドビューひだ10号
飛騨金山見学
飛騨金山17:41→岐阜18:35 ワイドビューひだ18号
岐阜ワシントンホテルプラザ泊
1/12
岐阜市内(金華山付近を見学)
実家(豊田)に戻る。
1/10
朝起きて飛騨古川に行きます。
前日高山駅で知った古川祭の屋台を見に行かなくては!
行って見たら、町中に映画君の名は。のポスターが貼りまくってあります。特に気にしてなかったのですが、屋台を見に行った飛騨古川まつり会館で係りのお姉さんに飛騨古川は君の名は。の舞台にされたところだよ。と聞かされ、急遽君の名は。の聖地巡り的な町歩きになりました。
そのあと高山に戻り、屋台を見るのを最終目的に市内を歩き回りました。
夜は下呂温泉に移動。温泉を満喫したのでした。
飛騨の祭りの香りと君の名は。の香りを少し感じた2日目です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝起きたら綺麗な青空がみれる晴れの朝でした。
-
2階のロビーにある炉宴で朝食をいただきます。
-
元々は焼肉屋だったみたいでそういう作りになっています。
-
チェックインの時に洋食を注文していました。
トーストとオムレツ、ウインナー、サラダ、ヨーグルト。 -
スーツケースをホテルに預けて高山駅に向かいます。
-
高山駅2番線ホームにやって来ました。
時間は9:25。 -
9:40発猪谷行きの普通列車がもう入線していました。
キハ25系気動車です。 -
高山本線の閑散区を走るのにロングシートなんだ!
クロスシートでもいい気がしますが。
青春18切符で乗った時にお弁当食べずらいなぁ。
ちなみにワンマン運転でした。 -
1番ホームに特急ひだ6号が来ました。
写真左側の列車が富山から来た車両で前に車両を接続します。 -
なんか口開いて『ちゅ~?』って感じに見えます。
-
がっしゃん!接続完了!
9時38分に僕の乗る普通列車より少し早く名古屋に向けて出発して行きました。 -
高山より一つ北の上枝駅はものすごい雪。
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これぞ雪国っていう車窓です。
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9:56時間通りに飛騨古川駅到着です。
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ここは海抜493メートル。
岐阜から151.3キロ -
駅前。道の雪は溶けていて雪も上がっていました。
飛騨古川の街を散策して屋台を見て1時間くらいで高山に戻ろうと思いながら街に繰り出します。 -
高山とともに飛騨の小京都と呼ばれる飛騨古川。
趣のある街並みを歩きます。 -
瀬戸川までやって来ました。
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瀬戸川には錦鯉がいっぱい。。。いっぱ、いっぱ????
全くいませんね?? -
鯉の餌を売っているこの入れ物に張り紙が。
鯉は春までお引越し中と書かれています。
瀬戸川は雪が多いため鯉は町内の池に疎開してるんですね。 -
これこれ!
瀬戸川・白壁土蔵街。 -
これこそ飛騨古川観光の象徴的な風景です。
-
渡辺酒造店です。
清酒蓬莱が有名なそうです。
この渡辺酒造店の前の道が商店街って感じに見えましたが、このまま瀬戸川沿いを歩いて行きます。
いや待て!! -
渡辺酒造店と瀬戸川を挟んだところに立派なお寺がありました。
これは見なくては!
円光寺というお寺です。 -
山門です。
天正年間に秀吉に仕えた金森可重が築城した増島城の城門だった門。
江戸時代の1619年に一国一城令で廃城になった時に円光寺の山門になった門。 -
梵鐘が。年末には除夜の鐘がなったんでしょうね。
-
円光寺本堂。江戸時代の寛文7年(1667年)の建物です。
-
瀬戸川沿いに戻って来ました。
ここから円光寺を見上げると -
本堂の妻に火災の難から逃れるために『水呼びの亀』と言われる亀の彫刻がされています。これが効いたのか、明治時代に起こった古川大火の際も焼けることがなかったそうです。
水呼びの亀は甲羅が割れちゃってますね。 -
まっすぐ歩くと、飛騨の匠文化館の裏側に出てきました。
-
飛騨の匠文化館の前に樹齢850年飛騨槙柏と書かれた木が。
柏の木なのか?柏餅で知ってる葉っぱと違うから他の種類の木かな? -
目的地の古川まつり会館が見えて来ましたが、道を挟んだところに
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起し太鼓展示って書かれている建物がありました。
-
古川祭の時に担がれる櫓の上に置かれた大太鼓。
町内にある12個の小太鼓(付け太鼓)を持った若者がこの櫓に付けるために激しく揉み合うのが古川祭の醍醐味らしいです。
ちなみのこの起し太鼓はレプリカなんですと! -
改めて飛騨古川まつり会館に入ります。
入場料は500円。 -
これが見たかったんです!古川祭で使われる屋台。
古川の屋台は全部で9台。そのうちの3台はここに展示してあります。
これは龍笛台の屋台。 -
高山祭で有名なからくり人形。ここ古川祭りでも登場するようです。
紐を引っ張って自分でからくり人形を動かしてみることができます。
まつり会館のお姉さんがからくり人形を動かしましょうか?
