2017/08/05 - 2017/08/17
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HOUKOUさん
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フフホトで綏遠将軍衛署、大召などを見学。
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(2017/8/8)
今日も天気は上々。
フフホト観光は今日のみであるので,朝早くにホテルを出て,各観光施設の開館時間を比べ,早いところから優先的に見学し,効率よく回らなければならない。
「綏遠将軍衛署」が8:30開館と地球の歩き方に載っていたので,そこから観光をスタートすることにした。 -
開館時間前にチケット売り場に行ったのだが,既に数人並んでいた。
8:30になった。
チケット売り場に何の反応もない。
だんだん行列ができてきた。
開館時間が9:00に変更になったのかと思っていたが,9:00になっても動きがない。
行列は敷地に収まりきれず,歩道に延々と続いている。
結局1時間以上並んでやっと入場が始まる
何でこんなに人気があるかといえば,地球の歩き方に書いてあった入場料が(恒久的にかこの日だけだったかはわからないが)無料になっていたこともあるだろう。 -
フフホトには「帰化城」という城壁都市であったが,清の時代に城の北東にこの地方を守る八旗の駐留地として新たに「綏遠城」を築いた。
綏遠(すいえん)将軍はこの地域の最高の軍事行政官として,この「綏遠城」の中心に陣取っていた。
このパネルの「帰綏」とは,その二つをあわせた呼称であり,現在のフフホトはこの両方の城を合わせ含んだ形で発展している。 -
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この長い筒状のものは,例の馬乳酒の攪拌器ではないか。
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次の「内蒙古博物院」を数時間かけてじっくり見学するため,かなりあわただしく見て回った。
続いてフフホト観光のハイライトと位置付けていた「内蒙古博物院」へタクシーで行く。
空港からホテルまでのタクシーでも感じたがタクシー代が安い。
私が中国で不思議と思うものの一つである,大都市に共通に見られる片側4車線道路の大渋滞が起きている。
タクシー運転手は「大通りは渋滞しているので回り道していいか」と尋ねてきた。
中国でこのような丁寧な接客は稀なことだ。
モンゴル人ばかりではなく,ここに住む漢人にしても,マイノリティー(内モンゴルではモンゴル人より漢民族数倍も人口が多い)であるモンゴル人気質がこの地域に住む全体の人々の気質によい影響を与えているのか。
そういうことを感じさせる人当りのよさをフフホトで何回か体験した。
中国でよく見受けられる巨大で大胆なデザインの博物館が見えてきた。
劇場などとともに芸術学問の一大コンプレックスをなしているようだ。
しかし建物に近づくにつれ,なんとなく怪しい雰囲気を感じる。
ほとんどだれも建物に出入りしていない。
チケットオフィスには受付嬢がいたが,クローズとのこと。
内装工事をしているようにも見えないし,何で開いていないのか不明であった。
多くの人がやはり当てが外れた面持でいたので,なにかイレギュラーな突発的な理由かもしれない。
がっかりであるが気を取り直して,タクシーで大召へ向かう。 -
大召の門前にそびえるアルタン・ハーン(安拉担汗)の銅像。
明に中国から追い出され,しばらく分裂状態にあったモンゴル部族であるが,チンギス・ハーンの末裔を名乗るダヤン・ハーンによって,再びまとまりを見せた。
アルタン・ハーンはそのダヤン・ハーンの孫にあたり,今のフフホトの礎を築いた。 -
この大召は1580年に,このアルタン・ハーンによって築かれたものである。
明代には「弘慈寺」と呼ばれていたが、清朝になって「無量寺」と改名された。 -
この寺院建立に際してチベットから招聘されたのが高僧のソナム・ギャツォである。
アルタン・ハーンはこの僧に「ダライラマ(智慧の大海)」の称号を与える。
これが観音菩薩の化身とされ,現在のダライラマ14世まで続く「ダライラマ」の誕生である。
ただしこの際,先人2名にもダライラマの称号を贈ったので,ソナム・ギャツォはダライラマ3世とされる。 -
当然ながら境内にはチベット仏教色にあふれていた。
