モンサンミシェル　１泊旅行　TGVとバスで行きました

2017/11/24 - 2017/11/25

パリに滞在中に１泊２日でモンサンミシェルに行きました。
ツアーで行くのを予定していましたが、列車とバスで行き島外のホテルに１泊することにしました。
シニア夫婦なので焦らずにのんびりと行く事にしました。
大きめのスーツケースはパリのホテルに預かってもらい、出来るだけ荷物を少なくしました。
行って良かったです、バスを降りてホテルまで行き、堤防（ダムになってました）の上に行ったらあのモンサンミシェルが見えた時には感動ものでした。
島には無料のシャトルバスが１５分間隔位で走っています。島の中の建物、修道院などが昔のままで雰囲気があります。

エリア モンサンミッシェル(フランス)

日本で予約したパリのモンパルナス駅からレンヌ駅までのチケット。
丁度キャンペーン実施中で今回の旅程はまとめて決済をして値引きをしてもらいました。
更に６０歳以上だとシニア割引になりますので予約の時には指定を忘れずに。
これはモンパルナス駅の発券機で印刷するのですが、事前に日本で入手しました。
有料（1500円）ですが、当日の朝のバタバタを考慮しての事でしたが、正解でした。
クラスは1等です。前回のイタリア旅行では２等だったのですが、混んでいるのと乗客の質（スリや置き引き）を考えての事です。
シニア割引は６５歳以上に適用されます。

モンパルナス駅の１，２番線からの出発でした。
通常のSNCFは別のホームです。
ホームの前には検札の係員がいましたので、チケットを見せて乗車しました。
ちかくに「PAUL」があるのですが、列が出来ていました。
我々は、意外と乗り換えに手間取ったので買う時間が無くなったので、前の晩に街の「PAUL」で買ってあったので正解でした。
TGVの乗り場とは反対の端に有料のトイレがあります。?0.8でした。
モンパルナス駅ではここ１っか所だけのようです。

モンパルナス駅 駅

これが前夜に買った「PAUL」のパンです。
遅く行ったのでバイトのマドモアゼルが英語が苦手で、僕が少し多めに注文、途中で種類の変更をしたりしたら、買ったものよりも多く入っていました。
ホテルに帰って確認した時に気づいたのですが、再度「PAUL」に行くのも面倒なので神の恵みと感謝しました。
あのマドモアゼルが上司に叱らていなければ良いけど

２人なのに４人かけのコンパートメントが指定されてました。
窓際の２人かけは満席だったので、ここしかなかったのですね。
安くなったタイミングで購入したからでしょうか。
ちなみに同席の夫人は品のあるマダムでした。
やっぱり１等は良いですね。
昨年イタリアでは２棟を選択したのですが同席の男性がうるさかった。
マナーも悪かったので懲りました。
１等は荷物を置くスペースも余裕がありますのでストレスが無いです。
窓際に座っているムッシュはみんな仕事モードでした。

レンヌ駅のバスターミナル。駅は工事中で、北口を出てからバスターミナルに来ると遠回りでした。
ホームの中ほどの下る階段を下りると近道でした。
ここでバスターミナルの建物の中に入り、チケット売り場でモンサンミシェル行きのチケットを買います。
ちなみにシニア割引がありますので、６０歳以上の方は申し出た方がお得です。
普通は往復で３０ユーロですが、シニアは２２ユーロでした。
スーパーのレシートみたいなのがチケットです。

レンヌ駅 駅

バスターミナル。
モンサンミッシェル行は１番で、１番て前に止まっているバスでした。
荷物は自分でバスの下に格納する。
日本では係員がいますがヨーロッパでは自分でやるのがスタンダードみたいです。
バスの近くには暇そうな男がウロウロしてるのに・・・
バスに乗る時に運転手にチケットを渡すと、ブチっと手でちぎった切れ目を入れて返してくれます。
これは帰りの時に使用するので大切に持っていましょう。
そして出発です、市内を出て郊外に１時間２０分のバス旅です。

レンヌ駅 駅

これはモンサンミシェルでバス停から島への無料のシャトルバスでワンマン運転です。
レンヌ駅からのバス停から島へと運行しています、時刻表は無いですが15分おき位のようです。
島へ到着までに2カ所の停留所があります、自由に乗り降り出来ます。
我々のホテルは２番目の停留所の近くなので、シャトルに乗ってホテルの近くで降りました。
後で見たのですが、運転席は前と後ろの両方にあって、バスはUターンしないでドライバーが移動して逆の方向へと運転していきました。

