【中欧3ヶ国】2日目：後半　オペラ座・夜景・グルメにうっとり♪

2017/09/20 - 2017/09/20

ブダペスト観光、後半戦はオペラ座と夜景とディナー。

かなり疲れも出てきているけど、とにかく初日に詰め込んでおかないと後でどうなるかわからない！
まだまだ興奮冷めやらぬうちにと、ぐるっと回ってしまいました。

オペラ座は修復中。。。
ここでオペラを見る日が来るかしら？
私にとっては劇場の美しさがオペラの楽しみの一つともなっているので、いつかこの荘厳な天井画とシャンデリアの下で素晴らしい歌声を聴いてみたいものです。
出来れば古典的な演出で・・・

観光が終わったら次はグルメ。
ハンガリーと言ったらフォアグラ！
フォアグラがリーズナブルに食べられるということだけで決めたレストラン、パプリカ。
店内も可愛らしくてサービスも良く、何より味も良く最高の時間でした。

食事の後は夜景観賞。
ドナウの真珠とも呼ばれるブダペスト。
とりわけ夜景はドナウ川夜景クルーズとしても有名です。
最初は食事の後に1時間ほどのミニクルーズでも、なんて思ったけれども、天気にも左右されるので当日の判断でと考えてました。

景色にこだわったホテルにしたので、クルーズが出来なかったとしても十分満喫できそうだったので、食後に夜景を見てから改めて翌日クルーズに行くかどうかという判断となりました。

でも結局「寒い」「ホテルから十分美しい景色が見られる」「ここからの夜景も十分素晴らしい！」ということで国会議事堂と対岸の景色を見て終了。
クルーズ、事前申し込みしないで正解でした。

これこそ自由気ままな個人旅行。

でもこれ以上に翌日は自由すぎる旅行となるのでした。
この時はまだ知る由もなく・・・

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 5.0

駆け足ハイライト観光その3
ハンガリー国立歌劇場です。

オペラを観たくてチケットを探すも、この劇場での公演がなかったので諦めて日本語ガイドツアーに参加することに。

ハンガリー国立歌劇場 (オペラ座) 劇場・ホール・ショー

月、水、土の15:00と16:00は日本語のガイドツアーが開催されています。
入り口で説明を受け、チケットを購入。
写真撮影は別料金なので人数分のお金を出すと「1グループ料金よ」と言われました。

見学後に2曲のミニコンサートがつくプランもあるけど、ウィーンでオペラを見るのでこちらは選択せず。
でも待ってる間に前のグループのコンサートが聞けました。
劇場内ではないのでかなり反響しちゃってたけど、誰もが知ってる曲なので楽しめそうです。

時間まではショップや館内を見て回ってOKというのでちょっとだけウロウロ。
でもさすがに疲れが出てきてしまい、ベンチで一休み。

こちらに集合してスタート。
流暢な日本語を話す可愛らしい声のオバサマの説明で見学ツアースタート。

こちらはホワイエ。
なんともゴージャスで天井画にはお酒の神様、バッカスが。

テラスにも出られました。
今はこのテラスが喫煙スペースになっているようです。

英語グループはさすがに人数が多いです。

ホール外周の湾曲した廊下。
早く中に入りたい！

劇場内部。
椅子がありません！

実は現在改修工事中で再オープンは2019年になるのだとか。
公演がなく、全てエルケル劇場になってる理由がこれでわかりました。

椅子は取り払われ足元の空調がむき出し状態。
こんな状態の劇場を見るのもレアかも。

天井画とシャンデリアが素晴らしい。。。
これだけでも見る価値あり！

シャンデリアの重さは以前はガス灯だったためガス管が重く3トンもあったのだとか。
今は電球になりガス管が外されたものの、それでも2トンの重さがあるそうです。

一番上の階にはめ込まれたパネルにはオペラの名前が書いてあるそうです。
今では上演がされないものもあり、果たしてそれがオペラなのかどうかも分からないものもあるそうです。

