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此処<パドヴァ(Padova)>二日目(2016.05.30、月曜)の朝は、“小雨”であった。<br /><br />オープン時刻7時の朝食ブッフェに一番乗りの積りで向かうも・・・<br />既に、奥のエリアでは、早出スタートらしい「ドイツ語圏の20名程の熟年」グループの(急からしく無い!)食事がボチボチ終わる頃であった。<br /><br /><br />“お初の街”での徘徊の日は、“朝シャン(パン)”は控え、真面目な観光客姿になって!・・・<br />9時にはホテル後にして、旧市街を目指して一路南に向かい<ブレンタ運河>を越えて<CORSO DEL POPOLO>、<CORSO GARIBALDI>と南下を続けた。<br /><br /><br />やがて、角柱モニュメントが目印の<PIAZZA GARIBALDI>を右折し・・・<br />正に、徘徊スタイルその侭に、約5時間もホッツキ歩いた。<br /><br /><br />観光地としては余り目立たぬ故に(何度も来ているイタリアにあっても)今日まで訪問の機会を逸して来た街の一つであった此処<パドヴァ>は・・・<br />9世紀には街として機能し、ローマ時代には(帝国の重要な拠点として、ローマに次ぐ)「富裕な街」と呼ばれた“栄華の残り香”が漂う旧市街の<アルティナーテ門>から<ウンベルト1世通り>を基軸として・・・<br /><ポルティコ(柱廊)>の残る街並みを歩んだ。<br /><br /><br />雨上がりの鬱陶しい曇り空が、焦らすようにゆっくりとした調子で回復するに従い二人徘徊も佳境に入り、“晴模様”に替わる頃には・・・<br />イタリア特有の陽射しが一汗かかせる暑さを運んで来た。<br /><br /><br />太陽を背にしたシルエットは一層堂々として、クーポラ(円屋根)とイスラム寺院の尖塔が特徴的であり・・・<br />ロマネスク、ゴシック、ビザンティンの3様式が調和する<サンタントニオ聖堂(Basilica di S.Antonio)>の広場では・・・<br />古の警備は担当したであろう<ガッタメラータ将軍騎馬像(Equestrian Statue of Gattamelata)>と、今や「自動小銃を胸元に保持した警備兵」の視野に・・・<br />“アラブ風”の人を見付けるや、呼び止めて持ち物を広げさせる光景の一部始終を見届けてから堂内に入場した。豪華な装飾が施された内部は荘厳さに満ちており、(更に又)付属する<サン・ジョルジョ祈祷堂>にも・・・<br />共に、(好事家ならば堪らぬ程の)沢山のフレスコ画があった。<br /><br /><br />日陰の少ない広大な楕円形をした公園<プラート・デッラ・ヴァッレ(Prato della Valle)>内の、周囲を小さな運河に囲まれているメンミーナ島という小島辺りにベンチを見付け、腰を下ろして、運河沿いに並ぶ(彫像を乗せた)78列柱をボンヤリ数えたり、何気に視線を走らせた先では・・・<br />突如、現れた男女ペアの制服ポリスに追い立てられて、「先程の雨天では、立派な一仕事をしたであろう“黒人”の群れ」が、売れ残った“雨傘”の束を小脇に抱えて・・・<br />瞬時に!見事な迄に!四方八方へと霧散した!?。<br />そんな「ありふれたイタチごっこ」風景にも、一味違う“パドヴァ風”を観た。<br /><br /><br />こんな<パドヴァの二日目>は、自分的には結構気に入った。<br />(街歩きだけではなくて)連泊中の[HOTEL GRAND ITALIA]も、好い。。。<br />

一寸気に入った街「パドヴァ(北伊)」二日目の徘徊!

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2016/05/10 - 2016/06/07

203位(同エリア283件中)

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旅空黄昏

旅空黄昏さん

此処<パドヴァ(Padova)>二日目(2016.05.30、月曜)の朝は、“小雨”であった。

オープン時刻7時の朝食ブッフェに一番乗りの積りで向かうも・・・
既に、奥のエリアでは、早出スタートらしい「ドイツ語圏の20名程の熟年」グループの(急からしく無い!)食事がボチボチ終わる頃であった。


“お初の街”での徘徊の日は、“朝シャン(パン)”は控え、真面目な観光客姿になって!・・・
9時にはホテル後にして、旧市街を目指して一路南に向かい<ブレンタ運河>を越えて<CORSO DEL POPOLO>、<CORSO GARIBALDI>と南下を続けた。


やがて、角柱モニュメントが目印の<PIAZZA GARIBALDI>を右折し・・・
正に、徘徊スタイルその侭に、約5時間もホッツキ歩いた。


観光地としては余り目立たぬ故に(何度も来ているイタリアにあっても)今日まで訪問の機会を逸して来た街の一つであった此処<パドヴァ>は・・・
9世紀には街として機能し、ローマ時代には(帝国の重要な拠点として、ローマに次ぐ)「富裕な街」と呼ばれた“栄華の残り香”が漂う旧市街の<アルティナーテ門>から<ウンベルト1世通り>を基軸として・・・
<ポルティコ(柱廊)>の残る街並みを歩んだ。


雨上がりの鬱陶しい曇り空が、焦らすようにゆっくりとした調子で回復するに従い二人徘徊も佳境に入り、“晴模様”に替わる頃には・・・
イタリア特有の陽射しが一汗かかせる暑さを運んで来た。


太陽を背にしたシルエットは一層堂々として、クーポラ(円屋根)とイスラム寺院の尖塔が特徴的であり・・・
ロマネスク、ゴシック、ビザンティンの3様式が調和する<サンタントニオ聖堂(Basilica di S.Antonio)>の広場では・・・
古の警備は担当したであろう<ガッタメラータ将軍騎馬像(Equestrian Statue of Gattamelata)>と、今や「自動小銃を胸元に保持した警備兵」の視野に・・・
“アラブ風”の人を見付けるや、呼び止めて持ち物を広げさせる光景の一部始終を見届けてから堂内に入場した。豪華な装飾が施された内部は荘厳さに満ちており、(更に又)付属する<サン・ジョルジョ祈祷堂>にも・・・
共に、(好事家ならば堪らぬ程の)沢山のフレスコ画があった。


日陰の少ない広大な楕円形をした公園<プラート・デッラ・ヴァッレ(Prato della Valle)>内の、周囲を小さな運河に囲まれているメンミーナ島という小島辺りにベンチを見付け、腰を下ろして、運河沿いに並ぶ(彫像を乗せた)78列柱をボンヤリ数えたり、何気に視線を走らせた先では・・・
突如、現れた男女ペアの制服ポリスに追い立てられて、「先程の雨天では、立派な一仕事をしたであろう“黒人”の群れ」が、売れ残った“雨傘”の束を小脇に抱えて・・・
瞬時に!見事な迄に!四方八方へと霧散した!?。
そんな「ありふれたイタチごっこ」風景にも、一味違う“パドヴァ風”を観た。


こんな<パドヴァの二日目>は、自分的には結構気に入った。
(街歩きだけではなくて)連泊中の[HOTEL GRAND ITALIA]も、好い。。。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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