2017/07/01 - 2017/07/09
759位(同エリア1804件中)
玲音さん
今日は1日エルミタージュ美術館の観光です。
エルミタージュ美術館は、元々ロマノフ王朝の冬の宮殿で、
ロマノフ王朝が世界中から集めた美術品の展示室が起源となっています。
(1764年にエカテリーナ2世がドイツから美術品を買い取ったのがはじまり)
その後も歴代の皇帝が美術品を収集し、
現在では、古代エジプトから20世紀の巨匠の作品まで展示。
その収蔵品は310万点。ルーブル美術館は38万点だそうだから。。。
(勿論、全部は展示していませんよ~(^^))
午前中は本館を見学します。
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
エルミタージュ美術館の建物群外観
「エルミタージュ」は
小エルミタージュ、旧エルミタージュ、新エルミタージュ、エルミタージュ劇場、冬宮殿の5つの建物が一体となって構成されていて、
現在エルミタージュ美術館の本館となっている冬宮殿は、ロマノフ朝時代の王宮です。
(一番左はエルミタージュ劇場) -
朝8:30ホテルを出発~!!
イサク大聖堂を通り過ぎ・・・ -
9:30
エルミタージュ美術館の団体入り口に到着!
セキュリティー検査を受けて。。。 -
まだ観光客が誰も居ない廊下を進みます。
-
私達、もしかして一番乗り??
廊下の途中にあった大きな飾り鉢。 -
正面に階段が見えてきました~♪
-
実は一般の開館時間は10:30
まだ1時間も早いんです。
でもね
私達のグループは優先入場ですぐに入れるみたいです。。。 -
大階段の手前でトイレや集合場所等の説明を受けて
一番で入場です!!
この日は他のグループがいないみたいで、現地ガイドさんがビックリしてました~(^^♪ -
大使の階段(ヨルダン階段)
各国の大使が謁見のために訪問した際に用いられたことから
そう呼ばれていたそうです。
いよいよ憧れの大階段を上ります!!!!!! -
メチャクチャ豪華な階段ですよ~!!
-
装飾もすご~い!!
-
この大使の階段を私達だけなんて・・・
なんて幸せ!!
テンションが上がります↑ -
上を見上げてまたビックリ(@_@)
豪華な階段や壁、柱は本当に凄いんです!!
(円柱は花崗岩で出来ています) -
二階のテラス&天井も豪華ですよ~(^^♪
(天井画はティティアーノの作品) -
二階へあがって来ました。
-
上のテラスから下を見ると・・・次のグループが来てました。
-
二階にある
この素敵な扉から中へ入ります。 -
最初の部屋は「将軍の間」
-
広~い部屋に、デーンと置いてあった飾り鉢。
-
壁には歴代の将軍の肖像画等が飾ってありました。
-
次は
「ピョートル大帝の間」
ピョートル大帝にちなんで作られた謁見のための部屋で、
中央には玉座、背後にピョートル大帝とローマの知恵の女神ミネルヴァの絵があります。 -
続いてこちらは「紋章の間」
ピカピカで重厚感のある柱が印象的な、すごく広い部屋です。 -
この部屋の内側全体にバルコニーがあります。
そして -
ブロンズ製のシャンデリアには、ロシアすべての地方の紋章がデザインされているんですって!
あ~!なるほど~それで紋章の間なんですね。
でもね
何処が紋章なのか良く分かりませ~ん(^^;) -
「紋章の間」と次の「玉座の間」の間にあるのが、
この「1812年祖国戦争の画廊」です。
左右に広がる長い廊下の様な部屋です。 -
反対側
この部屋は
1862年12月25日、ナポレオン軍のロシアからの追放を記念して作られました。 -
ここには1812年の「ナポレオン戦争」で功績があった軍人達の肖像画が壁一面に飾られています。
なんと
その数332点
中には・・・ -
ストロガノフ伯爵の肖像画も・・・
結構イケメン(*^_^*) -
正面にあるのは・・・ナポレオン?
此処はロシア、そんなわけ無いですよね~(笑)
この肖像画はアレクサンドル1世です。
彼は
ナポレオンが侵入してきたときの司令官でした。 -
天窓からは優しい光が差し込んでいました。
(天井の装飾も凄かった~!) -
次は「玉座の間」(聖ゲオルギーの間)
皇帝ニコライ一世の時代に
白い大理石で造られたそうです。 -
奥の中央にある赤い玉座には双頭の鷲が・・・
-
天蓋の上には聖ゲオルギーのレリーフがあります。
白馬にまたがった勇壮な姿をしている聖ゲオルギーは、キリスト教の聖人の一人。 -
此処の部屋の凄いところは・・・
-
天井も金箔の模様で飾られていて
-
それと同じ模様が16種類の木を使ったという
寄せ木細工の床に見る事が出来るんです。 -
こちらのハート模様も・・・
-
メチャメチャ素敵(^^♪
凝ってますよね。 -
シャンデリアも柱も豪華絢爛!!
