2017/11/01 - 2017/11/05
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winningさん
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前編はやさぐれた内容となってしまい、大変申し訳ない次第です。
全てカタール航空が悪いんです。
と他人に責任転嫁する事で、大分気分が落ち着いてきましたので、今編からは暴言、馬事雑言といった類の無い、クリーンですがすがしい旅行記書きたいと思っておりますのでよろしくお願いします。
ただ、旅行記の途中でどうしても怒りが抑えきれなくなってしまう場合があるかと思います。その時は「あ~、この人更年期なんだな」という目で暖かく見守って頂ければ幸いです。
という事でブルガリア旅行記。
1日フルで観光できるのはこの日だけ。という事であれば、まぁリラ修道院行く事になりますよね。
現地旅行会社のツアーも検討していて、特別、金をケチるつもりはなかったのですが、(元々前日行く予定だった)ボヤナ教会とセットで40ユーロとか、やはり1人参加には厳しい世界だなという事で、腹くくってバスで行くことにしました。
まぁ、アクセスはここの旅行記や色々なサイトで書いてあるんで、腹くくるほどでもなかったですけどね。
そんな感じで、ブルガリアと言えばの有名スポットであり、世界遺産登録も当然のようにされている「リラ修道院」旅行記となります。
時系列的にはズレがありますが、それは次の旅行記で調整します。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ブルガリア航空 カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ホテルズドットコム
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5番のトラムに乗って、アフトガーラ・オクチャ・クペルへ。
ホテル近くにちょうど始発(折り返し時点)の停留所があって助かりました。
次停留所の車内アナウンスが無いので、GoogleMapで随時場所確認。
それにしても、このトラムが中々のゆっくりさ。
そこそこ時間に余裕持って行ったつもりでしたが、途中これ大丈夫かな?と思ってしまうほど、ゆっくり走る区間もあってちょっと焦りました。 -
4番のトラムも停まるみたいです。
只今の気温3℃。まぁ想定内でした。 -
口コミ情報で、『トラムでバスターミナル来る人はここを目標に来て下さい』と言われているスーパー。「345」の文字が目印になってます。
中は普通のスーパー。ここでランチに食べるモノ買っておいても良いかと思います。なぜかは後程わかります。 -
このスーパーの裏、パッと見、駐車場に毛が生えたレベルのこちらが、アフトガーラ・オフチャ・クペル。リラ修道院行きバスが出ているバスターミナルです。
毛の生えたと書きましたが、売店もありましたし、トイレ(有料)もあります。 -
青いタイムテーブルの一番下、リラ修道院行き10:20と書かれています。
ブルガリアで一番の観光スポットに向かうバスなのに、なんで1日1本しか出てないんでしょ。あんまり観光客来させるなというブルガリア政府の策略でしょうか?ソフィア西バスターミナル (アフトガーラ オフチャクペル) バス系
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Rila Monastery=リラ修道院。
どうやらここにいる人ほぼ同じバスみたいです。ソフィア西バスターミナル (アフトガーラ オフチャクペル) バス系
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こんな感じで30人近くがバス待ってました。
一列に並ばずに、ザックリ固まっている所なんかはヨーロッパ仕様。
東洋系も5~6人程で、日本人女性2人組もいました。
向こうに見えるピンク色のバスが、どうやらリラ修道院行きみたい。ソフィア西バスターミナル (アフトガーラ オフチャクペル) バス系
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出発15分前には、バスが横付けされて乗車開始。
ヨーロッパは、案外順番守らず結構グイグイ(特に老女)乗ってくるので、それに負けじと、こっちもグイグイ自己主張してましたが、段々大人気ないなと思えてきて、横にいた女性二人組に順番譲ったら、逆に先いいですよみたいな感じで譲ってもらいました。
可哀想なジャパニーズと思われたのかなぁ~。かたじけない。
まぁ、まだまだ席に余裕がある段階でしたので、大した問題では無かったですけどね。ソフィア西バスターミナル (アフトガーラ オフチャクペル) バス系
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ドライバーに11レヴァ(≒800円)支払って乗車。
