長府庭園（下関市）で紅葉を見て、串崎城址（関見台公園）にも行く（修正版）

2017/11/19 - 2017/11/19

長門市の俵山温泉に日帰り入浴した後、ランチを「白猿の湯」にあるレストランで食べ、バスで長府まで戻った。

長府にある下関市立美術館に入ったのだが、がっかりする内容で、短時間で出てしまった。美術館のある長府の出身である狩野芳崖の絵を４０枚も持っているところなので、どれか見れるだろうと期待して入場したのだが、一枚も展示されていなかったからだ。

それに、写真は一切ダメだとのこと。展示作品のリストやパンフレットもないし、どうせばらばらの作品を見ても忘れるだけなので、さっと見て出た。今時の美術館で、写真が一切だめなどと言っていたら、見る気はしない。パリもイタリアも、ロンドンも東京でも、台北でも、かつては、写真がダメだった美術館も近年はほとんどフラッシュなしの写真は許可されているという実情が、ここでは認識されていない。アンケートに詳しくそういった有名美術館の例などを書いて、写真許可を検討するよう注文して出た。

隣接している長府庭園のほうに入ってみた。紅葉がありそうだからだ。長府藩の家老の邸宅跡が庭園に整備されて、立派な庭園に変身した。開園当時はあまりぱっとしないという記憶があるが、今回、随分と立派な庭園になっているのを見て、嬉しかった。長府庭園だけなら５つ星！

最近京都や東京や大阪で庭園は相当数見たのだが、この庭園は、それらと比べても、十分に見ごたえがある。ただ、昨年秋は京都の紅葉を満喫したが、人出が多すぎた。今年は、もう少し後に京都の晩秋を楽しみに行く予定だ。

その後、近くの櫛崎（串崎とも）城跡（関見台公園）を見に行った。豊浦高校の裏手の方一帯をかなり散歩した。日本書紀を今、読んでいるのだが、このあたりの地名はあちこち登場してくる。（修正：串崎城址として、フォートラに登録されていた。私は櫛埼城址のほうを使っていたので、字が違っていたようだ。最初、登録されていないと考え、フォートラさんを非難したが、訂正して、謝罪します。）なお、串崎城址を捜しているときに、行き過ぎて豊巧神社にも立ち寄った。これらは、私の初訪問だったが、長府の毛利家にとっては、歴史的な場所だろう。

長府庭園の写真を出す。夕方に近く、陽が陰っているので、色彩は沈んでいるが、落ち着いたいい庭園だった。（最初の数枚だけ陽光あり。）

エリア 下関(山口)

• 旅行の満足度: 4.0

下関市立美術館は、内部で写真禁止なので、建物写真だけ。不満な内容で、短時間で退出した。

下関市立美術館 美術館・博物館

次ぎに来たのは、長府庭園。
入場料は２００円だが、シニアは無料。

長府庭園 名所・史跡

櫛崎城跡

櫛埼（串崎）城の一部ではあろう。

大内や毛利が城を築いていた場所だが、城などについて詳細は分かっていないようだ。最近では、このあたりは関見台公園と呼ぶそうだ。知らなかった。なお、フォートラには「串崎城址」という字で登録されていることを今知ったので、修正する。

関見台公園【串崎城跡】 名所・史跡

関見台公園【串崎城跡】 名所・史跡

近くの豊功（とよこと）神社にも行く。

豊功神社 寺・神社・教会

日本書紀にもでてくる島。満珠、干珠。

遠くに満珠、干珠。

ズームアップ

このあたりの浜では、かつては、無料で貝掘りができたものだ。おいしいあさりが取れたのだが、今は有料だそうだ。