サハリンの街歩き（2） 新千歳空港からホムトヴォ空港からユジノサハリンスク市内へ

2017/09/11 - 2017/09/13

　オーロラ航空　新千歳空港（16時35分発）→ホムトヴォ空港（現地時間20時着）

新千歳空港におよそ２時間まえに到着し、両替、Wi-Fiのレンタルと、海外保険に加入してから１時間ほど暇を潰す。
特にやることもないので、先に免税区域へ入ると、オーロラ航空の乗り場は、一番はじの方だった。
隣は、香港行きの飛行機で、乗車人数も多くオーロラ航空のエリアまで進出している。

一方で、たったの７０名ほど。
搭乗時間も手間がかからないくらいにスピーディ。

みんな乗り慣れた方ばかりのようで、初めてサハリンに行く人は私一人じゃないのかと思うほど。
意外と、20代の若い方も多ければ、ビジネスマンが圧倒的に多い印象を受けた。

https://www.youtube.com/edit?o=U&video_id=D7HGti5E1ZQ

エリア ユージノサハリンスク(ロシア)

https://www.youtube.com/edit?o=U&video_id=D7HGti5E1ZQ

フォートラベルでレンタルした海外のWi-Fi。（フォートラベル GLOBAL WiFi）

ロシアの地域を選択し、サハリンでも使用できるか聞くと、ユジノサハリンスク市内では使用できるとのこと。但し街を外れると３Gに速度が落ちる可能性もあるとの回答があった。街を離れるというのが、どのくらいの距離なのかは先方にも私にも不明だったので、とりあえずレンタルすることにした。

ロシア４GLTEWi-Fi型（４G-LTE）３日間×１台　2,040円（割引クーポン使用）

引取は、新千歳空港の国際線で指定し、ヤマト運輸が荷物預かりをしているコーナーであった。名前を告げるとすぐに画像のようなセットを受け取る。
電源は、現地に到着したらONにするように記載があった。

中には画像のとおりの本体と、USBケーブル、ACアダプター、ロシア用変換プラグ（C型）と、その他説明書がセットになっていた。

現地に到着し、すぐに電源を入れる。
パスワード等は、本機の裏に貼ってある。

ユジノサハリン行は16時45分出発。オーロラ航空HZ4537便。
時間があるので、海外旅行保険へ加入しにいった。
海外旅行保険は、加入しない人も多いと思うが、万一に備えたったの４千円で保証があるなら、やすいものだと思う。もちろん海外保険付帯のカードもあるが、知らない国に行く時は、言語のサポートがあるところが良いと思う。

最近、日本に来る外国人旅行者が、病院にかかり治療費を払わずにトンズラするというケースが多く、我が国でもかなりの問題点になっている。
自分がそういった人にはなりたくないので、きちんと加入しておいた。

チェックインが始まっても、人はほとんどおらず、スムーズに進む。
新千歳空港は、チェックインカウンターの周辺で、両替も保険の加入も、Wi-Fiの受け取りも全てが徒歩１分のところで済んでしまう便利さ。

両替は、空港に到着してから市内に出るまでのバス代のみを両替しておいた。
2,000ｐで、5,320円。＠2.66　だった（高い）
面倒なので、全てを両替しようと思ったが、前に並んだビジネスマンが、5000円しか両替していなかったので真似てみた。

空港に到着してから、楽天カードでキャッシングをした。
ショートな旅で、合計１万５千円ほどの両替だったが、それでも2,500円程度違う計算になった。今まで両替所で両替していたのが本当にもったいなかった。今度からは海外キャッシングを有効に使おう。

搭乗が始まり早速列に並ぶ。待合所には、無料で使用できる充電ブースがある。

はじめてのプロペラ機。
特に怖いとか、そういう感じはなかった。

飛行機までは歩いて向かう（100ｍ）。
新千歳空港では、飛行機を撮影してもお咎めはないが、ホムトヴォ空港では注意を受けていた人が居た。
カメラの中身を抜かれたり、没収はされていなかったが、マナーは守りたい。

この距離を歩く

機内はやっぱり狭い。
大型の荷物は到底引いて歩くことは困難。オーロラ空港には、荷物の持ち込み制限がかかっていて、普通の飛行機より小さめサイズになっている。

機内は２人×２列になっていた。ヘッドカバーは無い。

安全のしおりは、日本語が書かれている。
客室乗務員は２名。（男性+女性）

飛行機の翼

出発してすぐに機内サービスが始まった。飲料だけのサービスで、一般的な飲料が揃っている模様。

ドリンクを飲んで一息つくともう稚内上空だった。

サハリンが見えてきた。コルサコフ周辺。
サハリンは、肉眼でも車が見える高度を飛行している。

到着後、バスに乗りターミナルへ移動（1~2分）
バスを降りるなり、みんなが駆け出した。税関で待ちたく無いのだろう。
幸いバスの扉付近に居たので３人目に並ぶことができた。

