2017/08/29 - 2017/09/11
557位(同エリア1830件中)
eme10さん
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JALの特典航空券で成田→モスクワ(ドモジェドヴォ)の往復を40,000マイルとJMBの提携社特典航空券でS7航空のモスクワ(ドモジェドヴォ)→ウィーン、ヴェローナ→モスクワ(ドモジェドヴォ)を12,000マイル(キャンペーン中で通常時の約半分のマイルで行けました)で合計52,000マイルでオーストリアとイタリアへ行ってきました。
モスクワというかロシアに入国するのは今回が初めてで、キリル文字はある程度読めますがロシア語はほぼ解らない状態で旅行しています。
しかも帰りのトランジットはドモジェドヴォ空港に午前3時20分に到着するという結構ハードな旅程です。
今回この旅を手配した時はJALのモスクワ往復とモスクワからのS7のヨーロッパ往復をそれぞれ特典航空券で発券し、S7でギリシャのロードス島とコス島に1ヶ月位行こうとJALに電話して予約発券してこの旅程でトランジットビザを実際に取得したのですが、コス島沖の地震があったりその他諸事情でS7のギリシャ往復はキャンセルし、日程を1ヶ月から2週間に短くしてS7の行きはウィーン、帰りはヴェローナの航空券を取り直しました。
トランジットビザは行きの日程が変わっておらず、帰りの期間が短くなっただけなのでそのまま使えるっぽいので取り直しはせずにそのままロシアへ旅立ちました。
果たしてそのビザで無事入国できたのでしょうか。
【ビザの手配方法】
ロシアに入国するにはビザが必要ですが、今回往復モスクワで1泊ずつする必要がありダブルエントリーのトランジットビザを自分で手配してみました。
https://tokyo.mid.ru/web/tokyo-ja/-13
↑のロシア大使館のページを参照して
http://visa.kdmid.ru/PetitionChoice.aspx
↑の電子申請書を作成するページで内容を入力しました。
注意点としてはトランジットで往復ともロシアに入国する必要がある場合は「Purpose of visit (section)」でTransit(通過)を選び、「Visa category and type」でTransit TR2を選び、「Number of entries」でDouble(ダブル)を選び、入国日(Date of entry into Russia)は最初の区間の入国日(日本→ロシアのロシア到着日)、出国日(Date of exit from Russia)はロシア→目的地の日付ではなく、ロシア→日本のロシア出国日を記入することです。
私達の場合は8/29に成田からモスクワに到着してモスクワで1泊し、8/30にモスクワからウィーンに行き、9/10にヴェローナからモスクワに到着してモスクワで1泊し、9/11にモスクワから成田へ出発して翌日の12日に成田に到着するという旅程なのでこの場合は「Date of entry into Russia」の入国日は29 Aug 2017で「Date of exit from Russia」は11 Sep 2017となります。
要するにビザの有効期間内で2回入国しそれぞれ72時間以内のロシア滞在が可能という考え方です。
電子申請書の記入を終えて写真やパスポートを準備して印刷し、大使館に行く時に日本→ロシア間のEチケット控えとロシア→目的地間のEチケット控えを持って東京のロシア大使館に行って問題なくビザが降りました。
東京のロシア大使館は入り口の所に番号札を取る機械があるので番号札を取ってから並びましょう。
私は午前中の10時過ぎに行ったら1時間半位待ちました。
ビザは2週間後の受け取りなら無料ですが、自宅からロシア大使館に2回行く手間と交通費が面倒でした。
受け取りはビザ申請時に貰ったレシートを直接大使館の受け取り窓口に持っていくだけ(番号札は取らなくてOK)ですぐに受け取れました。
【旅程】★が付いているのがこの旅行記に該当するスケジュール
★8/29 JALで成田からドモジェドヴォ(モスクワ)へ [Domodedovo Park Hotel泊]
★8/30 S7航空でドモジェドヴォ(モスクワ)からウィーンへ。その後RAILJETでウィーン空港駅からザルツブルク中央駅へ [Mercure Salzburg Central泊]
8/31 ザルツブルク観光 [Mercure Salzburg Central泊]
9/1 電車を乗り継いでオーバートラウン(ハルシュタット)へ [Haus Bellevue泊]
