労働節、内モンゴル自治区（フフホト）・寧夏回族自治区（銀川）一人旅（前編：フフホト編）

2021/05/01 - 2021/05/02

5日間の労働節休暇を利用して、内モンゴルの中心都市フフホトと寧夏回族自治区・銀川に行ってきた。
実は内モンゴル自治区は今まで列車で通り過ぎたことしかなく、ちゃんと観光するのはこれが初めて（寧夏も）。

前編はフフホト編。大召、席力図召、綏遠将軍衙へと向かう。
中国だけど中国ぽっくない（モンゴルっぽい）景色を堪能してきた。

エリア 呼和浩特(中国)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 自転車 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

武漢から飛行機に乗ってフフホト白塔空港へ。
フフホトの中国語は「呼和浩特」だが、看板には真ん中にモンゴル文字が書いてある。

フフホト白塔国際空港 (HET) 空港

フフホト空港を出て右側にまっすぐ歩くと、市内に向かう地下鉄の駅がある。
今回はこれに乗ってフフホト市内のホテルに向かう。

フフホト地下鉄の磁気カード

放牧地帯だからか、牛をテーマにした内装だった。

フフホトの中心地「新華広場」に到着。
フフホトの地下鉄はまだ開業したばかりだからか、乗客はまばらだった。

新華広場の駅を出たとこ。フフホトの街は結構近代的だった。

ご参考までにフフホトの地下鉄路線図。
ちゃんとモンゴル語も併記してある。

今回は新華広場のそばにあるフフホト・シェラトンに宿泊。
部屋はシンプルで使いやすかった。

シェラトン フフホト ホテル ホテル

ホテルに荷物を置いて一息ついたら、地下鉄とシェアバイクで席力図召へ向かう。
途中、馬車を見つけた。

席力図召に到着。ここはチベット仏教のお寺。1585年にダライラマ3世を招いて建立された名刹。入場料は30元だった。

席力図召　（延寿寺） 寺院・教会

門の中には金剛力士像みたいな像があった。カラフル

マニ車。これを見ればチベット仏教のお寺なのだということがわかる。

タルチョが掲げられている。

さらに奥へと進んでいく。労働節なのに人はほとんどいなかった。

こちらが席力図召の本殿。外見だけ見ても超カラフル。

ポケモンにいそうな動物がいた。これは獅子なのかな！！？

席力図召の横にある白塔。風が通り抜けて気持ちいい。

白塔 (万部華厳経塔） 史跡・遺跡

屋根もカラフル。

席力図召を後にして、すぐそばにある大召へ向かう。
途中でフフホト名物のヨーグルトを購入。
スッキリとした甘さで美味しかった。

大召前の広場。この辺りは人がたくさんいた。

大召へ。中国語名は無量寺。明の時代にできた、フフホトで一番大きいチベット仏教のお寺。

大召 寺院・教会

こちらも屋根がカラフルだ。

大召の敷地はとても広く、様々なところに噴水や庭園があった。

タルチョが万国旗のようで綺麗。

大召の中にあるこのお寺もきれいだった。

大召まえに並ぶ白塔

続いて大召の横から始まる塞上老街へ。
上海の豫園、東京の浅草みたいな通りだ。

観光客がメインで、お土産屋さんがほとんど。ここは人がとても多かった。

シェラトンホテルに戻ってきた。

シェラトンホテルの部屋からの眺め。

翌朝。今日はフフホト市内の東側を中心に巡る。

その前にシェアバイクでフフホト駅へ向かった。
特に電車に乗るわけではないが、駅を見てみたかったので立ち寄る。

フフホト駅 (呼和浩特火車站) 駅

続いて地下鉄で内モンゴル博物院に向かったものの・・・
労働節休暇のため1キロ近く入場の列が続いていた。しかも全然進んでいない。
仕方なく今回は入場をあきらめる。

内蒙古博物院 博物館・美術館・ギャラリー

でも、博物院の外でヨーグルトのソフトクリームが7元で売られていたので食べてみた。なかなか美味しかった。

フフホト市内を流れる川「東河」。堰で流れが止められていた。
ここで暫し休憩。

新華東街を西に向かってまっすぐ進む。

ここで武漢にはないシェア電動バイクに初めてチャレンジしてみた。
スマホの支付宝でスキャンすれば乗ることができる。
乗り方はスクーターと同じだが、結構スピードが出て怖かった。

シェア電動バイクに乗って綏遠将軍衙に到着。
ここは清の時代に西方防衛の拠点となった軍の駐屯地。

綏遠将軍衙署 博物館・美術館・ギャラリー

大砲が置かれていたほか、お花がとてもきれいだったな。

会議中・・・

フフホトは総じて建物がとてもカラフルだ。

第一ゲル発見。

清代当時の様子。

中国の観光地には必ず共産党のスローガンが掲げられている。

綏遠将軍衙の中庭。

綏遠将軍衙を後にして、のどが渇いたので近くのコンビニで飲み物を購入。このパッションフルーツのジュースがとても美味しかった。フフホト以外で見かけたことがないが、全国で販売してほしい。

お昼になったので、餃子屋さんで昼食。
豚肉の羽付き餃子を注文。一人には多すぎたが、美味しかった。

フフホト地下鉄の車内の様子。草原をイメージしているのかな。

もうすぐフフホトに宇宙船みたいな体育館がオープンするらしい。

ホテルをチェックアウトして、フフホト東駅に向かった。

これから寝台列車に乗って寧夏回族自治区の銀川に向かう。

なぜかフフホト東駅の中に日本食品を専門に販売するお店があった。

思わず日本のお菓子や飲み物、カップ麺などを購入する。

夕食は駅構内の牛肉麺のお店で。

蘭州ラーメンを注文。胡椒が効いていて美味しかった。

9時半ごろに改札が開きホームに出る。

この列車はフフホト東駅始発で、成都まで向かう。
自分は翌朝に銀川で降りる。

今回の自分の部屋。4人部屋なのだが、次のフフホト駅まで誰も乗ってこなかった。

車内の様子。

車内でのんびり過ごしながら銀川に向かいます。

寧夏回族自治区・銀川編に続く