2017/10/05 - 2017/10/05
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ケロケロマニアさん
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トドックスタンプラリー開催期間終了まで、残り2週間を切りましたが、まだ、22市町村が残っています。
あと残っているのは、十勝・日高・オホーツク・上川・宗谷エリアとなりますが、ここでは、前二つの十勝・日高のコンプリートを目指す旅となります。
秋に訪れたかった旧士幌線のタウシュベツ川橋梁。北海道遺産(旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群)の一つとしても、近年、物凄い注目度が高まっています。交通の便を考えて、色々思案しておりましたが、結局時間が押してしまい、もう10月になり、三国峠越えは積雪の恐れあり、ということで、持ち込み自転車での利用は諦めます。
次善策として、最初は、層雲峡方面からのバスでタウシュベツ最寄りのバス停で降りて観に行こうかなと思いましたが、このバス停からタウシュベツの展望台までは結構な距離がありそう…。諦めかけたところで、糠平にレンタサイクルを発見して、これにてタウシュベツアタックを敢行することができました。
本旅行記では、そんなタウシュベツ川橋梁を見に行く過程がメインとなりますが、勿論、一応、スタンプラリー旅程でもありますのでご安心下さい(;^ω^)。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
10月5日の和寒駅前。
ハロウィンカボチャがどんどん増えていく~。和寒駅 駅
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さて、この日の出発はJRではなく、バス利用です。
途中、比布のマイナーなバス停で下車。
和寒→北2線11号(道北バス) 530円 -
この日の朝の気温。
冷えていますね~。
内地の真冬の気温かも。 -
ここからバスを乗り継ぎますが、比布から直接には愛別までしか行けません。
2回バスを乗り継ぐのもアホらしいので、ここは層雲峡に向かうバスに乗れる箇所まで歩きましょう。
ここで国道40号線と別れて、愛別方面へ。 -
この道を歩いて…。
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和寒から層雲峡方面に向かう場合は、このバス停が最寄りとなりますが、まだバスの時刻まであるようなので、もっと歩きましょう。
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乗る予定のバスは、このバス停を10時少し前に出発する予定の層雲峡行きです。
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愛別町域に入りました。
きのこがゴルフしてますねぇ~。
先日訪れたばかりの、ナウマン象がパークゴルフをする幕別町のことを思い出しました(;^ω^)。 -
結局、進行方向にこのバス停まで歩き、予定のバスに乗り込みます。
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流石は、大観光地の層雲峡行きに向かうバスですね。
紅葉シーズンということもあって、多くの観光客が乗車しているようです。 -
途中、上川駅前を通過…。
上川駅 駅
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真っ赤ですねぇ~。
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こういう岩が見えてくると、間もなく層雲峡ですね。
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北海道を代表する観光地の一つですので、今更語ることもないでしょう。
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という訳で、終点でバスを降ります。
金富3線→層雲峡(道北バス)1,530円
ここまでは道北バス運行なので、馴染みの道北バスカード(10%プレミア付き)がつカエルます。層雲峡温泉 温泉
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実は、層雲峡は交通の要衝でもあるんですね。
ここから、本日目指す帯広以外にも、北見や釧路まで直通バスで行くことが出来ます。 -
実は帯広に行くだけなら、和寒からなら愛別や永山から直行すれば良かったのですが、スタンプラリー旅程ならではの途中下車。
そう、上川管内で三つ残しているスタンプの一つ、文字通りの上川町のスタンプが層雲峡にあるんです。 -
層雲峡名物の一つといえば、”黒いセコマ”です。
国立公園内ということで、景観に配慮してとのことですが…。
ここに来る度、何故か、広島のマツダスタジアム傍にある”赤いタヌキコンビニ”のことを思い出す…。セイコーマート 層雲峡店 スーパー・コンビニ・量販店
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で、上川町のトドックスタンプを貰いに行きましょう。
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あの見慣れた、町名が記された赤い”スタンプはこちら”が見つかりません。
おかしいなと思ったら、ここは何やら、スタンプを係員が預かっていて、押してあげる、と言われましたが、私はこれまで全て自分で押しているので、ここでも丁重にお断りして、スタンプをお借りして自分で押します。
トドックの社員でもあるまいし、預かっている、ってどうゆうことやねん???