9/2 電車を乗り継いでバードガシュタインへ [Cesta Grand Activhotel & Spa泊]
9/3 バードガシュタイン観光 [Cesta Grand Activhotel & Spa泊]
9/4 電車を乗り継いでイタリアのサンロレンツォ(ブルニコ)へ [Gasthof Traube泊]
9/5 電車とバスでトレチーメとミズリーナ湖に日帰りハイキング [Gasthof Traube泊]
9/6 電車とバスを乗り継いでサンタマッダレーナ村を観光しその後ヴィーゴディファッサへ [Mason La Zondra泊]
9/7 バスとケーブルカーでポルドイ峠を日帰りハイキング [Mason La Zondra泊]
9/8 バスを乗り継いでオルティセイへ。その後バスとケーブルカーでシウジ高原に日帰り [Mountain Spa Resort Albion泊]
9/9 バスでボルツァーノを観光しその後電車でヴェローナへ行きヴェローナ空港からドモジェドヴォ(モスクワ)へ [機内泊&ドモジェドヴォ空港で野宿]
★9/10 モスクワ観光 [Holiday Inn Moscow Tagansky泊]
★9/11 JALでドモジェドヴォから成田へ [機内泊]
9/12 帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- JAL S7航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
成田からモスクワまではJALのエコノミーの特典航空券でしたが、前日にWEBチェックインしようとした際に「お座席を調整中ですので空港にてご確認ください。」がキター!!!
これはもしかしてもしかするかもと期待しつつ成田空港でチェックインすると・・・
プレミアムエコノミーにインボラアップグレードされていました!
幸先の良いスタートです。
Domodedovo空港に定刻に到着し、いざ入国です。
トランジットビザを申請した時は既にキャンセルしたギリシャ行きの航空券とその日程でビザを申請していたので、入国時にどこに行くのか聞かれて申請内容と違うじゃないかとか言われて入国できなかったらどうしようと内心かなり焦りながらの入国でしたが、入国審査は一人一人に時間はかけてチェックしていたものの特に行き先などは聞かれずに普通にあっさり入国できました。
行きのトランジットではモスクワ市内には出ずに空港近くのホテルに1泊しました。
市内に出ても多分18時頃にホテルに着いて、翌日は10時か11時にはホテルを出なければいけないとなると市内に出るアエロエクスプレスの往復だったり、ホテル代ももったいないなと思い空港近くの安いホテルに1泊する選択をしました。
泊まったホテルはDomodedovo Park Hotelです。
Hotels.comから予約してトリプルルームだと1泊5,800円位でした。
このホテルはドモジェドヴォ空港まで往復の無料送迎があります。
ドモジェドヴォ空港のチェックインカウンターがある辺りのインフォメーションの近くにこのホテルのブースが2箇所あり、その内の1箇所にホテルのスタッフが常駐していたのでその人に話しかけて送迎車の手配をしてもらいました。
対応してくれた人はロシア語しか通じないようでしたが、予約確認書を見せてホテルに行きたいことが伝わったのかホテルの車を電話で呼んでくれました。
それから15分か20分位待ってホテルの車に乗り、ホテルまで10分位で到着です。
ホテルのチェックインは英語が出来る人だったので問題なくあっさり出来ました。
レセプションでアイスクリームや水、軽食の他にちょっとしたお土産も買えるようでした。
このホテルは2階建てでエレベーターが無かったので荷物を持って階段を上り降りする必要がありました。 -
部屋に着くと思ったよりも普通です。
写真はバスルームでバスタブは無くシャワーのみでドライヤーは無かったです。
バスルームも部屋も清潔でしたがシャワーはお湯が出るまで時間がかかりました。お湯は出たものの水圧は非常に弱かったのでぶっちゃけ寒かったです。
アメニティ類は貧弱なので持参した方が満足できるかと思います。 -
予約したトリプルルームです。
部屋の大きさは普通~やや狭めという感じで1泊だけなら特別不満はありません。
WIFIも無料で非常に高速で安定していました。
ホテルの周辺は何もない郊外の小さな住宅街で、外には出ていませんが、送迎の車に乗っていた時に見かけた徒歩20分位の所に小さなスーパーとハンバーガーレストランが1軒ある位でした。 -
このホテルに泊まった場合夕食はどうするのか、という問題はありましたが、ホテルにレストランが併設されているのでホテルのレストランで夕食を食べました。
