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<パドヴァ(Padova)>三日目(2016.05.31、火曜)の朝は“曇り”であり、やがて“快晴”になったかと思っていたら・・・<br />時折は“俄雨”となる安定しない一日であった。<br /><br /><br />しかし、屹度ある“面白き未知”との遭遇を期待する心で・・・<br />7時のオープン前に行ったが、既に昨朝のグループ(ドイツ語を話す連泊組)の朝食の終わりが近かった。<br /><br /><br />今日もまた向かった先の最初は、“旧市街地”のど真ん中辺りを目指した。<br /><br />大きな宮殿<ラジオーネ宮(Palazzo della Ragione)>と、(その前の)<エルベ広場(Piazza delle Erbe)>に展開するテント張りの食料品市場があり・・・<br />更に、その先の<シニョーリ広場(Piazza Dei Signori)>の衣料品市場も楽しめ・・・<br />人出も多い此処の締めとしては、<美しい時計塔の市庁舎>であった。<br /><br /><br />イタリアで2番目に古く(最古はボローニャ大学)、歴史感溢れる豪華さで大学とは思えない門を入れば其処は(大学の一部分でもある)<ボー宮殿(Palazzo del Bo)>であり・・・<br />ネッサンス様式の中庭から続く階段、美しい柱廊等の『よくぞ!今日までその姿を留めた』素晴らしさに只々感じ入ったし・・・<br />その壁面一杯に(卒業生達の)華やかな家紋が誇らしげに飾ってあった事も印象深い光景であった。<br /><br />そんな<パドヴァ大学(Universit&#224; degli Studi di Padova)>は(宗教的、民族的差別も無く)、<ガリレオ・ガリレイ(Galileo Galilei)>や、<ダンテ・アリギエーリ(Dante Alighieri)>等々が教授を務めたと言われ、現在でも・・・<br />この名門大学が現役である証拠が観たくて、授業中の教室の後ろ扉から(遅刻学生の如く)忍び込んでみたが・・・<br />矢張り、『マ・ナ・ビ・ヤの空気は好いなぁ~!』なんて・・・<br />昔々「“学”より“恋”を優先した大学時代」を、ほろ苦く遣る瀬無い想いで手遅れも甚だし過ぎる反省をして仕舞った。<br /><br /><br />道すがら出遭った<ユーロショップ(EURO SHOP)>の「日本の“百均”とは違う」品揃えの特徴や、<SUPER MARKET&gt;の並べられた食材の数々で・・・<br />此処<パドヴァ>住民の日常生活スタイルを推理しては楽しむ一時も持った。<br /><br /><br />地震により崩壊し、再建(ロマネスク様式)が決まるも・・・<br />500年を経て、“教会の顔”であるファサードが未完成のまま放置されている事が物語る通り?訪れる人も殆ど居ない<パドヴァのドゥオーモ(Duomo di Padova)>では、フレスコ画との心の交流もソコソコに、暫しの避暑客として過ごした。<br /><br /><br />独特の景観が続く<トロンコ・マエストロ・リヴィエーラ(水路沿いの歩道)>も辿ってみたが・・・<br />観光ポイントからは少し外れる事と、“シエスタ”の時間帯でもあったのか!?行き交う人も無い嫋やかな水音と、時折吹き来る川風に包まれた、これも又一興の時であった。。。<br />

栄華の残り香漂う街「パドヴァ(北伊)」 三日目の徘徊!

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2016/05/10 - 2016/06/07

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旅空黄昏

旅空黄昏さん

<パドヴァ(Padova)>三日目(2016.05.31、火曜)の朝は“曇り”であり、やがて“快晴”になったかと思っていたら・・・
時折は“俄雨”となる安定しない一日であった。


しかし、屹度ある“面白き未知”との遭遇を期待する心で・・・
7時のオープン前に行ったが、既に昨朝のグループ(ドイツ語を話す連泊組)の朝食の終わりが近かった。


今日もまた向かった先の最初は、“旧市街地”のど真ん中辺りを目指した。

大きな宮殿<ラジオーネ宮(Palazzo della Ragione)>と、(その前の)<エルベ広場(Piazza delle Erbe)>に展開するテント張りの食料品市場があり・・・
更に、その先の<シニョーリ広場(Piazza Dei Signori)>の衣料品市場も楽しめ・・・
人出も多い此処の締めとしては、<美しい時計塔の市庁舎>であった。


イタリアで2番目に古く(最古はボローニャ大学)、歴史感溢れる豪華さで大学とは思えない門を入れば其処は(大学の一部分でもある)<ボー宮殿(Palazzo del Bo)>であり・・・
ネッサンス様式の中庭から続く階段、美しい柱廊等の『よくぞ!今日までその姿を留めた』素晴らしさに只々感じ入ったし・・・
その壁面一杯に(卒業生達の)華やかな家紋が誇らしげに飾ってあった事も印象深い光景であった。

そんな<パドヴァ大学(Università degli Studi di Padova)>は(宗教的、民族的差別も無く)、<ガリレオ・ガリレイ(Galileo Galilei)>や、<ダンテ・アリギエーリ(Dante Alighieri)>等々が教授を務めたと言われ、現在でも・・・
この名門大学が現役である証拠が観たくて、授業中の教室の後ろ扉から(遅刻学生の如く)忍び込んでみたが・・・
矢張り、『マ・ナ・ビ・ヤの空気は好いなぁ~!』なんて・・・
昔々「“学”より“恋”を優先した大学時代」を、ほろ苦く遣る瀬無い想いで手遅れも甚だし過ぎる反省をして仕舞った。


道すがら出遭った<ユーロショップ(EURO SHOP)>の「日本の“百均”とは違う」品揃えの特徴や、<SUPER MARKET>の並べられた食材の数々で・・・
此処<パドヴァ>住民の日常生活スタイルを推理しては楽しむ一時も持った。


地震により崩壊し、再建(ロマネスク様式)が決まるも・・・
500年を経て、“教会の顔”であるファサードが未完成のまま放置されている事が物語る通り?訪れる人も殆ど居ない<パドヴァのドゥオーモ(Duomo di Padova)>では、フレスコ画との心の交流もソコソコに、暫しの避暑客として過ごした。


独特の景観が続く<トロンコ・マエストロ・リヴィエーラ(水路沿いの歩道)>も辿ってみたが・・・
観光ポイントからは少し外れる事と、“シエスタ”の時間帯でもあったのか!?行き交う人も無い嫋やかな水音と、時折吹き来る川風に包まれた、これも又一興の時であった。。。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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