と言ってくれました。
お願いします。
じゃあ階段を上がって上に行ってください。そうしたら動かします。
ちなみに、今見学してるのは僕だけです。 -
この屋台は清曜台の屋台。
-
階段の傍に屋台の模型がありました。
-
その横に本物の屋台が。
麒麟台の屋台です。 -
細かくみると屋台の装飾は見事です。
-
下に麒麟の彫り物があります。だから麒麟台なのかな?
-
陣笠、陣羽織。大太刀。
大太刀に関しては気多若宮神社へ奉納するために飛騨で唯一人の刀匠、山腰喜一郎虎明が作った特別な刀。 -
御神輿は祭礼の時に御神体を安置して運ぶ輿です。
屋根のところに大きく気多若宮神社の紋、三蔓葵の紋が大きく入っています。
展示物も一通り見終わったのでこれからからくり人形の実演を見せてもらいます。 -
普通は紐を引いて動かすところこのディスプレーはエアーで動いているという説明を聞きました。
この人形すごい!
胸のところが開いて -
お面が出てきて扇子を広げたり
-
閉じたりして踊ってくれました。
しかし扇子を広げる時指を使っているように見えたけど、どうやってたのかわかりませんでした。 -
まつり会館の展示室はこんな感じで2階建て。
ちょっと会館職員のお姉さんと話を楽しみました。
その時会館の売店に映画『君の名は。』のポスターがあるのを見つけて、「古川って君の名は。と関係あるんでしたっけ?」と聞いたら、「瀧が三葉に会いに行く駅のモデルとなった飛騨古川駅だし、宮水神社のモデルは気多若宮神社。たくさんの人が聖地巡りって古川にやってくるのよ!」
そうなの~?!
急遽僕も聖地巡りをすることにしました。
1時間で古川を離れるのは無理になちゃいました。 -
まずは商店街の方に向かいます。
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先ほど裏側から見た渡辺酒造店さん。
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ここ渡辺酒造店さんの蓬莱は作家の司馬遼太郎さんが愛飲していたので有名です。僕も名前は知っていたから、本当は中に入って一杯引っ掛けたいところですが、聖地巡りを優先するためにまずはがまん。高山見物もあるしね。
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まつり会館のお姉さんに聞いていました。駅の北側の跨線橋から駅をみるべしとのこと。
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跨線橋の中に椅子が置いてある場所がありました。
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飛騨古川駅の時刻表が貼ってあります。
その時刻表には9:57~1分間だけ2番線に電車が止まるんやよ。の文字。
そうそう君の名は。で瀧くんが乗ってきたワイドビューひだ号は2番線に止まるんですよね。 -
1番線にワイドビューひだ3号がやってきました。
2番線に入っていれば映画の風景そのままなんですけどね。 -
今は2番線にひだ号は入線しないんだそうです。
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キハ85系ワイドビューひだ3号は11:16に
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富山に向かってエンジンを唸らせて走って行きました。
次の高山行きの12時12分に乗って高山に戻りますから古川見物もあと1時間。
急いで気多若宮神社を目指します。 -
跨線橋を駅とは反対側の飛騨市文化交流センターの方におりてスタート!
