2007/10/19 - 2007/11/11
7位(同エリア16件中)
須田福さん
トズール~レザールージュ~スファックス(1泊)
またしても、真っ暗な朝のうちにホテルを出る。
今日は、レザールージュと言う観光列車に乗るのだ。
英語の分かる職員さんが一人いて助かった。
彼が教えてくれて昨日冬時間に変わったのを思い出した。
1時間早く来てしまった・・・。仕方なく、1時間そこで待つことにする。
別のおじさんが話しかけてきて、メトラウイ行きのバスを教えてくれた。
メトラウイに着いても誰も教えてくれず、自分で聞いて降りた。
辺りはセメント工場のようなものが見えるだけで、他に何もない。
途方にくれて、人に聞くと、タクシーでレザールージュの駅に行けと言う。
荷物を抱えて既にぎゅうぎゅうに人を詰めたタクシーに「Gare!レザールージュ!」と言って乗り込む。
とても親切な運転手で、最後は笑顔で「ボン・ボヤージュ!」と言って去っていった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9時前に着いてしまったので、レザールージュはまだ掃除中。
チケットを買って、ベンチでこの日記を書いて時間を潰す。
駅のトイレはなんとトイレットペーパーまで付いていて清潔だ。
ガイドブックには月曜日は走っていないと書いてあったが、そんなことはない。
情報は常に変わるから、一人旅では色んな人に話を聞いて新しい情報を
集めることが大切だ。 -
バーですね。椅子は折り畳み式。高級感があります。
列車はオスマントルコの高官用だったそうで、車両ごとに違う意匠が
施されている。
大正ロマンのようなどこか懐かしいデザインで、さすが高級感が漂って
いる。
もう写真撮りまくり。
まだ誰も来ていないので、独り占めの見学。 -
多分、一番下級の人が乗る車両じゃないでしょうか。
9時過ぎにスペイン人のが4~5人、10時少し前には白人の団体客が観光
バスでどっと押し寄せた。
私は二人掛けにはちょっと狭い、車両の一番前の席に自分の全荷物と共に陣取った。 -
洗面台も高級です。
-
トルコの髭を生やした高官がここに座って話している所を想像してしまいます。
早過ぎて正解だったかも。日本の電車よろしく席取り合戦だ。
荷物を抱えて席がないと居場所がない。
ツーリストたちは勿論カメラのみの手ぶらだ。
誰かが雑誌とお水を席に置いて中を見学しているうちに他の誰かがそれをよけて座ってしまう。
そこでやんやと険悪なやり取りがあったりする。
あくまで紳士的ではあるけど。外国人も日本と同じだなー。
どうやら個人客も東洋人も私一人のようだ。
列車が走り出すと、そんなことはもう関係ない。
日本ではお目にかかれないダイナミックな景色に釘付けだ。
結局子供も大人もデッキに出て写真を撮りまくり、風を受けて景色を
楽しんでいる。
席なんてもう要らないようだ(笑) -
レザールージュの意味は赤いトカゲ。
確かにトカゲのように、切り立った岩と岩の間をクネクネと進んでいく。
ビューポイントに来ると列車は一旦停まり、乗客は降りて思い思い、景色を楽しむ。
大自然の渓谷に降り立つと、人間というサイズの小ささに愕然とする。
人々はまるでアリんこのようだ。
その中にインド人カップルがいるのを発見。
きっとイギリス在住お金持ちのハネムーンなんだろう。 -
折り返し地点で列車が帰ると、あっという間に観光客は駅前に待機して
いた観光バスに乗って消えてしまった。
朝着いた時のように閑散とした駅。
Sfax行きの列車を確認すると、夜の9時台。まだお昼だよ。
仕方なく、再びタクシーでバス乗り場へ戻り、ルアージュを乗り継いでやっとの思いでSfax到着。
メディナに入り、ホテルを探そうとウロウロしていると、買い物籠を
下げたおじさんが「ホテル?」と声をかけてきた。
「うん。安いところ。」
おじさんは野菜が入ったおばさん風買い物籠を下げたまま、ついて来いと歩き出した。
着いた所はホテル・モクタール。
フロントに何か言うと、おじさんはそれじゃと言ってしまった。
親切な人だわ。
フロントのおじさんは、ニコニコと愛想がいいが、英語が全く話せない。
