サンクトペテルスブルグの街の色

2017/09/06 - 2017/09/15

観光していると、「街の色」というものを感じることがある。それの多くは、代表的な建築物の「色」に大きく影響される。
この旅行記は、サンクトペテルスブルグにおける代表的な建物の「色」を比較したものである。
「色」というものは、微妙なもので、四季によって、天気によって、時刻によって変わる。
ライトアップなどがなされれば、その「色」は大きく変わる。
その「色」の違いを感じるのも、また、一興であろう。

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは、エルミタージュ美術館から。
これは、その中で、最初に建設された「冬宮」の部分の色。

エルミタージュ美術館の一部ではあるものの、「冬宮」の隣に作られ、エカテリーナ２世がプライベートな場所として使った「小エルミタージュ」の色の方が、個人的には好みです。

エルミタージュ美術館における小エルミタージュ（左）と新エルミタージュ（右）の色の違い

「冬宮」の正面にあるのが、「旧参謀本部」。「参謀本部」といういかめしい機能ながら、その色は優しい。今は、この一部がエルミタージュ美術館別館になっている。

「冬宮」の隣は、「旧海軍省」。「旧参謀本部」と同じイエローグレイ系統の色ではあるが、「旧参謀本部」より、色合いが強い！

旧海軍省 建造物

大きな「旧海軍省」の建物が終わったところにあるのが、「イサーク大聖堂」。
ドームの金色とピンク大理石の列柱のバランス。

聖イサアク大聖堂 寺院・教会

その前が、「元老院広場」。公園の緑も、「街の色」の構成要素。
新婚さんが、３組も記念写真を撮っていました。

デカブリスト広場(元老院広場) 広場・公園

ここからネヴァ川の対岸にあるのが、「人類学・民族博物館」。個人的には、この「色」が一番好きです。

クンストカメラ（ピョートル大帝記念人類学 民俗学博物館） 博物館・美術館・ギャラリー

ネフスキー大通りをエルミタージュ美術館を背に歩いてみると、このピンク色の建物。かの「ビーフストロガノフ」で有名なストロガノフさんちの「ストロガノフ宮殿」。
今は、チョコレート博物館。。。とほほ。。。

ストロガノフ宮殿 城・宮殿

さらに歩くと、カザン聖堂。
構造は派手、色は地味、内部な華麗！

カザン大聖堂 寺院・教会

きれいな空色、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー小ホール。

サンクトペテルブルグ フィルハーモニー(小ホール) 劇場・ホール・ショー

何でも揃う、ガスチーニ・ドゥヴォール。
色は、「旧参謀本部」類似。

ゴスチーヌィ ドヴォール 百貨店・デパート

重厚なグランド・ホテル・ヨーロッパ。
色も重厚。
もちろん、泊まっていません。。。

ベルモンド グランド ホテル ヨーロッパ ホテル

エルミタージュ美術館から、ロシア系の画家の作品を移して開館したロシア美術館。

国立ロシア美術館 博物館・美術館・ギャラリー

柿色の「ミハイル宮殿」

ミハイロフ城 城・宮殿

彫像が立ち、噴水が上る「夏の庭園」の緑

夏の庭園 広場・公園

マーブル宮のマーブルのピカピカ・ツルツル！
女帝エカテリーナ2世の愛人であった、グリゴリー・オルロフによって建てられたもので、今はロシア美術館の別館。

大理石宮殿 城・宮殿

ネヴァ川の対岸にはペドロパヴロフスク要塞。
その城壁は、レンガ色。
金色のペトロパヴロフスク教会との対比。

ペトロパヴロフスク要塞 建造物

少し離れたところにある、アレクサンドル・ネフスキー大修道院。
この大きな修道院は３色。
外側は、この色。

アレクサンドル ネフスキー大修道院 寺院・教会

アレクサンドル・ネフスキー大修道院の博物館の色。

メインの聖堂は、イエロー系。

女性的なスモーリヌイ修道院のきれいな空色。

キーキン宮殿の色。

タヴリーダ宮殿のイエローが他とは違う。

夜のマーブル宮。光に大理石が映える。

夜のミハイル宮殿のライトアップされた色。

夜のペトロパヴロフスク要塞。

夜の人類学・民族博物館。

夜のエルミタージュ美術館。
昼間とすっかり「色」が違う。

なぜか宮殿橋に上った花火でおしまい！