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田畑は真っ白。
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上気多の交差点を左に曲がり県道473号線をまっすぐに進むと
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どんつきに大鳥居があります。
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気多若宮神社です。
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この階段出てきたよね。
三葉ちゃんが巫女やってた宮水神社の石階段がこんな感じだったっけ。 -
彗星が降ってきそう(笑)
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二の鳥居。気多若宮神社の額が掲げられています。
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境内は雪が積もって真っ白。
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手水舎で手ぐらいは清めないとね。
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屋根があるので手水舎には雪はありませんでした。
水が冷たかった。。 -
本殿です。
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一通り見たので駅に戻ります。
参道と石段をすべらないように降りて -
再び県道を歩きます。
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山にもうっすらと雪が積もっていますね。
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飛騨古川駅に戻ってきました。
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あ!そうそう『君の名は。』の中で瀧がここの駅前ロータリーで聞き込みをやってたんだ!ここも聖地なのね。
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飛騨古川駅の入り口に英語、中国語、日本語でこの案内が貼ってあります。
入場券を購入される前にご案内いたします。
この風景が見れる場所は飛騨古川駅の駅内からではありません。
間違って入っちゃう人が多いんでしょうね。 -
1番線ホームに入りました。さっきは北側にあるこの跨線橋から景色を楽しみました。
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飛騨古川駅校内にも跨線橋がありますからね。普通だったらあそこだと思うわね。
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12:12発高山行き普通電車がやってきました。
キハ25系です。 -
車窓は相変わらずの雪。
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列車はワンマン運転だから車掌さんはいません。
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ももかな?果樹園ぽいところがありました。
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高山駅が近づいてきました。
乗車時間は約15分です。
12:28高山到着です。 -
駅前散策をスタートします。
散策よりはまず昼ごはん食べたいですね。
昼ごはんは高山ラーメン食べようと思っています。 -
駅の観光案内所で入手したグルメマップで見ると駅に一番近い『郷里』さんに行くことにします。
あれ?やってない!この日は水曜日。木曜定休と聞いてますが?
臨時休業の張り紙が。
残念!他のところにしなきゃ。 -
食べるのはひとまず後回しにして飛騨国分寺に行くことにします。
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元文4年(1739年)に建てられた山門をくぐって中に入ります。
元文は暴れん坊将軍徳川吉宗の時代です。 -
鐘楼門
建築年代は安土桃山時代とのこと。
国分寺の晩鐘は飛州八景の筆頭とされているのだそうです。
晩鐘だからこの景色じゃなくて夕方になる鐘の音がってことね。 -
もともと741年に建てられた塔が最初。その塔も819年に火災で炎上してしまいます。857年に再建した塔も室町時代の初期の応永年間に戦で焼けたそうです。すぐそのあとに再建したものも戦国時代に損傷。江戸時代になって1615年に金森氏が再建した三重塔を再建したそうです。その塔も1791年の大風で倒れてしまい、1821年に完成したのが現在の三重塔です。
まぁ国分寺自体は奈良時代からあるものですから塔も何回も立て直してるんですね。 -
そして本殿。建てられたのは室町時代。飛騨国分寺の現存の建物の中では一番古い建物です。
本尊の中には薬師如来像が納められています。 -
飛騨国分寺の大イチョウ
樹齢200年を数え、国の天然記念物に指定されています。 -
飛騨国分寺を後にしてさんまち入り口にある甚五郎らーめんさんを目指して国分寺通りを歩きます。
-
加治橋の手前の交差点にちょっと気になるお店が。
加治橋そばさんというお店。ラーメン屋飛騨牛の握りの写真が食欲を刺激します。
入っちゃおうかと思ったんですが、やっぱり通過。 -
宮川を渡ります。
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宮川に沿った道に朝は朝市が立つ宮川朝市。
今朝は6時に起床してここまで来ようかと思ったんですが、起きれませんでした(苦) -
