憧れのヨーロッパ！夏のパリへ【2日目後編：凱旋門貸切観光と市内観光ツアー参加（サン・ジェルマン・デ・プレ散策）＆コンコルド広場＆マドレーヌ寺院＆ディナー】

2016/08/07 - 2016/08/12

2017.10.15
サン・シュルピス教会の美しさは素晴らしかったです。
緑とお花がいっぱいのリュクサンブール公園でみんなでパンやフィナンシェを
食べた時間が何だか凄く特別に感じました。
公園でパンを食べるなんて普通のことだけど、
そんな普通なことが凄く楽しくて、パリの人達が
当たり前にやっているようなことを経験できたのがとても嬉しかったです。
こんなに自由にあちこち巡って色んなお店に入ることが
できたツアーは初めてかも。
パリっ子気分を味わえて凄く楽しかったです。
ボン・マルシェで何となく買ったフィナンシェや
ピエール・エルメのケーキの濃厚な美味しさにとびっくり。
パリのスイーツは私好みの味付けのものが多かったので
またパリに行くことがあればスイーツ巡りをしたいです。

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「ルックJTB凱旋門貸切観光とバスと地下鉄（メトロ）に乗って市内観光
　パリ 初めて物語り」ツアーの続きです。

サン・ジェルマン・デ・プレをぶらぶら。
次に向かったのは「Eglise St-Sulpice」（サン・シュルピス教会）です。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台にもなった教会。
左右で異なる2基の塔が特徴。
内部にはドラクロワの壁画、グノモンの日時計、世界最大級の
パイプオルガンがあるそうです。

しかし、事前にちゃんとこの事を調べないまま
中へ入ってしまったので、見どころをおさえられず…。
勿体ない事をしてしまいました。

入場は無料です。天井がとても高く厳かな雰囲気。

空いていたのでゆっくり見学できて静かな時間を過ごせました。

重厚感のある造りで、絵画や繊細な彫刻が美しいです。
柱や天井等、細部まで手の込んだ造りでした。

教会前の広場には、ヴィスコンティ作の噴水があります。

見学後はガイドさんと合流し、昼食の時間。
どこかのレストランで食べてもいいですし、
テイクアウトしてきてもいいですよ～との事。
少し歩けば「ル・ボン・マルシェ」という老舗デパートが
あるそうなので、ここで色々買って近くの公園で食べる事に。

「Le Bon Marche」（ル・ボン・マルシェ）

9世紀半ばに創業した老舗デパート。
我が家が訪れたのは本館ではなく、別館の食品館
「La Grande Epicerie de Paris」（ラ・グランド・
エピスリー・ド・パリ）です。
品揃えが充実していて、様々な食材やお惣菜が並ぶ
見ているだけで楽しい空間です。

美味しそうなパン屋が入っていたのでパンを買う事にしました。
対応してくれたパン屋の女性店員さんがとっても可愛かったです。
最後にバイバイと手を振ってくれました。

他に飲み物も購入し、お会計は母と妹に任せました。
その間にずっと我慢していたトイレへ猛ダッシュ。
最初に行ったトイレが混んでいて絶望しました。
かなり限界だったのでこれはまずいと、別のフロアへ
急いで移動したところ、空いていてすんなり入れました。
パリは公共のトイレが少ないので、ここで利用できて
本当に助かりました。トイレ自体も綺麗だったのでよかったです。

昼食を購入したらリュクサンブール公園へ向かいます。
途中で寄った可愛い雑貨屋さん
「Plastiques」（プラスティックス）

「La Parisienne」（ラ・パリジェンヌ）

2016年のバゲットコンクールで優勝したお店だそうで、
ガイドさんがこちらでバゲットを購入していきました。

「Jardin du Luxembourg」（リュクサンブール公園）

到着しました。
17世紀、リュクサンブール公の元所有地にアンリ4世の王妃
マリー・ド・メディシスが居城を建設、庭園を整備。
パリ市最大の公園で、市民の憩いの場として親しまれている
そうです。

緑やお花がいっぱいで綺麗な公園。癒されます。

ベンチもたくさんあるので休憩にもぴったり。
この公園で昼食をいただきます。

ル・ボン・マルシェで買った「Mini croissant」（1.30ユーロ）

宿泊ホテルで食べたようなパリパリしたクロワッサンではなく、
しっとりとした食感の小さなクロワッサン。
甘みがあって美味しいですが、やっぱりホテルのクロワッサンには
勝てません。

