2017/11/21 - 2017/11/23
3104位(同エリア6663件中)
こじ。さん
11月中旬、、紅葉真っ盛りであろう京都へ。
秋といえば紅葉!!紅葉といえば京都!!!と短絡的発想で京都に来てしましました。
ただ、実際に来てみたら、、紅葉を求めて全世界から集まった民衆の嵐に、
紅葉よりも、目を真っ赤にして、絶対に我先に観てやろう的人間の強さを見るはめにはなりましたが、、
旅で気づくことも多いことで、、寒いときにはラーメン。ラーメンはどこで食べても美味しい。
たった一杯のラーメンに救われることもあれば、、ほんのちょっとの人の人情に触れるだけでも感動する。
そんな旅の旅行記ですが、、あまり参考になるかはわかりませんが、、
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夜行バスで、朝630に京都に到着。
年々、身体の節々が痛いと感じる年齢になってきましたが、、
なんて言ってる場合じゃない。
まずは、、東福寺を目指して -
川沿いを歩いていたら、工場発見!!
あのパイプはえっと、、どこに向かって、、どっち行って
観てて飽きない。しかも朝の工場ってのがいい。
警備員さんがストレッチしている。
そういう何気ない日常がかいま見えます。
ちなみにここは、「三洋ケミカル」という会社の工場で
おむつの樹脂からセロテープの粘着部分など、ありとあらゆるもの
を作っているそう。 -
東福寺へと続く道。
初紅葉IN京都。学生が朝の通学中。
本当に日常の風景。
こんな通学路だったら、毎日学校に行ったのにーーー
うらやましい。 -
彼女たちは、真っすぐ学校へ。
私たちは、右に曲がります。
きちんと勉強して立派な大人になれ!なんてどの口がいえるんだ(笑) -
朝の開門前は、まだ人が少なく実は穴場。
ここから見る通天橋の紅葉もきれい。
ただ、今はこうやって写真が撮れるが、やがて人が増えてくると、、
係りの人が拡声器を持ち出し「立ち止まらないでください」と叫びだしますので
お気をつけを。
拡声器は、運動会だけにしてほしいわ。 -
開門まで、少し付近を散策。
京都の紅葉の色づきは満開手前。
あと、一週間遅ければ、、、
歴史だって「もし」が禁句なのだから、これ以上は辞めておこう。 -
東福寺はまだ開門前で入れず、ブラブラしていたら、「あら?入ってく?」と声がする。
振り返ると、「光明院」と。
新手の呼び込みかと思ったら、優しそうなおばさん。答えは、もちろんYES!
この決断が俺らに最高の静寂のひとときをもたらしてくれることに、まだ俺らは気づいてなかった。 -
中は広くはなく、庭を囲んで部屋がいくつかあるだけ。まだ、朝8時くらいなので、薄暗く霧がかっている。いや、むしろ最高か。
毎日朝を迎えているにも関わらず、その時間の素晴らしさを改めて実感した。
今一度、朝という時間を大切に生きてみよう。
そう思った。 -
この「光明院」は、1391年に創建された東福寺の塔頭である。塔頭とは、寺院の周辺の小寺院を指すらしい。まあ、東福寺の子供とここでは理解しておこう。
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庭園と言われても、見方がわからない。
ここの庭園は大海に広がる大海原を表現してるらしい。 石と草、苔ですけど、、って思ってしまうあなたと私は野暮ですねー
ここは、ひとつ自分の中にあるありったけの想像力を動員してみましょう。
どうでしょう??見えてきたでしょう?? -
いきなりの紅葉で失礼。
先ほどの光明院から、親である東福寺へ。
個人的には、静寂に包まれた光明院は好きですが、やはり資本力の差でしょうか?
