2017/07/30 - 2017/08/01
103位(同エリア899件中)
クッキーさん
冬季オリンピックも終わり、あっという間に2月も終わってしまいますね。
我が家も2月28日より、2018年度2度目の海外旅行へ出発です。
行先は久しぶりのラスベガス、今回も往路・沖縄(タッチ)、復路・石垣(宿泊)を絡ませての旅となります。(笑)
という事で旅立ちの前に旅行記をUPして行きたいと思います。
稚内の旅にお付き合いのほど宜しくお願い致します。
2017年夏のメイン旅は「ジャワ島世界遺産巡り」です。
今回もジャカルタへ出発する前に、ANAの修行を兼ねて国内の旅をプラスします。(笑)
北海道は過去何度か旅行していますが、まだ道北(稚内)には行った事がありません。
「日本最北端の地・宗谷岬」の証明書を手に入れるため稚内へ飛びたいと思います。(笑)
(行程)
2017/07/30 地方空港から羽田を経由してANA571便で稚内へ
稚内街歩き
タクシーでノシャップ岬観光へ
2017/07/31 稚内街歩き
2017/08/01 タクシーで日本最北端の「宗谷岬」観光
ANA574便で羽田へ
(宿泊) ANAクラウンプラザ稚内2泊
稚内到着後、路線バスでホテルへ、その後観光タクシーを利用して稚内名所巡りです。
旅行記【4】は前回に続き名所巡りの紹介です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ノシャップ岬を観光後は稚内公園へ
小高い丘から稚内市内を眺めた後「北方記念館」に入ってみます
受付で入館料を払おうとしたら窓口の人から「本日は無料です」と言われました
夕方だったからかな?ラッキー!
記念館を楽しんで見学します
まず、目に飛び込んできたのはヒグマやオオカミなどのこの付近にいた動物の剥製です
大きなクマが飾ってありました -
内側に北方記念館の表示があります
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間宮林蔵の像が入口正面にあります
-
間宮林蔵の略歴パネルがありました
稚内から樺太に渡り、樺太が島であることを確認し、間宮海峡の名称が付けられました
現在はロシア名のタタール海峡と表記されています -
氷河時代は本州から樺太まで陸続きだったのでマンモスも歩いて移動できたようです
国後、択捉はこの時代から独立した島だったようです -
シロフクロウ、ノスリ、ワシミミズク、エゾ鹿などの剥製が各所に置かれています
フクロウは意外に大きいです -
アイヌ文化の歴史も紹介されていました
海岸沿いの地名はアイヌ語が沢山残っています
衣服や装飾品が展示されていました -
江戸時代に使われていた「宗谷の寝棺」
冬場はこの棺に入り、蓋をして休んだそうです
寒さ対策でしょうが、体験はしたくありません(苦笑) -
伊能忠敬の地図が床面に大きく広げられていました
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原寸大だと迫力があります
海岸線が細かく調査されたことが判ります -
手押しの消防ポンプ
-
青森から昭和30年に北海道に配置され、急行「利尻」をけん引し、北海道縦貫急行専用機関車として使われていたそうです
C5549のプレートは稚内の人達にとって記念の番号なんですね -
1950年に発行された宗谷の観光用の鳥観図です
稚内は当時から街並みがあったことが判ります
利尻、礼文、北防波堤も描かれています -
時代を遡って、各地で発掘された土器類の破片も展示されています
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樺太でロシア侵攻を伝えた9人の乙女
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昭和20年の出来事です
「皆さん これが最後です さよなら さよなら」
悲しい言葉です -
各人が自決した配置なども併せて展示されていました
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樺太でのロシア軍侵攻と9人の乙女の解説です
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この出来事は映画にもなっています
そのタイトルが「氷雪の門」です -
樺太にあった国境を示す標石です
ロシア領と日本領の境界にあったものです -
標石の解説がありました
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連絡船「宗谷丸」で使われていた鉦
お寺に置かれる鐘でなく打楽器の鉦の文字が使われていました -
樺太を結ぶ連絡船として使われていた亜庭丸の模型です
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樺太と稚内を結んだ海底ケーブル
NTTから稚内市に一部が寄贈されています -
こんな所に可愛い顔のオットセイもいました(笑)
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こちらは北前船の模型です
船体の割に帆が大きすぎるような・・・
資料館の2階までぐるっと回って見学終了です
次に展望室への案内表示を見つけました -
エレベ-ターの中
1階から展望室へ直行です
夏場は開場時刻も早くなるようですね
塔の高さは80mですが、丘の上に建っているので海抜は250mです
祝日カレンダーに並んで年中行事の日が書かれていました -
日本全国高さ比べ
右端に記念塔がありますが、この建物だけ海抜表示になっていました
左上にキングギドラ、中央に初代ゴジラがいました(笑)
キングギドラはゴジラよりかなりデカい! -
展望室からの絶景です
先程見た景色よりずっと遠くまで見えます!