それでも価格表でシャワーなしの一番安い部屋を指してチェックイン。
一泊7D。今夜一晩、寝れればいい。
おっさん、バクシーシを連発。だから愛想がいいと油断ならない。
何のことだか意味わかりませーんという顔をして部屋に入る。 -
今日は朝から食事を取り損なって、昨日買ったデイツでしのいでいた
ので、何か食べようと外に出た。
出てすぐにサンドイッチ屋があった。
そこに座っていたおじさんに
「シーナ(中国人)!プリーズカムヒア!」
と呼ばれた。なんだか陽気なおじさんだ。
「ヤバニーヤ!(日本人よ)」
今日は誰ともまともに話してなくて淋しかったので、喜んでひっかかる。
おじさんと若者二人が座っていて、何を食べるでもなく、おしゃべりしているようだ。
お店はウィンドウにまだ具材が並んでいなくて準備中だ。
食べれないのか。がっかり。
若者の一人は、デビュー当時のデュランデュランのように、服も髪型もばっちり決めていてモデルのようだ。
もちろん、町の風景からは浮きまくっている。
顔もファッションに負けていない。
出来過ぎのルックスなので余計にここにいるのが変だ。
こんなチュニ男は初めて見た。欧米文化に憧れている若者ってやつ?
おじさんは、袋で持っていたデイツの枝を折って分けてくれた。
とてもグレードのいいやつで、味も抜群だった。
昨日買ったのが失敗だったのでめっちゃ嬉しい。
「お礼に日本のミントガム食べてみる?」と、日本でも一番強烈なのを
3人にあげる。
3人とも好奇心満々で口に入れる。
あまりのミントに3人ともヒーヒー言って大騒ぎ。
まるで唐辛子を齧ってしまった人のようだ。
そんな感じでひとしきりなごんで先に進んだ。
少し先に繁盛している食堂があったのでそこに入る。
ハリッサと魚をオーダー。久しぶりの魚のような気がする。 -
お腹も満足したので、メディナの外に出て散歩。
道は整備されているし、ビルも新しいものが多い。都会だ。
歩いていると若い男が付いてくる。
うっとうしいなぁと思って無視して歩くがどこまでも付いてくる。
話しかけてくるなら対処の仕様もあるけど、黙っているのは気味が悪い。
薄暗くなってきたし、人気の無い所では怖いので、交差点の近く、
おじさん達が立ち話をしているところで、
「ついてこないでくれる!?」と男に言い放つ。
おじさん達もこっちを見ているので何かあれば助けてくれるだろう。
男は黙ったまま、どこかへ行ってしまった。
「どうしたの?大丈夫?」おじさん達が声をかけてくれる。
「大丈夫です。ありがとう。」
ホテルへ戻ってシャワーを浴びることにした。
これが、大変だった。
1Dで共同シャワーが使えるのだが、さっきのフロントのおじさんがガスを点けてくれる。
そこから、水がなかなかお湯にならない。
スファックスは砂漠からかなり北に上っているし、水シャワーでは
ちょっと厳しい。
やっとのことでお湯になったが、使ってすぐに水に戻った。
いつも真っ先にシャンプーするので頭は泡だらけだ。
少し待ってみたがお湯にならないので、大声で呼んでみる。
誰も来ない。仕方ない。
背に腹は変えられぬと泡まみれの頭のまま、タオルを巻いて外に出る。
さみぃ~~!「すんませーん!」と叫ぶとおっさんがやってきた。
「また水になっちゃったよう」
と言うとおっさんはニヤニヤしてガスをいじり出す。
くっそーおっさん金払えよ。
こんなオヤジに柔肌を見られるなんて納得がいかない。
ぬるま湯になったので、それで我慢することにする。
お湯になるの待ってたら風邪を引いてしまう。
「それでもういいよ!」と水にならないうちに速攻でシャワーを終える。
あーもうなんだかなぁ。
チュニジアに来て以来、どこの安宿もシャワーはアツアツだったのに。
多分外国人向けのホテルじゃないからあまり使う人もいないんだろう。
ボロホテルでも熱いシャワーさえ使えれば結構ハッピーなんだけど、テンション下がる。
一日のほこりを落とせただけでよしとしよう。
日本食は全然恋しくならないけど、毎日体を洗うという日本人の習性だけはどうしても変えられない。
ぼちぼち現金が寂しくなってきたけど、今日は私のカードが使えるマークのATMが見つけられなかった。