レストランは結構ちゃんとしている印象です。1泊5千円位のホテルなので正直期待はしていませんでしたがここはウェディング会場にも使われるホテルのようで予想外にちゃんとしていたレストランでした。
写真には写っていませんが、右側にステージがあり立派なスピーカーから音楽が流れていました。 -
メニューはロシア語しかありませんでしたが、何とか解読してボルシチがあったのでボルシチを頼んでみました。ここはパスタ等のイタリアンな料理が多かったです。
ロシア語のメニューしか無かったですが、レストランのスタッフに英語が話せる人がいたので一応問題なくオーダー出来ました。なお、ボルシチはロシアンスープで通じました。
出てきた皿を見てみると、随分立派というかちゃんとしたレストラン感があります。
ボルシチを口にしてみると・・・美味しい!!
優しい感じの毎日食べても飽きない系の癒やされる味です。付け合せのサワークリームも入れてかき混ぜてもいい感じでした。
このボルシチはおかわりしたい位とても美味しかったです。
後日TEREMOKでボルシチを食べてそのボルシチも美味しかったですが、ここのレストランのボルシチは別格でした。と言うか今回の旅で食べたものの中でもトップクラスの美味しさでした。 -
子供用にボロネーゼを頼んでみましたが、凄くちゃんとしたタリアテッレの麺のパスタが出てきました。
見た目からして美味しそうですが、実際に食べてみたらやはり美味しかったです。
ボルシチ2皿とこのパスタ1皿で1,020RUB、大体2千円でした。
ロシア市内のファストフードで食べるよりは高いですが、味も雰囲気も予想外に良かったので大満足な夕食でした。
今度ドモジェドヴォ空港で深夜早朝に乗り継ぐ際にはホテル代が安くて飯が美味くて空港から近いこのホテルにまた泊まりたいと思いました。 -
翌日、ホテルをチェックアウトして送迎車でドモジェドヴォ空港に戻ってきました。
S7航空893便15:00発ウィーン行きの便に乗るため11時にホテルを出て10~15分位で空港に到着し、チェックインしてセキュリティを抜けてS7のラウンジに辿り着いたのが13:05位です。
それほど並んで混んでいた印象も無かったですが結構時間がかかっていました。
S7航空はワンワールドなので、私と嫁はJGCでワンワールドサファイアのステータスがあるのでラウンジが使えるので入ってみます。S7ビジネスラウンジ (ドモジェードボ空港) 空港ラウンジ
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ラウンジでは受付で航空券を預けて入室しました。
ラウンジはそこそこの大きさでバーカウンターや軽食を食べれるスペースがありました。
ブリヌイ(クレープ)やスープ、パン、フルーツサラダ等のスイーツもあり意外と充実していた印象です。
ブリヌイがとても美味しかったです。
WIFIはログイン用のパスワードを取得するのにSMSが受信できるロシアの携帯番号が必要なようで私はロシアのSIMは用意しなかったので使えませんでした。
とりあえず日本の携帯番号で試してみましたが、SMSは来ずにWIFIが使えませんでした。S7ビジネスラウンジ (ドモジェードボ空港) 空港ラウンジ
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ラウンジの席から外を見ていると珍しい真っ白な機体がありました。
S7ビジネスラウンジ (ドモジェードボ空港) 空港ラウンジ
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ウィーン行きのS7の893便は約40分遅れで出発しました。座席は全席エコノミークラスのB737で機内エンターテイメントや座席電源等はありません。
機内食も軽食が出ました。
30分前にラウンジのモニターには定刻だったのに、出発予定時刻の30分前にいざゲートに着くと職員が誰もおらず、15時10分頃やっと職員がゲートに現れて15:20頃にバスに乗って飛行機まで移動しました。
ウィーン空港からザルツブルク中央駅までの直通の変更不可のRAILJETの切符を事前予約しており、17:00にウィーンに到着予定なので18:03にウィーン空港駅を出発する電車を予約していましたが、出発が約40分遅れだったのでこのチケットを捨てる覚悟でいましたが到着は何とたったの3分遅れの17:03でした。ウィーン空港は乗り継ぎが大変スムーズという評判通り飛行機を降りてから入国審査まで5分かからず、荷物も10分位しか待たずにピックアップして17:25には空港のSPARで買い物をのんびりしている位余裕でした。