甚五郎らーめんさんまでやってきました。
ん???暖簾が出てない!こりゃダメだ! -
加治橋を渡って先ほどの加治橋そばさんに戻って入ることにします。
-
まずはお決まりビール。
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チャーシューらーめん
高山ラーメンは岐阜の大学出身の僕にとっては懐かしい味。醤油ラーメンです。 -
そして餃子。
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食べ終えて再び加治橋を渡ります。
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そして上三之町を歩きます。
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古い町並みのさんまちと有名です。
町家建築の家が並ぶ通りです。 -
老田酒造店があります。
前夜おりじんのマスターが勧めてくれた飛騨の自慢鬼ころしを作っているメーカー。
飲もうかと思ったけど -
先に進みます。
お医者さんの看板も木に書かれていて趣があります。 -
お土産屋さんの前を通ったら飛騨牛の串焼きとコロッケの文字。
串焼きはともかくコロッケは惹かれます。
食べて行くことにします。 -
揚げたての飛騨牛のコロッケと濁り酒。
この濁り酒はさっき行った飛騨古川渡辺酒造さんの蓬莱の飛騨のどぶというどぶろく。
濃厚で美味しい日本酒です。 -
細くて高い白壁の蔵があります。
柱のところには龍神台。
この中に龍神台の屋台を収める場所。 -
引き続きさんまちを
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南に向かって歩きます。
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これだけ長いと趣もひとしおです。
-
味噌屋さんがありました。
中には樽が並んでいます。 -
雪がちらつくさんまちもいい雰囲気です。
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さんまちの通りを終わったところの正面には江戸時代から続く料亭州さきさんがあります。
その建物の前に人力車。タイムスリップしたみたいです。 -
今度は宮川を中橋で超えます。
川を越えると、 -
高山陣屋に到着します。
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入場料は430円。
正面の玄関から中に入ります。 -
玄関前の小さな庭。
そこに立つ1本の表札。書かれているのは
降雪と 力くらべや 松の枝
という句。幕末の幕臣山岡鉄舟13歳の時の句。山岡鉄舟は子供の頃お父さんが飛騨郡代だったことでここ飛騨高山で過ごしています。 -
玄関で靴を脱いで上に上がります。
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この模様見ると奉行所って感じします。テレビの影響力ってすごい(笑)
この模様は青海波というそうです。
海の波のように永遠に平和な時代が続くようにと願いが込められているそうです。 -
地位の高い役人が執務した部屋で御役所という部屋です。
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北のお白州。
民事を扱った法廷。
孝子節婦の表彰なんかも行われたそうです。 -
地方役員が執務していた御用場。
35畳の広さがあります。 -
幕府に提出する書類などを作成する役人が使った部屋。
帳綴場。 -
町組頭詰所
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この部屋は町年寄詰所
御役所の仕事を手助けするために町役人が詰めていた場所。
町組頭と町年寄では身分が違うため入り口も違っていました。 -
こちらは寺院詰所
宗門改めのために僧侶が必要に応じて詰める場所。 -
地役人の出勤口です。
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湯呑所。
要は休憩所ですね。囲炉裏完備。いつでもお茶が飲めるってことなのかな。 -
隣にお茶を入れるための台所、勝手がありました。
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書役部屋。
その名の通り書役が書類を書いた部屋。
ここまでが政治の舞台、表。 -
この廊下を渡れば郡代の生活するスペース、裏の建物になります。
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お客を接待した座敷。
掛け軸は版画なのかな?変わってますね。 -
居間。
政務の途中で郡代がちょっと一休みに使う部屋。
居間って言うけど郡代の生活の部屋ではないんですね。 -
居間からみる庭。立派な日本庭園。
-
廊下を通ってさらに奥に行きます。
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中ノ口。役宅への出入り口はここ。
-
この小さい部屋は役宅の受付。用心部屋。
役宅にも受付の家来が詰めていたってこと?
郡代はどこでくつろいでいたんでしょう?? -
長持が置いてありました。
衣類や寝具の収納に使う箱。
テレビドラマで忍者が隠れる場所のイメージが僕にはあります。 -
郡代の奥方の部屋。恩奥です。
-
お客さんが控えに使う部屋次の間。
お客たくさん来るんですね。部屋、でかすぎっしょ。 -
そしてこの入り口が入側といい、お客が部屋に入るときに使う入り口。
一体入り口いくつあるんだ?? -
ここが御居間。
郡代が普段の生活に使った部屋。
立ち入り禁止の柵になんか貼ってあります。 -
お!写真?
将棋の羽生名人が写っています。ここで平成27年に名人戦が対局されたようです。 -
茶室だ!
思ったより広いなぁ。 -
高山陣屋一番奥にあるスペースは郡代のための食事を作るための台所。
-
土間が広い!
