2017/07/07 - 2017/07/17
11位(同エリア53件中)
風神さん
パキスタン北部、インダス川上流部はスカルドゥ付近から西に向かって深い峡谷の底を流れくだり、ギルギットの東で大屈曲、概ね南に向かって流下します。このインダス川の南東側は、ヒマラヤ山脈の西端部に当たります。
単にインダス川が地理的境界になっていると言うだけでなく、地質構造上の大きな境目になっています。
インダス川北側は、西側のギルギット川までがカラコルム山脈、ギルギット川の南側とインダス川の西側はヒンドゥークシュ山脈になります
今回の旅は、このヒマラヤ西端のエリアを、主に4輪駆動車で巡るツアーです。標高4200m付近でのテント2泊を含みます。
圧倒的迫力の山岳風景と、街の雰囲気を楽しむ旅です。
旅行記9は、この旅行9日目と10日目、ギルギットからベシャムでの一泊を経て、イスラマバードへ向かいます。パキスタンでの最後の夕食の後、帰国の途に就きます。
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ギルギットのホテルを発ち、水蒸気でもやってよく見えないナンガーパルバットを無理無理に撮ったり、のんびりムードで、あるいはややだらけたムードで今日の移動が始まりました。
しばらく走ると小規模な岩絵があります。
残念なことに悪戯書きがひどく、本来の岩絵がよくわかりません。
写真の物は中でもましな方です。 -
ここは重要ポイント。
ここを右に入ると警察署があり、
全員建物に入り、顔写真を撮り、書類のチェックを受けます。
スカルドゥの空港で受け取った、「確かに航空機でスカルドゥ経由でこの地域に入った」という趣旨の証明書が必須です。
でないと、秘かに国境を越え密入国したという疑いを受けかねません。
実際は我々はそんなことはあり得ませんが、理屈としてはそうなります。
一応緊張して、警察署外側の撮影も控えました。 -
パキスタンとインドは今も緊張状態、
アルカイダなどテロリストの潜入阻止もまだ課題のようです。
警察署は建物も什器も書類もパソコンも埃まみれのボロでした。
係官は高圧的ということはなく、寡黙・静かな男性でした。 -
しばらく行くと、別の岩絵。
ここも悪戯書きがひどいのですが、
前のよりはましです。
インダス川下流に、既に予備工事が始まっている大規模なダムが完成すれば、
この岩絵も、湖底に沈みます。 -
描かれているものは、
動物・リンガ・建物などいろいろです。 -
山容は、だいぶ穏やかになってきました。
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しかし道の下の崖は、まだ何十メートルもあります。
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しっかりした橋が、たびたび見られます。
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コバルトグリーンはインダス川の支流、
茶色はインダス川本流です。 -
吊り橋の影が横切っているのがインダス川、
左奥が支流です。 -
道沿いの家も増えてきました。
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この渓流を見ながらランチ。
京都ならさしずめ「床」です。 -
かなりの水音です。
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レストランの前の店。
ビスケットを買ったらしつこく、これはどうか、これはどうか、
と勧められました。
それも陽気でなく、無言でのろのろとあちこちから出した品を示すだけです。
お釣りをなかなか渡しません。
やや異様な雰囲気の男性、こちらを向いている白い服の人物です。 -
ダム関連工事です。
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下流に建設される大規模ダムで、
大きなダム湖ができます。
ここカラコルムハイウエーもダム湖に沈みます。
そこでずっと上の方に新しいカラコルムハイウエーを建設しています。
その発破でしばし通行止めです。
(この工事でも中国が前に出ています。)
前方にも・・・ -
後方にも土けむりがたっています。
複数個所で同時に発破をかけているようです。 -
カラコルムハイウエーなどこの地域を走っていると、
時々とんでもない高い斜面に小さな集落が見えます。
12年前も気になっていたことです。
誰が、なんであんな不便な場所に、わざわざ住んでいる?? -
その理由を
今回は現地ガイドに詳しく聞きました。
曰く
理由1:ずっと以前、何百年か前に攻撃的・侵略的集団が入り込んだが、土着の人々に撃退された。しかし生き残った外来勢力は引き上げることなく、非常に不便なこのような場所に住み着いた。それ以来、住み続けている。
理由2:元々住んでいた人たちの間で、族間抗争(ファミリー間抗争)があり、殺人など重大な事態になってしまった。族間抗争に敗れた一族は、あるいは殺人などの重大な罪を犯してしまった一族は、このような場所に逃れて住むようになった。あるいはこのような場所でのみ、住むことを許された。 -
どちらにしろ、このような場所は水道も電気もなく、
もちろん店もありません。非常に不便です。
光はオイルランプ、たまに集落に買い物に降りて来るそうです。 -
ギルギットからイスラマバードに車で移動する場合、
途中一泊必要です。
今回はべシャムのPTDC MOTEL BESHAMに泊まりました。
このホテル、この辺りではましな方なんでしょうが、不評です。
部屋の掃除は不十分、一晩で下着の中、十か所以上をノミかダニにくわれました。
ただナンキンムシの食い痕はありませんでした。
写真のようにボイラーも薪です。これが何か所かあります。この辺りでは普通のことですが、しかしボイラー周りの整頓も悪く、放り出してある木が薪らしいサイズに整えられていません。
湯がコンスタントに出ないのは当然と感じます。 -
一夜明けました。イスラマバードに向かいます。
この日の深夜に帰国便に乗る予定です。
写真はビショラ村のインダス川を渡るゴンドラ。
「ケベ」と呼ばれています。 -
向こう岸のモーターでワイヤーを引っ張っています。
有料ですが確か30円とか聞いた記憶があります。 -
もしこちら岸を下ってその後向こう岸の集落まで登ったら、30分以上かかりそうです。
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両側の停留所?に係員がいます。
ゴンドラはかなりボロです。
このゴンドラ、7か所くらいは見たと思います。 -
乗る人がいれば動かします。
つまり、夜間以外はいつでも乗ることができます。 -
パキスタン名物デコトラの工房。
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本体は日本車です。
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日本製の中古車はトラックに限らず大人気です。
車本体は安くても、運送費用が何倍もかかるということはないのでしょうか? -
職人さん。
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多くのパーツは、実は木材です。
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最後の微調整をして・・・
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車体に合わせます。
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外したパーツはこんな感じ。
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こちらはプラスチックの小物。
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こんな狭い部屋で、子供の工作のよう、内職のように静かにやってます。
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数センチのパーツを折り取り、裏のシールをはがして、金属のパーツに貼っていきます。写真では黄色いブーメラン型の金属板です。
数センチのパーツ一つが50円くらいにつくそうです。 -
手を休めて被写体になってくれました。
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なにか
中学生や高校生のアルバイトのような印象です。 -
たぶん完成品、引き渡し待ち。
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これで150万円から200万円かかっているそうです。
この国の物価水準から考えると、大変な額です。 -
イスラマバードに着きました。夕方です。
郊外の巨大なモスク。
1966年建設の「シャー・ファイサル・モスク」です。 -
スーパーマーケットでちょっとした買い物をしたあと、
現地旅行社のある建物に到着。 -
飲食店・専門店・オフィスなどが入ったビルが6棟くらいまとまって建っているいる一帯です。
都市計画の一部? -
ここでパキスタン最後の食事。
この後、空港に。
北京経由で翌日午後成田着の予定です。
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