そして11日後に再びモスクワにトランジットで戻ってきます。
・次のザルツブルクの旅行記はこちら↓
https://4travel.jp/travelogue/11291398 -
・前のボルツァーノの旅行記はこちら↓
https://4travel.jp/travelogue/11296038
帰りのトランジットはS7航空の694便でヴェローナを前日の22:55分に出発し、ドモジェドヴォに朝の3:20に到着するスケジュールです。
深夜着ですがホテル代をケチって到着日はトランジットホテルには泊まらず、アエロエクスプレスが動き出すまでドモジェドヴォ空港のベンチで仮眠を取りました。
深夜のドモジェドヴォ空港はどんなものかと行くまでは不安でしたが、大半の店は閉まっているものの同じように空港野宿をしている人達が沢山いて空いているベンチを探すのが大変でした。
ベンチは2Fに沢山あります。深夜でも自動販売機で水は買えました。しかも自販機でルーブル現金が無くてもVISAのクレカが使えました。
とそんな感じでアエロエクスプレスが動き出す6時過ぎまで子供が寝付かなかったためほぼ寝れずにベンチで座って時間を過ごしました。
当然ですが空港内は至って普通で安全でした。「おそロシア」を感じることは無かったです。モスクワ ドモジェドヴォ空港 (DME) 空港
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6時近くになると周辺のベンチから移動する人も増えてきて自分たちもドモジェドヴォ空港を出てAEROEXPRESSに乗って市内に行くためアエロエクスプレスの駅に行きました。
大人2名に子供1名なので、自動券売機では割安なファミリーチケットが買えないので窓口で950RUBのファミリーチケットをクレジットカードで購入します。
ペラペラの紙にQRコードが印字されているチケットが1枚しか出てこないので3人でどう自動改札口を通れば良いのか疑問に思っていましたが、どうやら最初に1人が自動改札を通ったらそのチケットを改札越しに後ろの人に渡して、後ろの人は受け取った同じチケットでもう一度改札を通るという事でした。
その辺は係員が教えてくれたので問題なかったです。 -
これがDomodedovo空港からPaveletskiy駅までのアエロエクスプレスの電車です。
車内は2-3の配列の座席で荷物置き場もあり綺麗でした。
途中、霧が立ち込める中の車窓はとても幻想的でした。 -
45分程でパヴェレツキー駅に到着です。
ホームの出口にはタクシーの客引きが結構いました。
私達はパヴェレツキー駅の出口を出た先の通りにあるトラム停留所から2駅のHoliday Inn Taganskyに向かうのでタクシーは使わずにまずはメトロの駅に行き、窓口でモスクワの「SUICA」的ポジションのトロイカカードを購入しました。
窓口の人は当然英語が通じませんが、ゼスチャーが凄く通じたので問題なく買えました。
モスクワのメトロはバリアフリー化が全然ダメなので重い荷物の上げ下ろしが大変です。
エスカレーターは設置されているけどそのエスカレーターの手前に5段くらいの小さい階段があったりとかそういうのが多いので大変です。パヴェレツ駅 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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パヴェレツキー駅からホリデイインモスクワタガンスキーまで35番か38番トラムに乗って行って、朝の8時頃にホテルでチェックインが可能か一応聞いたら14時からと断られてしまったので荷物を預けてからホテルのロビーのソファーに座ってスマホを充電しつつ2時間程仮眠を取ってから観光に出かけました。
ホテルから最寄りのProletarskaya駅に徒歩で向かい、地下鉄に乗って向かったのは2駅先のキタイ・ゴロド駅です。
適当な駅の出口から地上に出て赤の広場へと徒歩で向かいます。
駅の出口を出て赤の広場に出るまでにセキュリティチェックがありました。
それを抜けるとすぐにこのロシアっぽい教会が見えてきてロシアに来た感が出てきました。 -
写真を撮りながら歩いていると段々と赤の広場に近づいてきました。
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この教会は何かで見たことがあります。
確かこの先が赤の広場です。 -
こちらは歩いてきた方向です。
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聖ワシリイ大聖堂ですね。
