2017/09/18 - 2017/10/05
28位(同エリア75件中)
Fuyuyamaさん
- FuyuyamaさんTOP
- 旅行記138冊
- クチコミ27件
- Q&A回答6件
- 168,359アクセス
- フォロワー44人
スイス5日目。早いもので本日はグリンデルワルトへの移動日となる。朝は3時30分に目覚める。昨日は21時30分に寝たので6時間は寝ているが、やはり時差ボケなのか.....。
フェロートラベルのHさんと、8時20分にホテルのロビーで待ち合わせをしている。電車はツェルマット9時37分発だが、スーツケースをエクスプレス・ラゲージでグリンデルワルドへ送るため、その手続きを8時45分までに済ます必要があるのだ。
今の時点では、トゥーン11時40分発の定期船に乗りインターラーケン・ヴェストへ13時49分到着の予定だが、グリンデルワルトでのフェロートラベル担当者との待ち合わせ時間は駅前に17時30分のため、だいぶ時間を持て余す。待ち合わせ時間まで駅前のCOOPで買い物を済ませるにしても、せいぜい1時間もあれば良い。そうなると、トゥーンの街歩きを2時間程度して、13時40分発の定期船に乗るプランもありだ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
-
最終日のモルゲンロートは、あまり焼けなかった。
-
朝食を食べにレストランへ行く。レストランでは昨夜20時過ぎに到着した団体さんと一緒になる。困ったことに、パンやハム・チーズ等が置いてあるテーブルは我々が食事をしているテーブルに隣接しており、長く延びた行列が私たちの食事風景を覗き込んでいる状態で落ち着かない。
朝食が終わり、いよいよチェックアウト。精算をし終えたところにHさんがお見えになる。ミゲルさんが運転する電気自動車で駅まで送ってもらう。ミゲルさんと駅前で固い握手を交わして別れる。 -
グリンデルワルトへのエクスプレス・ラゲージの手続きもすんなり終わってしまったので、予定していた電車の1本前、8時47分発の電車に間に合ってしまった。天気は予報よりも良く、青空が広がっている。
-
フィスプで乗り換えトゥーンへ向かう。土曜日とあって車内は結構混んでいるが、車両2階のサロン席に座席を確保することができた。
-
トゥーン到着は10時34分。有料トイレ(1人1.5CHF)を使った後、ツーリスト・インフォメーションでシティーマップをもらう。係の女性からどこに行きたいかと聞かれたが、「城」という単語が咄嗟に出てこない。女性が「 Castle?」と助け船を出してくれたので「Yes」と答える。女性が地図上で現在地と「トゥーン城」の位置、道順、その他の見所をマーキングしてくれる。
背中のリュックサックを駅のコインロッカーに預けて街歩きスタート。爽やかな秋の日差しに照らされ、黄葉が始まったトゥーンの街が輝いている。メインストリートをお城に向かって歩く。高台に聳えるお城は見えているので迷うことはない。アーレ川を渡る橋の右手に写真でよく見る水門が見えたので、メインストリートを離れ川沿いの道を水門へと向かう。 -
水門はルツェルンの「カペル橋」の様に屋根付きで、歩いて渡れるようになっている。
-
橋の欄干にはプランターが掛けられ、美しい花々が飾られているのはカペル橋と同じだ。
-
メインストリートへ戻りお城を目指す。トゥーンは12世紀に、首都ベルンを築いた「ツェーリンゲン公」が築いた街なのだそうだ。そう言われればベルンの街と雰囲気が似ている。ベルンをコンパクトにしたような街だ。
-
お城へは大通から少しそれ、階段の細い路地を上がっていく。
-
城壁に囲まれた門から城の中へ入る。
-
見晴らしの良いテラスにはベンチが置かれ街が一望できる。
-
お城は高台に建っているので見晴らしが良い。
-
イチオシ
私たちがイメージしたとおりの西洋のお城だ。
-
城の中には博物館も併設されていたが、入館はしなかった。
-
ひととおり城内を巡った後、アーレ川沿いの旧市街地へ下りる。
-
市庁舎広場では路上マーケットが開かれており、大勢の市民で賑わいを見せていた。
-
アーレ川沿いにはカフェやレストランが建ち並び、大勢の人が思い思いの休日を楽しんでいる。
-
イチオシ
川の欄干にもずらりとフラワーポッドが掛けられており、エメラルドグリーンの川面と相まって大変美しい。
-
ここにも屋根付きの水門橋がある。この水門橋でアーレ川の水量を調整しているため激流となっている。
-
よく見ると、ウェットスーツを着たサーファーがこの激流を利用してサーフィンを楽しんでいる。よく考えたものだ。
-
旧市街地のメインストリート。
-
地表は車道、歩道は2階部分にある。
-
美しい街だ。
-
駅に戻ってきたのは12時10分過ぎ。12時40分発のトゥーン湖を渡る定期船に乗る。運の良いことにこの船は外輪船だ。
-
トゥーンを出発すると、終点のインターラーケン・ヴェストまでの間に9つの停泊地へ寄っていく。
-
船前方の左側のベンチに腰掛け、いよいよ出発だ。外輪船はとりわけ人気が高く、船は満員だ。
-
街路樹に囲まれた水路を滑るように進んで湖に出ていく。黄葉が始まった街路樹に太陽の光が当たって輝いている。
-
湖畔には美しい家々がゆったりと建ち並んでいる。
-
ヨットやボートを持っている家も多く見られ、セレブな生活を垣間見ることができる。
-
船が進むにつれ、「ヒューネック城」や.....
