2017/09/07 - 2017/09/08
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YAMAJIさん
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デルフィはアテネから178kmほど北西にあり、中部ギリシャのパルナッソス連山の中腹に広がる小さな町です。アポロンの神託(神のお告げ)が行われた聖域として、また、世界の中心(大地のヘソ)としてのデルフィ遺跡は、ユネスコの世界遺産に登録されています。
この地は紀元前12世紀から神を祀る場所であり、紀元前8世紀から紀元後4世紀にかけてアポロンの神託が続けられ、アポロンの神殿に続く参道には、奉納品や像、宝庫がところ狭しと並んでいました。この遺跡から出土した彫像やレリーフ、奉納品などは、デルフィ考古学博物館に展示されています。
オシオス・ルカス修道院は、デルフィ近郊のヘリコン山の麓にある、ギリシャ正教会の修道院です。聖人オシオス・ルカスにより10世紀に設立され、中期ビザンティン建築の傑作と言われる聖堂と、11世紀に作成されたモザイクが残っており、ユネスコの世界遺産に登録されています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
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メテオラからデルフィに向かいます。
沿道の左右にオリーブ畑が広がります。 -
一面のオリーブ畑の先に、コリンティアコス湾が見えてきました。
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「デルフィ遺跡」の入口です。
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デリフィ遺跡の解説図です。
パルナッソス連山の懐に抱かれるように造られ、古代ギリシャの宗教の中心地でした。 -
聖なる道(当時の参道)を歩いて見学です。
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「ローマ時代のアゴラ」です。
お店が並んでいました。 -
「アルカディア人の奉納物」です。
200年に渡るスパルタの支配を脱したことを記念して、奉納された像の台座です。 -
「アルゴス王達の記念物」です。
アルゴスの王10人の銅像が立っていました。 -
「オンファロス(大地のヘソの石)」のレプリカです。
古代ギリシャでは、この聖域が世界の中心と信じられていました。 -
「アテネ人の宝庫」です。
長さ10m、幅6mで、正面に2本のドーリア式柱が立つ建物が、ほぼ当時の姿に復元されています。紀元前490年のマラトンの戦いで、ペルシャ軍に勝利した感謝のしるしとして奉納されたものです。 -
月桂樹の木です。
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この円柱の上に「ナクソスのスフィンクス像」が載っていました。
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「アテネ人の柱廊」です。
ペルシャ戦争の戦利品を納めるための建物が建っていました。現在は3本の円柱が残るのみです。 -
「イオニア式の柱頭」です。
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左の石積みがアポロン神殿の基壇部分です。
写真基壇の奥に大祭壇の石積みが見えます。 -
アテナの聖域方向を見ています。
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「アテナの聖域」にズームアップです。
アテナ神殿や、トロス(円形神殿)、宝庫などの遺跡が残されています。 -
「青銅蛇の柱があった台座」です。
3匹の蛇体がよじれてできた青銅製の円柱が復元されています。 -
「アポロン神殿のドーリア式の列柱」です。
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「アポロン神殿」です。
神殿の内室奥にアディトンと呼ばれる聖なる場所があり、「オンファロス(大地のヘソ)」と「黄金のアポロン像」が安置され、神託が行われました。 -
「アポロンの神託」の様子です。
巫女は大地から噴出した霊気を吸い込んで、トランス状態で神託を告げました。 -
導水路(水道)です。
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「野外円形劇場」です。
紀元前4世紀のもので、ピューティア祭(演劇と音楽の競演)が行われたところで、5,000人を収容できる規模でした。 -
野外円形劇場前の展望台です。
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現存する「アポロン神殿」は、紀元前4世紀のもので、長さ60m、幅23mで、38本のドーリア式列柱が支えていました。
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オリーブ畑に囲まれて、「アテネまで続く水路」が見えます。
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「デリフィ博物館」です。
館内の写真撮影は禁止でした。この博物館の見所は、「大理石のオンファロス(大地のヘソ);古代に作られた複製」や「ナクソスのスフィンクス像」、「青銅の御者の像」などです。 -
デルフィの「アマリア デルフィー」に宿泊です。
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ホテルの部屋の様子です。
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ホテルのプールです。
夕方30分ほど泳ぎました。 -
レストランの夕食風景(バイキング)です。
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ホテルからの眺望、夕方のコリンティアコス湾です。
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ホテルからの眺望、早朝のコリンティアコス湾です。
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アラホヴァの町が見渡せる絶景ポイントで、写真ストップです。
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アラホヴァの町です。
標高940mにあるリゾート地で、夏は避暑地として冬はスキー客などで賑わいます。 -
オシオス・ルカス修道院です。
ユネスコの世界遺産に登録されています。 -
オシオス・ルカス修道院は、945年に聖人ルカスによって創建された修道院です。
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修道院の鐘楼です。
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中庭は三方が建物に囲まれています。
正面及び左側の建物は僧房、右手に見えているのが主聖堂です。 -
10世紀に設立され、中期ビザンティン建築の傑作と言われる聖堂と、11世紀に作成されたモザイクが残っています。
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主聖堂入口の上方に描かれたフレスコ画、「聖母の死」です。
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主聖堂の拝廊です。
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拝廊のモザイク画、「キリストの復活」です。
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主聖堂の身廊と内陣です。
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身廊ドームのフレスコ画、「パントクラトールのキリスト」です。
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身廊スキンチ(入隅迫持)のモザイク画、「洗礼を受けるキリスト」です。
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内陣へのテンプロン(身廊と内陣の仕切り)は開いています。
テンプロンの奥の内陣に十字架(磔のキリスト)が見えます。 -
内陣ドームのモザイク画、「玉座の聖母子像」と「精霊降臨の日」です。
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パナギア聖堂です。
アカンサスの葉をデザインしたコリント式の柱頭が目をひきます。 -
パプギナ聖堂のドームです。
主聖堂とは対照的に壁が剥き出しです。 -
パプギナ聖堂の祭壇です。
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内陣へのテンプロン(身廊と内陣の仕切り)は閉じています。
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主聖堂の聖オシオス・ルカスの柩です。
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主聖堂の墓所です。
聖オシオス・ルカスの墓があります。 -
墓所のフレスコ画、「キリストの十字架降下」です。
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見学を終了し自由時間です。
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右手の建物の中にお土産屋があり、蜂蜜やオリーブ石鹸が並んでいます。
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庭のザクロの木です。
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庭のローズマリーです。
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