2017/08/14 - 2017/08/19
34946位(同エリア43893件中)
RiEさん
旅行3日目。
今日は20:00から五山送り火が行われるので、それまでまだ訪れたことがない伏見稲荷大社へ行ってみることに。
TVでよく見かけるように連続した大きな鳥居を潜るイメージしかなかったけど、鳥居の大きさも様々で思いのほか距離も長く、奥に進めば進むほど異世界を思わせる雰囲気があり、実際に行ってみないと気が付かないことばかりだった。
続いては1駅電車で戻って東福寺へ。紅葉の時期にしか訪れたことがなかったので、深緑に満ちた鮮やかな光景はとても新鮮で、夏ならではの美しさをしっかり味わうことが出来た。
夜は一度は経験してみたかった五山の送り火を観賞しに、前日下見をしておいた京都御所に。20時から始まるので15分前に到着するよう御所に向かって歩いていると、御所内に人気の観賞スポットがあるようで一定方向に人が向かっていくのが見えたから私たちもゾロゾロ…下見をしたおかげで方角や大きさが判っていたので目星をつけて待つこと数分。
厳かな夏の京都の風物詩を体感した。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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京都駅からJRでわずか2駅…小さな伏見稲荷大社の駅前は改札から出るのも大変なくらい人が溢れていて、やっとの思いで駅の外へ出るとすぐに、凛とした佇まいの伏見稲荷大社入口が見えた。
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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鮮やかな朱色の鳥居をくぐって奥へ。
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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勇ましい表情のお稲荷さん。
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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本殿で参拝を済ませた後、千本鳥居を目指す。
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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盆真っただ中ということもあり、国内外を問わず観光客だらけ。
正面写真を撮るため皆立ち止まるので、千本鳥居の入口から大渋滞が起きていた。伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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最初は間隔が広い大きな鳥居をくぐっていく。
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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少し進むとほぼ隙間なく配置された鳥居のトンネルが左右に分かれていた。
隙間から見ると弧を描いて連なっているのがよくわかる。伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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小さな鳥居の下を歩いていると、まるで異空間に吸い込まれていくような不思議な感覚に襲われる。
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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鳥居のサイズが大きくなると、間隔が広がって配置も均等になり連続した美しさを楽しめた。
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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鬱蒼と生い茂る木々に光が遮られているから、足元は滑りやすく注意が必要。
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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思っていたよりも距離が長いし、延々と続く鳥居は奥まで朱色に染まっている。
これは1000本どころかその数倍あるんじゃ?伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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Uターンするタイミングが掴めないまま歩いていたら、いつの間にか石段を登る手前まで来ていた。
この辺りで戻る人もいたけどせっかく来たので進んでみる。伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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上段まで登りきると右手に、お塚群とよばれる稲荷神を信仰する人々が私的な守護神として、思い思いの名前を付けて奉納したお塚がひしめき合っている。
人ひとりが通れる幅の1本道を挟み、左右に配置されていた。伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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正面からみると、様々な大きさの鳥居が重なるように奉納してある。
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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奥まったところは通気が悪いのか苔むしていて異世界感が増し、人が沢山いるものの、おどろおどろしい雰囲気があって少し怖かった。
伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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この辺りは茶屋があったり、自販機があって休憩している人も多かったけど半端なく暑いし、その先は結構ハードな道程(四ッ辻へ続く)に見えたので下山。
TVで見るのと頭で思い描いていた光景が全く違っていて面白かった。伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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戻りは途中から舗装された別の道なので、ゆっくり下っていくと途中猫が道に落ちていた♪
観光客に日常的に接しているせいか、声を掛けても撫でても起きる気配がなく熟睡。
この伏見稲荷大社には猫がたくさん住んでいると聞いていたけど、真夏なので暑さを避けるためどこかに隠れているのかも…と思ってのに、堂々と寝ていている。伏見稲荷大社 寺・神社・教会
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今回の旅は深緑の青もみじをテーマにしているので、もみじが美しい場所を目指しJRで1駅戻って東福寺へ。
昔訪れた時はバスだったので距離を感じなかったけど、駅からの道程は少し遠いみたい。
拝観料を支払って中に入ると、鮮やかな深緑が目に飛び込んできた。東福寺 寺・神社・教会
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豊かな苔の絨毯と深緑の青もみじ…絵画のような美しい光景に言葉を失う。
東福寺 寺・神社・教会
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秋しか訪れたことがなかったので人だらけのイメージだったけど、夏の通天橋は人の姿もまばらで心地良い風が吹き抜けていた。
東福寺 寺・神社・教会
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通天橋中央の舞台から、洗玉澗渓谷を埋め尽くす緑のコントラストを一望する。
東福寺 寺・神社・教会
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深緑の森を挟んで対岸に臥雲橋が見えた。
今回はJRで来たから橋をまだ通過していないので帰りに渡るつもり。東福寺 寺・神社・教会
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回廊を右手に曲がって緩やかな坂を登っていく。
東福寺 寺・神社・教会
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大きな門をくぐると、江戸時代に建てられたという開山堂が姿を現した。
開山堂を中心に、左右に違うスタイルの庭園が造られているのは面白い。東福寺 寺・神社・教会
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正面右手側はふわふわの苔や、丸くカットされた低木が立体的な庭を造っていて…
東福寺 寺・神社・教会
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正面左手側は大変シンプルで、枯山水庭になっていた。
東福寺 寺・神社・教会
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長い縁側に座ることが出来るので、市松模様を描く砂紋をじっくり堪能する。
縁側に座って枯山水庭を眺めると、奥の立体的な庭と溶け合って違った美しさの発見があった。東福寺 寺・神社・教会
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HOTELに戻って夫の仕事を済ませてから、19:30頃HOTELを出発。
京都御所から観賞するつもりで向かっていると、五山送り火は20:00から始めるので同じ方向に進む人が続々と現れた。
下見をした場所とは違う方向にほとんどの人が進むので後を付いていくと、真っ暗なので確認は出来ないけど大の字が見える方向に見通しの良い場所があって、思い思い送り火が始まるのを待っている様子。
適当な場所に腰を下ろして待っていると、はるか彼方にぼんやりと【大文字】の灯りがともされ、煌々と夜空を照らし始めた。
厳かに始まる京都の夏の風物詩。京都 五山送り火 祭り・イベント
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しばらく観賞していたけど、これ以上何か起こるわけじゃないのでHOTELに戻ってみたら、フロント脇に出発時に無かった張り紙が。
どうやらHOTEL屋上を特別に21時まで開放しているらしく、まだ15分ほど残っていたので慌ててエレベーターで昇るとスタッフが出迎えてくれた。
通常なら予め案内をしているけど、今年は団体客が宿泊しているので屋上は狭いし、団体客全員を上げる事が出来ないから、五山送り火が始まってから告知したそう。
HOTELは烏丸御池なので『屋上からなら絶対見えるのに!』と夫に何度も話していたことが偶然実現した(笑。
高い建物が建ってしまったので五文字すべては見ることが出来ないけど、京都御所から観た【大文字】(もしかしたら舟形だったかも)と【鳥居】と【左大文字】が見えるそうで、隠れスポットらしい。
静かで美しい京の夏を堪能することが出来た。
明日は、天気が不安定みたいだけど嵯峨野・嵐山方面へ。
続きは03へ。京都 五山送り火 祭り・イベント
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