お菓子のようなメルヘンチックな外見がロシア感があります。
この先には赤の広場です。多分初めてモスクワに来たなら外せない場所だと思うので最初に行ってみました。聖ワシリイ大聖堂 寺院・教会
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赤の広場に到着です。
途中1回セキュリティチェックがありました。ロシアは地下鉄に乗る時にもセキュリティチェックがあるし、赤の広場まで歩いてきた時も2回か3回荷物を赤外線に通す同じようなセキュリティチェックを通る必要がありました。赤の広場 広場・公園
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赤の広場は思っていたよりも小さいです。
ロシアの国土は広大なのでどんだけ広いのかと思っていましたが、それほどでもなく。
ただ、観光客は本当に沢山いました。
特に、中国人の団体客が無限湧きしてきます。 -
この壁の先がクレムリンですね。
後で行ってみよう。 -
こちらはグム百貨店。
グム百貨店の出入り口にセキュリティチェックがあるので面倒だから行きませんでした。
まあ次回来た時に行ってみようと言うことで。
実際は朝3時半頃にドモジェドヴォ空港に着いて朝6時頃まで空港の椅子で仮眠もほとんど取れず、朝8時にホテルに到着して朝の10時半頃までホテルのロビーで休んでいたもののほぼ徹夜みたいな日程なのでとても疲れていてそこまで行く気になれませんでした。 -
この辺の教会や博物館も入場料がかからずぱっと入れる所にだけ入ってました。
赤の広場 広場・公園
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赤の広場です。で天気が良く気温は結構暑かったです。
赤の広場 広場・公園
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この先の教会に入ってみましたが、ガチなロシア正教信者の人達が多く非キリスト教徒の観光客が入って写真をパシャパシャ撮れるような雰囲気ではありませんでした。
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ロシア国立歴史博物館の脇の道にクレムリンに入るための列(だと思っていた)が出来ていたので並んでみました。
30分位並んだでしょうか。途中横入りしようとする輩なんかもいて油断なりません。
やっとのことで入場です。 -
歴代大統領らしき人達の墓が並んでいます。
赤の広場 広場・公園
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ここが入り口ですが・・・キリル文字でレーニンとあります。
これはクレムリンの入り口ではなくレーニン廊の入り口でした。
何とクレムリンに入るためではなくレーニンの遺体を見るために30分も並んでしまっていました。
レーニン廊は音を立てずに静かに立ち止まらず歩きながら見学する必要がありました。
30分以上列に並び見学はあっさり3分位で終わりました。レーニン廟 モニュメント・記念碑
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イチオシ
気を取り直してスマホのオフラインマップを確認してクレムリンを目指します。
赤の広場を去る前に聖ワシリイ大聖堂はじっくり見たかったので教会の周りをぐるっと1周しました。
内部は入場料がかかるのでスルーしています。
これも次にモスクワに来た時に入ろうかと。聖ワシリイ大聖堂 寺院・教会
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赤の広場では何やらイベントの準備で観客席が設置されていました。
そのせいか赤の広場内の観光客の人口密度が高くて人、人、人で疲れます。赤の広場 広場・公園
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赤の広場を出てモスクワ川に架かるボリショイ・カーメンヌイ橋に来ました。
車の通行が制限されていて歩行者天国みたいになっていました。
ロシアの道は何車線もあってとても広いですが、それでも渋滞に悩まされるとかどんだけ車社会なんでしょうか。 -
イチオシ
これもよく見るモスクワの景色ですね。
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イチオシ
クレムリン側と反対側の景色です。
これも「ザ・共産圏」と言う感じの景色です。 -