ガイドさんがもう本当にいい人で、ラ・パリジェンヌで買った
バゲットを分けてくれました！

外はカリッと中はもっちりとしていて、塩気があって美味しいです。
食べた時は普段からそんなにバゲットは食べないせいか、
めちゃくちゃ美味しい！感動するような美味しさ！だとは
思わなくて、「普通に美味しいけれど、これがコンクール1位の
味なのか～」ぐらいにしか思わなかったのです。
でも、この日からカフェやビストロにもちょこちょこ入るようになって、
そこで提供されたバゲットと比べると味が違いました。
やっぱりここのバゲットが一番美味しかったなあと
後から感じました。

「Michel et Augustin」（ミッシェル＆オギュスタン）の
「Oranges Pressees」（2.40ユーロ）

普通に美味しいオレンジジュース。見た目も可愛いです。

鳥が寄ってきます。

他にもパン屋さんではフィナンシェやフランというお菓子を
妹と2個ずつ買ったのですが、あまりお腹が空いていなかったので
フィナンシェ1個を二人で分けて食べました。
これがまたかなり厚みのあるフィナンシェなので、
1個を分けても中々のボリュームなのです。
余ったフィナンシェとフランは持ち帰ってホテルで食べる事に。

昼食の後は、リュクサンブール公園の敷地内にある
「リュクサンブール宮殿」へ向かいます。

「Palais du Luxembourg」（リュクサンブール宮殿）

フィレンツェのピッティ宮殿をモデルにし改築された宮殿。
大戦中はナチス・ドイツ空軍本部となり、現在はフランス上院
議院になっているそうです。

この辺りもベンチがいっぱいあるので休憩にもぴったり。

宮殿も凄いですが、周辺には噴水や綺麗に手入れされた花壇が広がり、
とても美しいです。

緑とお花がいっぱいで見ていて癒されます。
皆ゆっくり寛いでいてまさに憩いの場でした。

これでツアーは終了です。ここからバスに乗ってオペラ地区へ
戻りました。
このバス車内での出来事。母と並んで座っていたら
（妹は少し離れた席に座っていました）
降りようとした女性が座っている私の首元にある
ビジューネックレスを指して何かを伝えようとしているのです。
でも「ビジュー」という単語しか聞き取れなくて困っていたら、
近くに座っていた女性が「こういう事を言いたいのよ」と
ジェスチャーで教えてくれました。

どうやら「ビジューネックレスは引っ張って持って行かれてしまうから
危ないし、外した方がいいよ」と伝えたかったみたいです。
ネックレス自体は安物なのですが、ビジューが大粒だったので
目立ったのかもしれません。
観光客で何も知らない私に親切に声をかけてくれた女性と、
ジェスチャーで教えてくれた女性に感謝。
パリって優しくていい人ばかりだな～と感激した出来事でした。

バスから降りたらガイドさんとお別れ。
ツアー終了が予定よりも大分遅くなってしまったみたいで、
途中で電話を入れていたので申し訳なかったです。
そして前日（？）に足を痛めてしまったようで、
歩くのも相当辛かったと思うのですがずっと笑顔で案内してくれました。
明るくて本当に素敵なガイドさんでした。

ホテルに戻ったので、購入したピエール・エルメのケーキを冷やします。
そして「ル・ボン・マルシェ」別館の食品館「ラ・グランド・
エピスリー・ド・パリ」にあるパン屋で購入した焼き菓子がこちら。
左が「FINANCIER　NATURE」（2.10ユーロ）、
右が「FLAN A LA VANILLE」（2.50ユーロ）

フィナンシェはバターの味が濃くて、物凄く美味しかったです。
サイズも大きめなので食べ応えもあって大満足。
使われているバターが美味しいのか、パリのフィナンシェって
こんなに美味しいの！？と思いました。
フランはフランスの代表的なお菓子の一つだそうで、
日本で言うプリンのようなもの＋パイ生地の組み合わせ。
このプリンのようなものが、硬めの食感で甘みがあって
とても美味しかったです。パイ生地との相性も抜群。
どちらもシンプルなお菓子ですが本当に美味しかったです。
ご馳走様でした。