明日探してもなかったら、チュニスへ行こう。 -
朝起きて、付近を散策。改めて、大きな街だと感じる。
VISAとCIBの表示があるATMでVISAカードを試してみるが、PINコードがわからず、無念。
駄目元で、シティバンクのカードを入れてみると、あっさりと引き出せた。
なんだ~!マークがなくても引出しできるじゃん。これが使えるなら先に言ってよ~。
とりあえず、お金が繋がってほっとした。
その後メディナに戻る道すがら、PLUS+CIRRSのマークのATM発見。
大通りで昨日も通ったのにどうして見つけられなかったんだろう・・・。
メディナの入り口のパン屋さんの少年が話しかけてくる。
無邪気な笑顔で、かわいい。
英語は単語が少しわかるくらいだけど、一生懸命話してくる。
同じパン屋のおじさん達が後ろで冷やかしの声をあげて少年が照れまくっている。
きっと立ち止まるとは思わずに駄目元で声をかけたんだろう。
まだ中学生くらい?
名前はアブドゥール。
モロッコではよくある名前だけど、チュニジアでは初めて聞いたな。
ホテルに戻って荷物をまとめてチェックアウト。
フロントは知らないヒゲのおじさんに代わっていて
「ボン・ボヤージュ」とにこやかに送り出してくれた。
昨日のサンドイッチ屋のお兄さんにも挨拶。言葉は通じなかったけど、
今日行くんだってわかったかな。
メディナの入り口で再びアブドゥールに声をかける。
朝食用のホブスを買って、記念に写真を撮らせてもらう。
すっごくいい笑顔だ。
別れを惜しみつつ、メディナを後にした。
このまま擦れないで、素敵な大人になって欲しい。 -
列車は遅れて到着。客は何があったのか知らないけどワイワイ騒いで
いる。
やっとドアが開いて乗客が流れ込む。
始発だったようで、荷物を抱えていても席が確保できた。
列車の外ではまだ人々が言い争いをしている。
列車はいつになっても動かない。
結局何があったのか判らないまま、1時間遅れで出発した。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
チュニジア最高!2ヶ月一人旅
-
チュニジア最高!(1) ~チュニス23時到着。
2007/10/10~
チュニス
-
チュニジア最高!(2) ~スース チュニジアの九州男児に出会う
2007/10/11~
スース
-
チュニジア最高!(3) ~ガベス パームワインを飲む。
2007/10/12~
ガベス
-
チュニジア最高!(4) ~メドニン ベルベルのヘナをしてもらうとか、ミュゼとか
2007/10/13~
メドニン
-
チュニジア最高!(5) ~タタウィーン
2007/10/14~
タタウィン
-
チュニジア最高!(6) ~ガベスPart2
2007/10/15~
ガベス
-
チュニジア最高!(7) ~マトマタ~ガベス
2007/10/16~
マトマタ
-
チュニジア最高!(8) ~ドゥーズPart1 タトゥアージュ
2007/10/17~
ドゥーズ
-
チュニジア最高!(9) ~トズール
2007/10/18~
トズル
-
チュニジア最高!(10) ~レザールージュからのスファックス
2007/10/19~
スファクス
-
チュニジア最高!(11) ~チュニスPart2
2007/10/20~
チュニス
-
チュニジア最高!(12) ~ケロアン~ジェルバ
2007/10/21~
ケロアン
-
チュニジア最高!(13) ~ドゥーズPart2 砂漠ツアー
2007/10/22~
ドゥーズ
-
チュニジア最高!(14) ~最終章 タメルザ~チュニス
2007/10/23~
タメルザ峡谷周辺
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
スファクス(チュニジア) の人気ホテル
チュニジアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
チュニジア最安
709円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ チュニジア最高!2ヶ月一人旅
0
11