ボリショイ・カーメンヌイ橋を渡らずに下に降りてボリショイ・カーメンヌイ橋をくぐってクレムリンの入り口を目指して歩きます。
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クレムリンの南側をひたすら歩きます。
遠いです。
途中にカフェでもあれば一休みしたいところですが店は1軒もありません。 -
途中、クレムリンの内部の教会が見えました。
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クレムリンの南側をぐるっと回って歩いてきました。
やっと入り口に近づいて来たっぽいです。
こうして見るとロシアの道は本当に広いです。 -
アレキサンダー庭園のベンチで一休み。
ずっと歩きっぱなしで疲れました。 -
クレムリンへはアレキサンダー庭園内にあるチケット売り場で大人1名で500RUBのカテドラルスクエアの入場料をカードで払って入場しました。
多少大きめのリュックを背負っていてクロークに預ける必要がありそうでしたが、特に何も言われず入場できました。トロイツカヤ塔 建造物
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私達が買ったチケットではこの宮殿には入れませんでした。
それにしても中国人の団体観光客がどこに行ってもウヨウヨいます。
対して日本人は2人しか見かけませんでした。パトリアーシェ宮殿 城・宮殿
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クレムリンは結構広いので疲れます。
前日の夜にイタリアのヴェローナからS7航空で午前3時半にモスクワに着いて空港でアエロエクスプレスが動き出す朝6時過ぎまで粘ったりとこの日は超ハードな日程なので疲労困憊です。クレムリン 城・宮殿
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先へと進むとクレムリンらしい景色になってきました。
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ロシア正教の教会の内部はギリシャ正教と同じようにどの教会も金色のイコンが並んでいる感じです。
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教会の内装を見ようと思ったらこの中は日本や東洋の博物館で日本人としてはそれほど興味の湧く内容でも無かったのですぐに出ました。
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装飾が美しい立派な大砲がありました。
クレムリン 城・宮殿
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イチオシ
一通りクレムリンを見たのでクレムリンを出てホテルに戻ります。
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イチオシ
かなり疲れていたので見逃しているポイントも多そうですが、早くホテルに戻ってチェックインして一休みしたかったので早々にクレムリンを後にしました。
ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会
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クレムリンを出てアレキサンダー庭園の横のビブリオチェーカ・イーミニ・レーニナ駅から地下鉄を乗り換えてプロレタルスカヤ駅で降りて、途中駅近くのPerekrestokスーパーでお土産用のロシア食材や水やお菓子をちょっと買ってからホリデイインモスクワタガンスキーまで戻ってきました。
ホテルに着いたのが15時過ぎだったので無事チェックイン出来て預けていた荷物を受け取ってから部屋に入ると部屋がかなり広くて新しくて驚きました。
予約はIHGのサイトからしてこれで1泊4,059RUB、日本円だと7,700円位なので非常にお得感があります。
WIFIも無料で高速でホリデイインらしくデスク周りにちゃんと電源が用意されていてノートPCも使いやすいビジネス利用にも良い構成の部屋になっていました。そしてベッドもキングサイズで広くて寝心地もとても良いです。
部屋にはウェルカムギフトで微妙な味のクッキー1箱が置いてありました。ホリデイ イン モスクワ タガンスキー ホテル
