2017/07/30 - 2017/08/05
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Rolleiguyさん
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カメラが無い! コルヴァッチのロープウェイで中間駅のムルテルに着いたとき、あっーと真っ青になりました。出発時にいつもザックに入れ,持ち歩く習慣なのですが、この日は後ろの席にカメラだけ出しておいたのです。ハイキング初日で、車を降りて山靴に履き替えるという動きが初めて加わったこともあり、いつもの動作と違ってカメラに注意が行き届かなかったようです。コルヴァッチへの乗り換えはロープウェイが点検中で、1時間遅れるとのことで、取りに帰る時間はありましたが、幸い予備のカメラをザックに入れてあったので、戻ることはやめました。レンズはメインカメラのズームではなく、15mmと43mmという広角から標準のレンジの2本になりました。写真の上達にはズームレンズを使うなと言うから、これで我慢することにしました。重いだけの予備カメラが役立ったのは初めてです。なので、フォルクラ・スルレイでは迫力のある望遠での写真がありません。ロゼックの谷まで歩いて下りたかったのですが、友人の体力がどの程度か分からなかったので、ムルテルからの往復にしました。その後、ディアヴォレッツァに行き、私だけムント・ペルスに行って来ることにしましたが、往復すると2時間かかりそうだったので、途中までにしました。行けなかったところが次々に出て来ますが、それはそれで別の楽しさとのトレードオフですから、山に触れたことで十分満足しました。
(2020年8月追記)コロナで家に籠っていると時間があり、昔撮りためたスライドフィルムをデジタル化することにしました。その中に、1993年にフォルクラ・スルレイに行った時のベルニナ山塊と氷河の写真があり、氷河の後退がいかに凄まじいか分かるので、アップしてみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
さ、今日から5日間山歩きを楽しみます。はやる気持ちを更に掻き立てるシルスの山々の案内板。あそこに行きたい、ここも、あっちもと行きたい先ばかりです。
手前側にもハイキングコースはあるのですが、圧倒的にあちら側ですね。 -
シルスのローマ時代に遡る歴史を一言で書いてあります。昔から峠越えの重要な村だったのですね。今は観光業で成り立っている村です。感心したのは、建物の建て過ぎを避けるという村の方針です。大分前ですが、スイス人がグリンデルワルトに雨後の筍のように増えて来た、観光客用のフェーリエン・ヴォーヌングを嘆いていたのを思い出し、シルスの賢明な方針に嬉しくなりました。そういう私自身も観光客ですが。
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村の標高は1800メートルもあります。グリンデルワルト(1034m)やツェルマット(1620m)、あるいはシャモニー(1035m)と比べても、高い場所にあります。
ここの強みは何といっても年間300日以上と言われる晴天日数です。でも、昔夏休みに来た時に連日雪が降って、結局全くハイキング出来なかったことがありました。今回は滞在中一度も雨が降りませんでした。 -
宿泊したホテル・セライナ。家族経営の小さなホテルですが、快適に過ごすことが出来ました。郵便局広場に面していますので、バスの便が良い場所です。
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ハワイのホテルかと見紛うよう。赤い花は何だろう。
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1988年にこのホテルで夏休みを過ごしました。このおばさんが今80歳くらいで
今回会うことが出来ました。もちろんあちらは覚えていませんが、この写真を見せてあげました。 -
内部のレストラン。宿泊客用と一般のお客用とは別になっていました。
とても驚いたのは、パンが大変美味しかったこと。昔は、スイスは有事に備えて備蓄している古い小麦粉から使うために、周辺国に比べてパンがまずいと言う評判でした。私はそれほど舌が肥えていないので、それほどまずいとは思いませんでしたが、今回は明らかに違っており、この後行ったウィーンよりも断然美味しかったのにはびっくりしました。 -
2階の踊り場の装飾。昔から田舎風の飾りつけのホテルです。
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ホテルのお婆さんが育てているお花。とてもきれいでした。
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エーデルワイスが4種類ありましたが、この純白のが一番綺麗でした。
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これも大変美しいお花でした。
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ホテルの前の可愛い建物。バーだとは意外でした。
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バーの呼び込み担当者のキツネ。
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いよいよ山に行きます。ムルテルの駅から歩き始めます。行くのを諦めたコルヴァッチのロープウェイ駅が見えました。天気がいいので、更に上のピッツ・ムルテルまで歩いて登りたかったのですが、第一の残念。