エレベーターを出て、正面に稚内市街地が広がっています
この景色を見ると海抜表示で高さを示しているのが理解できます -
東方向には副港が見え、双眼鏡もありました
丘の上の草地に記念塔の影が映って稚内駅方向を指しています -
南側には丘が続いています
この丘が稚内市街を西風から守っています -
副港方面です
-
日本海方向に利尻島の案内表示があり、その通りに利尻富士が薄っすらと見えました
-
海に浮かび上がっています
逆光ですが山の形は良く判ります
名前の通り、富士山みたい! -
余りにも綺麗だったので思わず何枚も写真を撮ってしまいました
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西側です
自衛隊のレーダー基地が広がっています -
ズームするとパラボナアンテナが水平線に向いていました
円形ドームはレーダーですね -
こちらには礼文島の案内ですが、西日が強く、海面が光って島の姿は見えませんでした
70kmほど先にある周囲20kmのモネロン島の案内がありました
海底山脈で礼文島と繋がっていますが、現在はロシア領だそうです -
夏場の終了時刻は9時まで、6時以降は入館料が半額になるみたいです
-
展望室の様子です
外側に大きなガラス窓が並び視界が開けています -
360度見られるようになっています
-
市街の北側です
宗谷岬を見ています -
その手前には本日の宿、ホテルの建物と北防波堤ドームが見えています
展望台での見学を終えてエレベーターに戻ります
幸いにもこの間に誰も展望台には来ず、私達だけで展望室を独占出来ました -
エレベーターで一階に戻ります
中々楽しい資料館でした -
建物を出ると、記念塔建立の碑がありました
市内を歩くと稚内市長の名前を何度も目にすることになります -
記念塔のすぐ前に北方植物園の看板がありました
周囲を見渡してもどこから植物園になっているのか?花は見えません
丘全体が植物園なんでしょうか? -
タクシーで坂道を下って行くと、道路わきからエゾ鹿が顔を出しました
鹿の数も最近だいぶ増えたそうです -
続いて南極観測樺太犬訓練記念碑にやってきました
犬ぞり用にこの地で訓練を受けた樺太犬を南極観測船「宗谷」で連れて行った状況が書かれていました -
立派な樺太犬の像があります
ブロンズ製でしょうか、大きな体で精悍な顔つきです -
記念碑の説明看板です
日本語、英語、ロシア語、中国語2種類(北京と台湾?)とハングルで書かれています -
そりを曳くためのロープもつけられています
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樺太犬の像の下のプレートにはそりを曳く犬達の群れが線画で描かれていました
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記念碑から道路を見ると真っ青な海と宗谷半島が見えます
手前のタクシーで観光中です -
北側を向くと、少し先に(赤☆で囲んだ所)次に向かう「氷雪の門」が見えていました
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先程見えていた場所です
足元には「樺太慰霊碑」
両側の柱に囲まれるように立像が置かれています
欧州系らしき男性二人連れがずっと佇んでいたので中々像の写真が撮れませんでした -
こちらは氷雪の門のすぐ横にある「昭和天皇行幸記念碑」です
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昭和天皇がこちらを訪問された際、9人の乙女の説明を聞かれ、後日詠まれた歌が碑に刻まれています
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氷雪の門を真横から見ています
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こちらは正面から見た所です
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慰霊碑の全体です
手前に氷雪の門の碑文が書かれています -
ここにも稚内市長の名前が刻まれていました
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ライトアップ用の照明設備は寄贈品でした
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9人の乙女の碑
白い玉砂利がひかれ、乙女の最後のことばが白く刻まれ、顔のレリーフも見えます -
屏風のように建てられた石碑です
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慰霊の碑です
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この碑の前からは氷雪の門が真横に見えます
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宗谷半島を背景にした氷雪の門です
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氷雪の門を後にして市街地に戻ります
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