ヘルシンキでマリメッコ買い物と観光サウナ体験

2017/09/09 - 2017/09/11

２０１７年の夏休みは、ヘルシンキ・ウイーン・プラハ・パリの旅程。

９月９日、ヘルシンキに降り立ってから、わずか２日、１１日の朝にウイーンに飛び立つまでの旅行記です。

ヘルシンキINにした目的は、空路が短いことと、北欧雑貨の購入でした。
調べていくと、観光客向けのサウナがオープンしたとのことで、こちらも予約して訪れてみました。

全体的には、ヘルシンキの中で一番活動しにくい日曜日がメインになっています。日曜日は避けた方がいいという戒めも含め、ご一読ください。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

ヘルシンキ→ウイーン→プラハ→パリの予定で夏休み。

１０：３０のヘルシンキ行きJAL便に搭乗。

成田国際空港 空港

午前10時半のJALヘルシンキ便で出発です。

JAL悪くないんですが、初ヘルシンキならフィンエアーお勧めです。
何故なら、飛行機の中がマリメッコずくめだから・・

飛行機に乗った瞬間に、ヘルシンキに飛ばされたような錯覚になります。

今回のJALの往路の食事は、若い料理人とのコラボレーション作品。

エビチリにチーズをのせて、チャーハンで食べる料理でした。

そしてJAL往路便もう一つの名物が「エアｘｘｘ」。

今回はエア吉野家。
牛丼を作って食べます。

ヘルシンキ国際空港に到着。

まずプリペイドSIMカードを調達します。

プリペイドSIMカードは、街中も含めてコンビニのR-Kioskiで販売しています。

今回買ったのは、DNA Rajaton Prepaid。

３．９ユーロで７ユーロ分のクレジット。
しかも容量無制限でクレジットは１日１ユーロ消費されます。

最近EU域内でのローミング料金が撤廃され、旅行者はEU圏内で買ったSIMカードを他の国で使いやすくなりました。このカードも、ウイーンに入ってからも使えました。ウイーンでは買いなおしましたけど・・

