素朴でソフトで・・・食べ物もおいしく・・・物価も安く・・・トルコチックな家並みも可愛かったよ!緑多きブルガリア 18 ★ヴェリコ・タルノヴォ⑤★大聖堂、ビジュアルで歴史の一部をお勉強できるツァレフグラド・タルノフ・マルチメディア・ビジターセンター、イコン展示が充実の民族復興期博物館・・・など★
2017/05/04 - 2017/05/04
1位(同エリア165件中)
こあひるさん
ヴェリコ・タルノヴォ1日目に、ツァレヴェッツ要塞跡とその丘のふもとのアセノフ地区をメインに歩き・・・2日目には、4kmほど郊外の美しい村アルバナシを散策し・・・そのあとヴェリコ・タルノヴォに戻り、職人街のサモヴォドスカ・チャルシャでお買い物と食事をし・・・ひとりで夜景を求めて街歩きした。
3日目・・・ヴェリコ・タルノヴォ観光最終日の今日、まだ訪れていないスポットやエリアに行ってみなくちゃ・・・。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝6:45頃・・・お部屋の窓から見えるツァレヴェッツの丘・・・頂上の大主教区教会のちょうど真後ろから・・・朝日が昇ってくるところでした。
直接見ることはできないまぶしさで・・・目にも危険なので、液晶画面を斜め見しながら撮りました。 -
教会から発していた後光は・・・数分のうちに、どんどん上空に上がっていってしまいました。
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8時少し前、朝食を食べに地階へ・・・。今朝も、ついたくさんとってしまいました。またお昼ご飯、食べられないかな・・・。
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朝っぱらから、ケーキも食べてみよ~。
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9時過ぎ・・・街歩きスタートです!
おはよぉ~~!仲良し猫ちゃんたち~!ブルガリアでは、猫ちゃんもワンちゃんものんびり外で生活していていいね~。 -
先ずは・・・通りがかるたびに気になっていて・・・ライトアップの美しさも目立っていた大聖堂へ・・・今日こそ、中を見たいと思います。タイミングよく開いてるかなぁ~~?
ニコラ・ピコロ通りから一段高くなったところにあるので、通りから階段を上ってきました。けっこう急な階段でゼイゼイしました。 -
大聖堂Cathedral Rozhdestvo Bogorodichno。塔のてっぺんまで入れようとすると・・・斜めに撮るしかないです~。
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出入口は、南側のようです。
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出入口前・・・ポルティコの壁に描かれたフレスコ画。とても明る色使いで・・・新しめな感じです。
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ラッキー!!開いているので中へ入りま~す。
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中へ入りました。
入るのは無料でしたが、撮影したければ、10レヴァ(約650円)も払わされたような記憶が・・・(記憶違いかもしれませんが・・・)。撮影代は、たいがい5レヴァのところが多かったけれど、この教会と、ソフィアのアレクサンダル・ネフスキー寺院は10レヴァもとられたと記憶しています(←あくまでもゆるい私の記憶の限り・・・です)。 -
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天井の壁画はけっこう古そうだけれどなぁ・・・。
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天使の絵って好きだなぁ・・・。
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イコノスタスは、金ぴかぴか!ではなく、落ち着いた感じです。イコノスタスのイコンはガラス張りなので、反射しちゃいましたが・・・。
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渋いけれど、細かい彫刻が美しく、安っぽさはないですね。
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イコノスタスの真上・・・アーチ部分の絵柄が美しい~。
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イコン様式の壁画もあるけれど、西欧の絵画のような描き方の壁画もあります。
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細かい彫刻が美しいです。イコノスタスとお揃いのデザインみたい。
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珍しく、ステンドグラスもあります。
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wikipediaによれば、この大聖堂は、1844年・・・民族復興期に建てられ、オスマンから独立後の1913年に再興されたらしいです。
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ドームもあります。
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ドーム。
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民族復興期の終わりごろに建てられ・・・オスマンから独立してブルガリア王国ができた頃に再興・・・そんな時代を反映してか・・・さまざまな様式が混在した感じがします。
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2階へ上がってみました。
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いつもと違った視点から・・・というのも新鮮です。
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天井も近い~~!
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なかなかいい眺めです~!