-
台所の真ん中に釜が。土間にあるんじゃないですね。
-
その台所の隣に下台所。
女中や用人が食事をとる場所。 -
郡代役宅跡から出てきた食器類。
高い青花の食器が多いですね。 -
女中部屋。
女中の生活する部屋です。 -
勝手土蔵。
多分食器がしまってあったんだと思います。 -
広間(書院)
儀式、会議、講釈など人を集めて行う場所。
広さは四十九畳あります。 -
御書院、御座之間。
郡代役宅が着座する部屋で書斎も兼ねていました。
まぁ普段ここで郡代は仕事をしていたんですね。 -
広さ十五畳の使者の間。
使者の控室として使われていた他、内命を伝える時などにも使ったようです。
置いたあるのは寺僧駕籠。
宗猷寺所蔵のものだそうです。なんか偉い人が乗ってそうな駕籠です。 -
最初に入った玄関の隣の部屋に戻ってきました
畳のあるところが吟味所。
土間が御白州。
砂利が敷かれ白く見られるので白州と言うんだそうです。
白州で吟味を受けるのは一般庶民だけ。
由緒ある浪人や御用達町人は板縁、武士僧侶神官は縁側で吟味を受けたんだそうです。 -
白州の隅に囚人を運ぶ駕籠が。
テレビで見たことある! -
抱石。
あ!正座した罪人の膝の上に乗っけていくやつだ! -
これは箒尻というらしいです。
はけ!って行って叩くのに使う棒です。 -
高山陣屋の一番南にある御蔵
高山陣屋改築200年記念の特別展が開催されていました。
中は完全撮影禁止。
写真の裏側が1~4番蔵と写っているのが9~12番蔵。全部を使って展示してありました。
5~8番蔵は建物が残っていません。 -
外に出てきました。入ったときは気づかなかったですが、雪だるまくんがいました。
建物の外側を見て行きます。 -
雪だるま君の写真右側こんな建物がありました。
腰掛と呼ばれるこの場所は呼び出しを受けて出頭した人の控所。 -
開いているのは湯呑所の入り口。
隣に地役人の入り口。
L字の左側に寺院詰所の入り口。さらに左に町年寄詰所の入り口が見えます。 -
ここに建物の跡が。
飛騨郡代の直属家臣手附、手代の役宅の跡です。
二棟建っていたようです。 -
中ノ口。役宅の玄関がこちら。
-
台所の外にある井戸。
-
役宅の中心は2階建。ひょっとして3階建かな?
-
寒くなりました。入場券の売り場の隣が休憩室になっていてストーブが炊いてありました。ちょっと休憩して高山陣屋をあとにします。
-
高山陣屋の前に山岡鉄舟の銅像がありました。
飛騨が産んだ歴史上のヒーローって感じですね。きっと。 -
次の目的地はこの山。
高山城趾です。
歩いて行きます。 -
高山城趾に向かう途中、右手に旧高山町役場。
-
建物は1895年(明治28年)から1968年(昭和43年)まで高山町役場(昭和11年11月からは市役所)として使用されていた建物で、その後1986年(昭和61年)までは公民館として使用されていました。
明治時代の建物らしく入り口の破風がかなり立派です。
今は高山市政記念館になっていて入場無料です。
今日は寄らずに先を急ぎます。 -
坂道を登って城山公園にやってきました。
1695年(元禄8年)に飛騨高山が江戸幕府の天領になるまでここに城があり、飛騨国の政治の中心地だった所です。 -
せっかく来たのだから本丸まで行ってみようかと。。。
-
本丸までの道は雪が積もっていました。
そんなに遠くはないだろうと思いスタート!