こちらがチケットです。
どうせ同じバスで帰るんだから往復でチケット頂戴とジェスチャーで伝えたら、どうやら片道しか売らないみたいで、帰りはまた乗る時に支払うみたいでした。 -
定刻にバスは出発、ほぼ満席でした。
平日でこんな中途半端な時期だから、もう少し空いてると思ったんだけどな。
これならもう一本バス出してくれても、いいようなものを。 -
途中の幹線道路が一部通行止めの影響で、ソフィア郊外の小さな街中をうねるように時間かけて進んだことで、高速道路出るまで時間かかりましたが、高速入ってからは快適なドライブ。長閑な景色です。
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ソフィアからリラ修道院までは約65kmという事で、高速も通るし3時間近くもかかる?と思ってましたが、直通では無く、途中こういった街のバス停に幾つか寄ってという、いわゆる路線バスなので、それなりの時間かかるのもやむなしといった感じ。当然、途中で降りる人もいますし、乗ってくる人もそこそこ。
ちなみに、こちらはドゥプニツァという街のバスターミナル。 -
同じような景色が続き、まだかなぁ~と思っていた所で突然左折。
そしてリラ修道院まで31kmとの看板。
あれ?地〇の〇き方には、ソフィアの南約65kmって書いてあるけど、これって直線距離? -
まぁいいんですけどね。
そしてリラ村のバスターミナルに到着。
只今の時刻12:10(ソフィアから1時間50分)。ここでしばし休憩です。 -
改めて本日ここまで乗ってきたバス。
帰りも同じバスに乗る事になるので覚えておかねば、というかこの色なら絶対忘れない。 -
バスの時刻表。
上から3段目がリラ修道院行きバスの時刻。今乗っているのが12:40発。
上から4段目がソフィア行き。帰りは15:30発という事になる訳か。 -
まだちょっとだけ時間がありそうなので、街を散策・・・と行きたい所ですが、面白そうなところは近くになさそう。
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見通しのいい所まで来ましたが、リラ修道院や他何か素晴らしい景色が見えるわけでもないので、バスへと戻ります。
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リラ村のバスターミナル出て、すぐ着くんかなと思ったら、結構な時間山道をくねくね進み、結局30分程かけてようやくリラ修道院到着。
到着時刻は13時10分。他の旅行記で見たのとほぼ同じ時刻でした。 -
どこか離れたバス停か駐車場で降ろされて、そこから少し歩いた所にあるのかと思いきや、道路沿いにデーンと建っていて、意外とあっけなく見つかる感じ。
駐車場は正門前に20~30台程あるだけでした。 -
ありました。世界遺産の証。
ブルガリア正教会の修道院で、1983年に登録された老舗の世界遺産です。 -
その横にリラ修道院マップ。
真ん中深緑の四角形で囲まれている部分が修道院の敷地。 -
入口にもフレスコ画。
この辺りの雰囲気はロシアの教会と同じような感じですね。 -
それでは中に入ります。
入場料タダというのがありがたい。 -
中の敷地に入るとすぐ目の前に広がるこの光景。
winningがブルガリアにキターーーーーー(山本高広:古くて失礼)。
と、思わずそんな言葉も出てしまうほどの雰囲気ありました。リラ修道院 寺院・教会
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イチオシ
少し角度を変えて。
とてもこんな山奥にあるとは思えない程フォトジェニック、今風に言えばインスタ映えする特徴的なデザインの建物です。
後は、思っていたよりも観光客が少なくて良かったです。
やはりあの国の団体がいないのは大きいですな。リラ修道院 寺院・教会
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最後真正面から。
敷地内中央に建つこの建物、正式名称「聖母誕生教会」は、民族復興様式と呼ばれる様式で建てられているとの事(地〇の〇き方 より)
で、民族復興様式って何よ?って調べてみたけど検索できず。
左側に一部見えているのがフエリョの塔。リラ修道院 寺院・教会
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教会外回廊の外壁、天井にはフレスコ画が隙間なく描かれていて美しいかったです。
これ全部写真に撮っていたら、ディスク無くなるよ。リラ修道院 寺院・教会
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なので特徴的なものを、とはいっても全部特徴的なんですが・・・
こちらは天井の絵。何が描かれているかわかれば、よりその素晴らしさがわかると思うのですが、何もわからず悔しいです!(ザブングル)リラ修道院 寺院・教会
