京都鉄道博物館を初訪問

2017/09/28 - 2017/09/28

鉄道博物館に行く気になった。日本では初めてだ！イギリスでは有名なヨークの鉄道博物館に昔行ったことがある。確か「どらえもん」特別版で紹介されて、息子が話題にしていたからだろう。ロンドンの科学博物館にもスティーブンソンの第１号の蒸気機関車等があり、それらは何度か見ている。

で、日本の鉄道博物館は、今回、予想以上に楽しく見た。新幹線も０系、１００系、５００系まであった。蒸気機関車がやはり充実している。なお、ランチ・タイムに館内のレストランで食べていたら、窓から眼前にずらりと並んだ線路が見えて、なかなか壮観だった。後で屋上からまた見たのだが、もっとよく見えた。少し撮影した。

本館の外に出ると、かつて見た記憶のある梅小路機関車庫に、ずらりと蒸気機関車が並んでいるのは壮観だった。これは鉄道ファンなら当然来るべきところであろう。もっとも現役の撮り鉄たちは、現場で動いていないと興奮しないかもしれないが。。。

一枚目は入場後最初に見えるC62.

エリア 京都駅周辺(京都)

• 旅行の満足度: 5.0

京都鉄道博物館 美術館・博物館

クハ８６

初代新幹線の０系

０系の運転席

０系の運転席

これが１９６４年、東京オリンピックの年に初動。私がいつ新幹線に乗ったのか記憶がない。。。

次ぎの説明。

この説明には触れていないが、この最初の量産化された日本製の蒸気機関車は、ウィキペディアの説明だと「1902年（明治35年）には汽車製造がイギリス製のA8形を模倣して230形を量産している。」となる。

掲示板の説明だと、１９０３年の初の国産蒸気機関車となる。

ウィキペディアでは、イギリス人が指導して日本で最初に製作されたものは、少し前の１８９４年になるそうだ。


納得することがある。翌１９０４年に日露戦争が開始するが、日露戦争には国産の鉄の軍艦はまだ一隻もなかったという事実だ。この蒸気機関車がやっと国産化した年なのだから、軍艦などの国産化は、まだまったく無理な時代だった。

日露戦争は、英国製などの最新の軍艦を大量に輸入して勝利したことになっているが。。それらの技術がロシア製を上まわっていたのだ。イギリスの海事博物館でそういう事実を突きつけられたことがある。日本の教科書ではあまり教えないことだが。。日本では東郷のお陰で勝利したことになっている。。

普通の博物館というのは、設立者の希望通りに、その国が素晴らしく見えるように展示されているという事実を知っておく必要がある。

そういえば、モスクワの赤の広場の前にある歴史博物館に入ると、ロシアが勝った戦争の歴史は詳しいが、日露戦争の部分は、ほとんど何も展示がなかった！！

こういう単純化した話が「ポピュリスト」を生んでいく。。

次ぎのワットの蒸気機関がイギリスで作られたのは、１７８８年だ。最初の蒸気機関車がイギリスで走るのは１８０４年。

これは日本で最近、製作されたもの。

次ぎの説明

２５０ｃｃエンジンだったのだ！当時、おじさんのオートバイが１２５ｃｃだったのを覚えている。

ディーゼル機関車DD51.

次ぎの説明

次ぎの説明

見たことがあると思ったら英国製。１８８１年製で、１９６４年まで使用したとある。蒸気機関車の寿命は長い。

５００系。何度も飛行を見た超音速機コンコルドみたいだ！

確かHOゲージだった。

子供も喜ぶような食堂。

食堂の窓から見える

この食堂なら写真撮影しながら食べてもいいだろう。

向こうに東寺の五重塔が見える。

二階から見下ろす。

新幹線の走行情報を展示している。

本館の屋上から撮影。

次ぎのC55の説明。