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この仏像(薬師如来)には一瞬ぎょっとしたが,薬師如来は薬師瑠璃光如来とも呼ばれ,青い肌も持つといわれる。
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お寺を出ると門前町があり,そこは骨董品街となっていた。
私は骨董品街を歩くのが好きで,この旅の最後の滞在地である北京でも骨董品街を歩くのを楽しみにしている。
骨董品といっても,露店で売られているものだから,「なんちゃって骨董品」であるが。
本物あるいは準本物(W)は,当然ちゃんとした店構えの店にしかないのであろうが,そんなものは価格的に手が届かない以前にあまり興味がない(そんなものに興味を持つことは分不相応と心得ている)。
私が好きなのはせいぜい数十元~300元程度の骨董品まがいである。
ずらりと露店に並ぶ骨董品を興奮してみていると,店先に,あやしげな骨董品に混じり「馬乳酒」(10元)のビンが並べられている。
「馬奶酒」と表示があるが,中国語で牛乳のことを「乳奶(ニュウナイ)」というので,まちがいないであろう。
やっと数十年来の夢がかなえられる。
栓を開けてもらって,その場で立ち飲みする。
カルピスに味が似ている。
それもそのはずで,カルピスは,その生みの親である三島海雲がモンゴルでふるまわれた「馬乳酒」にヒントを得ているのだ。
しかし,カルピスにはない複雑な味わいも感じる。
なんと表現したらいいのか,子供のとき嫌々ながら飲まされた変な「えぐい」味の飲み薬に似たものであった。
やはりシラムレン高原でふるまわれた「馬乳酒」は偽物だったのである。
ただ,ボトルに表記がある酒精(アルコール)度5%というのにはちょっと引っかかるものがある。
「馬乳酒」は,アルコール飲料というより,健康飲料として古来よりモンゴル人に親しまれたものであり,そのアルコール度はせいぜい1%~1.5%程度といわれている。
ひょっとしたら,この「馬乳酒」も人工的に作られた「的なもの」かもしれないという疑問が残る。 -
疑わしいものは,その他にもこの骨董品街にも並んでいて,その一つが多くの露店で売っている「オオカミの牙」で作ったアクセサリーである。
こんな大量の「オオカミの牙」がどこで捕れるのだろう?
どこかでオオカミの養殖でもやっているのだろうか?・・・とも思えるほどの多量の牙が並んでいる。
それにオオカミの体からして,この牙は大きすぎるのではないか?
疑いは尽きない。(W)
しかし,「蒼き狼」の子孫であるジンギスカンにちなむものとして,是非お土産にしたい。
値段交渉して30元で買った。
中国旅行では「これは絶対本物に違いない」と自分に言い聞かせることも大事なことだ。(W)
この門前町歩きは大変楽しいものであった。 -
そしてすぐ横手には,中国各地でよく見るカード式のフードコートがあった。
最初にカードとチャージ代金を支払い,各コーナーで注文と引き換えにカードから代金が引き落とされるというもので,料理の内容や価格がわかりやすいし,料理の種類も多いので,中国旅行でたびたび利用している。
昨夜も,ホテル周辺でモンゴル料理屋をずいぶん探し回ったのだが,不思議なことにあまりそれらしい店が見つからなかったのである。
今回の旅では,大好物の羊肉も含めモンゴル料理を満喫することも大いなる楽しみだったので,少し欲求不満気味だったのだ。
このフードコートは観光地のすぐそばなので,モンゴル料理もふんだんにありそうだ。 -
まず典型的なモンゴル羊料理とされる「手把肉」である。
1斤(500g)はさすがに多そうなので半斤を注文。
「手把肉」は茹でた骨付き羊肉を,文字通り手づかみで食べるもの。
昨日のシラムレンツアーの昼食でも少し出たが,やや期待外れであった。
羊肉の野性味あふれる香があまりしなかったのだ。
このとき食べたものも同様のことが言えた。
どうも作り置きのためか,香と風味が少し抜けているような気がする。 -
今度は別なコーナーで,詰め物をしたローカル風な焼餅を食べた。
こちらは焼き立て,中の具もたっぷり入っていてうまい。 -
イスラム教徒(清真)専用の食器入れ。
豚肉やアルコールをタブーとするイスラム教徒と,逆に両者をこよなく愛する中国人が入り混じるこのようなフードコートならではのものであろう。
しかし,どれぐらい厳格に管理されているのであろう。
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