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イチオシ
こちらもよく画像がWebにアップされている壁面。
32人の聖人と、中央にマリア様とキリストといった感じなのでしょうか。
宗教観が無いので全く分かりません。リラ修道院 寺院・教会
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外壁、天井で一番大きかったと思われるフレスコ画がこちら。
これらの絵は当時を代表する画家が無償で描いたらしいです。リラ修道院 寺院・教会
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イチオシ
こんな四コマ漫画みたいな雰囲気のフレスコ画もありました。
20分割されたこの絵、すべて同じシチュエーションで描かれているようですが、どういう意味があるんですかね?リラ修道院 寺院・教会
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教会内は撮影禁止なのですが、それでも写真撮る輩はいまして、即係員に注意されてました。ホントどこ行っても基本的なルール知らない人いますね。
教会内のフレスコ画は外のものと比べて、色は地味でしたが歴史あるその雰囲気に圧倒されました。リラ修道院 寺院・教会
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教会横にひっそりとあった誰かのお墓でしょうか。
名前がブルガリア語で彫られてましたが、フォントが崩れすぎてて読めず、誰だかわかりません!と思ったら〇球の〇き方に書いてありました。
ブルガリア語初の文法書を著したネオフィト・リルスキの墓だそうです。ここの院長もやっていたそうな。 -
建物奥にあった歴史博物館。入場料8レヴァ。
時間が無ければカットてしましたが、まだ余裕あるので、時間潰しで中に入ってみました。中はイコンや古い聖書などが展示。まぁこんなもんかなと。修道院博物館 (リラ モラステリー) 博物館・美術館・ギャラリー
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イチオシ
後ろから見た聖母誕生教会。
正面からだと白黒のストライプが目立ちますが、建物全体は赤のストライプで統一されていますね。リラ修道院 寺院・教会
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世界の猫シリーズ。こちらリラ修道院の猫。
大分、猫との相性も良くなってきたかな。大人しく撮らせて頂きました。 -
聖母誕生教会の裏側といった所。
山奥にあるという事が分かっていただけるのではないかと。
正面の1Fに公衆トイレ(無料)ありました。 -
イチオシ
こちらフレリョの塔。
14世紀に建てられ当時のまま残っている建物。フレリョの塔 建造物
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正面1Fは土産物屋になってました。
まぁ観光地なんでね。フレリョの塔 建造物
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塔の中に入ってみます。入場料5レヴァ。
階段入口で待ちかまえている係員に支払い、階段を登っていきます。フレリョの塔 建造物
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各階中央のスペースはちょっとした宗教画が飾られていたりといった程度で、特に見るべきモノは無かったです。
フレリョの塔 建造物
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イチオシ
一方、塔からの眺めは、下から見るのとは違った角度から見る事ができ、そこそこ楽しめました。
フレリョの塔 建造物
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別の窓からは遠く山頂に雪が積もる風景なども。
1,000年以上も前に、よくもまぁこんな場所によく修道院建築したなと思います。フレリョの塔 建造物
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外周にある4階建て建物は修道士の住まいで、一部は宿泊施設として開放しているようです。ただここに泊まったら夜は何もする事無く暇だろうなぁ~。
とんでもなく静かな事でしょう。フレリョの塔 建造物
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ここは、過去オスマン朝支配下で、ブルガリア語が制限されていたこの国において、唯一ブルガリア語の書物を読むことを黙認されていた場所だったそうです。
