泰伊瑞7都市　気ままな女一人旅2017　part6　フィレンツェ～イエテボリ編

2017/08/22 - 2017/09/04

今年も大好きなスウェーデンに行ってきました。
前から行ってみたいと思っていたイタリア、タイにも。
タイ国際航空さんにお世話になりっぱなしの、バンコク経由ヨーロッパ行きの南回りフライトにも挑戦。
たっぷり2週間の旅でした。
旅行はやはり何よりも体力が必要だなと改めて感じさせられました。
安コンデジ＆トーシロー撮影のため画質が悪いですがご了承ください。

〈旅程〉
1日目：HND～BKK　トランジットでバンコク観光　BKK～FCO
2～3日目：ローマ＆バチカン
4～5日目：ローマ～フィレンツェ＆ピサ
6～7日目：フィレンツェ～ローマ～イエテボリ　FCO～GOT
8日目：イエテボリ～ストックホルム
9～12日目：ストックホルム
13～14日目：ストックホルム　ARN～BKK～NRT

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機

6日目。


イタリアとは今日でお別れ。
この日もプロシュートを数回おかわり。
桃のシロップ漬け（桃缶？）も美味しかったー！

朝一番でアカデミア美術館に向かいます。
建物に特徴があるわけではないので、地図をよく見ていないと通り過ぎそうです。

朝一番ということで当日券には列ができていました。
案外捌けるスピードが速かったので、予約していなくてもそんなに長時間は並ばなさそうです。
とは言っても時間や日によって違うんでしょうが。
ウフィツィよりアカデミアのほうが予約埋まるの早かったですし、時間に余裕のないスケジュールの時はアカデミア美術館は予約した方がいいかもしれません。

予約していたので別の列からスムーズに入場。
入って二部屋目くらいだったでしょうか、早速一番の目玉が見えてきました。

美術に詳しくない人も絶対に知ってる、あの有名なダヴィデ像です。
思ったよりもだいぶ大きい彫刻なんですね！
朝一番ということでまだ人がほとんどいないので写真が撮りやすい。

戦いで岩石を投げようと狙いを定めているところを表現していたんですね。
そう言われてみると、狙いを定めている表情に見えるような。

身体が鍛え上げられた男性の身体のお尻っていいですよね…
同じ気持ちの女性は沢山いるはず。

このように後ろから写真を撮って、付近に腰掛けて背中を眺めていると、一人旅？の女性から明らかに日本語訛りの英語で写真を頼まれました。
日本人に英語で写真を頼む・頼まれるの海外旅行あるある？
「あっ日本人の方ですか？いいですよ！見た目じゃ日本人って判断するの難しいですよねぇ（苦笑）」
やっぱり日韓中の区別がつくイタリア観光業関係者すごい。

右から撮ってみる。

手、大きいなぁ…
血管もすごいリアル…

どの角度から見ても美しいですね…

膝から下。

シックスパック。

芸術にはあまり詳しくありませんが、このダヴィデ像には直感的な美しさを感じ、1時間以上色んな角度から見たり撮ったりしました。
どうして今にでも動き出しそうなくらいこんなに美しい肉体を彫れるんだろうか…

またこの天井の光がいいんですよ。
光と影がダヴィデ像の身体の凹凸をより美しく魅せると言いましょうか…うまく言葉にできない…

この作品を制作したミケランジェロ、美術館に移動する際に光の差し込む天井の下に設置した当時の関係者、そして写真撮影を解禁してくれた現美術館関係者。
このような素晴らしい作品を創り、保存し、一般人に記録を許可してくれた、一連の皆様に感謝します。

他の作品も見たところで、人も増えてきたので退散。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に寄り道。
昨日撮れなかったクーポラ。

大聖堂近くの青果店。
こういうお店を見るのも海外旅行の面白いところ。

ホテルをチェックアウトしてSMN駅に向かいます。
これはSMN駅地下のショッピングモールにあるアップライトピアノ。
なんと誰でも自由に弾けます。

今度は乗り遅れなかったぞ！

座席後ろが荷物スペースだったのですが、既に先客が。
キャリーを棚に載せるには重すぎるので（でっかいキャリーを棚に載せちゃう海外の方ほんと力持ちだなぁ）、仕方なく足元に置こうとしました。
すると、通路を挟んだ席に座っていた女性に話しかけられました。

「私の隣空いてるからここに置いちゃっていいわよ！」
「えっ！私テルミニまでなんですけどどこまでですか？」
「ティブルティーナ（＝テルミニの手前）までだけど気にしないで！」
「Grazie(>_<)」

イタリアの人やさすぅい…

Ciao,Firenze…
とてもいいところでした。
ゴミは多かったけど。

席がprimaなので、飲み物のサービスがある…はずですが、なかなか来ない。（写真は持参した水）
来たと思ったら車両残り3分の1くらいのお客さんにバババーっとなんか説明して、私も英語聞き取れずになんとなく流してしまって、飲み物のサービス終了。
えーーーーー( ；∀；)
いや、リスニング出来なかった自分が悪いよなぁ…
折角のprimaクラスだったのになぁ…