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ドームから射し込む光が明るい。
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突然、場所が変わります(写すほどでもないと思ったか・・・外観の写真はないです)。
大聖堂から、ニコラ・ピコロ通りへ戻ったところ(大聖堂敷地の下です)にあるツァレフグラド・タルノフ・マルチメディア・ビジターセンターTsarevgrad Tarnov Multimedia Visitor Centreです。
第二次ブルガリア帝国時代をテーマにした博物館で、王侯や聖職者、職人などの生活や歴史的なイベントを、人形などを用いて再現している・・・とガイドブックにありました。
物品が展示されているだけだと、英文説明を読むのが面倒で(というよりわからない単語が多い・・・)、真面目に鑑賞しない・・・わたしにぴったり・・・ヴィジュアルで理解できて面白いかも・・・と、入ってみる気になりました。
第二次ブルガリア帝国は、1187年から、オスマン帝国によって滅亡する1396年まで。
写真は、初期の農民生活の様子だと思われます。 -
第二次ブルガリア帝国時代、教会はブルガリア人にとって、きわめて重要な場所でした。12~13世紀の間に、タルノヴォには50以上の教会や修道院が建てられました。
教会外部は、様々な色の陶器の装飾品やタイル、動物の頭の彫刻などで装飾されました。教会内部全体は、フレスコ画で埋め尽くされました。祭壇の上には、聖母マリアのイコン画が描かれました。 -
首都タルノヴォにおいて、最も一般的な住居は、石と木製の梁で造られていました。壁は、天然の粘土しっくいで仕上げてありました。インテリアは控えめで、暖炉、いくつかの陶器、家族全員で眠るソファ、ろうそく、衣類や花嫁の持参金をしまっておく箱、織機など。
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一方、特権階級だった貴族の住居には、石や金属を使った装飾が施され、壁に光が美しく広がって見えるように燭台が置かれ、家具は、高度な技術を持つ職人によって作られました。ダイニングセットは主に銀製品で、銀メッキ製品もよく使われ、また豪華な陶器もありました。カトラリーは、高価な象牙のハンドルがついた金属製でした。
展示は、どちらかというと貴族のものでしょうか・・・? -
部屋と部屋とをつなぐ廊下にあった兵士らしき人形。中世らしい出で立ちです。
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ブルガリア皇帝(Tsarツァーリあるいはツァールという称号)の玉座の間。
このホールで、ツァーリが重要な決定を下したり、外国大使を迎えたり、戴冠式を行ったりしました。内装は、フレスコ画で美しく装飾されていました。
このホールでの行事に、イヴァン・アッセン2世は、ハンガリー王女であった妻アンナ・マリアを伴いました。 -
人形だということで、ありがちのマネキンレベルのものを想像していましたが、かなりリアルに作られ、写真で見ると、より人間の肌に近い感じで、よくできています。
サイトによっては、蝋人形となっていますが、蝋ではなく、特殊なシリコンとフィルムを使って、人間の肌により近く見えるように作られています。 -
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ツァーリの周りにいるのは・・・聖職者。
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こちらは臣下たちでしょうか・・・?
肌質のリアルさも素晴らしいと思いますが、顔の違いや表情などもなかなかのレベルです。 -
12~14世紀の武器や防具。
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鍛冶屋は、中世ブルガリアにおいて、主要な工芸でした。農具や軍隊の武器を製造しました。鍛冶屋の職場は、火床を備えた小さな建物か小屋でした。
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中世において、陶器作りは最もポピュラーな工芸でした。
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伝統的な陶器の絵柄は、今でも見かけますね。
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コイン鋳造のシーン。
最初のブルガリアコインは、イヴァン・アッセン2世時代(1218~1241年)に、金と銅から鋳造されました。テオドル・ スヴェトスラフ時代(1300~1322年)までに、銀のコイン鋳造も行われるようになりました。 -
建築シーン。
中世、ブルガリアの建物は石造りでした。要塞の壁も塔も、宮殿も、教会も、貴族の邸宅も、市民の家も、すべて石でできていました。レンガは、より凝った建築物に使われました。外観を装飾するために、主に大理石、陶器タイルや木材が使われました。 -
1204年、枢機卿レオとローマ教会特使が、タルノヴォに、王の笏と冠を持ってやってきました。戴冠したツァーリのカロヤンには、コインを鋳造する権利が与えられました。カロヤンの頭上には、聖ペテロの鍵(天国の鍵)のついた旗がかざされています(写真で一番右側の人が持っている旗)。ブルガリア教会の長は、Primasという称号を与えられ、大主教と後任を任命する権利も得ました。
ブルガリア教会の歴史・・・簡単に理解できないのですが、ツァーリのカロヤンが、タルノヴォ大主教を「ブルガリアおよびワラキアの首座および大主教」とローマ教会に認めてもらった・・・というようなことなのかな・・・。ローマ・カトリック教会との合同は、約30年以上続きました。 -
戴冠するカロヤン。
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こちらはブルガリア教会の聖職者のようですね。
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1204年4月、コンスタンティノープルを占領した第4回十字軍は、ラテン帝国を建設します。
ラテン帝国はフランドル伯ボードワンを皇帝としていましたが、十字軍の主体がヴェネツィア共和国であったので、実質はヴェネツィアの植民地であったとも言えます。これによりビザンツ帝国は、一時コンスタンティノープルから追い出され、滅亡の危機に陥りました。