ただの派手でフォトジェニックな修道院では無く、歴史に翻弄されていたんだ事を噛みしめております(真面目)。 -
これで修道院内は一通り見学。ほぼ1時間って所でした。
こちら裏門でしょうか、修道院の外に出てみます。 -
外には店らしきものがチラホラ。
バスの時間までは45分程。食事取る時間はありそう。 -
と思い、裏門から真っ直ぐ進んだ所にあったこちらの店。
ホテルも兼ねているレストランといった所でしたが、テラス席、店内の席共観光客で一杯。1人だと入りずらい感じもあったし、雰囲気的に注文しても出て来ない可能性があって別の店へ。 -
といっても、店らしきものは無い。
出店みたいのものがあると聞いていたんだが、それらしきものも無く、こんなんだったらソフィアでバス乗る前に何か食べ物買っておくんだったなぁ~と後悔しつつ、ふと右側を見ると -
何やらレストランらしき雰囲気。
さっきの店程客もいないし、もしかしたらこっちなら大丈夫かも -
店内は結構客入ってましたが、何とか店内のテーブル席確保。
まずビールだけ先行注文し、後はゆっくり食べ物を注文したかったのだが、メニューを理解するのに時間がかかり中々決められず。
バスの時間が近づいてきたこともあって、最後はエイヤーで注文。店員のお勧めを受け入れた結果がこれ。
奥が手作りパン、手前右がケバブチェ(ひき肉の炭火焼き→細長いハンバーグといった感じ)で、手前左が店員のお勧め。きゅうり、トマト、フライドポテトの盛り合わせといった所か。つ~かなかなかのボリュームになっちゃったな。
これを15分弱で一気に詰め込み、支払いを済ませ急ぎバスへ向かう。 -
裏門から再び修道院内へ。
腹はパンパンですが、最後、修道院の姿を瞼に焼き付けます。リラ修道院 寺院・教会
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イチオシ
ブルガリア最低限の目的だけは達成できました。
もう少し交通の便が良ければとも思いますが、かつてここは隠遁の地であったことも考えるとこれでいいのかな。リラ修道院 寺院・教会
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出発5分前にバスへ。帰りも乗車時に11レヴァをドライバーに払います。
既に乗車開始されてましたが、何とか窓側1席確保。 -
他、現地ツアーなどで来た観光客もそろそろ帰り始めた所。
もう1時間もしたら、この辺り真っ暗になりそうな雰囲気。 -
15時ジャスト、ソフィアに向けてバス発車。
見送りありがとうございます。 -
行き同様に、リラ村のバスターミナルに停車。
ここで行きも同乗していた日本人女性二人が下車。
どこか別の街にバス乗り換えて行くようだが、無事行けただろうか・・・
そしてまた長閑な風景が拡がります。 -
途中、遠くに鉄道(恐らく貨物)が走っているのが見えたので、これは4tra鉄道組合向けに写真をと思いましたが、iPhoneスペックではちょっと無理な距離でした。
申し訳ありません。私の瞼には焼き付けたのですが。 -
そしてまた長閑な風景へ。この時点で16:30。
今回はツアー頼んだ方が正解だったな・・・まぁ全てカタール航空が悪いんだけど(まだ引っ張る)。 -
結局、帰りは2時間半でソフィア到着。
只今の時刻17:30。これからソフィア市内散策しますが、まぁ殆ど外から見るだけだな。
以降は次の旅行記にて。
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この旅行記へのコメント (2)
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- binchanさん 2017/12/17 21:18:33
- やっぱキリル文字はハードル高い!
- winningさん、こんばんは。
ブガリアもキリル文字なんですね~。winningさんは読めるんですよね、それってすごい強みですよね。発音してみると意外と英語と単語が似てたりしますし。
リラの僧院はエキゾチック。あえて弾丸で行っちゃうなんて、思い切りがいいですねえ。帰りは無事なんでしょうか。ヤサグレはwinningさんの裏トレードマークですから、思う存分ヤサグレてください。
- winningさん からの返信 2017/12/18 21:20:03
- Re: やっぱキリル文字はハードル高い!
- binchanさん
メッセージありがとうございます。
朝のTVで、サッカーチームや天気予報の場所名位は、何とか読む事ができました。ただ会話は全くできませんのであしからず。レストランとかホテル等スペルは違いますが読み方は英語と同じですよ。
リラ修道院、弾丸で行く価値あってよかったです。見学時間は1時間半あれば十分でしたね。ではこれからもやさぐれていきたいと思います。
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