テルミニに着き、バスに乗り、レオナルド・ダ・ヴィンチ空港に到着。

しかし、テルミニにてバスに乗るのに駅をぐーるぐる。
案内図全っ然ないんだもの！！！
ようやくたどり着いたと思ったら、どうやら空港出発とはチケットの仕組みが違うようで、チケット売り場がない。
バスの乗り口にいる人からから直接買うようです。
コインを細かい状態で渡したら「10セントに変えてくれ」って。
あーなるほど客に釣り渡すのにやたら細かいのより10セントコインがあった方がいいもんね…
すみませんね…

ノルウェーのLCC、Norwegianでイエテボリまで向かいます。
フライトは3時間。
案外遠い。

荷物を預けにカウンターへ。
制限は20キロですが、荷物載せたら19キロでした！危ない！
私は預け荷物＆座席指定のオプション付きのチケットを買いましたが、預け荷物がないオプションなしプランもありますよー。

腹ごしらえ。
フードコートスタイルのレストランへ。

ニョッキは食べましたが小麦のパスタは食べていないので、トマトソースのリガトーニを食べました。
そもそも選択肢がそんなになかったと言うか、メニューがイタリア語オンリーだったので何が注文できるか分からなかったと言った方がいいかも。
トマトとリガトーニはイタリア語でもなんとなく読めたので想像がついたんですよね。
お味は普通でした。
結局イタリアでピザ食べ損なったなぁ。

LCCということで水分も確保。
3ユーロくらいだったかな？
めっちゃ高い。

飛行機を見ながら食事が取れるフードコートでした。
ガラスに映りこんで心霊写真みたいになってる…

ゲートへ。
日曜のせいかすごい人が多い。

お世話になりまーす！

ざっと見た感じ満席？
LCCではありますが、日本人の私にはそこまで狭くは感じませんでした。
寧ろ日系航空会社の座席の方が狭いような…
隣のスウェーデンの方は体格がいいこともあってやはり狭そう。

Ciao,Italy…

Norwegianはwifiが使えると聞いていたのですが、結局使えず。
この便は運航がNorwegianではないようだったので、そのせいかも。

ワゴン販売が始まると、多くの人が飲み物やお菓子を頼んでいました。
あまりにも多くの人が頼んでいたので、ちょっとびっくり。

着いたー！
スウェーデン・イエテボリのランドヴェッテル空港です。

北欧の航空会社といえばこれ。
SAS・スカンジナビア航空ですね。

Välkommen＝Welcome
この単語を見ると故郷に帰ってきたような気持ちになります。

しかしスウェーデン、寒い。
この時20度を切ってた気がする。
カンカン照りのイタリアから10度以上の気温差。
カーディガンでも寒かった。

北欧感たっぷりのシャレオツなベンチ。

さあ荷物をピックアップして…
って荷物に巻いてたベルトが、ない！
最後に見たのはitaloに乗ってる時だから、テルミニからのバスからランドヴェッテル空港のどこかで無くなったんだな…
100円のやつだしそこまで思い入れのあるものではなかったからまあいいけどさ…

スウェーデンといえばマクドナルドよりMAXハンバーガーですね。

イエテボリ中央駅とつながっているニルスエリクソンバスターミナルへ。
明るいですがもう20時です。
夏至をとうに過ぎても北欧の日はまだ長い。

虹色のバス。
通常105SEKですが、ネットで予約すると95SEKで、10SEK安くなります。
日時を指定せずに使えるのでとてもありがたいです。

イエテボリはVOLVOの本社があるんですよー。

バスに乗っているとメールが来ました。
泊まるホテルからです。
「ごめんレセプション9時までなんだ！ホテルの玄関の番号は□□□□だよ！カードキーは〇〇に置いておくね！部屋の番号は△△△だから！朝ごはんは〇時からだよ！」
とのことでした。
スマホを何らかの形で見れない状態だったら…と考えると恐ろしくなりました。

街の中心部まで来ました。
この遊園地はリセベリ遊園地ですね。
北欧で一番大きな遊園地なんですよ。

結局ギリギリのところで9時には間に合わず。
メールの指示に従い無事部屋に入れました。

去年とは違いますが、今年も船のホテルです。

コンビニで買ったラップサンドとYoggi（ヨーグルトドリンク）が晩ご飯。
これで約800円。
早速スウェーデンの物価の高さの洗礼を受ける。

荷物の整理をしようとキャリーを開ける。
すると、なんだか荷物の一部が酒臭い…
荷物をくまなく見た結果、なんとMORETTI数本のうち1本に穴が空いており、ジーパンやタオルや本がビールの餌食になっていました…(´°ω°)
お土産関係が濡れていなかったのが不幸中の幸い。
もう少し詰め方を工夫すればよかったですね…
他の人の荷物は大丈夫だったでしょうか…

洗濯できる場所は洗面台くらいしかなく、しかもジーパンを洗うには小さい上に、栓ができない…
なんとか洗い、ひと仕事終えました。
どっと疲れた…

明日はイエテボリの街を散策します。


続く