お金ががかっている東福寺の紅葉はきれい。
それもそのはず、400円の入場料を求めて行列が延々と続いているのだから
私は、あえて拝願料と言わずに入場料と表現した。誰も彼もが、紅葉を撮ることに一生懸命だったからである。
同行した友は、人混みのカオスと我先にと押してくる輩に嫌気が差し、沈黙を決め込んでいたが、、 -
私も、思わずこの空気にやられそうで、早く脱出したい思いにかられていたが、、
以前来たときと順路が代わってるなあー
とか、人がいないときに来るべきだなー
とブツブツ独り言を。 -
ただ、この真っ赤できれいな紅葉を鑑賞できるのも、日本の四季の特徴であり、京都が都であったときから続く伝統だと自分に言い聞かせて、満足感に浸るのであった。
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一転、人気(ひとけ)がなくなったとお感じでしょうか。
ここは、御寺(みてら)泉涌寺(せんきゅうじ)。
御寺とは、天皇に厚く信仰された寺という意味。
ようは、ガチャガチャ騒ぐなってこと、ですかな。
境内には、至る所に「なんか見たことあるマークだね」と話してたら
それもそのはず、これは、錦の御紋。菊のようなあれのことだ。 -
庭園は特別拝願で観ることができる。
建物は、天皇がお使いになる施設のため撮影禁止。
庭園の紅葉だけ、撮影できるので、、その一枚。
ここは、静かに楽しむことができた。
普段、皇室とは縁もゆかりもないだけに、共感はできなかったのだけど、
中に見どころのある襖絵が多数あり、なかなか興味深い。 -
東福寺と比べると、人がいないので、穴場といえるだろう。
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途中、今熊野観音寺というお寺があり、なんだか良さそうなので寄ってみた。
というのも、朝から拝願料を何度も払っていたために、ここは払わなくて良さそうだからという安易な発想で訪れてしまった。
が、、思ったより良くて申し訳なかった。 -
ほら!!
この紅葉のすばらしさ。本当に絵になるとはこのことですね。 -
気づけば、、朝から何も食べておらず、、
お寺には、、あまり食べ物がないのだが、、ここに団子があったので
迷わず食べた。 -
お腹を満たすために、祇園周辺へ。
このあたりのお店は観光客を当て込んでいるため、、1000円のものを1500円
で出している。本当に京都で丁寧な職人の料理が食べたいなら数万円の料亭に行くしかないのだ。
だが、、今回は予算がないので、、、、地元の人がよく行く大衆的なご飯を食べることにした。 -
壹錢洋食(いっせんようしょく)という、お好み焼きの元祖とも言われたものが
あると聞き、行ってみた。
店内なレトロな雰囲気。 -
こんにゃくや九条ネギを中心に、具材が中心な感じ。
肉を抜くことができるので、ベジタリアンにも対応。
さすが、外国人観光客にも優しい。 -
そして、今回ご飯で一番行きたかった「常盤」。
外観は、本当に町のそば屋のようだが、味は地元のお墨付き。
中に入ると、結構待っている人もいて、、、
期待が高まるばかり、、 -
名物のハイカラうどん。
シンプルで、揚げ玉と九条ネギのみ700円。
ダシの優しい味が五臓六腑に染み渡る。
私は関東生まれ育ったため、濃い味になじみがあるが、、
関西風の薄いダシも、素材の味が引き立って美味である。 -
うどんの後は、雑誌に載ってたレトロ喫茶店へ。
着いて驚いた。想像以上のレトロ感。
ジブリに出てきそうだ。 -
ソーダ水と、ムースケーキを食べた。
昭和の昔ながらの良き喫茶店。
こんな店が家の近くにあったら、通いたい。
個人的には、この店の接客サービスをしているお姉さんが
すごく個性的な声の出し方をするので、ぜひ聴いてほしい。
一度、聞いたらやみつき!たぶん。。。 -
古来より京都では、京の町衆のご馳走といえば、”鯖寿司”といわれていた。
江戸時代、若狭から京都までの道のりは、最短でも18里(72㎞)、その道のりを一昼夜かけて若狭の食材を京都まで運んでいた。
今でもそんな鯖寿司をここで購入した。
偶然こういう歴史のある店と出会えるのも京都。
-
夜に宿で頂いた。塩が強いのかなと思っていたが、
そうでもなく、食べやすい。
ごはんとお酢、そして鯖が、それぞれが邪魔せずバランスよい。
また機会があったら食したい。 -
気づいたら、食べてばかりだ。それも旅の醍醐味。
それにしても、1日目の勢いはすごい。
これでもか!!ってくらい動いてる。
最後は、北野天満宮へ。 -
北野天満宮は、全国一万2000社の天満宮の総本山。
天満宮とは、この菅原道真を祭神とする神社のこと。
「宮」という文字から、天皇とゆかりがあるため、戦後はただ「天神」と
呼ぶ時代もあったとか。
菅原道真といえば、学問の神様!!