この日はたくさん歩いたので疲れていましたが、
ここで寝てしまうと計画が消化できない！という事で
3人とも眠らずに頑張って再び出かけます。

写真はパリの街並み。

向かったのは「Place de la Concorde」（コンコルド広場）

1775年にルイ15世の騎馬像を置くために造られた広場だそうで、
フランス革命時にはルイ16世とマリー・アントワネットが
処刑された場所でもあります。

広場の中央にはエジプトから寄贈されたオベリスクが建っており、
柱には古代エジプト文字が刻まれています。

ローマのサンピエトロ広場を模して設計した噴水。

そしてコンコルド広場から周りをぐるりと眺めると、
エッフェル塔や凱旋門も見えるのです。

中央に見えるのが凱旋門。

白黒で撮ってみました。こちらの方が凱旋門が見やすいかも。

夏と冬限定でオープンする大観覧車。

コンコルド広場の後に向かったのは「Eglise Ste-Marie Madeleine」
（マドレーヌ寺院）です。
奥に見えているのがマドレーヌ寺院。

向かう途中で、車体に「BUSTRONOME」と書かれたバスを発見。

2階建てのバスをレストランに改造。
コース料理を味わいながらパリの観光スポットを巡るそうです。
これは楽しそう。我が家だけでなく周りの人達も、
このバスの写真を撮っていました。

私は気づかなくて妹が教えてくれたのですが、
1階にいる調理スタッフが、写真を撮っている皆に
笑顔で手を振ってくれていたそうです。

「Eglise Ste-Marie Madeleine」（マドレーヌ寺院）

高さ30m、52本ものコリント様式の円柱に四方を囲まれ、
ギリシャ神殿を思わせる佇まいのキリスト教会。

中には入らなかったので写真は外観だけです。

こんなに明るいけれど、実はもう夜の20時20分。
このままディナーへ向かいます。
歩き疲れているので、食べ終わったらすぐにホテルに戻れるように、
「Rue de Caumartin」（コーマルタン通り）という
ホテルの目の前の通りで食べる事にしました。

選んだのは「Le Moulin a Caffe」というお店。
ホテルから近いうえに、日本語メニューがあるという口コミを見たので、
気楽に利用できそうだったからです。PM20時半頃訪問。
対応してくれたオーナーらしき女性がとても感じが良い人で、
テラス席を利用させてくれました。
お客さんが何組か入っていましたが、日本人やアジア人は
いませんでした。

メニューはサラダ・魚料理・肉料理・デザートと一通り揃っています。
日本語メニューはありますが、やり取りは英語です。
母と私はチーズバーガーを、妹はステーキを注文。
飲み物はミネラルウォーターにしました。

「Vittel（50cl）」（4.80ユーロ）

「Cheeseburger, Frites et Salade」（14.50ユーロ）

パティの焼き加減を指定できるので、ミディアムでお願いしました。
パティは焼きすぎなのか硬めでしたが、ハンバーガーの味自体は
想像していたよりも美味しかったです。
バンズ＋チーズ＋レタス・玉ねぎ・トマト＋パティという組み合わせで
味付けはシンプル。
ふかふかで柔らかいバンズととろけたチーズが最高。

物凄く美味しい！というわけではないのですが、
あまり期待していなかった分、美味しく感じました。
ハンバーガーは大きいので食べ応えがあり、お腹いっぱいになります。
厚切りのポテトは外はカリカリ、中はホクホクでこちらも
普通に美味しい。
ハンバーガーとポテトの組み合わせは間違いありません。

バゲットも出てきました。
特に印象はないので、ごく普通のバゲットだったかと思います。

写真はありませんが、妹が頼んだステーキはお肉が硬くて
パサパサでソースもイマイチで美味しくなかったそうです。
ここで肉料理を頼むならステーキよりもハンバーガーの方が
いいかもしれません。
物凄く美味しいお店というわけではないのですが、
日本語メニューがあるので入りやすいですし
オーナーらしき女性をはじめ店員さんの対応が本当に感じが良くて
親切だったので、楽しく過ごせました。ご馳走様でした。

食事の後はホテルに戻りました。
母と妹が荷物の整理やお風呂に入っている間、
「Pierre Herme」（ピエール・エルメ）で買ったケーキを
食べる事に。

「Tarte Infiniment Vanille」（7.30ユーロ）

妹と「これ絶対に美味しいよね！」と自信満々で購入したケーキ。
いざ食べてみたらやっぱり美味しかった。
これは今でも忘れられない素晴らしい味。
バニラ風味のホワイトチョコレートのガナッシュは濃厚で
しっかりとした甘さ。
このガナッシュがもう本当に美味しくて、一口食べた瞬間に
思わず笑顔になってしまいました。
タルトもざくざくとしていて好みの味と食感で文句なし。
物凄く美味しいけれど、サイズが大きめなのと甘みが強いので、
途中から重たく感じてしまい一度で食べきる事はできず、
2回に分けて食べました。
でも本当に美味しいです。
バニラとタルト好きにはたまらない美味しさで、
是非とももう一度食べたいケーキです。ご馳走様でした。