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フォルクラ・スルレイへのハイキングの途中、ずっとコルヴァッチのロープウェイ駅が見えていました。ピッツ・コルヴァッチの山自体はもっと先にあって見えません。
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フォルクラ・スルレイから見た、ピッツ・ベルニナ(4049m)とピッツ・ロゼック(3920m)。これが43mmのレンズで撮ったもの。殆ど使うことのないレンズですが、とても薄いパンケーキレンズなので、予備カメラにレンズキャップ替わりに付けています。ピッツ・ロゼックを見ると、グリンデルワルトからグローセ・シャイデックを越えたところにある、ローゼンラウイから見えるヴェルホルンを思い出します。谷の名前と山のイメージがちょっと似ている感じです。
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ピッツ・ロゼックと右後方のピッツ・グリュシャイント(Piz Glueschaint3593m)などの山々。あちらは氷河がまだ沢山あるようです。
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同じような写真が次々と。
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よく見る写真はこの場所から撮ったものでしょうね。
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この場所はとても眺めがよく、お昼でも食べながらずっと座っていたい気分でした。
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コアツヒュッテへの案内。ここからロゼック谷に真っ直ぐに下りるよりも、コアツヒュッテを経由してから谷を下った方が変化があるようです。ここも次回に取っておきたい場所です。第二の残念。
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マウンテンバイクの人たち。今はどこの山に行っても見かけます。
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何度見ても美しいですね。思いっきり歩き回りたい気分です。
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ピッツ・グリュシャイント(奥の右側の山)と周辺の山々、氷河。
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氷河の流れ落ちる様が印象的です。
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午前中は逆光なので顔が真っ暗になってしまいました。
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(追加写真)1993年の夏に休暇を過ごした時の写真です。上の2枚の写真と比べると、この巨大な氷河が4半世紀で如何に後退してしまったかが分かります。
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1993年。
手前の丘の上に4人います。家内と子供3人に、ここから写真を撮るので、あそこに行けと言ったのですが、色よい返事がなく、果たして家族が行ってくれたのか、よその人だったのか記憶がありません。 -
ムルテルに戻る途中。斜面をスイス陸軍の車が下りて来ました。
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ムルテルから歩いて下りるハイカーたち。
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大分雲が出て来てしまいましたが、シルバプラーナ湖が見えます。
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次の目的地、ディアヴォレッツァに行く途中、モルテラッチ氷河が遠望出来ました。ここも歩く候補地だったのですが、他を優先しました。第三の残念。
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ディアヴォレッツァから眺めるピッツ・パリュー。この時期でも美しい眺めですが、4年前に6月に来た時には、山全体がまだ雪に覆われていて、より鮮烈な印象を受けました。
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正面奥にピッツ・ベルニナとその下を流れるモルテラッチ氷河。こちらから流れるペルス氷河と合流します。
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ペルス氷河の夏。あの黒い線はどうして出来るのか知っていますか? あの線は中央モレーンというのだそうです。氷河は両側の山から岩屑が落ちて来て、モレーンを形成しますが、上流で氷河が合流した時に、それぞれの氷河の端(サイドモレーン)が合体し、一本の線になるのだそうです。中央モレーンの数は、合流した氷河の数を表わすのだそうです。3本の氷河が合流すると2本の中央モレーンが出来ます。
ペルス氷河は地図で見ると、少なくとも大きいのが3本、見方によっては上部に6本の氷河があるようですので、中央モレーンは2本から5本あるはずです。見えますか? 2枚上の写真だともっとよく分かります。 -
友人を置いて一人でムント・ペルス(Munt Pers 3207 m)まで往復しようと歩き始めました。