私は、特に学問と言われても、、、、なので。
お祈りはほどほどに、もみじ苑へ。 -
「このたびは ぬさもとりあへず 手向山(たむけやま)
紅葉(もみじ)の錦 神のまにまに」
菅原道真
百人一首でも有名な一句も、ここで詠まれたとか。
歩いていると、感慨深くなる。
私は、最近読んでる「ちはやふる」の漫画の影響のほうが強い(笑) -
「歩くなあ」正直、、一日中歩き疲れていて、、もみじ苑の散策は
くたくた。
時間もライトアップまでは少し時間があるし、陽は沈んでいるし、、
微妙な時間帯。 -
実は、、このもみじ苑は、、ブラタモリでお馴染みの御土居の史跡がみられる。
秀吉が川の氾濫を防ぐために造ったといわれる。
ご興味のある方は一石二鳥でお楽しみを -
あれ? この国旗はポルトガル??そう、ポルトガル!!
京都にポルトガル?と思って覗いてみたらポルトガル菓子専門店。
混んでいたので、観るだけだったが、前にマカオでみた「エッグタルト」が
あって、頭の中で神経回路がぐるぐる回った。
マカオは、ポルトガルの植民地だったからかー -
なぜ、旅をしてると歩くことが当たり前的な感じになるのだろうか。
普段は、20分歩けば着く最寄り駅に、自転車で行く私は思う。
それは、歩くことでしかできない発見があるからなのかもしれない。
北野天満宮から今日の宿まで小一時間歩いていると、カフェや本屋の多さに気づく。
旅の楽しみの一つとして、歩くことを私は推奨する。
ただ、宿に着いたとき、疲れて足ががくがくになったのは否めない。 -
今回は、変わった宿に泊まったので、ぜひ紹介したい。
「KUMAGUSUKU」。
アートとホステルの融合で、美術の中に身を置き、宿泊することで日常を
新たな視点で捉えなおすをテーマにした宿。
客室に続く廊下にアートがある。 -
今は、澁谷征司さんの写真展が開催されている。
テーマは「A Child」知らない国で初めて会った人、風景。
一枚一枚の写真を見ていると、行ったことのないところに感じる親近感に
つい見入ってしまう。
ここに泊まっていることの利点。一晩中このアートを楽しむことができる。
ある意味贅沢。なんか、ミニシアター系の映画のワンシーンのように、、、
お酒を飲みながら床に座り、淡々と人生を語る。。。
なんてことはなく、、、疲れていたのでぐっすり寝た(笑) -
中庭の造りもアートを感じる。
朝起きてのんびりするのもいい。
が、、今日は朝早くに出発する。
7時30分から圓光寺で秋の紅葉特別参観があるのだ。
1か月前から電話で予約した今回の目的の一つ。
一日中の混雑の中ではなく、早朝に限られた人数でゆっくり紅葉が
楽しめると毎年大好評らしい。 -
少し、時間を過ぎたが、7時45分くらいに到着。
窓口で予約番号を伝えると入ることができる。
と、、、前の方で予約していないおじさんがいたみたい。
追い返されるのかと思いきや、キャンセル出たので大丈夫ですよと
あっさり入場。私の予約はなんだったのかと思ったが、、
これは京都のお寺の優しさとして納得しよう。 -
龍が天空を舞い、雲海がきらめく。
訪れる時間や見る角度で見え方が違って見える。
中に入るとまず飛び込んでくる庭園。
あまり人はいないけど、そこにある静寂と朝の静けさに心が洗われる。 -
もともと圓光寺は徳川家康が京都伏見に学校をと作った学問所のようなもの。
境内には、家康の墓がある。え?日光じゃないの??と思った方。
ここ圓光寺は家康の歯を埋葬している。 -
少ない人数のため、落ち着いて観れる。
最後に時間をみたら、1時間30分もいたというから驚いた。時間を忘れて楽しむとはこのことか。 -
このお寺は、紅葉もきれいだが、そもそもお寺としての基本的素養がしっかりしている。
人間で言えば、生まれも育ちも間違えない。
細部に渡って性格がいい。 -
カメラを構える者。庭園を眺める者。物思いにふける者。京都でこの場所でこの時間で、一緒の時を過ごす仲間のようだ。これも何かの縁。
前を通りますので失礼いたしますと、思いやりの言葉ひとつで、この寒さが暖かくなるようだ。
あの場でしか体感できない空気を、インスタの写真で満足している人にこそ、身体で感じ取りにきてほしいものだ。 -
これが、庭園。
時間なんか計ってないけど、私達は、ゆっくりと流れる時間を楽しんだ。
ありがとうございました。 -
圓光寺の後、あまりの寒さと朝から何も食べてないこと。
そして、朝、「なか卯」を見かけたこと。我々の息は合った!!