劇場に名を刻むほどの作品でも歴史に埋もれてしまうとは、音楽の世界もなかなか厳しいです。

こちらは王族の方の控室。
それこそ、エリザベート王妃もこちらでお支度を整えたそうな。

エリザベート王妃が利用した劇場への入り口。
王族が振り返って後ろ姿をチェックするのははしたない行為とされていたため、階段を上ってくると合わせ鏡になっていて後ろ姿を確認できるように作られているそうな。

こちらの絵画はビゼーのオペラ「カルメン」の衣装だそうです。

いかにもカルメンらしい衣装です。

その他にも当時公演されたオペラにちなんだものが沢山飾られていました。
この部屋だけは当時のまま残されているそうです。

劇場入り口向かって右側にあるハンガリーを代表する作曲家、リストの石像です。
ハンサムで貴公子と呼ばれ、追っかけまでいたというリスト。
もう少し若い頃の石像にしてあげてほしかったなぁ。

ユーラシア大陸でもっとも古い地下鉄1号線オペラ駅。
地下鉄で唯一世界遺産登録されています。

もっとも古い地下鉄にしては駅も広く、現代の地下鉄と何ら変わりありません。
違うのは階段下りるとすぐホームという点だけ。

車両はとってもレトロ。
1号線は新型車両じゃなく、古い車両のデザインを保っているそうです。

バッチャーニ駅に戻ってきました。
駅前の教会もイタリアやスペインとはちょっと違ってます。

バッチャーニ広場 広場・公園

どんよりした雲が少し取れてきたような？？？

ようやくホテルチェックイン。
今回は短い滞在なのでとにかく立地と眺め重視！（もちろんお手頃価格で！）
ブダ地区の川沿いのホテル、ブティックホテルビクトリアです。

ブティック ホテル ヴィクトリア ブタペスト ホテル

お部屋は角部屋のこちら。
広々としています。

バスタブは無いけどガラス扉のシャワーブースはハンドシャワーもありとても使いやすい造り。
何よりオシャレで清潔感があります。

カーテンを開けるとこの眺め。
これは期待できそうです。

反対側には街路樹がちょっと邪魔だけど鎖橋も見えています。

ホテルの目の前にトラム乗り場もあり、とっても便利。
乗り放題チケットがあるので歩いて数分のバッチャーニ駅へもトラムを利用しました。

夕食へ出かけます。
夕日が当たった国会議事堂。
曇天で見るのとはかなり違います。
オレンジ屋根が鮮やか！

地下鉄で英雄広場まで。
ここから徒歩でレストランへ向かいます。
予約の時間から遅れてしまっているので英雄広場をロクに見る時間も無し。。

評判の良いハンガリー料理のレストラン「パプリカ」。
公式サイトには電話番号しかなかったので、事前にホテルにメールして予約をお願いしました。
http://paprikavendeglo.hu/

パプリカ 地元の料理

まずはビール。
ハンガリーで初ビールです。

店内は田舎の農家風の造り。
賑わっています。
英語で会話している人は観光客というよりもどちらかというと駐在員的な人に見えました。
店員さんも英語が通じて、メニューにも英語が書かれているので注文もスムーズ。

ハンガリーと言えばフォアグラ！
フォアグラが食べたくてハンガリーに来たようなもの！

頼んだらこちら、大き目なフォアグラが数枚乗った1皿。
フレンチに出てくるようなフォアグラよりも少し脂肪分が少なく、鶏の白レバーの大きくなったような感じでとても食べやすかったです。
付け合せのポテトがこれでもか！と載っていました。