まあ、盗難されることを恐れているのかもしれませんが…。
例の町名が記された小旗も設置されておらず、何かとても寂しい風情で、上川町のスタンプをゲットです(158)。 -
ここでもハロウィン推し。
正直、ウザい…。 -
もっと食べられるカボチャがまともに売れて、農家の皆さんがこんなおもちゃカボチャばかり作らないで済むようにして欲しい。
それが、カボチャの作付面積日本一の町に暮らす人間の本音…。 -
流石に本日は、観光メインではありませんので、あまり遠出はしません。
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ロープウェイの頂部をズームして見ると…。
おおっ、少し雪が積もっているようですね! -
ここから、一日一便しか運行されていない、三国峠経由の旭川→帯広都市間高速バス、ノースライナー号に乗り込みます。
見慣れた道北バス車両でやって来ましたよ! -
一応予約制で、前日に電話予約をしておきましたが、予想通り車内は空いています。
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このまま直で帯広まで行ってしまいたいような、快適なシートです。
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”黒セコマ”で購入したお稲荷さんと、先日訪れたばかりの壮瞥リンゴサイダーでも頂きましょう。
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途中の景観。
大雪山系は、前日にかなり雪が積もったようですね。真っ白になっていました。 -
大雪湖も横目に見ながら…。
大雪ダム 名所・史跡
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三国峠が近づくと、うっすらと雪が積もっていました。
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木々もほんのりと雪を被って…。
この位の雪なら、可愛らしくて良いんですけどね…。
これからの雪のシーズンを思うと、また気が重くなってきた…。 -
トンネルを抜けると…。
三国峠 名所・史跡
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そこは絶景だった!
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三国峠は北海道の国道最高標高地点(1,139M)でもありますね。
私が初めてこの峠を越えたのは1993年のことでしたが、その時はまだ頂上近くの一部が未舗装だったことを思い出します。 -
道路沿いには秋色の景観が続きます。
流石にこの時期冬なのは、峠付近のみでした( ´∀` )。 -
車窓から慌ただしく、旧士幌線関連の遺構を眺めながら…。
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おっ、あれは旧幌加駅の駅名標か!
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そして、当初はここで降りるかどうか迷っていた五の沢バス停を通過。
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そして、おおっ、タウシュベツ展望台の分岐ではないか…。
ちょっとシャッターを切るのが遅れた…。 -
で、糠平温泉に到着。
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ここでバスを下車します。
層雲峡→糠平温泉(ノースライナー号)1,540円 -
糠平温泉のバスターミナル。
結構立派な建物ですね。ぬかびら源泉郷 温泉
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後ほど、ここからバスを乗り継いで、帯広に向かうのですが…。
バスは17時前までありません。
(到着は13時過ぎです…。)
尚、ノースライナー号はこの方向には降車のみの扱いなので、ここから帯広方面へ乗車することはできません。 -
4時間近く、どう過ごしましょう?
でもまずは第一目的を果たさないと…。
やって来たのはこちらの施設。
バスターミナルのすぐ隣にありました。ひがし大雪自然館 美術館・博物館
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ここは上士幌町域となります。
無事、上士幌のスタンプゲット(159)。
一つもなかった上川の”スタンプはこちら”と対照的に、上士幌では二つ設置されていました。面白いのは、遠方からでも見て判るよう、このように、うち一枚がこのように突き出した旗のような感じで掲示されていました。こういうスタイルは初めて見かけたなぁ~。 -
という訳で、お目当てのタウシュベツ川橋梁へ。
ひがし大雪自然館には、このようなリアルタイムの橋の様子が詳細に案内されていました。何やらツアーは大人気のようで、予約が取れないようですよ! -
で、自転車マニアの私は、勿論ここでレンタサイクルを利用します。
時間制限なし、17時までの営業時間内に返せば良い、とのことでした(500円)。
しかも、このようなクロスバイクですよ。これは上り坂には威力を発揮しそうです。 -
うわっ、しかも、メーターが付いてるぅ~。
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お決まりのネーミングに関しては…。
ケロケーロ糠平12号に決定! -
それでは、タウシュベツ川橋梁を観に、サイクリングの開始です。
積雪を恐れていた前日が嘘のような秋晴れに恵まれて、最高のサイクリング日和となりました。
まあ、ルートとしては、先程バスで通過した道路をそのまま折り返すだけなので、迷う心配はありません。(上述の通り、車窓からタウシュベツ展望台の分岐も確認してるし( ´∀` )。) -
ちゃんとスピードも表示されますね。最新式の自転車で乗り心地の良いこと!