-
「オーバーホーヘン城」......
-
「シュピーツ城」が次々と現れる。
-
風はちょっと冷たいが、妻もこの景色に大満足の様子だ。
-
約2時間10分でインターラーケン・ヴェストに到着。
-
インターラーケンヴェストから電車に乗り換え、グリンデルワルトへは15時40分に到着した。
-
あいにく、アイガーやベッターホルンの山頂部は雲の中だ。
-
まあ、7日間も居れば必ず見ることができるだろう。
-
フェロートラベルの係員さんとの待ち合わせは17時30分なので、まだ2時間くらい時間がある。この時間を利用して、気になっていたコインランドリーを探しに行く。フィルストバーン先の建物の2階に、お目当てのコインランドリーを見つける。早速中に入るが誰も居ないうえに、お世辞にもキレイとは言えない。洗濯機が5台と脱水機が1台、そして乾燥機が2台置いてある。料金は、洗濯機が5CHF、脱水機が2分30秒で1CHFだ。洗剤の自動販売機は壊れているのでCOOPで買わなければならない。下見を終え、MIGROS、COOPを回って食材を購入。品揃えはCOOPの方が断然上、買い物はこちらが主流になりそうだ。
17時30分、駅前でフェロートラベルの担当者の方と合流。グリンデルワルトの担当者はKさんという北海道出身の方、スキーが得意だとのこと。挨拶を交わした後、駅でツェルマットから送ったスーツケースを受け取り、タクシーでこれから1週間暮らすシャレーへ向かう。 -
シャレーは、駅前のバスターミナル横の坂道をグルント方向へ下って車で2~3分の所にある。あらかじめグーグルのストリートビューで調べてあるので土地勘はある。車から降りるとオーナーのお父様が出迎えてくれた。ここのオーナーは娘さんの様だが、あいにくバカンスで半月イタリア旅行へ行っているとのことだ。
-
鍵を受け取り部屋の中へ入る。建物は3階建てで、我々が借りた部屋は階段を上った2階部分が入り口。
-
入ると左側にベッドルーム(ここは使用できない)。
-
通路を挟んだ向かい側にトイレと洗面台、
-
そしてシャワールーム。
-
通路の先には3階へ上がる階段がある。
-
3階部分は3DK。まず10畳くらのリビング。
-
8畳くらいのベッドルーム。
-
6畳くらいのダイニングルーム。
-
6畳くらいのキッチン。電子レンジは無かったものの、そのほか生活に必要な物はすべてそろっていた。
-
そしてトイレと洗面台、バスタブ付のバスルームとなっている。KさんからWi-Fiの接続方法やゴミの出し方、グリンデルワルトバスの無料パスの使い方などについて説明を受ける。また、明日以降のハイキングガイドの日程も調整した。
-
シャレーに落ち着く間もなく、コインランドリー洗濯をしに出かける。途中COOPに寄って洗剤を買わなければならないが、閉店時間の19時が迫っているため大急ぎで坂道を上っていく。あいにく雷雨となりビショビショに濡れるが閉店10分前に滑り込み無事洗剤を購入、下見をしておいたコインランドリーへ向かう。
コインランドリーで汚れ物を洗濯機へ放り込みコインを投入する段になって、使用できるコインは1CHF硬貨のみということが判明する。我々は2CHF 硬貨はいくらでも持っているが、1CHF硬貨は1枚しか持っていない。汚れ物をもう一度バッグに戻し、街中へ両替をしに行く。しかし、この時間になると既に閉店している店も多く、やっと見つけた土産屋で絵ハガキ1枚1.2CHFを10CHFで支払い、お釣りは1CHF硬貨でお願いするも相手も持ち合わせが少なく、結局このお店では3枚しか集まらない。仕方が無いのでもう1軒先のお店へ行き、小さなカウベル5CHFを10CHFで支払い、何とか1CHF硬貨でお釣りをもらうことができた。
コインランドリーへトンボ返り、やっとこれで洗濯をすることができる。夜の街を既に2往復、さすがに疲れた。洗濯のついでにレストランで夕食をと思っていたが、その気力もない。50分を掛けて洗濯・脱水を終えシャレーへ戻る。シャレーで洗濯物を干し、その後、日本から持参したインスタントラーメンで遅い夕食。久しぶりの日本の味にホッとする。スーツケースの荷物をザッと片付け就寝。ヤレヤレ、長い一日であった。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
Fuyuyamaさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
50