アイトベンハッドウ(Ait Ben Haddu:Morocco)「フランス人オーナーの宿でビールとワインを飲む。星空撮影再挑戦。今度こそ大成功！」

2017/10/17 - 2017/10/18

10/17 朝7:30にメルズーガを出発したSupr@tours は15:00にワルザザードに到着。タクシーに乗り換えてアイトベンハッドウに向かいます。
アイトベンハドウの宿はカスバから歩いてすぐの「Bagdad Cafe」。
このホテルはオーナーがフランス人。アイトベンハッドウで唯一アルコールが提供されるレストランがあるのです。
キンキンに冷えたビールと美味しい料理。そしてワインもいただきました。
そして星空撮影のリベンジ。試行錯誤してメルズーガの時に比べてだいぶ良い写真が撮れました。

[旅程]
10/10 長沙→香港→空港(HKG)
　　　 18:55(香港)→23:40(ｱﾌﾞﾀﾞﾋﾞ)[EY]
10/11 2:45(ｱﾌﾞﾀﾞﾋﾞ)→8:35(ｶｻﾌﾞﾗﾝｶ)[EY]
　　　 9:32(ｶｻﾌﾞﾗﾝｶ)→14:50(ﾌｪｽﾞ泊)[鉄道]
【フェズ 】10/12
　　https://4travel.jp/travelogue/11293169
【シャウエン】10/13
　　https://4travel.jp/travelogue/11293593
【シャウエン→メルズーガ】10/14～16
　　https://4travel.jp/travelogue/11294309
【アイトベンハドゥ】10/17
　　https://4travel.jp/travelogue/11294690
【マラケシュ】10/18～19
　　https://4travel.jp/travelogue/11295427
【エッサウィラ】10/20～21
　　https://4travel.jp/travelogue/11297081
【カサブランカ】10/22
10/23 11:35(ｶｻﾌﾞﾗﾝｶ)→22:25(ｱﾌﾞﾀﾞﾋﾞ)[EY]
【アブダビ】10/24
　　https://4travel.jp/travelogue/11297383
【香港】10/25～26 , 10/27 香港→長沙
　　https://4travel.jp/travelogue/11298357

エリア ワルザザート(モロッコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: エティハド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

10/17
朝7:30にSupr@toursバスに乗ってメルズーガを出発。
バスはリサニ→アルフード(8:50)→エルラシディア(10:00)→ティンジル(12:10)→ブマルヌタデス(13:20 [30分休憩])→ワルザザードと進みます。
ワルザザードには15:30到着です。

途中の車窓では、写真のような景色が広がります。
カスバと呼ばれる住居。今日訪れるアイトベンハドウはハドウ一族が造った大カスバだそうです。
メルズーガでアルジェリアの方角に見えたテーブルマウンテンがそこらじゅうにあります。
どうやら、このテーブルマウンテンはこの辺りの山の形状みたいですね。

15:30
Supr@tours のワルザザードターミナルに到着して、すぐに周りにいたタクシーを捕まえてCTMターミナル経由でアイトベンハドウまでの料金を聞く。
「150DH」。ディスカウント要求せずに即決。事前リサーチでは乗り合いグランタクシーなら50DH位で行けるようですが、今回事前にワルザザードの某ホテルにアイトベンハドウまでのタクシー料金を聞いたところ「往復で500DH」と言われていたので、片道150はOKです。
更に、明日のマラケシュ行きバスチケットを買うためにCTMターミナルに行って5分程待ってもらうので。

ワルザザードを出てすぐにある「CLA STUDIOS」。
タクシー窓から見ただけです。
アイトベンハドウには客待ちタクシーは居ないと言うので、明日朝11時にホテルに来てくれるようにドライバーに頼む。料金は同じく150DH。