税関は３つあり、市民、外国人、航空関係だったけれども、どこに並んでも問題無さそうだった。
税関での質問は何もなかった。前のロシアのお姉さんは、色々聞かれていたようだけれど、私には言葉が通じないと思ったのか、無言だった。
その後、荷受けのために待機。
私は荷物を預けていないので、さっさと出てもよかったのだけど、どこに出てよいかわからないので、みんなの足並みを待って誰かについていこうという作戦にした。　

カメラやビデオカメラを所持していたので、入国の際に申告居ておいた方がよいという忠告があり、皆を待つ間、申告書を記入したが、あっさり「荷物が無いなら必要ない」と言われた。帰りにソニーのカメラとビデオが没収されないか不安になる。荷物を受領して外へ出る人がいたので、ついていくことにする。
ゲートを通過すると、お迎えの人がたくさん待っているようだった。
２階へ行き、ATMを探した。　ルーブルはあったが、ここでできるなら手っ取り早いと思い現金を引き出すことにした。

前回の記事で心配していた、VISAカードが使えるか問題については、問題なく使用ができた。案外簡単で驚いたが、英語かロシア語かしか無いので、早速Wi-Fiを使用し、VISA海外キャッシングの方法を調べてその通りにやってみた。

結構時間を費やしていたのか、（自分の感覚では10分くらい）下に降りると一緒に飛んできた日本人の方は誰もいない。どうやらほとんどの日本人はお迎えがあるようだった。

20代くらいの男性2名が居たので、この人達はバスに乗るだろうと思いついていくと、タクシーと交渉をしてあっさり立ち去ってしまった。
はて、困った。日本人どころか、客がほとんど居なくなり、辺りは暗くなってきた。

バスのりばは、玄関を出て左だと知っていた。
が、左に行ってもバス停らしきものは見えない。バスの絵が書いたものがあるが、こんなところに停車するのだろうか？
２往復くらいするが、バスが来る気配も無い。。
１台のバスが私の前を通過して行ってしまった。63番バス。あれは市内に行くバスだったのに、一体どこに立っていろというのだろうか？

ロシア語ガイドブックを手に、近くに立っていた男性に聞いてみる。

英語が通じなかった。メガパレスホテルに行きたいが、そこに行くバスは
わからないので、とりあえずユジノサハリンスク駅付近と伝えるが、だめだった。
地図を見せ「このあたり」と指をさすと、「ここで待ってな」みたいな合図をくれた。辺りは真っ暗だったので、地図を見るために少し後ろの街灯まで下がる。

すると男性が近寄ってきて、20ルーブルを見せて「持ってるか？」（←多分そんな感じ）と言う。おそらく外国人で、両替できないかも？大きな紙幣しかないかも？と心配してくれたのだと思う。とても気遣いが嬉しかった。100P札を見せて「OK?」というと、男性は「OK！」と答える。
そして、バスがやってきた。男性も市内方面に行くようで、手招きしてくれた。

バスに乗車して、現金を渡そうとすると、後払い（←って言ったと思う）だそうだ。空港⇔市内のときは、後払いのようだった。
空港から市内まで　20P

ちなみにバスは、この既に営業を終えたコーヒー屋の前に立っていれば停車する。
誰も居なければ停まらない。このカフェの目の前にバス停があるわけでもなんでもない。数十メートル離れたところに、バスのピクトがあるだけだった。

バスに乗り込む。押しボタンはあるが、降りたいときに前の方に行くと勝手に停まってくれる。メガパレスホテルは、駅まで行くと遠くなるので、途中コミュニ何とか通りで左折した瞬間に下車し、反対側の東方面へ歩かなくてはならなかった。
グーグルマップをONにしながら、位置確認をしながらバスで市内へ向かう。
シティーモールに到着すると、金髪のロシア女性が大量に乗車してきた。

無事、左折した瞬間に下車することができた。
サヒンセンターという何をするものかわからないところで下車。
そこからメガパレスホテルまでは15分の距離だったが、初めての道なので20分くらいかかった。

後で考えると、食事をとっておらず、現地時間午後9時近い街はコンビニはおろか、スーパーも閉まっていた。メガパレスホテルに到着して、手続きをしている間に時計は午後９時をまわった。
食事もなく、どうしてよいかわからず・・・・・・・・・・・・・・・・・・