この判断が大失敗。 -
ちょっと広い所があります。
塩蔵のあった場所だそうです。 -
塩蔵から先は道に雪が積もっていました。
-
結構険しい道で本丸までは
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軽い登山のような状況になって来ました。
こんなんで息が切れるようじゃ。痩せにゃいかんなぁ。 -
本丸の石垣のあるところに出ました。
昭和61年の発掘調査で使者之間東端の石垣の根石が確認されました。平成8年にそれを元に復元した石垣だそうです。
左の石段が本丸屋形への入口である玄関門。登った右手に使者之間があったそうです。 -
石段を登りました。
城趾の本丸って本当に展望が利かないことが多いです。ここも例に漏れず。 -
ここ本丸には二重三層の天守閣がありました。
本丸まで城趾公園から30分かかりました。
時間は午後3時半。
高山祭の屋台を見にいきます。 -
飛騨高山まちの博物館がありました。後からガイドブックを見たら、中には屋台や装飾、高山城の復元模型なんかも展示してあるようです。
時間があれば寄りたかったけどなぁ。 -
高山昭和館
入って見たかった!! -
さんまち以外にも趣のある建物はあるんです。
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時間は4時過ぎ。目的の高山祭屋台会館のある桜山八幡宮に到着しました。
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桜山八幡宮の手前右側に高山祭屋台記念館はあります。
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入場料820円。高山祭祭りの屋台の本物が展示されています。
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この神輿は桜山八幡宮野神輿です。
高山祭は春と秋の2回行われ、ここの神輿が登場するのは桜山八幡宮のお祭り秋の八幡祭です。 -
行神台の屋台。
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仙人台の屋台。
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鳳凰台の屋台。
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そして金鳳台の屋台。
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有名なからくり人形。
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飛騨古川のまつり会館より広いかな。
見学おわり。 -
桜山八幡宮。秋の高山祭の舞台になる神社です。
-
高山祭屋台記念館の入場料でこの桜山日光館を見ることができるんですが 、16:32発のひだ18号に乗りたいのでここは割愛。
時間は16時10分。 -
もう無理だろうと内心思いながら駅に向かい桜山八幡宮をあとにします。
-
でっかい鳥居!出雲大社の鳥居を思い出しました。
-
昨日白川郷へバスに乗った濃飛バスターミナルが見えて来たときには時間は16:28。
スーツケースを取りにホテルに寄らなきゃいけないからひだ18号は無理!そのあとの16:38発の美濃太田行きの普通列車にも間に合いそうにもない。。。 -
案の定荷物を受け取ったら時間は16:45。次の下呂行きは18:46発のひだ20号名古屋行。駅前のらーめん&WIFI CAFEラウンジ駅前軒で時間を潰します。
-
2階が1時間500円飲み放題のwifi ラウンジ。地元の高校生が作ったお店って書いてありました。
ここでネットを楽しんでコーヒーを飲んで時間を潰しました。 -
6時半になり駅にやって来ました。
富山からやってくるひだ20号はちょっと遅れていました。 -
18時40分に富山からの車両が到着しました。
この車両の -
前に4両連結してひだ20号は名古屋に向かって発車します。
-
フリー切符フリー指定区域内は特急列車の自由席に乗り降り自由です。
ひだ20号の自由席は1号車と後ろから2両目9号車。 -
僕は1号車に乗車。1号車は前面展望ができるパノラマ車。
-
乗ること約45分。
ひだ20号は下呂駅に到着します。 -
雪が激しく降っていました。
-
温泉街に向かいます。
岐阜や尾張一宮に長いこと住んでいたのでバイクや車でよく下呂温泉には来たことありますが、泊まるのは初めてですね。 -
いで湯大橋のたもとに温泉が湧いていました。
-
有名ないで湯橋。
このしたに四方丸見えの男女混浴露天風呂があります。
若い頃は何度か入ったことあるんですけど、この時間は真っ暗ですからね。
雪は相変わらず激しく降っています。 -
駅から歩くこと10分少々。この日の宿
-
奥田屋八峰苑に到着です。
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この日は和室。朝食付きのプランです。
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洗面台と
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トイレ付き。
お風呂は地下に大浴場の内風呂。屋上に露天風呂があります。 -
チェックインを終えて食事に行きます。
いで湯橋のすぐそばにある味食楽倶神辰さんで夕食にします。 -
まずはビール。それに付け出し
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飛騨牛の石焼き。
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色々な野菜といっしょに飛騨牛を焼いて食べます。
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カキフライ。これはインドで食べられないからね。
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飛騨の郷土料理
漬物のステーキ -
冷奴と熱燗
熱燗は下呂天領酒造のお酒でした。 -
下呂で飛騨川と合流する阿多野川を渡って宿に戻ります。
-
お風呂に入ります。地下1階の殿の湯に入ります。
-
透明な単純温泉 アルカリ単純泉です。
身体をしっかり洗って温まったら露天風呂に向かいます。 -
屋上エレベータで上がります。
-
この中に脱衣所があります。
-
露天風呂は屋上にあります。
-
温泉街の優しい灯りが飛騨川の向こう側に並んでいました。
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