2017/11/10 - 2017/11/11
2378位(同エリア7405件中)
ちゃんさん
関釜フェリー傘下の旅行会社「ヴィーナストラベル」主催の、韓国の秘境駅を訪ねる列車撮影ツアーが開催されることを知ったワタクシ。
夜行フェリーで釜山へ渡り、1日数本しか列車が停まらない駅に移動して撮影タイム。その日の船で下関に戻り、観光もグルメも一切なしという、ストイックなツアーです。Yahoo!ニュースでも取り上げられたので、ご存知の方も多いのでは?
僕自身、韓国の鉄道には親しんできたつもりだけど、院洞なる駅は初耳。ユニークなツアーの中身も気になるところで、参加することにしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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11月10日(金曜日)、久留米から列車を乗り継ぎ下関駅へ。
下関までのルートはこちら⇒https://4travel.jp/travelogue/11303373下関駅 駅
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駅前のペデストリアンデッキが、韓国へと続く道です。
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釜山行き関釜フェリーのターミナルは、下関駅から徒歩7分。デッキ上は韓国人団体のおばちゃん方でいっぱい、すでに韓国に上陸したような気分になります。
下関港国際ターミナル 乗り物
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ターミナル内の団体専用窓口で、18時10分までに受付。18時20分に改めて集合して、出国手続きへと進みます。
ターミナル内もすでにリトルコリアで、ワイワイ、ガヤガヤ。韓国留学へと旅立つ時もこのターミナルで、突然心細くなったことを思い出しました。 -
今日は気軽な旅、しかもツアーとあっては、ワクワク感の方が勝ります。異国への船旅へ出発です。
関釜フェリ- 乗り物
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本日の配船は、日本船籍の「はまゆう」。僕の中では最近就航した船のイメージがありますが、1998年の就航なので、もう19年選手になるんですね。
3層吹き抜けの螺旋階段がつなぐ船内は、豪華な雰囲気。大浴場も広々してて、ゆったり脚を伸ばせます。韓国の人は朝風呂派が多いので、ゆったりしたいなら夜風呂に限ります。 -
今回は久々に、2等船室を利用。隣の船室からは、団体のおばちゃん達のにぎやかな声が響いてきます。豪華な雰囲気の船ながら、韓国の庶民の生活の匂いを感じる船です。
だんだんと韓国から韓国「らしさ」が失われてきているような気がする昨今、昔と変わらぬ韓国らしさを残す場所が、関釜フェリーの船内と言えるかもしれません。 -
今回のツアーで付いて来る食事は、初日の夕食、2日目の朝食の2食。2階レストラン横のグリルで、顔合わせも兼ねて食卓を囲みました。
添乗員のNさんは、今回の企画の立役者。ご自身も大の鉄道好きで、「撮り鉄」向けの行程も好きなれば立案できたものです。
参加者のうち、純粋に撮影目的でやって来たのは、僕を含め6人。そのうち韓国が初めてという方は4人で、ツアーがいいキッカケになったみたい。
撮影目的でない下関の女性2人組は、ヴィーナストラベルのツアーの常連さんで、風変りな旅程に興味を持ったんだとか。関東、岡山など遠方からの参加者が多いのには、びっくりされてました。 -
ビールも空けつつ、楽しい時間はあっという間。明日に備え、早寝です。
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2等室は定員の3分の1くらいしか埋まらず、ゆったり過ごせたのは幸い。しかし消灯時間を過ぎても隣室の賑やかさは収まらず、熟睡できませんでした。
韓国らしさを感じられるのは面白い経験だけど、もうトシもトシなんで、次回からは個室の1等かな~? -
寝不足のまま、釜山港へ。朝6時半に船外に出てみれば、まだ夜明け前でした。
釜山港国際旅客ターミナル 船系
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朝ごはんも全員揃ってグリルにて。旅館にでも泊っているみたいです。
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朝ご飯が終わるころには、日の出の時間を迎えました。雲一つない快晴。いい1日になりそうだと、撮影班からは笑みがこぼれます。
ただ気温はちょっと低め。日本でもこの土曜日はぐっと冷え込む予報で、地理的にも近い釜山も同じような気温の推移です。釜山港大橋 建造物
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8:00、下船。入国手続きと両替を終えて、駅までは徒歩で移動です。
今回の移動はすべて徒歩と列車で、貸し切りバスは使いません。全員(ではないけど)鉄っちゃんなので、むしろ歓迎!?釜山駅 駅
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駅では、20分間の撮影タイム。
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ちょうどKTXやSRTがソウルに向かって雁行する時間帯で、被写体には事欠きませんでした。