第4回十字軍はラテン帝国を建てただけでなく、イタリアのモントフェラート伯のテサロニケ王国、フランス貴族ヴィラルドゥアンのアカイア侯国など、ラテン系の国家を周辺に造りました。
ラテン帝国の皇帝ボードワンは、ビザンツ帝国に代わる大帝国をもくろみましたが、1205年4月、アドリアノープルでブルガリア王国軍と戦い、負け、捕らえられてしまいます。この展示はその場面です。
ブルガリアのツァーリ・カロヤンの命令で、ボードワンはタルノヴォの刑務所に入れられ、一年後に亡くなりました。
一方、ラテン帝国は、約半世紀間コンスタンティノープルを支配し、ギリシア正教を否定して、ローマ教会の信仰を強要しようとしました。しかし1261年、ニケーア帝国のミカエル8世によって倒され、ビザンツ帝国が復活します。 -
ほんとに・・けっこうリアルな作りです。
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ブルガリア貴族のファッションは、ビザンチンと西欧の流行を取り入れていました。
印章つきの指輪は、男性のアクセサリー必需品でした。ブルガリア王女の服装は、輸入品の高価な布を使って作られました。ペンダント、指輪、ブレスレットなどの宝飾品は、金、真珠や様々な宝石で作られていました。
そして、貴族たちの寄付により、イコンが描かれた教会が建てられました。 -
貴族の奥さまと子供ですかね。
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フレスコ画を描いている職人。白い漆喰の上に、図柄の縁取りだけ描いておいて、そこに色を塗っていく工程がわかります。
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ブルガリアのアルファベットができたこと、そしてキリスト教は、芸術と文学を強力に発展させました。
本づくりに携わる人(写本する人、芸術家、製本する人)は、王宮や修道院の工房で働いていました。 -
いつも思いますが、中世の写本ってほんとに美しいですね(こちらは複製品だと思いますが)。
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第二次ブルガリア帝国時代の服装展示。
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こういうストンとしたスタイルだったのですね。
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輸入物なのでしょうか・・・手の込んだ美しい織物で作られたガウンの下に、下着を着ています。
人形を使って再現してあると、文字説明や絵、物品だけの展示と違って、少ない情報を巡らせて想像しなくても、情報がガツンと目から入ってくるので、思った通り、はるかに理解しやすくて楽しめました(とはいえ、個々の場面の英語説明文については、今、旅行記を作りながらじっくり読んだので、今さら理解したことも多くあります・・・)。 -
まもなく10時半・・・実は先ほど大聖堂に行った時、こちらの博物館の建物がステキだったので見に行ったのですが・・・まだ開いてなかったので・・・再び、やってきました。
オスマン朝時代、ヴェリコ・タルノヴォ総督邸だった建物です。1877年に、約500年にわたるオスマン支配から解放され、1879年に、ブルガリア初の国会がここで開かれました。その国会で、首都をタルノヴォからソフィアに移転することも決められました。
現在は民族復興期博物館になっています。 -
民族復興期博物館前の家並み。
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なかなか優美な建物です。民族復興期終盤の1872年に建てられたものなので、トルコチックというよりは、西欧風ですね。
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通りから、やや低いところにあります。どこを歩いても起伏がある街です。
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北側のこちらからだと、2階建てに見えますが、急斜面に建っているので、南側は4階建てになっています。
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お隣は図書館です。
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中を見学していると時間がかかるので、玄関部分だけでも見れたら・・・って思って、扉の中へ・・・。
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入ると・・・両サイドから上がれる階段のある玄関ホール。外観から想像しなかった・・・ふんだんに木を使った内装です。
民族復興期博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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誰もいない・・・と思って、写真を撮っていたら、管理人のおばさまがやってきてしまったので、じゃあ、展示も見て行こうかな・・・と、料金を払いました。
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玄関ホールの窓から・・・。
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通りの家並みが見えます。
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記憶が確かでないですが、まずは・・・玄関ホールから階段を降りて下の階に行ったのだと思います。
多くのイコンが展示されています。 -
14~19世紀、オスマン支配時代の美術品が展示されている階・・・ということです。
このイコンは、西欧絵画のような雰囲気がありますね。イコンとは呼ばないものなのかもしれません。
イコンだけでなく、教会で使われた用具などの展示品もあります。 -
イコン・・・といったら、やっぱりこういうお決まりの描き方。
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イコノスタスの扉でしょうか・・・?
