2016/08/19 - 2016/08/21
28位(同エリア46件中)
れおんさん
今回の旅のテーマは「真田の歴史と名湯」。今さらですが、旅行に行った当時は真田丸ブームだったので。
当初は群馬県の草津温泉と上牧温泉を楽しみながら、その途中で真田家にゆかりのある沼田市を訪れるだけの予定でした。でもいつかは真田家の本拠地、長野県の上田市にも行ってみたいなあと思いつつ地図を見てみると...
上田市と沼田市の中間くらいに草津温泉があって、しかも両市を結ぶ国道144・145号線が真田街道と呼ばれていて、車で走ってもそんなに時間がかからない・・・これだ!
ということで、このテーマに決定。今回も妻と二人の旅です。
4編に渡る長編ですが、どうぞ最後までお付き合いください。
[こちらは 4-4 です]
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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[これより前は 4-3 をご覧ください]
本日の宿です。 -
名胡桃城跡から車で20分、群馬県の上牧温泉《辰巳館》に到着。
上牧温泉 人気の貸切風呂と炭火山里料理の宿 辰巳館 宿・ホテル
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玄関に車を横付けすると、宿の方が車を移動してくれます。
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落ち着きのある雰囲気のロビーです。奥のラウンジでウェルカムドリンクをいただきながらチェックインします。
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ラウンジにあった壁画。
本当は14時にチェックインする予定でしたが、午前中に八ツ場や吾妻あたりで予定以上の時間を過ごしたため、15時半のチェックインとなりました。 -
館内の案内図です。
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少し古い建物ですが、綺麗で清潔に保たれています。
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仲居さんに案内されたのは8畳の和室で少し小さめですが、全力で枕投げをして遊ばない限りは二人で充分な広さです。
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テーブルに置いてあった箱の中には、茶菓子とおつまみが...。妻は喜んでパクついてました。
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部屋にはこんなものが。気になる人には嬉しいサービスです。
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部屋に荷物を置いたら、早速風呂へ向かいます。
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その途中、「カコーン」と言う音が。ここから聞こえます。
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この下に何かあるようです。
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細い階段を降りると、そこには卓球台が1台だけありました(無料です)。
ちょうど前の人が終わったところなので代わってもらい、妻と続かないラリーで汗を流しました(ラリーちゃうやん)。 -
さて20分ほど卓球を楽しんだ後、温泉に入ります。この時間、男性は内風呂の「かわせみの湯」と露天風呂の「たまゆらの湯」を利用できます。
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こちらは「かわせみの湯」。
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湯温はあまり高すぎずちょうどよい湯加減です。
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木で出来た、雰囲気の良い風呂です。
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露天風呂の「たまゆらの湯」にも入ってみます。景色は見えませんが、やはりこちらもちょうどよい湯加減で気持ちよかったです。
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さて、いよいよ夕食の時間。今日は昼食が遅かったため18時半からにしました。こちらの蒼天庵でいただきます。
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今回こちらの宿の決め手となった、僕の大好きな囲炉裏料理です。見た瞬間、テンション上がりまくりの鼻血でまくりです。
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とりあえず、食前酒を飲んで落ち着きましょう。ほんのり甘いぶどう酒です。
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いきなり順序を無視して「鮎の塩焼き」です。既に焼けた鮎が囲炉裏に刺さっていましたが、最後にもう一度あぶってあたためてからいただきます。
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昨日の望草の鮎の塩焼きは身がしっかりしていましたが、こちらは身が柔らかくふっくらとしています。
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注文した「竹冷酒」が来ました。竹筒に入った冷え冷えの日本酒を、これまた竹製の猪口に注いでいただくと、ふんわりとした竹の香りが鼻から抜けていきます。
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囲炉裏で焼いていただくのは、左上から時計回りに「特選牛」、「伊達鶏のモモ」、「月夜野椎茸と獅子唐辛子」、「焼きまんじゅう」、「里芋万頭」、「とうもろこし」です。
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まずは「伊達鶏のモモ」から囲炉裏にかけます。
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次は「特選牛」を。
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伊達鶏のモモは、甘辛のたれを塗りながらじっくり焼きます。このたれが炭火に落ちたとき、ジュッという音ともにいい香りが...(ヨダレ)。
特選牛はレアの状態で、塩胡椒のみでいただきます。たまらなく美味いです。 -
目の前の囲炉裏に気をとられ、いきなりメイン料理から食べ始めましたが、囲炉裏の横には前菜やお造りの載った膳が添えられいています。
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お造りは「桜鯉」、「川ふぐ」、「銀光」と、地の川魚が揃っています。
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四角皿に盛り付けられた前菜は、左上から時計回りに「うなぎ真薯」、「姫鱒寿司」、「無花果胡麻クリーム」、「天狗卵枝豆」、小付に入っているのは「冬瓜餡かけ」です。
どれも美味しくて、竹冷酒がガンガン進みます。 -
別注の「川ふぐの唐揚げ」が来ました。「川ふぐ」とは「なまず」のことですが、食べると泥臭さは一切なく、淡白ながら心地よい食感と味わいが癖になります。いやー、これは美味かった!
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網を取り替えていただき、今度は椎茸、とうもろこし、里芋万頭を焼きます。ここで昨年の「三河屋」に続き再び悲劇が...
またとうもろこしを下に落としてしまいました(泣)。なぜにいつもとうもろこしが犠牲に...