ケロケーロ糠平12号は、大体10~12km/hのスピードで、緩やかな上り坂を進んでいきます。 -
最初にやって来たのはこちら。
三の沢橋梁です。
ここも旧士幌線コンクリートアーチ橋梁群の一つとなっています。 -
立地的には道路から見える位置なのですが、樹木に遮られてイマイチすっきりとは望めません。
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寧ろ、橋の上から影で確認するのが良いですね( ´∀` )。
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三の沢橋梁の解説はこちらで。
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これが、道路側から眺めた三の沢橋梁の様子です。
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ここにはトロッコもありますね。
ちょっと胡散臭そうだけど…。 -
旭川に戻る場合はこの時刻発ですね。
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因みに、五ノ沢の到着時間はこちら。
糠平温泉からは乗れないのに、ここからは帯広行きに乗車できるんですね。
往復の滞在時間が2時間半以上ありますので、旭川からバス利用で日帰りでタウシュベツ川橋梁を見に行くことも出来そうですね。 -
レンタサイクルがあると、あっという間にここまで来られました。
最後は歩道になりますので、ケロケーロ糠平12号ちゃんは入口に置かしてもらって、歩いてタウシュベツ川橋梁を見に行きましょうj。 -
結構歩かされるかなと思いましたが、国道の分岐から案外近そうです。
タウシュベツ展望台 自然・景勝地
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旧士幌線線路跡は、ウォーキングルートとして整備されています。
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巨木も登場。
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ミズナラですね。
解説はこちらで。 -
ここまで細かく標識がなくても、と思わせてくれる程の整備ぶり。
余程、タウシュベツ川橋梁を観に行かれる方が多いんでしょうね~。 -
そして…。
うわぁ~、見えました~!!!
この展望台からはもっと遠いのかなと思っていましたが、予想よりは近くで望めました。タウシュベツ川橋梁 名所・史跡
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光の加減で見え方が変わりますね。
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タウシュベツ川橋梁に関する詳細は、こちらの案内板をご確認下さいね。
数年前に、”そろそろ崩壊しちゃうかも”みたいに言われ出してから、急に人気に火が付いた感がありますね。
北海道の廃駅の横綱が幸福駅だとしたら、廃線後の鉄道遺構の横綱はやはりこのタウシュベツ川橋梁かもしれません。 -
お天気に恵まれた一日、ということで、多くの方がこの鉄道遺構を観にいらしていました。
雑に言えば、水没しかけたボロ橋が、ここまで注目を浴びる、っていう風景が凄く新鮮かも( ´∀` )! -
一般の観光客は、国鉄旧士幌線跡=タウシュベツ川橋梁、みたいな訪問スタイルですが、廃線沿いの旅路を続けている身にとっては、まだまだ確認しておかなければならないスポットがあります。
束の間の愛車、ケロケーロ糠平12号ちゃんに乗って、先に進みましょう。
因みに、ひがし大雪自然館のレンタサイクルでは、このようなヘルメットまで貸してもらえます。安全上重要なことでもありますね! -
幌加地区までやって来ました。
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この辺りの紅葉も良いですねぇ~。
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青空にも恵まれて…。
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向かう先はこちらです。
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幌加駅に関する案内板が設置されていました。
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駅跡付近には、レール跡も残されています。
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ケロケーロ糠平12号と、お決まりの記念撮影。
旧幌加駅跡 名所・史跡
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やはり、寂しい気持ちになりますね…。
最近、こんなのばっかやな~(-_-;)。 -
駅名標の様子。新しいのでレプリカでしょうね。
タウシュベツ川橋梁は、ここと旧糠平駅との間にあります。 -
こんな山奥にまで鉄路が通じていたなんて、今となっては信じられませんね…。
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ホーム跡をしみじみと眺めてから立ち去ります。
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燃えるように赤い木々。
私の心はセピア色ですが…。 -
来た道をそのまま戻りましょう。
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そして再び、タウシュベツ展望台へ。
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夕刻が近づき、今度は空いている中で、悠々と眺めます。
タウシュベツ展望台 自然・景勝地
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何度見ても美しいですね!