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淡い金色が美しい画。
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ピントが合ってませんが・・・絵の中の・・・ビスのようなものは立体的になっていました。
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こちらもイコノスタスの扉でしょうか。19世紀のものです。ダイナミックな彫刻が美しいです。
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とてもたくさんの展示があり、ぜんぶ撮るのはムリですので・・・目についたものだけ・・・。
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キリストを抱く聖母マリアのモチーフが多いです・・・というか、自分の目がそっちに行きがちなのか・・・?
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17世紀のもの。
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大天使ミカエル。
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19世紀の結婚式の冠。
ソフィアの聖ネデリャ教会で見た結婚式で、新郎新婦が冠をつけるシーンがありましたね。 -
19世紀の画。
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18世紀のもの。イコノスタスの一部でしょうか。
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シンプルな描き方。
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同じモチーフでも、時代や作者によって異なり、バリエーション豊かで面白いです。
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建物の北側から入ってくると、地階になるので・・・窓もなく・・・灯りだけが頼り。それにしても、けっこう広くて・・・展示品も多くて・・・やや飽きてきました。
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集中力も落ち、もういい・・・って気分になっています。
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これは・・・扉ですか・・・壁ですか・・・??
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1569年のもの。聖骸布とタイトルにありましたが・・・聖骸布がここにあるわけはないと思うので、何のことなのかよくわかりません。
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聖書などを乗せる台でしょうか・・・。アダムとイヴのヘタウマ風の絵がなんとも素朴でいいです。
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蝶番で繋がった19世紀のイコン画。
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素朴な絵柄にほっこり。
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民族復興期(18~19世紀)のタルノヴォにおける職業・・・金細工、陶器作り、鍛冶、皮製品づくり、裁縫、毛皮加工などの製品や道具の展示もありました。
写真はあまり撮っていません。 -
金庫。
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民族復興期のタルノヴォの街並み。
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暗くて粗く見づらいですが、1872年築(オスマンからの解放は1878年)の民家。
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現在も残っていて、風情ある家並みになっている・・・民族復興期の家屋。
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1階に戻って・・・この階には、ヴェリコ・タルノボ地方における民族解放活動が紹介されています。
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オスマンからの独立を求めたゲリラ運動、1876年の4月蜂起など、あちこちでの蜂起、そして1877~1878年の露土戦争などについての展示です。ブルガリア教会の独立運動、教育啓蒙活動も取り上げています(展示、ほとんど見てません・・・)。
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花嫁の持参金を入れておく箱。
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展示品よりも、建物の造りに気がいきます。
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ブルガリア正教会の司祭の衣装かな。豪華ですね。
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階段を上って2階(ブルガリアでは3階)へ上がると・・・1878年に、オスマンから解放された後、1879年に初国会が行われた会議室が再現されています。
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封建社会の中世から、オスマン支配を経て・・・いきなり国会ですから・・・立派な国会議事堂なんて準備する間もなかったんでしょうね。
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500年にわたるオスマンからの独立を勝ち取って(といっても、最初は自治国として認められただけで、完全独立ではありませんでした)、希望に満ち溢れ、勢いのある空気で溢れていたことでしょう(しかし、その後は周りの国々の思惑も絡み、バルカン戦争、第一次世界大戦へと突入していくことになります・・・)。
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おそらくその頃、活躍された人たちの資料でしょうか。オスマンから独立した後も、バルカンは苦難の歴史を重ねました。
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11:10です。真面目に博物館を見学することはあまりないので、ちょっと見学疲れ・・・しました。
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民族復興期博物館と図書館との間の階段道を下りていきます。
民族復興期博物館の南隣に、近現代史博物館と刑務所博物館があったようです(西隣にばかり気を取られ、気づきませんでした)。刑務所博物館は・・・見てみたかったな・・・。 -
民族復興期博物館の西隣は図書館でしたが、階段道を下りてくると、図書館の裏側にまわることになります(同じ建物です)。そこが考古学博物館になっています。ポルティコが美しい影を作っています。
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門の中が考古学博物館です。中庭があっていい感じ。
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見学しないので、門から覗くだけ。
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考古学博物館前のポルティコから、さらに下り道があります。
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猫ちゃん、こっち向いてくれません。
長くなってきたので、続きは次編で・・・。
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この旅行記へのコメント (14)
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- ノスタルジアさん 2017/10/14 04:16:13
- いつもいいねの
- 投票有難うございます。イコンいいですね。私も五木寛之の「ソフィアの秋」を読んで行って来ましたよ。
https://4travel.jp/travelogue/10999073
- こあひるさん からの返信 2017/10/16 02:36:19
- RE: いつもいいねの
- ノスタルジアさん、こんばんは。
1975年のソフィア・・・そんな時代に行かれた経験は、とても貴重で、また今では味わえない空気感や暮らしぶりをひしひしと感じられたでしょうね。数枚の写真からも、共産主義時代の雰囲気が伝わってくるようです。
それにしても・・・現在まで、飛行機に乗らずに海外旅行される信念とパワーはスゴイですね!