CTMでのチケット購入時間(5分)を含めて40分で「Bagdad Cafe」に到着(16:00)。
入って右側がレセプションで左側がレストランです。

奥に行くとプールがあり、周囲が客室。私達の部屋は左側の部屋でした。

部屋は大きくはありませんが、家具や部屋の色彩がいい感じです。

トイレ・シャワーとベッドルームの間には仕切り壁とドアがありますが天井の方は開いています。

こんな感じ。

客室は１階だけで、屋上はテラスからはアイトベンハドウが見渡せます。

雲行きも怪しいし、暗くなる前には戻りたいので、さっそく、アイトベンハドウに向かいます。
ホテルの横を通って、こんな商店が並ぶ道を進みます。

道を抜けると川(水はほとんど無い)があり、正面に飛び石橋があります。
ホテルではアイトベンハドウへの行き方を地図を使って丁寧に教えてくれました。
この石橋を渡ってからアイトベンハドウに入るには３つのルートがあります。
写真中央に白いトラックが停まっている入口(1)、写真の右端に人が見える入口(2)、更に右端の入口(3)です。
入口(1)(2)は10DH 、(3)は無料です。
ホテルで「どれが一番いいのか？」聞くと、「有料の入口」。理由は「近くてアイトベンハドウ内の住居や店を見ながら登って行ける」からでした。
私達は(1)を選択。(1)にはおばさんがいて、20DH 払い、ちょっと話をして(これがポイント)入って行きます。
なぜポイントかというと、帰りにも要求される場合があるからです。顔を覚えてもらうわけです。
だから、(1)から入って(2)から出ると、お金を要求される場合があります。
もちろん、(3)や(1)の左側にある本当の大きな橋から出てくる場合は無料です。

こんな道を登って行きます。

たくさんのショップがありますが、とりあえず行きはスルー

頂上間近にあるカフェ

あともう少し

これが頂上にある建物

下を見るとカスバ

アイトベンハドウ村

村の周囲は荒涼とした大地です。

あまり人はいませんでした。

頂上から隣を見ると、こんなドーム型の山があります。
この山の頂上は、アイトベンハドウよりもかなり低いので5分位で登れるようです。
そこから、こちらのアイトベンハッドウを眺めるのが絶景ということですが、私達は行きません。(^_^;)
ところで、これは何？　お墓？
このドームの下の方に見える道が前述の入口(3)につながるわけです。

さて、下りはちょこちょこ店を覗きながら降りていきます。
これはなんだろうと覗くと「ハロー、カムイン！」
旅行記なんかで見た記憶が甦ります。
映画のなんとかですね。
入ってみます。(^_^;)

これ、ね。

するとMaさん大興奮。「私はこの映画知ってる！... 」
中国で放映される映画は日本で見ている映画とはかなり違います。
テレビ映画は東欧やロシアなど普通日本では流れない映画も多いのです。
ハリウッド系もありますが、いずれにしても、放映され始めたのは最近のことなんです。

おじさん、仕事開始。

こんな場所を見たり、なぜか山羊の部屋があったり。。

エキストラか何かで関係したのかな？

おじさん「眺めがいいだろう」
私「ハウマッチ? ,エントランス フィー」
おじさん(^_^)「Only 40」

なんだか楽しくなるものがた～くさんあります。

これ欲しかったなあ。
羅針盤のようなものかなあ。
何だか不思議で、「掘り出し物の宝物か？」と思ったけど。。買わなかった。。
この店は山の上の方の店。
下の方にある店にも、同じようなものがあって、がっかりしたけど、この山の上の店の値段が一番安かった。。

道すがらたくさんある店に入って「見るだけ」でも大丈夫です。嫌な顔はされません。

そして、この店で購入。
「私はディプロマを持っている」とのこと。
石細工のディプロマでしょうね。

「写真を撮っていいですか？」
「ノープロブレム」
でもこの表情。

ところが、商談成立すると、この笑顔(^_^)
皿二枚で200DH
高いか安いかよりも、なぜモロッコまで来て皿を買わなければならないのか、私には理解できない。そして、この皿はかなり重い。

200は高い(と思う)ので、私は「この小さなタジン鍋を付けて250にしろ！」
。。。これって私のミス(負け)か？(-_-;)

ホテルに戻ってシャワーを浴びて、ディナータイムです。

ビールは、グラスまでキンキン！
客は私達が最初で後から来た客も全て欧米人で皆さんビールやワインを飲んでいるので、このホテルでは堂々とアルコールが飲めます。

コフタとスープと。。と考えていたんですが、ディナーメニューはコース１つだそうです。
先ずは、前菜。野菜や肉のパテかな。

メインはチキンのタジン

ビールは１缶(実際にはMa さんは1口しか飲まないので1.8缶)にして、赤ワイン(グラス)を注文。
私はワインは全くわからないので、おまかせ。
それでも、ティスティングをしなければならない(これが苦手)。。

こんなのでした。
リストを見せられたわけでもなく、色(赤)を指定しただけ。
何種類かはあるんでしょうが、普通のを出してくれるんだと思います。
グラスでも、ちゃんとボトルオープンからです。
チェックアウト時に料金を見てみると、ビールもワインも１缶(グラス)35DH、ディナーセット110DH 、部屋代は朝食付きで500DH でした。