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目的地・院洞駅までは、ソウル行きのムグンファ号(手前)で目指します。機関車牽引の客車列車は、日本ではすでに絶滅危惧種です。
隣り合うホームに並ぶのは、電車タイプのitxセマウル号。韓国でも時代の変化は、着実に訪れつつあります。 -
ソウルまでの所要時間は5時間を超え、これまた日本では数少なくなった長距離在来線特急です。
しかし「列車カフェ」(カフェやカラオケ、ネットPCを備えたサービス車両)の連結はなく、車内販売もないため「あらかじめ駅の自販機で購入して下さい」と、どこかで聞いたような車内放送が流れています。合理化の波も、またじわり。 -
2002年の留学当時は新車の趣きだった、いわゆる「リミット客車」も、車体の痛みはひどいもの。車内はまずまずきれいに保たれており、安心しました。
KTXと違って車内は広くゆったりしており、旅を楽しむならこの列車です。 -
釜山を出るとすぐに、地下の高速専用線から上って来たKTXとすれ違い、韓国に慣れた数人(僕含む)は大興奮!写真を撮り逃して残念至極です。
釜山市内の亀浦(グポ)駅では、ホームを埋めた人が大挙乗り込み、空いていた列車も満席になりました。高速専用線が経由しない駅では、「並行在来線」の列車が頼りです。亀浦駅 駅
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郊外に飛び出せば、悠々とながれる洛東江(ナクトンガン)が車窓の友になります。近年ではサイクリングロードが整備され、ヴィーナストラベルでもサイクリングツアーを実施しているとか。
ウォーキングやトレッキングのツアーもあり、聞けばなかなか楽しそう。早朝から丸1日動けるのは、フェリー利用のツアーの強みです。 -
釜山から約30分で、目的地・院洞(ウォンドン)駅に到着。地下鉄も通る梁山(ヤンサン)市にありながら、1日に下り7本、上り9本しか停まらない田舎の駅です。
秋晴れに恵まれたこの日は僕ら以外にも、ハイキング客が数名降りてきました。素朴な造りの低いホームは、いかにも韓国の小駅といった雰囲気。 -
停車本数は少なくても、さすがは幹線の駅。しっかりした こ線橋があり、エレベーターまで備えられています。
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昨年までは開業当時の駅舎が現役だったそうですが、現在は新しいRC造の駅舎に建て替わっています。背景には、洛東江と山々。ホームの木も色づき、絵になる駅です。
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停車本数の少なさから「秘境駅」と銘打たれていましたが、駅周囲は集落で、人の営みがある駅です。日本だったら、1時間に1本は列車があるような駅じゃないかしら。
梅の花の街として売り出し中らしく、遊歩道や案内板が整備されていました。梅の花の時期は駅も賑わい、通過列車の臨時停車も実施されるそうです。 -
色付いた並木道を登り、撮影スポットへと向かいます。
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整備されたデッキが、撮影ポイント【1】。「写真を撮るのにいい緑の名所」の看板が出ています。列車写真の名所という意味ではないだろうけど。
午前中は逆光ということで、二つ目の撮影ポイントに移動しました。 -
素晴らしい眺め。さっそく行き交う列車を狙います。
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しかし、私の腕ではこんなもんです。
https://www.youtube.com/watch?v=bBiEOLFgQ4c -
ぶれるは、タイミング合わないわ。
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お、列車カフェを連結しているムグンファ号もあるじゃん。全滅したわけじゃなかったんだね。
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川にはモーターボート。楽しそうだな。
…黙々と列車を狙う皆さんの中、寒いな、腹減ったなと言いつつ、他の事にも関心が向き始めているワタクシ。まったくもって、「撮り鉄」の素質がありません。 -
撮影スポットの真下にある梅園は、人気バラエティ番組「1泊2日」のロケ地。
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展望台も整備され、ドライブ中の車が時折立ち寄っていました。カメラを構えた我々の様子にも、興味津々のご様子。
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11時12分には、数少ない院洞駅停車のムグンファ号がやって来るので、駅まで降りてみました。本数が少ないながらも乗客の姿は何人か見られ、釜山近郊の足としても頼られているのが分かります。
近距離輸送はバスに任せ、地方の小駅を廃止する方向にあるKORAIL。いろんな思い出のある僕の留学先の最寄り駅も、過去帳入りしてしまいました。地域に与える影響は、決して小さくない気はするのですが。 -
本数は少ないながら路線バスも乗り入れ、乗り換え拠点としても機能していました。
さて時間はぼちぼちお昼。お腹が空いてきました。
…後編に続く。https://4travel.jp/travelogue/11302692
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