こあひる
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- ガブリエラさん 2017/10/09 20:20:42
- 東欧のイコン♪
- こあひるさん☆
こんばんは♪
大聖堂のイコン、綺麗ですね!!!
東欧のこういうイコンは、なぜだかもの悲しいような、せつない感じを受けてしまいますが、なぜなのか今もわかりません(*^_^*)
今回は、ポーランドなので、イコンが見られないのがちょっと寂しいような気持ちです(^_-)-☆
人形の展示、なかなかきちんと作ってあって、いいですね♪
やっぱり、この町は1日だけではもったいないですね!
そういえば、るなさんにお聞きしたのですが、今日でしたっけ、昨日でしたっけ?会われたのですよね♪
いいな~(*^_^*)
また、奈良にもお越し下さいね!!!
ガブ(^_^)v
- こあひるさん からの返信 2017/10/11 15:56:54
- RE: 東欧のイコン♪
- ガブちゃん、こんにちは〜!
カトリック教会のフレスコ画に比べて、正教会のフレスコ画やイコンは、独特の物哀しさや影を感じますね。なんでなんでしょう。今はなきビザンチンの面影なのか、イコン画に漂う中世の面影なのか・・・。
そっか、ポーランドはやっぱりメインはカトリックか、プロテスタントなのですね。シナゴーグなんかも多いのかな。
ビジターセンターの人形の再現は、何も考えなくても、そのままわかりやすいので、とっても楽しめました。その場で英文説明をきっちり読めればもっとよかったのですが、それは帰ってきてから・・・になりました。
るなさんに初めて会いましたよ〜。ガブちゃんが圧倒されて口数が少なくなってしまったという情報や、るなさんの旅行記で見る顔出しお写真などから、イメージしていったのですが、予想していたよりも、優しげで可愛らしい雰囲気で大丈夫でした(←どういうイメージだったのか・・・?)。
奈良にもまた近々行きたいです〜〜ぅ!秋篠寺とか・・・まだまだ行ってみたいお寺がいっぱい・・・というか、前にお会いした仏さまも、けっこう記憶のかなたに・・・(涙)。
こあひる
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- milkさん 2017/10/08 22:09:17
- 意外と見所満載な街
- こあひるさん、こんばんは☆
ヴェリコ・タルノヴォは意外と見所の多い街なのですね!
大聖堂の壁画やイコンはまた素晴らしいですね。
きっと、この大聖堂も聖書などのお話が書かれているのでしょうね。
じっくり見ていたらキリがなさそうです。
ビジターセンターの展示は見応えありますね。
このような展示を見るのが好きなので、楽しませて頂きました。
それにしてもこのお人形は本当にリアル!!
そうそう、私もヘタウマ風なアダムとイブが気になりました~(笑)
大聖堂の解説、とても詳しいと思ったら、英語の説明文を訳していたのですね!
とても分かりやすかったです。
ありがとうございます(^o^)
milk
- こあひるさん からの返信 2017/10/11 15:39:56
- RE: 意外と見所満載な街
- milkさん、こんにちは!