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そしてバスルームはバスタブ付きです。新しくて清潔感もバッチリです。シャワーカーテンも清潔でシャワーの湯量、水圧も問題なく、バスタブにお湯が貯まるまでの時間も普通でした。
いやしかしこれで1泊7,700円は安い。お得感があります。ホリデイ イン モスクワ タガンスキー ホテル
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こちらは朝に地下鉄駅の窓口で購入したトロイカカードです。
今回のモスクワ旅行では結構メトロやトラムに結構乗ったので大活躍でした。
ただ、今考えてみると1日券を買ったほうがもっと得だったかもしれません。 -
イチオシ
2~3時間程ホテルで一休みした後、お土産用のロシア食材等を買うべく大きなスーパーをホテルのWIFIを使って検索し、フランス系のAuchanの大きなスーパーが郊外にあるのでそこに行ってみることにしました。
Auchanはフランスのストラスブールに行った際に何度か利用してかなり良い大型スーパーだと思っていたのでモスクワにもあって良かったです。
目的地のAuchanはレニンスキー駅近くのドンスコイ地区にあります。Googleマップを見ると23時までオープンしているようなので夜19時近いですが行ってみました。
ホテルからは地下鉄かトラムを乗り継いで行く方法がありましたが、今回はホテル近くのトラム乗り場から38番トラムでAuchanから1km強の停留所まで乗って行き、そこからは歩いて向かいます。
Auchanに入る前に地下鉄駅でトロイカカードのチャージを行って、地下鉄駅のある地上は雰囲気の良い公園になっていたのでちょっとだけ夜景を撮影してみました。 -
イチオシ
こちらが目的地のAuchanです。
この辺りは人通りも多く安全そうな感じがしました。
夜も想像していた「おそロシア」ではなく普通のヨーロッパという感じです。
おそロシア感は強いて言うなら買い物終わりに帰りのトラムを待っていた時に白タクの運転手に声をかけられた位でしょうか。
ここのAuchanはとても広くて品揃えも豊富で来て良かったです。
イクラの瓶詰めや缶詰(これらはレジに持っていかずにその場で別会計でした)の他にも飲むケフィアやロシア産のはちみつ(これが安い割に使いやすく超美味しい!)とジャム、とても安かった夜食用の惣菜のチキンと1袋10円かそこらの激安な割に結構美味しいお菓子代わりのラスクやサワークリーム味のポテチ等結構買い込みました。
ロシアのスーパーにある野菜や果物はかなり鮮度が悪く、日本だと破棄するようなものが普通に売られていました。 -
夕飯はAuchanが入っているモールの3階のフードコートのTeremokでブリヌイ、ボルシチ、ペリメニを1つずつ頼みました。
ブリヌイ(ロシアのクレープ)はやはり美味しいです。 -
ボルシチも優しい味で美味しい。というかロシア料理が口に会います。美味しいです。
ロシアは北の方にあるのでドイツやフィンランド辺りの北欧辺りと同じように飯マズ国かと思っていましたが良い意味で期待を裏切られました。 -
ペリメニ(ロシアの水餃子)は嫁が食べましたが、美味くもなく不味くもなくと言ったところです。
3品で414RUB、日本円で800円でした。
買い物を終えてモールを出たのが22時近くで14番トラムと38番トラムを乗り継いでホテルの目の前まで行く予定だったのですが、38番トラムが行きと違うルートで変な場所に行ってしまい途中でトラムを降りてかなり焦りつつもトラムを何度か乗り継いで何とかホテルまで帰り着きました。
モスクワで22時過ぎにトラムに乗って夜の街を歩いたりもしましたが、治安は結構普通というかおそロシア感は全くありませんでした。 -
翌日、この日は日本への帰国日です。
JALの成田行きの便は17:15発と夕方なので午前中はチェックアウト前にホテルから徒歩圏内のプロレタルスカヤ駅近くの前日行ったPerekrestokスーパーとは別の店舗のPerekrestokスーパーに私一人で行って干しダラやイクラ、クノールのボルシチの素、ロシアンティーのティーバッグ等を買い足してからホテルに戻ってパッキングし、チェックアウトして35番トラムでパヴェレツキー駅まで行き、アエロエクスプレスでドモジェドヴォ空港に行きました。
駅のアエロエクスプレスのカウンターで行きと同じく950RUBのファミリーチケットを購入しホームに行って車内に乗り込みます。