デザート

デザートはケーキとアイス。
私はモロッカンティを選ぶと、こうやって入れてくれました。

さて、突然ですが、いよいよ星空撮影リベンジ！
夕食後は雲っていたので、これは早朝５時前です。
設定はメルズーガの時と同じです。
唯一改良したのは、最初に横の建物に懐中電灯の光を当てて、建物にピントを合わせたということです。
10秒後のセルフシャッターにして、急いで建物前に行きポーズをして15秒間じっとしていました。
私的にはかなりうまく行ったと思うのですが。。。
(建物の後ろで光っているのは街灯です)

人無しバージョン

星メインバージョン

人ありバージョン
翌日、朝食時にオーナー(旦那)に見せると、喜んだのでメールで送ってあげると、「ホテルのWebで使う」と言ってました。(^_^;)
写真家になろうかな。

翌日(10/18)の朝食。
これにオムレツが付きます。

朝食後は近場を散歩。
昨日の入口(1)の左側にはこの橋があります。
この橋も無料です。
ホテルからは(1)(2)の入口が近いので、そこから入り、ドーム山の下を通って(3)から出るか、この橋から出るかが、私達のホテルからはベストということです。

橋を渡って来ると、ショップロードです。
アイトベンハッドウの街は特に見るものはありませんが、何もないところが西部劇に出てくる街のようで私は気に入っています。

昨日来るときに乗ったタクシーで11時にホテルを出発。
ワルザザードCTM ターミナルには11:30に到着。

バックパックを飛行機のように「預け荷物(5DH)」にして、近場を散策。
12:15発に乗りマラケシュに向かいます。
マラケシュ到着は16:30頃です。
ワルザザード編終了です。

この旅行記へのコメント （4）

• ベイグラントさん 2017/11/30 00:35:12

  私もやってみたい！

  スイカさん
  
  こちらにもお邪魔してます～♪
  
  降るような満点の星空と、それに自分を入れるなんて、考えたこともありませんでした。
  素敵ですね～！
  私も今度どっか星空の綺麗な所行ったら絶対やってみます！
  コツも教えてくださってありがとうございます^^
  
  
  ベイグラント
  

  スイカさん からの返信 2017/11/30 08:28:12

  RE: 私もやってみたい！

  ベイグラントさん。
  
  星空写真は超オススメ！
  ハマりますよ(^_^)
  デジカメでこんな写真が撮れるとは知らなかったから。
  この旅行時にしかやってませんが、また撮りたくて堪らなくなってます。
  次回はもっと上手くやれると思うし(何の勉強も、練習もしてませんが)。
  是非、オススメです。
  30分はかけた方がいい。いやベイグラントさんなら1時間はかけるかも。
  そのくらい楽しいです。
  
  モロッコ、良かったですが、モロッコは広いです。
  私の旅程、各地2泊で13日でも移動にげんなりしました。(長距離移動は好きなんですが。。)
  全部行きたいですが、絞った方がいいかもと思いました。
  スイカ

• Salaamさん 2017/10/23 01:14:55

  夜空の星空

  スイカさん、こんばんは！
  
  砂漠の星空写真、お撮りになられたんてすね！
  僭越ながらお伝えした方法が上手く行ったようで安堵しております。
  撮った瞬間の露出までは遡る事はできませんが、私はパソコンに取り込んだ後に色設定や露出設定を調整したりしています。
  どうしても長時間露出はオレンジ色っぽい写真になりがちですからね…色温度を下げたり…あーでもないこーでもないと調整しちゃいます。
  
  それにしても変な運転手以外は良い人たちで何よりです。私の時もほとんど良い人たちで安堵したのを思い出しました。
  引き続きの旅行記、楽しみにしています！
  
  Salaam

  スイカさん からの返信 2017/10/23 03:07:54

  RE: 夜空の星空

  こんにちは、Salaam さん
  
  写真撮影などに凝るのは得意ではないのですが、星空写真が私のデジカメでもあんなに綺麗に撮れたことに本当に驚いています。
  山に行って何度かは、綺麗な星空に向けてシャッターを押したことはあったのですが、AFままなので真っ黒でしたから、「一眼レフとかじゃないとダメなんだろうな」と訳も分からず思っていました。
  星空撮影は、ハマるかもしれませんね。
  星空じゃなくても、薄暗いところでもカメラの設定で写せることがわかって、なんだかいろいろできそうな気もしています。
  今はカサブランカのibisです。
  明日アブダビに行ってトランジットが１日丸々あるので、シークザイードモスクだけ見て来ようと思っています。
  
  スイカ