ヴェリコ・タルノヴォは見どころも多く、何よりも、歩くたびに眺めが変化して美しい街でした。
イタリアなどのように、中世の古い家並みは残っていないのですが、複雑な歴史を感じることができ、味わいがありました。
イコン画に描かれている聖人の物語はもちろん、イエスにまつわるお話しもよくわからないので、もう少し勉強しとけばもっと楽しめるのにな〜といつも思います(←そう言いながらやらないんですけれど・・・)。
ビジターセンターはなかなか楽しい博物館でした。内部みたさに、たまに博物館や美術館に入ることはありますが、展示内容をあまり真面目に見たことがありません。でもここでは、何か考える前に、直接ビジュアルに訴えてきますので、面白かったです。
英文説明があったのはよかったのですが、なにしろ英語読むのも苦手だし、単語もよくわからないし・・・で、とりあえず写しておいて、旅行記作成のときに初めて読んでみるので、後からへ〜ぇってのが多いです。意味がよくわからない部分もあったり・・・なかなかわたしには大変です。
アダムとイヴのヘタウマ画、わりと評判で意外です(笑)。いかにも村人が描いたのかな〜というほっこり感がたまりませんね。
こあひる
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- aoitomoさん 2017/10/07 14:38:23
- 素朴でソフト・・実感しますね~
- こあひるさん こんにちは~
『大聖堂』
ネットでも日本語のサイトでの情報がほとんど無いですね。
新しそうな部分とそうでない部分が混在して、
中世あたりのものも無いか、思わず探しまわりたくなります。
一方でイコン様式の壁画が、確かに西欧の絵画のような描き方も多く、それはそれで面白いです。
旅行記の題名の『素朴でソフト』というのが、この壁画にも現れてますね。
『ビジターセンター』
リアルな人形が博物館をとっつき易く分かりやすくしてくれてます。
とは言え、こあひるさんも英語説明文を翻訳してコメントを入れるのも大変でしたでしょうね。
ブルガリアの歴史も勉強になりました。
『民族復興期博物館』
キリストを抱く聖母マリアいわゆるマエスタは、
パターンが決まっていても地域や時代や画家により描き方が変わるので
私も注目してしまいます。
アダムとイヴのヘタウマ風の絵は、ツボにハマってしまいました。このタッチで様々な宗教画を見てみたいです。
『刑務所博物館』なんかもあったのですね。
確かにこれも気になります。
aoitomo
- こあひるさん からの返信 2017/10/10 17:50:33
- RE: 素朴でソフト・・実感しますね?
- aoitomoさん、こんばんは〜!
大聖堂についてコメントを入れようとしても、ほんとに情報が少なくて・・・歴史的な価値としてはあまり重要じゃないのかもしれないけれど、一応、ヴェリコ・タルノヴォの中では大きな聖堂なのになぁ〜〜。あまり古くなく、フレスコ画としての価値が低いのかもしれませんね。
ビジターセンターは、想像していたのとは違って、高レベルの人形を使っていて・・・リアルでなかなかよかったです。博物館や美術館・・・建物内を見たい時に入ってみることはあっても、じっくり展示を勉強するヒマも気合いもほとんどない私ですが、ここの展示は、ビジュアルだけで楽しめて、わかりやすくて面白かったです。
第二次ブルガリア帝国時代あたりが、ブルガリアにとっては、偉大で輝かしい時代だったのでしょうね〜。歴史的な知識がないと、当時の人々の様子などはまったくイメージできないですが、人形で再現されていると、何も考えなくていいのでいいですよね。
このレベルで、オスマン支配時代の生活なんかも再現されていたら・・・とちょっと思います。
キリストを抱くマリアをマエスタって言うのですね〜。日本語では、聖母子像と言うらしいですが、それはカトリック教会でのことで、正教会だとそう呼ばないらしい・・・(?)。
アダムとイブのヘタウマ画は、わりと評判が良いのでビックリ〜〜(笑)。イコン画の描き方を学んだアーティストではなく、村人が描いたような絵柄には、ほっこりしますよね。
刑務所博物館・・・気づいていたら寄っていたのに〜〜・・・と、ちょっと悔やまれます。じっくり滞在して街歩きしているつもりでも、いつもなにかと漏れがあって、間抜けなわが家です。
こあひる
-
- るなさん 2017/10/07 09:31:32
- こあひるさんのガイドブック
- あひる殿、おはようさんです♪
そろそろ出発してるかな?東京もいきなり寒いんで、私、思い切り風邪っぴきな感じですが( ;∀;)いや、アレルギーかな?昨日はまだマシだったがくしゃみがひどいのよ。
おぉ~ここのイコノスタスは木なのかな?金ぴかはよく見るけど、これは珍しいね!!