-
その先を行くと・・・
長い廊下のような所に出てきました。 -
窓には素敵なステンドグラスがありましたよ(^-^)
-
此処にはヨーロッパの中世の展示があります。
-
途中、窓からネヴァ川が見えました~!
見覚えのある赤い塔も・・・
反対側の窓からは。。。 -
空中庭園を眺めることが出来ます。
良く手入れされた素敵な庭園です。(立ち入り禁止) -
渡り廊下の途中から見えた景色。
建物の窓枠も凝ってますよね(^^)
その先を行くと・・・ -
「パビリオンの間」に出ました。
エカテリーナ二世の私室としてつくられたパビリオンの間。
古代建築、ムーア風建築、ルネッサンス建築の様式などが
複雑に絡み合った豪華な部屋で・・・ -
中央には
グリゴリー・ポチョムキン公爵がエカテリーナ二世へのプレゼントとして贈られた
からくり時計の「孔雀時計」があります。
ここでちょっと裏話。
実はエカテリーナ二世には12人の愛人がいました!
その中の一人がグリゴリー・ポチョムキン公爵で・・・
なんと
10歳も年下だったとか。。。 -
クジャクの他にもフクロウやニワトリもいますよ~!
-
このからくり時計は
当然動くのですが・・・現在は年に1回位しか動かさないとか・・・
(要人が来たときには動くらしいですよ)
動いている様子は隣にあったテレビ(ビデオ)で見れます。
でもね
動いてない時ってどうやって時間がわかるのかな?・・・文字盤は? -
実はクジャクのとまっている木の根元にある大きなキノコみたいなのが
時刻を表しているんですって!! -
こんなに小さいの分からないですよね~(@_@;)
文字盤はⅩ時
現在の時刻は10:15だから・・・あってるワ~(^^)
さて
時計にばっかり気をとられちゃいましたけど
部屋の入り口付近には -
2台の素敵なテーブルがあるんです。
-
中央には鳥とブドウ、周りには・・・
-
アサガオが描かれています。色が鮮やかですよね。
-
もう一つは馬と天使
-
床も凄いんですよ~!!
これ全部モザイクで出来ています。 -
さらに天井も・・・
何処を撮っても豪華!! -
モザイクの床の先にある空中庭園を見ながら・・・
次に進みます。 -
渡り廊下の先は・・・隣の建物になります。
-
館内図
私達は冬宮から入り、小エルミタージュの宮中庭園を見ながら
旧エルミタージュに入ってきた所です。 -
次の部屋へ行く途中にあった階段
(旧エルミタージュ) -
ここからも下に行けるんですね。
(実は後で気が付いたのですが、2階は渡り廊下で繋がっているんだけど、
1階は繋がって無いんですよ~(^-^;) -
孔雀石の置物
この踊り場の先は。。。 -
イタリア芸術の部屋となっています。
-
陶器で出来ている「キリスト誕生」
-
受胎告知など
多くの宗教画等を見ながら先に進みます。
次に
入ってきたのは・・・ -
楽しみにしていた「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の部屋です。
-
こんなに広い部屋なのに飾られている作品はたったの2つ。
入り口を入って最初にあるのは・・・ -
「ブノアの聖母」
この作品は若き日(20代)のレオナルドの最初の聖母子画です。
聖母マリアが持っているスミレの花を、キリストが見ているところですって! -
その先にあるのが・・・
「リッタの聖母」キリストに母乳を与える聖母マリア。
30代後半の作品です。 -
手前が「ブノアの聖母」、奥に人が居る所に飾ってあるのが「リッタの聖母」
この2作品のための
なんとも贅沢な展示室です。
この部屋はもともとニコライ一世の書斎だったらしいです。 -
この部屋は天井画も素敵でした!
-
次の部屋はティツィアーノの部屋。
彼は
盛期ルネサンスのイタリア人画家。ヴェネツィア派で最も重要な画家の一人です。
作品は「ダナエ」
(ギリシャ神話に登場する、古代ギリシャの国アルゴスの女王)
まだまだ続くエルミタージュ美術館ですが、
この続きは次回お届けします。
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