いざ、なか卯へ。
親子丼とそばのセットを滝が流れるかのようなスピードで平らげた。 -
ここは、曼殊院。
-
紅葉はきれいなのだが、、、京都に来てお寺に行きすぎて、
自分の中のキャパがオーバーしてしまったので、、
これから少し違うところに行こうと思います -
あるときは、羊羹パフェを食べたり、、
-
恵文社一乗寺店へ。
ここは、私の好きな雑誌ブルータスによく掲載されている。
個性的な本屋特集には欠かせない。
一歩中に踏み入れば、、キラキラと光る本たちが、、
本当に居心地が良さそうに陳列されている。日本一と言っても過言ではない。
ぜひ、京都に来たら寄ってほしい。
ちなみに私は3冊購入しました。荷物がずっしり重くなったが、、 -
次は、、なんと京都水族館。
最近リニュアルしたらしく、中はスタイリッシュ。 -
ダイビングしてこういうのみたいと思う。
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先ほど買った本を読むためにカフェへ。
落ち着いたいい雰囲気、
が、、後から修学旅行生がぞろぞろと来たのだが、、
うるさくなると思いきや、みんな携帯いじってて静か。
私の頃とは時代が違うようだ。 -
テレビにも出たらしいパンケーキ。
高校生たちは二人でシェアしてたみたいだが、、
私たちは、もちろんひとり一つ。でもコーヒーとセットでも
1500円って、、、高くねえかー -
ライトアップは清水寺でしょ??
外せないとずっと言っていたのだが、、まさかの修復中。。
こんなはずでは、、、 -
また、修復が終わったときの楽しみにとっておこうと決めた。
でも、紅葉と夜景は、きれい。
ライトアップによって紅葉の赤が引き立っている -
京都らしいものも、食べたいと思い、寒さをこらえて、ブラブラして、見つけたのが、京野菜天ぷら居酒屋なるもの。
ししとうや蓮根など、素材の味わいを生かしたものを頂けて良かった。 -
閉めのラーメン。
天下一品、京都と言ったらこれしかない。
もちろん、こってり。
おじさんのネイティヴ関西弁と、かなり年季の入った店内から出されるラーメンの美味しさといったらいうまでもなく、旨い。
唯一無二の味だ。 -
ご馳走様でした。
-
さて最終日です。
寒いと暖かいものが食べたくなる。
立ち食いそばを食べました。 -
でっかい「お揚げさん」がのってる京都のうどん。
観光客が食べたがるニシンそばよりも、こっちのほうが旨いけどなー -
このバス停留所で何台ものバスを見送った。
なぜなら、到着するバスバスバス、どれもすでに満員状態で、誰も乗れないからだ。
(強引な某国の方を除いて) -
朝出発してから、南禅寺に着いたのは3時間くらいかかった。
なんてことだ。。。まあ、しょうがない。
今日は祝日ということもあるのだろう。 -
南禅寺といえば、水道橋。
これで滋賀県琵琶湖から水を引いている。 -
色褪せたレンガが、いい雰囲気を醸し出すが、、
人が多すぎて、、、こうなったら人も入れて撮ってみた -
上に来てみると、確かに水が流れてる
-
お互いを撮り合っている。
南禅寺は女子人気も高いらしい。 -
今日は、これから大阪に移動して、関西国際空港から帰るので、
最後にコーヒーを飲んでいる。
もう旅の終わりも近づいて物寂しいが、今回の旅を振り返りながら、
次はどこに行きたいとか話をするのも楽しいものだ。
いつも思うが、旅をして満たされるのは心だ。
普段と違う場所に身を置くことで、変わった視点で物事を捉えることができる。
私は、小さいことだが、募金をした。友人はバスの席をゆずっていた。
わざわざ、言うようなことではないが、もっと余裕を持って生きるのが理想だ。
焦ったってしょうがない。1本早い電車に乗れたから、ラッキーではなく、
常に1本前の電車で行動する心の余裕こそが大切だ。
今回の旅で学んだことだ。 -
話は長くなったが、、ここは廃校になった教室をカフェにしたそうだ。
-
京都の紅葉とお別れ
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大阪では、食べたかったたこ焼きと2度付け禁止の串揚げを食べ、
関西国際空港(KIX)へ。
本当にお疲れ様。
次は、、北海道の離島へ
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