なかなか離れ辛い…。 -
カエルりは下りなので、スピードも出ます。
時速30キロを越えました。こんなの撮ってたら危ないって…。 -
ここに寄っておきましょう。
例のバス停のすぐ近くです。 -
この辺りの鉄路跡の様子。
落ち葉が積もって、秋らしい風情です。 -
橋に到着です。
上から見るとこんな感じ。 -
下から見るとこんな感じです。
やはり、このコンクリートアーチが旧士幌線の風情ですね。 -
反対側からも眺めてみました。
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それでは、糠平温泉に戻りましょう。
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最後にもう一度、三の沢橋梁を道路脇に眺めながら…。
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ひがし大雪自然館に到着。
開始メーターは42.19Kでしたので、旧幌加駅までの往復で26キロ程走ったことになるようです。
お世話になりました。束の間の愛車、ケロケーロ糠平12号ちゃん。
また逢う日まで、ごきげんよう!ひがし大雪自然館 美術館・博物館
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自転車を返却した後、こちらに足を運びます。
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とてもお洒落な外観の建物ですね。
上士幌町鉄道資料館 美術館・博物館
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ここは旧糠平駅跡地でもあります。
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こんな子が展示されていました。
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一応、サボも。
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ここでは一応、こんな観光鉄道が生き永らえていますね。
ひがし大雪高原鉄道 乗り物
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レールが続く…、ちょっとだけ…。
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その脇には、こんな殉職碑が…。
どんな事故があったのでしょうか?静かに手を合わせます。 -
これは、帯広からの距離を示しているのかな?
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運転体験も出来るみたいですね~。
ブレーキかけろ!のすぐ後で…。 -
ハイ、行き止まり。
観光鉄道なんてこんなもんでしょうね(-_-;)。 -
最後は、再びひがし大雪自然館に戻り、バスの時間までネットして過ごしましょう。
ここもWifiが対応していて、4トラの執筆活動(?)も進みます。ひがし大雪自然館 美術館・博物館
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では、糠平のバスターミナルへ。
驚くなかれ、ここの営業所は有人なんですね。 -
なので、帯広までのバス券を購入。
糠平温泉→帯広駅前(十勝バス)1,310円。
和寒から4回バスを乗り継いで、ようやく帯広へ到達、ということになります。
合計5000円近くかかってしまった…(-_-;)。 -
昔ながらのテレビが置かれていました。
地デジ化以降、つカエルなくなったのがそのまま放置されているでしょうか…。 -
上述させて頂いた通り、帯広までは1日4本のみの運行です。
そしてノースライナー。ここからは帯広方面には乗車できませんので、旭川方面のみの時刻が記されています。 -
十勝バスがやって来ました。
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そして、営業所の窓口の方が、お辞儀をしながらお見送りです。
何か昭和の時代を彷彿とさせる、美しい光景ですね! -
晴天に恵まれた一日。
十勝平野の夕暮れの景観を堪能しつつ…。 -
帯広に到着する頃には真っ暗になりました。
帯広駅バスターミナル 乗り物
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この日は何と、1泊3200円も払って、まともな宿に泊まります。
思えば、このスタンプラリーの旅路で、これだけの料金を払って宿に泊まったことはあったかな?と、記憶にないセレブな一夜に、逆に落ち着きません。
とは申しましても、カプセルホテルの延長みたいなドミトリー宿ですが…。
しかも、支払いは全額〇天ポイント精算…(;^ω^)。HOTEL NUPKA (ホテル ヌプカ) 宿・ホテル
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そして、無事、帯広到着を祝って(?)、この日は贅沢に、インデアンのまちなか店に向かいます。
同じインデアンでも、ここは恐らく一番観光客の利用が多い店舗ではないでしょうか。お店の雰囲気も独特ですしね。それが逆に落ち着かないので、あまり行かないんだけど…。カレーショップ インデアン まちなか店 グルメ・レストラン
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せっかくまちなか店に来ましたので、贅の限りを尽くして、ハンバーグカレーの大盛、という、セレブ宿に泊まる私のような貴族にはぴったりのメニューをオーダー。
1食733円。がっつりと頂いて、翌日旅程に備えてエネルギーをチャージしておきましょう。
という訳で、タウシュベツ川橋梁の見物がメインとなる、今回のスタンプラリー最終旅程の旅の最初の一日が終了となりました。最後までご閲覧有難うございました。
ここで上川・上士幌と上川・十勝の2町をクリアして、残すスタンプはあと20市町村となりました。またお時間がございましたら、続編にもお付き合い頂けましたら嬉しく思います。
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