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雄大な景色です。
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ファインの谷(Val da Fain)を遠望します。行ったことはありませんが、歩いてみたいと思わせる谷です。
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ファインの谷。 気持ちよさそうなトレイルが伸びています。ここも氷河のあった
U字谷のようです。 -
この一帯からオーストリアにかけてが、東アルプス中央山脈と呼ばれていて、大昔の大陸移動で、ヨーロッパにぶつかったアフリカ地盤から成っているそうです。
そう思ってしげしげと眺め、よくここまで来ましたねと言ってあげたくなります。
マッターホルンは東アルプスではありませんが、ここと同じ地盤なのだそうです。
そういえば、マッターホルンの岩はこれと似ているような気がします。 -
ディアヴォレッツァの駅が遠くに見えます。
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アフリカの山に登る気分になって歩いてみます。
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気持ち良い山歩きです。
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割と簡単に登れるので、結構沢山の人が歩いていました。
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氷河の流れが印象的です。中央モレーンは5本以上あるように見えないこともない。
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少し怖そうな場所に見えますが、そんなことはありません。
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絶景を堪能する私。
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途中、あちら側が見える場所があります。あちらに落ちると危険です。
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20分ほど歩くとこの辺りまで来られます。
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ピッツ・カンブレーナ(Piz Cambrena3604m)とパリュー。
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ピッツ・ベルニナのビアンコ・グラートを遠望します。
拡大すると、左上に登山者が2人見えます。もう午後2時を過ぎているので、
この時間にまだあそこにいるのは、少し遅過ぎるように思えます。これから先に
難しい岩場が控えていますし、登頂してからイタリア側の山小屋(マルコ・エ・ローザヒュッテ)まで500メートルほど下らねばなりません。夏だから遅くまで明るいので大丈夫なのかな。
後で知ったことですが、ビアンコ・グラートを登山中に、この写真に写っている正面の壁から、2日後に1人、3日後に3人が滑落して亡くなったとのこと。いずれも熟達したドイツ山岳会の会員だそうです。スイスはこの夏、山での遭難が多く、7月だけで16人も亡くなったそうです。今夏の暑さが登山条件を悪くしたのではないかと言われています。 -
年取った人の皴のように見えます。氷河も若々しいのと、年寄りくさいのとあるのですね。
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ずっとこの絶景を前に見ながら歩く素晴らしいトレイルです。
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もうちょっとで山頂ですが、この辺りで引き返すことにしました。
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戻って来たディアヴォレッツァ。友人はずっと氷河を見ていたそうです。彼も海外勤務がありましたが、山はなかったそうなので、珍しいものに思えたでしょう。飽きはしなかったそうです。
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200メートル下の氷河まで行って来た人たちが戻って来ます。上り下りは簡単ですが、
昔一度下りてみましたが、暑い日だったせいか、帰りは思ったより疲れて、1時間くらいかかった記憶があります。 -
下りのロープウェイから眺めたベルニナ峠方面。ラーゴ・ビアンコが遠くに見えます。
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もう少し下るとよく見えるようになりました。
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ちょっとだけ峠まで行ってみました。時間があればここでも歩きたかったのですが、2か所で十分という気分です。
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戻って来たシルバプラーナ湖。あんなに沢山の人がパラセイリングしていて、紐が絡まないのだろうかと思います。