宿泊は、ホリデイイン・ヘルシンキ・シティセンター。

ヘルシンキ中央駅のすぐ脇で、１０番台後半のホームはホテル至近です。

ホリデイ イン ヘルシンキ シティ センター ホテル

初日はデパートがあいているうちに買い物をすることに。

ソコスの反対側にある雑貨店のSaakauppa。
開店時間は短いですが、北欧と他の地域（アジアなど）をフュージョンした雑貨を売ってます。

Salakauppa 専門店

ヘルシンキ３台デパート？の一つ、ソコス。

５階がマリメッコなどの北欧雑貨の売り場になっています。また、イギリスのマークス＆スペンサーも入ってます。

ソコス (ヘルシンキ店) 百貨店・デパート

フィンランドの英雄、マンネルヘイムの像。

ソコスの北側、美術館キアズマの前に建ってます。

マンネルヘイム像 モニュメント・記念碑

デパートのストックマン。

ここの５階（かな）の北欧雑貨コーナーは見応え十分。
ヘルシンキに住んでたら、こんなコーディネートの部屋にしたいなと思います。

お金続かないけどね（笑）

ストックマン 百貨店・デパート

その北欧雑貨コーナー。

マリメッコやイッタラといったフィンランド製の他、ジョルジュ・イエンセンなどデンマークその他の雑貨も並んでいます。

ストックマンの６階には、ヘルシンキ名物のバーガーチェーン「ヘスバーガー」があったので、昼食がてら食べてみることにしました。

この旅行中、あまりマトモに食事してないなぁと思ってたんですが、思い起こせば最初からこれだったのか・・・

ハンバーガーとコーラでなんと２ユーロ。
そこに２ユーロ弱でポテトを付けました。

ああ、なんて経済的なの。

味もそこそこ良くて、人気なのも分かる気がします。

ストックマンの前は、ハードロック・カフェのヘルシンキ店。

この日は天気も悪く、屋外のオープンカフェは営業していませんでした。残念。

ハードロックカフェ ヘルシンキ アメリカ料理

土曜日のうちにとことんショッピング計画で・・・

カンピ駅直結のカンピ・ショッピングセンター。

カンピ ショッピングセンター ショッピングセンター

ヘルシンキにいるうちにマリメッコをたんまり調達する気だったので、早速訪れました。

といっても、市内に何店舗もあるので、まずは様子見も兼ねます。

夕食では、ヒエタラフティ屋内マーケットに行ってみました。

ヒエタラハティ ショッピング ホール＆フリーマーケット 市場

PETISCARIAというお店で、呼び込みをしていたのでメニューを見たところ、ポルトガル料理で美味しそうなのでここで食べることに。

写真だとなんだかわかりませんねｗ

バカリャウ（タラの塩漬け）のソテーとライス、野菜の付け合わせです。

日本人の好きな味に近いポルトガル料理、イタリアンとともに安定の定番です。

帰りは、スーパーでジュースとビール、お菓子を買って帰りました。

駅近くのスーパーは、このスーパー（２２時まで）の他、ソコスの地下に２４時間営業のスーパーがあるなど、充実しています。

翌日。

朝早くから、前回の訪問で行きそびれたシベリウス公園へ。

ソコスデパートの近くから２４番のバスで向かいます。
駅近くに宿泊した場合、このバスとトラムの利便性も魅力。

２４番のバスが来ました。

ヘルシンキはバスもきれい。そしてカラーリングも分かりやすいです。

有名な作曲家・シベリウスのモニュメント。
シベリウスはクラシカルな作曲家のイメージでしたが、まだ没後６０年ぐらいなんですね。

楽譜やパイプオルガンを意識したようなオブジェです。

シベリウス・モニュメント モニュメント・記念碑

シベリウスの顔の像です。

シベリウス公園 広場・公園

朝食は、シベリウス公園から少し海沿いに出た場所にある、カフェ・レガッタ。

カフェ レガッタ カフェ

コーヒーとサーモンのオープンサンド。

山小屋みたいな雰囲気の良い店内でした。
寒くて暖房入ってましたね。

暖炉のそばの屋外で食事をすることも可能でしたが、日本人の感覚では焦げ臭いが先に立ってしまうかもしれません。

続いて、２４番のバスに乗っている最中に見かけた・・・

ムーミンカフェです。
フィンランドが誇るカバ・・・いや、トロル。

ドラクエに出てくるトロルはアレですが、ムーミンは可愛いです。

ガラスにはムーミンの絵が、そして建物内のいたるところにムーミンキャラ。

このチョコレートケーキがすごく美味しかったです。

お皿は、ムーミンデザインのイッタラ製をちゃんと使ってます。

ということで、次に向かうのはそのイッタラもある「アラビア・ファクトリー」。

ムーミンカフェのすぐ近くを８番のトラムが通っていて、そのトラムの終点がアラビア・ファクトリーです。

アラビア・ファクトリーに到着。

大失敗だったのは、この日が日曜だったこと。
（というか、日曜しか観光できないスケジュールだけど）

ファクトリー内の大部分のお店はクローズでした。
外から見て買いたいなぁなんていうアイテムも結構あったのですが。

イッタラ&アラビア デザインセンター 専門店

イッタラとアラビアの直売店だけは、さすがにオープンしていました。

店内の様子。

こことマリメッコ・アウトレットの日本人率の高さだけは異常。
聞こえてくる言葉はほぼ日本語というぐらい。

上階には無料で入れるデザインミュージアム。

イッタラとアラビアは元々違う会社なのですが、買収が繰り返されるうちに同じグループになり、ガラス製品のイッタラと陶磁器のアラビアでフィンランドのデザイン業界をけん引しています。

