三ツ石山～八幡平紅葉巡り旅4泊5日　その1盛岡観光編

2017/09/29 - 2017/10/03

今年の秋は岩手県の紅葉の名山、三ツ石山と八幡平に行く事にしました。2007年の夏に一度八幡平は訪れており、10年ぶりになります。宿は松川温泉の峡雲荘さんの自炊部に2泊、旅館部に1泊、そして4泊目は一度は泊って見たかった藤七温泉、彩雲荘さんに1泊、紅葉と温泉をゆっくり楽しむ4泊5日の旅です。

その1。盛岡観光編。1日目、朝一番の6時04分発のやまびこで盛岡へ。まず現在盛岡に赴任中の相方の従妹に会いに行きました。1時間ほど話した後、松川温泉行きのバスが出発するまでの時間、駅周辺を観光しました。

エリア 盛岡(岩手)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝一番の6時04分のやまびこで出発です。

東北新幹線 乗り物

盛岡駅に9時19分に到着。ロッカーに荷物を預け、まず松川温泉行きのバス停東口3番の場所を確認。それから従妹との待ち合わせの南口へ。

仕事の途中に抜けてきてもらったので、会社の近くの喫茶店で歓談。盛岡に赴任して約1年になる相方の従妹のTさんも山に登り、槍ヶ岳、剣岳、雲の平など名だたる山はすでに登っており、2週間前には奥穂高岳からジャンダルムまで踏破したお方。自分達とはレベルが違いますが、ガイドさんによる厳しい荷物チェックや怒られながら登った話など、面白く興味深い話ばかり。久しぶりに会えたので相方も満足した様子。10時半過ぎまで会話が弾みました。

従妹を分かれ、まず向かったのは桜山神社。

桜山神社 寺・神社・教会

まずは参拝。

桜山神社 寺・神社・教会

桜山神社の後ろにある烏帽子岩。盛岡城築城の際、掘り下げた所出てきた大岩で、この場所が城内の祖神さまの神域だったことで吉兆のシンボルとして信仰されています。

烏帽子岩 (桜山神社) 名所・史跡

裏側から。

烏帽子岩 (桜山神社) 名所・史跡

すぐ横にある盛岡城跡を見学。現在石垣の修復工事の途中。まず内部構造や石垣下面の深さなどを調査するそうです。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

三の丸跡。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

かなり立派な石垣が残っています。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

本丸へ。南部利祥を表彰した騎馬像「南部中尉銅像」が1908年に建立されましたが、戦時中に金属供出で持ち去られ、現在は台座しか残っていません。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

少し登ったところから盛岡の街が見えました。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

公園を周って戻ります。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

二の丸と本丸の間の掘割と御廊下橋。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

ニノ丸の石垣。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

この辺りは少し傷みが目立ちます。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

堀も整備され、小さな噴水もあり市民の憩いの場なのでしょう。

少し早いですが、お昼ご飯を食べに向かいましょう。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

冷麺にしようか迷った結果、じゃじゃ麺にしました。開店直後に入店。

白龍 本店 グルメ・レストラン

じゃじゃ麺大。相方は中。初めて食べましたが、なかなか旨いです。ただ思ってた以上にお腹が一杯になり、ちいたんたんまで行きつかず。

白龍 本店 グルメ・レストラン

食後も歩いて観光。盛岡地方裁判所内にある石割桜。桜の生命力はすごいです。国の天然記念物。

石割桜 花見

次に歩いて向かったのは岩手銀行赤レンガ館。設計は東京駅と同じ辰野金吾なので、やはり似ています。
では中に入りましょう。中は無料で見学できる岩手銀行ゾーンと有料の盛岡銀行ゾーンに分かれています。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

ここからは有料の盛岡銀行ゾーン。
ここで2012年まで営業していたというのは驚きです。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

カウンターの営業台。レトロな感覚が堪りません。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

1階奥にある金庫室。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

当時の設計図。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

2階に上がり、第一応接室。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

2階から吹き吹けを見下ろしたところ。この手摺も味があります。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

照明の周りの装飾。各部屋で様々な模様になっています。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

こちらの手摺は木製。こういう回廊は今ではできない贅沢な作りです。
シャンデリアも当時のものをできるだけ再現したもの。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

壁の角の装飾。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

ドア周りの装飾も品があります。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

1階に下り、岩手銀行ゾーンから見上げました。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

アーチ扉もお洒落です。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

ここは現在多目的ホールになっており、イベントの準備がされています。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

なかなか見ごたえがありました。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

次に向かったのは盛岡消防「よ組」の番屋として設置された紺屋町番屋。現在のものは大正2年に改築されたものですが、

紺屋町番屋 名所・史跡

六角形の望楼が印象的です。ただ近くで見ると傷みも激しく、木造建築を維持する難しさを痛感します。

紺屋町番屋 名所・史跡

駅に戻る途中にある、ござ九、森九商店。現在もホウキや竹かごなど販売しています。江戸後期から時代を経て増築されていますが、こういう町屋建築が残っているのが素晴らしいですね。

ござ九 森九商店 専門店

ロッカーに預けた荷物を取り、13時42分、岩手県北交通のバスに乗車。松川温泉に向かいます。

岩手県北バス 乗り物