改札は降りた後のドモジェドヴォ空港駅の自動改札で行われるのでチケットは捨てずに持っておく必要がありました。パヴェレツ駅 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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帰りの便も前日にJALのサイトからWEBチェックインをしようとしたら「お座席を調整中ですので空港にてご確認ください。」のメッセージが出たのでwktkして空港のチェックインカウンターに行くと帰りもプレミアムエコノミーにアップグレードされていました。
往復ともJAL様ありがとうございます。この恩はいつか返します。と思っていたら帰国して僅か7日後にJALで航空券を購入し11日後にまたJALで上海に旅立つことになりました。
チェックインをしてセキュリティを抜けて出国審査を抜けるまでで大体1時間かかりませんでした。初日は1時間半か2時間位かかっていたので早く感じました。
帰りもS7のラウンジが使えるので入ります。
写真はバーカウンターと軽食エリア。この中だとブリヌイがおすすめです。S7ビジネスラウンジ (ドモジェードボ空港) 空港ラウンジ
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こちらはサラダやスープが置いてあります。
前回(この旅行記の上の方)で紫色のビーツのムースを取って食べましたがつるむらさきを食べた時のような草っぽい臭みが苦手で失敗したので今回サラダは何も取りません。
スープはボルシチがあったので食べました。S7ビジネスラウンジ (ドモジェードボ空港) 空港ラウンジ
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バーカウンターです。
今回ラウンジでロシア人の若者のグループが席でウィスキーを1瓶開けながら持参したBluetoothスピーカーで大音量の音楽を流していてびっくりでした。
流石に空港ラウンジでスピーカーまで持ってきてガンガン音楽をかけるという発想が無かったので凄くカルチャーショックというかドン引きです。
彼らは特に誰からも注意されることもなく私達が出る前にフライトの時間が来たのか去って行きましたw
ある意味これがこの旅一番の「おそロシア」体験でしたwS7ビジネスラウンジ (ドモジェードボ空港) 空港ラウンジ
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こちらはスイーツが何種類かあります。
歯磨きのマウスウォッシュみたいな味で食べ終わった後口がすっきりするスイーツなんかもありましたww
まあとんでもなくハズレな品もありますが、ブリヌイなんかはとても美味しいし、結構いろいろな種類の食べ物が置いてあるのでなかなか良いラウンジだと思います。
搭乗時間になりラウンジを出てJALのB787のプレミアムエコノミーに乗って日本へと帰りました。JALの787はトイレにウォッシュレットがあるのも嬉しいです。
往復ともPYにUGされて非常に快適な空の旅でした。
そしてモスクワの治安や街の雰囲気も想像していたよりもかなり良く、街の雰囲気というか治安は何となくプラハ未満ブダペスト以上みたいな感じで飯も美味いし自分達的には結構ありな旅行先、乗り換え先という印象です。
そしてモスクワはクレジットカードがどこでも使えてルーブルの現金はほとんど使う必要がなく便利でした。
スーパーで買って帰ったイクラやはちみつなんかはとても美味しかったので買い出しだけでもたまにロシアに行きたいと思ってしまうほどロシアが気に入りました。S7ビジネスラウンジ (ドモジェードボ空港) 空港ラウンジ
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【ザルツブルク州とドロミテ】移動の合間にフネス谷にある美しいサンタマッダレーナ村に寄り道
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【ザルツブルク州とドロミテ】オルティセイ郊外のリゾートホテルに1泊してシウジ高原へ日帰り
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【ザルツブルク州とドロミテ】ボルツァーノで寄り道をしてからヴェローナ空港へ
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ボルツァーノ
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旅行記グループ 【2017】ザルツブルク州とドロミテ&モスクワトランジット
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