デザインミュージアム アラビア 博物館・美術館・ギャラリー

どんどんいきましょうｗ

街中に戻って、ヨハンネス教会。

ヘルシンキの街を歩いていても目立つツインタワー、いや、２本の尖塔。
平日しか中に入ることはできないようです。

ヨハンネス教会 寺院・教会

デザイン美術館。ここだけは見たいと思っていました。

デザイン美術館 博物館・美術館・ギャラリー

フィンランドの代表的なデザインブランドの展示があります。

コンピューター時代、ネット時代、スマホ時代をイメージした先進的な部屋です。

ディスプレイの中が違う世界につながってるような、そんな感じ。

こちらは、北欧らしい雰囲気の部屋をイメージした展示。

３フロアぐらいありますが、楽しくどんどん見れてしまいますよ。

マーケット広場に向かいます。

途中、オールド・マーケット屋内市場を通りますが、まだ営業はしていないようでした。

オールド マーケット屋内市場 市場

マーケット広場へ。

マーケット広場 (カウッパトリ) 市場

サーモン、エビ、小魚のプレートセット。

見かけよりかなり量もあり、半分ぐらいしか食べてません。

ヘルシンキのランドマーク・ヘルシンキ大聖堂。

元老院広場からの写真です。

元老院広場 広場・公園

お隣は政府宮殿。

ヘルシンキは狭いので、観光エリアに政府機関なども密集しています。

政府宮殿 城・宮殿

アカデミア書店内のスターバックスです。

スターバックスは、たまにそれぞれの街で象徴的な建物や場所に、独特な店舗を作る文化的姿勢がありますね。

スターバックスコーヒー (ヘルシンキ店) カフェ

そろそろマリメッコを買いあさらないといけないので、マリメッコの専門店へ。

マリメッコ (エスプラナーディ店) 専門店

価格は日本の７０％ぐらいだと思います。

ハンカチ数枚、バスタオル、小さなポーチ、小物入れなど、２万円分ぐらい買いあさりました。その他ヨーロッパで買ったのは、この後出てくるBERINGの時計ぐらい。

マリメッコ万歳。

マリメッコとBERINGのためにヘルシンキINにしたので、いいのです。

ヘルシンキのシティセンター内にこんな場所も。

Feel Vegasというお店で、名前そのままのミニ・カジノ。

ふらっと入ってスロットで遊べます。
（ヘルシンキは、コンビニの一角にも数台スロットが並んでたりしますが）

少し遊んだら２０ユーロ程儲かったので、持ち帰りました。

今回のヘルシンキ旅行で楽しみにしていたのが、このサウナ。

Loylyといい、観光客向けのサウナです。

サウナと海が見えるバーを併設しています。

意外に日本人が来ていて、友達連れやカップルなど３－４組見かけました。
サウナは湿式と乾式の二つで、２０人ぐらいが入れるスペース。
観光用なので水着を着て入ります。レンタルも可能です。

なお、日本でいう水風呂は・・・海ですｗ
水温１３度の海に飛び込むための場所がちゃんと準備されてます。

サウナを楽しんだ後、バーで夕食をとりました。

アップルサイダーとハンバーガーですが、まぁいいでしょう。

この日は外が雨。

雨が降っていなくて、屋外のテラス席で食事が当初プランだったので、そこは残念でした。

翌日。

朝５時半の電車でウイーン行きの便に乗るため空港へ。

ヘルシンキ空港の手荷物チェックのゲートには、こんなトレイが置かれています。
もうちょっとヘルシンキで通じるデザインのPCにしたらいいのにー。

朝食を空港内のCAFE TORIで食べました。

冷蔵されているパンやピザなどを買って、お店で温めてもらって食べるようになっています。

カフェ トリ カフェ

ヘルシンキ空港は、シェンゲンエリア内のターミナル、エリア外用のターミナル（途中でパスポートコントロールあり）がつながっています。

一見するとシェンゲンエリア内のターミナルは狭いのですが、シェンゲンエリア外方面に行くと、カーブの先にまだ店が続いています。

そんな中にあった、FINNGOLDというお店で、時計などを扱っています。

ありましたよBERING。

１本買って、ベルトの調整などもしてもらいました。

お値段は旅行者向けで１０％オフ、ただし免税書類の作成はありませんでした。

フィンエアーラウンジ。

One World Sapphireステータス持ちなので、インヴィテーションがありました。

飛行機同様、マリメッコをふんだんに使った明るいラウンジです。

フィンエアーラウンジ 空港ラウンジ

ラウンジ内の様子。

フィンランドらしい色合いの室内と調度品。

スープの器やコーヒーのカップがマリメッコなのが分かりますでしょうか。

昔、モスバーガーのカップを持って行っちゃう人がよくいたのですが、このラウンジは大丈夫なのかな。。。

８：３０発のウイーン行きでフライトです。

もう飛行機の中は、寝るしかないですね！