そっか...教会と言えども、今まで見ててなんか違うって感じるのはステンドグラスがないからか。←今更??(笑)
ここは壁画の色味もどことなく落ち着いた感じね。
2階からの眺めも素敵~こうして見下ろすと、目線が変わるからいいですなぁ~
人形たちの表情はリアルだぁ( ;∀;)
女王様?ちょっと怖い感じの人ね(苦笑)
そうそう、中世の本って美しい美術品のようだよね。文字なんてまるでデザイン画!!
今回もまたガイドブック顔負けなこあひるさんの旅行記でした!私にはこんなの作れん(爆)
では、Ciao a presto♪
るな
- こあひるさん からの返信 2017/10/10 17:33:43
- RE: こあひるさんのガイドブック
- るなっちょ、こんばんは〜!
先日はどうも〜〜ありがとね〜〜!街歩きでもやっぱりヒールだったわねぇ〜〜。履き慣れているとはいえ、スゴイわ・・・。
イコノスタスは、金ぴかのものが多い(今まで見た中では・・・)けれど、ここのは渋い華やかさがありました。
正教会(これも今まで見た中で・・・ですが)は、一面にフレスコ画を描くためなのか、窓は多く小さい造りが多いみたいで・・・カトリック教会みたいに、美しいステンドグラスは見かけないかなぁ。ブルガリアとかでも、カトリック教会に入れば、また違う雰囲気なんだろうね、きっと。
オスマンに支配される前の・・・第二次ブルガリア帝国時代の建物は、ほとんど破壊されてしまったのか・・・ほとんど残っていないので(ローマ時代の建物は残っているのに)・・・ヨーロッパの中世ほど古いフレスコ画はほとんど無いみたいだけれど・・・イコン画の描き方自体が、ビザンチン風というか・・・中世の雰囲気をもっているので、魅力的ではあります。
人形、かなりリアルだったよ〜。ダサいマネキンみたいな人形だと思っていたから、意外な高レベルさにビックリ〜。文字や物品展示だけだと、知識が豊富じゃないと想像しきれないシーンを、ビジュアルだけでばっちり知ることができるので、楽しかったです。こういう博物館なら、その国の歴史の一部を知るには、手っ取り早くてとっつきやすくて、たまにはいいかも・・・。
ガイドブック顔負けなんてね、aoitomoさんの旅行記みたいなのを言うのよ〜〜(笑)。わたしのは、写真が多くてしつこいだけ〜〜がはは。いつも見てくれてありがとね!
こあひる
-
- めておら☆さん 2017/10/06 21:02:17
- 面白かった~♪
- こあひるさん、こんばんは~☆
もぉ~トルコチックシリーズでは、毎回目からウロコなものばかり見せていただいてます。ありがとう♪
大聖堂、外観が独特ですね。ターコイズブルーの屋根がとってもキレイ☆ファサードの真ん中があんな高い塔になってるのなんて、見たことないです!
しかし撮影料650円もとるって、高いですね~(@@;)
ま、確かにそれを払ってでも撮る価値は十二分にある、素晴らしい教会ではありますね!
全体的に渋みのある色合い(というか、古いから色褪せたのかな?)フレスコ画が私は好きです。そしてイコノスタスの細やかな彫刻!昔、母が持ってた木製の中国の扇子に憧れてたんですが、それ思い出しました。なんだかその雰囲気に似てて懐かしい感じだった。
私、ステンドグラスが好きなんですが、ここのステンドグラス、すっごくカワイイですね♪水玉で十字架が模されてるんだぁ。
教会のステンドグラスっていうと、聖書の場面が描かれてるのが多いけど、ここのは斬新だなぁって思いました。
それにしてもこの大聖堂、どこもかしこも隙がないくらい、壁画で覆われてるんですね。素晴らしいなぁ~。
ツァレフグラド・タルノフ・マルチメディア・ビジターセンター、面白いですね!私、こういう民族誌博物館みたいなのも大好き!
生活に密着してるテーブルセットなんかの展示があったかと思えば、兵士や皇帝の人形まであるんだね。そうかと思えば鍛冶屋さんや陶器職人まで。
こういう王族や庶民の衣装なんかも、イタリアのそれとはまた違ってて、ホントに面白いです♪
民族復興期博物館もすごく充実の展示内容だったみたいですね。
てか、「集中力も落ち、もういい・・・って気分になっています」←この気持ち、すっごくわかります!!
