夏のカラフル北海道 (５)ドラマ「北の国から」の世界にひたった麓郷

2017/08/12 - 2017/08/15

昨年の道東に続いて今年の夏休みも北海道旅行。今回は久しぶりに千歳から入り積丹や小樽を回ってから道央へ。北竜町のひまわり、新成生のソバの花、旭川の上野ファーム、そしていつもながら美瑛や富良野のパッチワークを撮ってきました。

たくさんの色に溢れた夏の北海道、旅行記作成が滞ってすでに10月になってしまいましたが、季節外れの投稿、ご容赦ください（＾＾；）

８月１２日（土）羽田→千歳
　　　　　　　　積丹半島（神威岬、島武伊海岸）→ニッカ余市工場→
　　　　　　　　小樽運河→小樽泊

８月１３日（日）小樽→北竜町（ひまわり）→新成生（ソバの花）→
　　　　　　　　上野ファーム→美瑛→中富良野泊

８月１４日（月）中富良野→四季彩の丘→青い池→麓郷→上富良野→
　　　　　　　　美瑛の丘→中富良野泊

８月１５日（火）中富良野→上富良野→富良野（ニオの風景）→
　　　　　　　　彩香の里・ファーム富田→美瑛
　　　　　　　　旭川→羽田

エリア 富良野(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0

今回の旅、3日目と4日目は美瑛と富良野を行ったり来たりしました。ここではドラマ「北の国から」ゆかりの地巡りを中心に富良野をご紹介します。

富良野での第一歩は上富良野にある「シットココ」でのランチから

田園に中にポツリと立つレストラン
地元野菜がたくさん食べられるハンバーグや豚丼プレートランチが美味しかったです♪

http://www.kamifurano.jp/eat/restaurant/533

最近CSで「北の国から」の再放送をやっていたのを見て懐かしくなり、今回久しぶりに麓郷へ

ドラマで使用された家は麓郷地区の数カ所に点在しています。
まずは五郎さんの「石の家」から訪ねることに。

「北の国から」の歴史
こうしてみるとすごい視聴率ですね～

森の中にはクマよけの鈴
やっぱり、北海道です。

森を抜けると、あの「石の家」が見えてきました。

五郎の石の家 名所・史跡

まずは展望台から1枚

旅の間中、目を楽しませてくれたルドベキア
ここにもたくさん咲いていました。

昔、昔、来た時には展望台から見ることしかできなかった家ですが、今は家の中まで入ることができます。

ドラマではけっこう広く見えましたが、中は驚くほど狭くてビックリ！

実際に使用された小道具とともに令子さん、純や蛍ちゃんの写真などもセットそのままに飾ってありました。その横に「写真・ビデオの撮影はご自由ですが、インターネット、印刷物等には利用しないで下さい」との断りあり。俳優さんたちの肖像権の関係でしょうかね。なので、差し障りなさそうな部分をちょっとだけ。。。

こちらは「最初の家」
五郎さんたちが麓郷にやってきて、文字通り最初に住んだ廃屋のような家です。「電気がない！？」と純が驚いたシーン、水を引いたり、風力発電を作ったシーンを思い出します。

「石の家」からちょっと足を延ばして・・・

麓郷展望台へ

麓郷展望台 名所・史跡

高台にあるので街が一望

周りには色鮮やかな花畑

ここへ来る途中の「ふらのジャム園」「アンパンマンショップ」は家族連れなど多くの人でにぎわっていましたが、展望台にはほとんど人がおらず、写真を撮っても誰も写らない（笑）

ちょっと雲をかぶっていますが、奥に見えるのは富良野岳？

あっ、クッシーたち以外の観光客発見

そしてラベンダーも発見！

8月中旬ともなるとラベンダーはシーズンが終わり、畑で見られる紫の花の多くはブルーサルビアなのですが、ここではまだラベンダーが咲いていました（＾＾）

クッシーが写真を撮っていると、この一帯を管理されている方でしょうか。おじさんがここからの写真がベストアングルだと教えてくださいました。
確かに花畑と展望台、富良野岳がうまく収まります！

「モノローグの木」と名付けられた白樺
1本だけでなんだか寂しそう・・・

麓郷の森にやってきました。

麓郷の森 名所・史跡

ここで見られるのは五郎さん手作りの「丸太小屋」

ドラマでは正吉と純の火の不始末が原因で全焼してしまうという設定ですが、火事のシーンでは別の小屋を建てて撮影したのだそうです。

「3番目の家」
丸太小屋が焼けてしまったあと、農家の廃屋を修理して住んだ家。純が五郎さんの誕生日にプレゼントした風力発電装置が懐かしい！

ガラス窓に黄色いルドベキアが映ってきれい、ですが・・・
冬にこの小屋で過ごすのは相当過酷だと思われます。（ドラマの話ですが）

麓郷の森から少し町に戻ったところにあるのが「拾って来た家 ーやがて町ー 」
　

拾って来た家 名所・史跡

五郎さんが廃材を使って建てた家が集まっています。

純と結ちゃん、雪子さん、中畑木材の娘すみえさん夫婦の家

いずれもバスや電話ボックス、スキーゴンドラ、貨物コンテナ、小さなものでは卵のパックなどが使われており、そのアイディアに驚かされます。

「五郎4番目の家」
五郎さんが石の家を建てるまで愛犬アキナと暮らした家

一通り五郎さんの住んだ家々を巡ってみて感じたのは、ドラマの最後は2002年放映だったのに、今なお「北の国から」ファンが大勢いるということ。今回、夏休みということもあったのでしょうが、放送時は生まれていなかったであろう小学生くらいのお子さん連れの姿もよく見かけました。
施設側もロケ地の詳細が書かれた探訪マップやパスポートを用意するなど、ここには「北の国から」がまだまだ息づいていました。

ということで、翌日も東山地区に行った帰りに布部駅に寄ってみました。

JR布部駅 名所・史跡

布部は五郎さんと純と蛍が物語の最初に降り着いた駅

駅舎には当時のドラマポスターがはられ、駅前には倉本聰氏直筆の看板もありました。

富良野へ向かう線路
ここからいろんなドラマが生まれていたな～

今回「北の国から探訪マップ」をもらって気付いたのですが、春に訪れた中の澤分校（現在は廃校）は、純と蛍が通っていた小学校ーという設定だったそうです。
＜2017年5月撮影＞

こちらはその時撮った分校近くの牧場
草太さんの牧場として使われたとか。

久しぶりの麓郷でどっぷり「北の国から」ワールドにひたった2日間でした。