炭だらけになりましたが、「まだ3秒経ってないし」とおなじみ3秒ルールを適用し、炭を払い落としていただきました。甘くて美味しい! -
別注の「岩魚の骨酒」が来ました。もともとメニューにはなかったのですが、こんな美味い料理を食べてたらどうしても飲みたくなったので恐る恐る仲居さんに聞いてみたら「たぶん大丈夫だと思いますが、ちょっと確認してみますね」。戻ってきて「大丈夫ですよ、お出しできます」。
もうね、嬉しくて感動です。メニューに無いものをお願いする時点で非常識なのに、それに気持ちよく応えていただけるなんて。感謝感激の涙の塩加減が、この骨酒の旨味をより一層引き立たせてくれます(意味不明)。 -
冷やし鉢は「地元野菜の源泉ジュレがけ」。
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次は追加注文したネギマを。
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さらに追加注文した牛肉とおにぎりを焼きました。せっかく網を代えていただいたのに、肉から滴る脂で炎と煙がボウッ!いやいや、香ばしくてたまらない!
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最後におにぎりに味噌を塗って仕上げにかかります。
そう言えば以前にケンミンショーで、東日本ではおにぎりに生の味噌を塗って食べる習慣があることを知って驚きました。僕は西日本人なので、必ず味噌を塗って焼いて食べますが、もしかすると今日は生の味噌で食べるべきだったかも... -
少し焦げた味噌の香りが、僕の胃袋を鷲づかみです。
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鍋が来ました。「赤城鶏のつみれ鍋」です。囲炉裏に掛けていただくことも出来ますが、囲炉裏の縁に置いていただきました。
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もうお腹パンパンなのですが、美味すぎて箸が止まりません。
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食後にデザートをいただきましたが、その時に付いてたトマトゼリーがこれまた絶品!妻が「最後までやられっぱなし!」と大絶賛してました。
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夕食を終えて部屋に戻ろうとしたら、ロビーで竹細工教室のイベントをやっていました。
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こちらを使って遊びます。
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なんだか地味ですが、外では竹トンボを飛ばして遊んでいる人がたくさんいて大盛り上がり!しかもみんな大人だし!
先生いわく「お子さん向けに始めたのですが、実は大人の方がいつも大喜びで遊んでます」すいません、僕たちもその1人です。 -
ラウンジでは無料のかき氷のサービス。
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お腹いっぱいですが、せっかくなのでいただきます。かき氷は別腹。
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土産物屋もついでにのぞいてみました。
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部屋で休んだあとは、再び温泉へ。男女が入れ替わり今度は「はにわの湯」に入ります。
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こちらには裸の大将で有名な山下清先生の大壁画があります。僕は芸術・美術には疎いのですが、とにかくこの絵は心が和みます。
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ゆっくりと湯に浸かりこの絵をぼんやりと眺めていたら、心まで温かくなります。1時間近くここで湯浴みした後は、部屋に戻り最後の夜を過ごしました。
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【3日目】
昨晩は夜更かししすぎて、7時過ぎに起床。朝風呂を満喫した後、こちらの会場で朝食をいただきます。 -
テーブルには朝食に嬉しい品々が並んでいます。
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蒸篭には鮭や出汁巻き玉子。
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鍋ではお味噌汁が温められています。
最後まで身も心も腹も満足した僕たちは、9時には宿を出発しました -
群馬県からいきなり飛んで、こちらは千葉県浦安市にある《浦安市郷土博物館》です。
浦安市郷土博物館 美術館・博物館
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所用で浦安市に来たついでに、ずっと気になっていたこちらに立ち寄りました。
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中に入りましたが、いかにも役所っぽい感じですが、入場料は無料です。
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ここでは、浦安市がまだ漁業で盛んだった頃の街並みと生活が再現されています。
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「さあ、どんな所だろう」と思って階段を下ると...
僕「げっ!めっちゃいい感じ!」
漁師町だったころの浦安です。 -
本物の船があります。
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船宿です。
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中には観光案内の方がいます。
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そこでこんな物を借りました。
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各建物にあるこの番号をPHSに押すと、解説が聞けます。
ちなみに、浦安弁は何言ってるかよく分かりませんでした。 -
こちらはタバコ屋。
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金目のものがないか物色する妻(ありません)。
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昔のラジオ。ちゃんと聴けました。
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中にズカズカ入って、人ん家を見てまわります。
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もうちょっと奥に行ってみます。
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今にも子供の頃の僕たちが現れて、「ギブミーチョコレート!」って言ってきそうです(そこまで年取ってないわ)。
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公衆浴場があります。残念ながら中には入れません。
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天ぷら屋です。
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中に入ってみました。
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昔の食事風景が再現されています。
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こちらでは釣った魚を売っています。
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豆腐屋。
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懐かしい縁側です。
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資料館に入ってみました。貴重なエンジンが展示されています。
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本物の船も展示されています。
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漁師町時代の生活。
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今となっては、貴重な文化遺産です。
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浦安はネズミの国だけではありません。無料で楽しめる、こんな施設もあります。
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行商の売り物は、やはり魚介が中心です。
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お腹が空いたので、博物館に併設されていたカフェレストラン《すてんぱれ》で昼食をいただきます。すてんぱれとは、浦安の方言で「晴れ渡った様子」だそうです。
こちらでは近所の方が楽しめる普通の食事と共に、郷土料理もいただけます。カフェレストラン すてんぱれ グルメ・レストラン
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「あさりめし」をいただきましたが、只者じゃない。昔からこの地に伝わる料理で、店内は料理人というより地元のおばあちゃんたちがせっせと調理しています。この旅の最後を締め括るにふさわしい、絶妙な昼食でした。
さあて身も心も満足したし、帰るとするか。盆明けだから、明日から忙しくなるけど頑張るぞ!
毎度のことながら長い旅行記でしたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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旅行記グループ
2泊3日 信州と上州、真田街道をたどる名湯の旅
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