宿泊したホテルです。ルルレ　サンミシェルです。
ホテルの前はシャトルバスの島行きの停留所になっています。
この先がゲートでバスや特定の車しか行けません。
向かい側（写真では手前）が堤防（ダム）になっていて、そこに行くとモンサンミシェルが良く見えます。

ル ルレ サン ミッシェル ホテル

島の遠景です、尖塔が見えます。
右側にはシャトルバスが走行中、人影は歩いて渡っているのでしょうか？
この報道と言うか橋は10年前に完成したそうです。
ですので、干潮のときに湾の中を歩いて島に行くという事はなくなりました。
現在ですが、歩いて行くと40分から50分位かかるそうです。
ガイドの方が説明しているのを聞きました。

翌朝、ホテルの前のシャトルバスに乗ります
島の手前で下車させられます、そこから島内まで歩いて行きます。
修道院は良く見ると継ぎ足して増築をしているようにも見えます。
塔の先端には大天使のミカエル像が金色に輝いています。

島の中の通りです。
島内にもホテルは有ります、でも狭そうなのと設備に期待はできそうもないですね。
通りの両側にはレストラン（オムレツが名物）とお土産屋さんが並んでいます。

少し奥のほうに歩いていったら、高台にお墓がありました。

お墓からは海の方が良く見えます。

家はびっしりと建てられています。
そして狭い道が迷路のように入り組んでいます。

上を見ると修道院の尖塔が見えます。
狭くて急な階段が続きます。
ツアーで来ているらしき団体が賑やかに通り過ぎていきます。

島内で軽食を取りました。
ここは名物のオムレツをと思ったのですが、あまり美味しくないとの事を聞いたので止めました。
カフェがあって2階で食べられてトイレもあります。

修道院は有料で、一人１０ユーロです。
チケット売り場で買って修道院に入ります。
他に解説用のオーディオセットもあります。
大きな荷物を持っている人は入場できないようです。
私は登山で使う２５L位のリュックでしたが問題なかったです。

長い階段を上っていくと見晴らしの良い場所に出ます。
西のテラスと言われる場所です。
モンサンミシェル修道院付属教会です。
中にも入れます。

西のテラスから湾を一望します。
左側にクネッとしているのが道です。
手前側が駐車場です、勿論限られた車しか入ってこれません。

修道院の中の回廊です。
向こう側の回廊の窓からは湾を一望する事が出来ます。
この回廊で、「合同の食事室」、「モン・サン・ミッシェル修道院付属教会」、厨房、共同寝室、古文書保管室、階段などにつながるように作られたのだそうです。

回廊を巡って、合同の食事室に出ました。
十字架があるので、ここでお祈りをしてみんなで食事をしたのでしょうね。

合同食事室の窓から湾を見ます。
この修道院は一時期は牢獄として使用された時期もあったので、それを思い出させる設備や部屋に遭遇します。

このパンフレットは、ラ・ガゼレヌというお店の中にあったパンフレットです。
この地図で見ると、上のほうの島に１番近いところにあるホテルに泊まりました。
泊まったホテルからは数分、島と反対の方向に歩くとあるお店です。
他にもレストランがあります、でもほとんどがホテルを兼ねていますね。
このラ・ガゼレヌはスーパー、カフェを兼ねていました。
お店の前に牛の模型というか置物があるのですぐにわかります。
営業時間は９時から１９時まで。カフェは夕方は６時まで。
お酒、お土産物などがあって便利です。

片隅に日本人向けのウェディングを企画しているツアーデスクがありました。
このパンフレットを頂いた、アクサン・テギュ・デュ・クールのデスクです。
この地図は同社より許可を頂いてパンフレットをスキャンしたものを掲載しています。
ラ・ガゼレヌには、この会社のコーナーがあり日本人の女性がいました。こちらで挙式をと思う方は相談すると良いですね。

夕方に遠くからみると金色に輝いていました。
日帰りツアーもあるのですが、自力で来て１泊したのは正解でした。
ゆっくり、のんびりとツアーとは違ったモンサンミシェルを楽しめました。
バスもチケット売り場で往復を買ってあるので、翌日はそれ使ってバスに乗って、レンヌ駅経由でパリに帰ります。
今度は春とか夏に来てみたいです。
バスと列車は同期していますので、乗り過ごしに注意です。
乗り過ごすと何時間もバスが有りません。