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ホテルの人に、明日はどこへ行くのと尋ねられたので、ウンターエンガディンのエーデルワイスの海のある谷だよと言ったところ、さっきテレビで先週末の豪雨で山崩れを起こし、道路が分断され、40人ほどの滞在客は全員ヘリコプターで救助されたと言っていたよとのこと。ガーン。最優先目的なのに。第五の残念。でも考えようによっては、危ないところだった。しかし残念。今年の1月からずっと楽しみにしていたのですが。夜のテレビのニュース映像で見る山崩れの様子。
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災害についてコメントするシュクオルの村長さん。名前がロマンシュ語地域のものです。彼も大変、私もガッカリ。でも、ホテルの人が、探さなくてもエーデルワイスが一杯咲いているという山を教えてくれました。スイス国立公園内のトレイルだとのことなので、急いで調べて明日そこへ行くことにしました。少し気分が晴れました。エンガディン初日は少し疲れました。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- kiyoさん 2018/02/23 20:28:59
- あいかわらずお見事な
- Rolleiguyさん、こんばんわ。
メインのカメラを忘れ、
予備のカメラで撮影されたとのことですが、
Rolleiguyさんが撮影されると、
カメラに関係なく見事な景色が映し出されていて
どの写真もじっくり見入ってしまいました。
私も、昔、カメラ好きの友人に、
短焦点レンズで練習しろと言われたことがあります。
でも、ズームは便利なので、ついつい頼ってしまいます。
数年前に、初めて短焦点レンズのコンパクトカメラを買いましたが、
どうにも慣れません。
ズームできないので、
自分の足で動いて距離を調節しないといけないのに、
面倒になって中途半端な映りになってしまいます。
あらためてカメラは難しいなと感じているところですが、
Rolleiguyさんの構図やアングルなどを見て勉強させていただいてます。
kiyo
- Rolleiguyさん からの返信 2018/02/24 00:02:50
- Re: あいかわらずお見事な
- kiyoさん
今晩は。書き込み有難うございます。
実は、私はカメラのコレクターでもあり、カメラ自体は沢山持っていますが、
20世紀初頭から第2次大戦直後くらいまでが中心で、フィルムで撮ることが
とても楽しいと思っています。でも、最近はフィルムと現像料が大変高くなってしまい、今はもっぱらデジタルです。予備のカメラは写真撮影が目的の時には必ず持っていきます。仰るように、単焦点レンズで撮るのが上達の秘訣なのですが、旅行に何本ものレンズを持ち歩けないので、ズームになってしまいます。
こうした妥協がプロとアマとの違いでもありますね。コンパクトカメラをお持ちとのことですが、写真の良し悪しはカメラ次第ということはないので、十分楽しめると思います。写真の構図やアングルには基本があり、それに従えばそれなりのレベルの写真が撮れると思いますが、どれも似たような構図になって、面白味がなくなる恐れもありますので、自分がこれをメインの被写体にしたいと
思うものを撮り、画面にいろいろ入れ込まず、シンプルにするのがコツだと
言われています。勿論これは私の講釈ではなく、指導書に書かれていることですが。ご自分でプリント出来る環境にあるのでしたら、一度A3サイズまで引き伸ばしてみると、その迫力に感激すると思います。
沢山ご覧くださいましてありがとうございました。
Rolleiguy
-
- ふわっくまさん 2017/09/28 12:18:26
- 健脚でいらっしゃいますね~・・
- Rolleiguyさん、こんにちは。
次々~絶景を楽しませていただいていますが、お疲れの様子は微塵もなく~・・
今更ですが、かなりの登山のご経験がおありだなぁーと再認識しました。
お天気にも恵まれて予備のカメラとおっしゃいつつも、ピッツ・ベル二ナやピッツ・ロゼックといった山々や~エーデルワイスのお花もキレイに撮られて・・☆
ご宿泊ホテル・セライナの看板の花は、赤いカーネーションに見えましたが~いかがでしょうか・・
氷河に若々しいのと、皺のように見えるのがあるそうで・・
ご友人は飽きることなく、氷河を眺めていらっしゃったのですね~
山崩が発生して目的の一つに行けなかったという事ですが、巻き込まれなくて何よりでした。
シルバプラーナ湖でパラセィリングを楽しむ人々等、珍しい光景を楽しませていただきました。
ふわっくま
- Rolleiguyさん からの返信 2017/09/28 20:31:09
- RE: 健脚でいらっしゃいますね?・・
- ふわっくまさん
書き込み有難うございます。
この旅行記は余り変化がなくて、同じような写真が多くなってしまい、
私としてはもっと幅広い写真を撮っておくべきだったと反省しています。
私は決して健脚ではなく、今回,そもそもどこまで歩けるか不安がありました。
でも、スイスの素晴らしい山々の懐に飛び込むと、うんと歩きたいという気持ちになりました。 幸い、登りはそれほど苦にはなりませんでした。下りは膝が痛くなって少し
つらかったですが。スイス人がロープウェイに頼らず、自分の足で登るのには
いつも感心していましたが、ゆっくり自分で歩いて登るほうが、自然に浸っている
という気持ちになるのだろうな、と思いました。労せずしていいとこどりは本当の楽しみではないのかもしれませんね。次回はスイス国立公園内を自分の足で歩いた記録です。下りはやはりちょっと痛かったですが。セライナのお花はカーネーションですか。そうかもしれませんね。今年はうちの庭でも
沢山花が咲きました。秋の陽が短くなるこれから、今度は紅葉を愛でたいものです。
Rolleiguy
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