2017/09/18 - 2017/10/05
695位(同エリア1980件中)
Fuyuyamaさん
- FuyuyamaさんTOP
- 旅行記119冊
- クチコミ23件
- Q&A回答6件
- 124,731アクセス
- フォロワー40人
スイス3日目は、朝4時に目覚める。昨日より1時間遅くなった。ベッドに戻り二度寝しようとするが、結局眠れず6時に起床。カーテンを開けてもまだ真っ暗なので、スマホで天気予報を確認。快晴とのことで、気温は昨日より少し暖かい1℃から14℃。本日はHさんのガイドで、ツェルマットの隣町テーシュアルプからスネガまでのハイキングだ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
PR
-
カメラを三脚にセットし日の出を待つ。6時30分を過ぎると空が白み始め、マッターホルンの姿が浮かび上がってくる。モルゲンロートの始まりは7時15分頃。山頂が朱に染まり、時間とともにその面積を広げていく。
-
ピークは7時20分頃、昨日よりは赤く染まった。
-
7時30分から朝食。今日はミゲールさんはお休み、少しホッとする。
-
8時25分にホテルを出発し、フェロートラベルの事務所へ向かう。待ち合わせ時間の2分前に到着し、すぐさま街はずれのタクシー乗り場へ向かう。ガソリン車乗り入れ禁止のツェルマットにあって、このタクシー乗り場までガソリン車の乗り入れが許されており、ここで電気自動車に乗り換えて街中に入っていく人も多いとのこと。
-
タクシーはあらかじめ予約してあるとのことだが、なかなか来ない。9時間際になってやっとタクシーが現れる。タクシーに乗り込み隣町のテーシュアルプへ向かう。話には聞いてはいたが、テーシュアルプへの道は車が一台やっと通れる程度の細い道。しかも、九十九折りの道でガードレールも付いていない。他の人が書いた旅行記にはスリル満点とあったが、正にそのとおり。特に対向車とすれ違う時は肝を冷やした。
-
テーシュアルプには9時20分に到着。ヴァイスホルンが端正な姿で迎えてくれた。
-
谷合にある少し開けた台地で標高は約2,200m、新しそうなシャレーが20棟くらい建っている。
-
進行方向左側の岩山のピークはテーシュホルン、その左側に顔を覗かせているのはスイス国内最高峰のドムだ。
-
テーシュホルンの右隣はアルプフーベル、リムピッシュホルンと続く。
-
谷を挟んだ反対側には、きれいな三角形のヴァイスホルンが一際美しい姿で聳えており、その左奥にはチナールロートホルンも確認できる。昨日歩いたシュバルツゼーも素晴らしかったが、ここも昨日に劣らず絶景だ。
-
このハイキングコースは、ガイドのHさん一押しのコース。日本のガイドブックには載っていないコースなので、日本人はおろか他のハイカーもほとんどいない貸し切りコースだ。トレイルは森林限界を出たり入ったりで、基本的には水平に近い道に多少アップダウンがある程度。
-
イチオシ
所々幅が狭く、ちょっとよろけると崖下へ転落しそうな場所や、900mに渡る落石注意の場所(ここには5カ所に落石から身を守るシェルターが設置されていた。)がある。
-
落石注意の看板。このコース最大の難所に差し掛かった。
-
落石から身を守るシェルターがあるのが分かるだろうか。
-
シェルターはこんな感じ。
-
また、見える山も最初から最後まで同じではなく、進むにつれオーバーガーベルホルンやマッターホルン、ダン・ディラン(4,171m)、クラインマッターホルン、ブライトホルン、ポリュックス(4,091m)、カストゥール(4,226m)などが次々と見えてきて飽きさせない。
-
オーバーガーベルホルン(中央)とヴァレンクッペ(右)、左奥はダン・ブランシュ。
-
クラインマッターホルン(右の小さな△)とブライトホルン。
-
中央の2つ山は「カストゥール(左)」と「ポリュックス(右)」。
-
イチオシ
マッターホルンとダン・ディラン(マッターホルン右奥の山)。
-
遠くにビーチホルン(3,934m)も見えた。
-
眼下にテーシュの街を望む。
-
終わりかけだが、野生のエーデルワイスも見ることができた。
-
ドム(左)とテーシュホルン(右)を望む。
-
ツェルマットの街が見えてきた。
-
スタートから2時間半で、19日にスネガから歩いた「トゥフテルン」の集落へ出た。ここから先は、初日に歩いたコースを反対にスネガへ向かって進んでいく。ただし、初日と大きく違うことは快晴であり、青空の下、大パノラマが展開していることだ。
-
オーバーガーベルホルンとヴァレンクッペ。
-
スネガ到着は12時30分、スタートから3時間10分掛かったことになる。Hさんとはここでお別れ。ツェルマットを出発する23日の打ち合わせを行い、Hさんは一足先にケーブルカーで下りていった。我々はというと、スネガの絶景レストランでランチという手もあったが、あまりお腹も空いていないのでツェルマットへ戻り、初日にパンを買った「Fuchs」でケーキを食べながらお茶でもしようということになる。
-
地下ケーブルカーのツェルマット駅から街歩きを兼ね、途中お土産屋の「WEGA」へ寄ったり、気になるお店を覗いたりしてブラブラ歩く。駅前のCOOPで、飲み物を買うついでに貸別荘生活に備え食料品の下見を行う。野菜や果物、チーズ、パン、卵、肉などの品揃えを確認し、貸別荘生活への手応えを掴む。結局このCOOPでケーキとコーヒーを買い、14時にホテルへ戻る。テラスの椅子に座り、マッターホルンを眺めながらのティータイム。贅沢なひとときを過ごす。
今回のスイス旅行は、歳を取ったせいなのか、それとも長期滞在で余裕があるせいか分からないが、ガツガツと一日中動き回ることも無くゆったりと楽しんでいる。この日記を書いている途中で眠くなり15時前から昼寝。 -
18時30分に起き出し、お風呂に入った後夕食。レストランで我々の座る席から見えるマッターホルン。
-
本日の夕食。まず、トマトとモッツァレラチーズのバルサミコドレッシング。
-
メインは、ポークステーキのペッパーソース。
-
デザートはプリン。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
Fuyuyamaさんの関連旅行記
ツェルマット(スイス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
33