東欧と言えばグラーシュ。
手で依ったようなパスタが付け合せになっています。
グラーシュも濃厚なシチューのような味で、寒い季節にピッタリです。

ハンガリーにもありました、超大型のウィナーシュニッツェル。
サクサクの薄い衣に包まれた仔牛の柔らかいお肉が良いお味。。。
こちらも下にはたっぷりとポテトが。。

大人4人でもう十分かな？と思ったけど、店員さんに聞いたら「もう1品あってもいいかも」というので頼んだカモのオレンジソース。
しつこすぎないカモ肉と、さわやかなオレンジソースが絶妙。
付け合せのなんだかわからないフライもふわふわとして美味しかったです。

レストランはかなり広いのに常に満席。
外はかなり寒いのにブランケットにくるまって外のテーブル席で飲んでる人も居ました。
大人気のお店のよう。
初日のディナー、ここで正解でした。

帰りはバスで国会議事堂の駅へ向かいます。
乗り放題チケットがあれば何でも乗れちゃうので事前に路線図を確認していればブダペストの街を縦横無尽に駆け巡ることが出来ます。

ライトアップされた国会議事堂に到着。
ライトの当て方も建物自体も芸術作品の方です。

国会議事堂 (ブダペスト) 現代・近代建築

荘厳な建物。
まるで邸宅のようで、とても国会議事堂には見えません。

ドナウ川の反対側もライトアップされてとても綺麗です。

鎖橋と王宮が見えています。
このあたりは強風が吹き荒れていてとにかく寒い！
でもその寒さを我慢してでも見る価値がある夜景です。

ホテルとバッチャーニ駅のちょうど間にある教会、その後ろにはマーチャーシュ教会が見えています。

恐怖のエスカレーター。
とにかく深く、そしてとっても早いのです。
でもこの速さ、クセになりました。

地下鉄の車内。
割と静かに乗ってる人が多いです。

バッチャーニ駅からは一駅でもトラムに乗ります。
こちらは旧型車両の車内。

夜の国会議事堂はまるで宝石箱のようです。
これがホテルから見えるのだから最高！

もちろん鎖橋も綺麗に見えています。
ライトアップした鎖橋もとても綺麗でした。

カーテンを開けてライトアップを見つつ眠りにつきました。
この上ない贅沢！

セーチェニー鎖橋 建造物

この旅行記へのコメント （2）

• ムロろ～んさん 2018/02/02 19:58:50

  フォアグラ(´艸｀*)

  ひき続き、こんばんは、ムロろ～んです。
  ブタペストへ行かれた旅行記を拝見しました。
  
  パプリカさんでの夕食、フォアグラなんて日本で食べたら値段が高いんじゃないって思います。
  一人３０００円程度で食べられるならうれしいものですよ。
  私一人でも入っちゃうかな？？？でも量が(◎_◎;)(笑)。
  
  最古の地下鉄にバス、トラムも乗って街を散策、KRNさんもすっごく計画的に考えたんだなぁって思います。
  最近の私は当日、ガイドブックとにらめっこ状態です。
  
  
  ムロろ～ん(-人-;)

  KRNさん からの返信 2018/02/05 09:40:01

  RE: フォアグラ(´艸｀*)

  フォアグラ！
  お手頃価格で美味しいフォアグラを楽しむならハンガリーです。
  
  フレンチで出てくるようなこってり感はあまりなく、どちらかというと焼き鳥屋さんでたまに見かける「白レバー」のような割としっかりとした歯ごたえのレバーです。
  
  サンドイッチとかにしたら贅沢過ぎだけど美味しそうだわ〜
  
  お肉屋さんで見たら実際にかなりお手頃価格でした。
  フォアグラの作り方は賛否両論だけど、美味しく頂いて供養しています。。。。
  ありがたく頂戴しなければですよね！
  
  > 最古の地下鉄にバス、トラムも乗って街を散策、KRNさんもすっごく計画的に考えたんだなぁって思います。
  
  とにかく日程が短かったので事前にトラムの路線図や乗換案内を駆使して事前にルートを組んでおきました。
  そのお陰でロスは比較的少なかったような。
  思いの外、わかりやすかったのがありがたかったですね〜
  東京の路線図を考えたらどこも楽勝ですよね♪