最初は意気揚々と見て撮影とかしてるんだけど、あまり多すぎるとだんだんダレてきてしまう・・・。もうとりあえず思い出に・・・的にバシャバシャとって、じっくり見ることをやめてしまったり(^^;)
「アダムとイヴのヘタウマ風」←これも笑った!ほんとにヘタウマだね。こういうの私の大好物です♪
とにもかくにも、イタリアしか知らない私には、こういう他国の美術品や文化がすごく新鮮!一緒に博物館まわらせていただいた気分で楽しかったです(^^)
ではでは、またお邪魔させていただきますね~
めておら☆
- こあひるさん からの返信 2017/10/10 17:17:46
- RE: 面白かった?♪
- めておら☆さん、こんばんは〜!
いつも見て頂いてありがとうございます〜!
東欧では、撮影代をとられることが多いのですが、それにしても、約650円ってのは・・・入場料と比べても、ぼったくりすぎだろ〜〜って気がしますね(笑)。その半額くらいなら、寄付だと思えますが、650円もとられると、なんとか元をとらないと〜〜!といつも以上に撮りまくっちゃいます。
フレスコ画は古びていますが、イタリアほど古い時代のものはあまり残っていないのですが(たぶんオスマン支配時代に失ってしまったのかな)、イコン画独特の描き方と色合いは、中世的で魅力がありますね。
今まで東欧で訪れた正教会には、ステンドグラスがあったという記憶はほとんどなく、むしろ、イコン壁画を描くために、窓はできるだけ少なく小さく造る・・・というスタイルが多く、この大聖堂でステンドグラスを見かけてちょっと意外でした。時代的に、ゴシックとかの西欧スタイルが混在しているのかな〜。カトリック教会とは異なるエキゾチックさや一面のフレスコ画やイコノスタス・・・正教会もなかなか魅惑的ですよね!
普段は、あまり真面目に見学しない博物館なのですが、今回は、ビジュアルだけで、情報が容易に目から入ってくるので、とっても楽しめました。文字や物品だけでは、なかなか想像しきれないことも多いので、面白かったです。
もともとなんでも飽きやすいので・・・めておら☆さんのように、いくつも教会を尋ねて歩くって、ほんとに好きなんだな〜と思いますよ。
アダムとイブのヘタウマ画は、意外と評判がよくて意外でした(笑)。イコン画を学んだアーティストが描いたフレスコ画はもちろん素晴らしいですが、村人が描いた素朴な絵柄になんだかほっこりしちゃいますよね。
イタリアを極めようとしているめておら☆さんのようなスタイルは、とても羨ましいし、スゴイな〜ぁと感心しちゃいます。わたしの場合、ひとつの国をそこまで深く掘り下げて旅行することがなかなかできなくて〜〜・・・。
こあひる
-
- マリアンヌさん 2017/10/06 18:43:01
- ヴェリコ・タルノボ
- こあひるさん、こんにちわ。
私がツアーで1泊のみで通り過ぎた街をディープにご案内頂きありがとうございます。
ブルガリア正教会は、西欧側とは違って東ローマ帝国、ビザンチンを彷彿させて、なかなか味わいがありますね。
ブルガリア帝国の国王夫妻のフィギュア、やけにリアルですね。
昔、マルタで騎士団の病院地下で一人で回ってたら暗いところにリアルな騎士と遭遇。声をあげそうな位すごく驚いたことを思い出しました。
博物館、イコンだらけでしたね〜
大学にはイコン学科的なものがあると聞きました。私もマリア様の顔立ちが気に入って、何故か空港で買ったイコンがあります。
では、また。
マリアンヌ
- こあひるさん からの返信 2017/10/10 16:45:53
- RE: ヴェリコ・タルノボ
- マリアンヌさん、こんにちは!
長々と・・・同じ街歩きにお付き合いくださってありがとうございます〜・
ブルガリアは、ビザンツ帝国によって第一次ブルガリア帝国が滅亡させられた歴史もあって、その後できた第二次ブルガリア帝国時代は、ビザンチンの香りがぷんぷんでなんとも魅力的ですよね。
ビジターセンターの人形は、ほんとにリアルで、思っていたよりも楽しめました。暗いところに突然いたら、そりゃあ、心臓がとまるかと思うほど驚きますよね〜。
民族復興期博物館の数多くのイコン・・・もういいよ〜って飽きちゃうほどあって・・・。同じモチーフで、決められた描き方であっても、ひとつとして同じものがなくて、面白いですね。描き方を学んだ芸術家が描いたイコンも素晴らしいですが、村人などによって描かれた素朴なものもよいですよね〜。
ありがとうございました!
こあひる
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