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☆夏でもない、秋でもない、暑くもない、寒くもない<br />野の花も夏の花から秋の花へ移ろう端境期だし<br />紅葉始めにしてもあと一月もあるし<br />9月上旬てなんだか中途半端な季節。<br /><br />ヒマはあるけどさて何処にでかけましょかね。<br />滝や渓流ならどの季節でもそれなりに趣きがあるので<br />中途半端な季節にこそ打って付けだけど<br />この日の天気は朝から生憎の晴天の予報。<br />生憎??、普通の観光なら晴天は絶好の行楽日和なんだけど<br />滝や渓流撮影となると、天気が良すぎるとハレーションが起き易いので<br />スキルのない私にはハードルが高過ぎるんです(ーー;)。<br /><br />が、晴天でも早朝なら深い谷間はまだ日が射さないからギリギリセーフ。<br />なので一年ぶりに我が家らあまり遠くない大玉村の杉田川渓谷に行ってみることにしました。<br />昨年は豪雨で橋が崩壊し通行止めでしたが今年は・・・・・<br /><br />

◆爽風わたる安達太良山麓・三日月の滝

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2017/09/05 - 2017/09/05

14位(同エリア162件中)

2

77

j-ryu

j-ryuさん

☆夏でもない、秋でもない、暑くもない、寒くもない
野の花も夏の花から秋の花へ移ろう端境期だし
紅葉始めにしてもあと一月もあるし
9月上旬てなんだか中途半端な季節。

ヒマはあるけどさて何処にでかけましょかね。
滝や渓流ならどの季節でもそれなりに趣きがあるので
中途半端な季節にこそ打って付けだけど
この日の天気は朝から生憎の晴天の予報。
生憎??、普通の観光なら晴天は絶好の行楽日和なんだけど
滝や渓流撮影となると、天気が良すぎるとハレーションが起き易いので
スキルのない私にはハードルが高過ぎるんです(ーー;)。

が、晴天でも早朝なら深い谷間はまだ日が射さないからギリギリセーフ。
なので一年ぶりに我が家らあまり遠くない大玉村の杉田川渓谷に行ってみることにしました。
昨年は豪雨で橋が崩壊し通行止めでしたが今年は・・・・・

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩

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  • ☆三日月の滝・遠藤ヶ滝 ルートマップ。<br /><br />※地理院地図に加筆<br />http://maps.gsi.go.jp/?z=16#13/37.570297/140.383215<br /><br />三日月の滝&遠藤ヶ滝は安達太良山系の和尚山((1,602m)を源流とする杉田川渓谷にあり、滝そのものは小さな滝ですが、特に三日月の滝はそのユニークな形から、滝マニアの間では全国的にも人気があります。<br /><br />国道4号線方面からは県道30号線(岳街道)に入り、途中の県民の森(フォレストパークあだたら)方面に曲がり、<br />県道340号線を県民の森とは反対方面(岳温泉方面)に向かうと、<br />安達太良温泉&遠藤ヶ滝の看板があるので、<br />左折し左に安達太良温泉(1軒宿)をやり過ごし、道なりに少し進むと<br />左手に杉田川砂防ダムがありさらに進むと遠藤ヶ滝遊歩道・駐車場”に到着します。<br />そこで車は行き止まりなので、その先は徒歩になります。<br />駐車場は30台くらい停められ、公衆トイレもあります。(無料,冬期は閉鎖)

    ☆三日月の滝・遠藤ヶ滝 ルートマップ。

    ※地理院地図に加筆
    http://maps.gsi.go.jp/?z=16#13/37.570297/140.383215

    三日月の滝&遠藤ヶ滝は安達太良山系の和尚山((1,602m)を源流とする杉田川渓谷にあり、滝そのものは小さな滝ですが、特に三日月の滝はそのユニークな形から、滝マニアの間では全国的にも人気があります。

    国道4号線方面からは県道30号線(岳街道)に入り、途中の県民の森(フォレストパークあだたら)方面に曲がり、
    県道340号線を県民の森とは反対方面(岳温泉方面)に向かうと、
    安達太良温泉&遠藤ヶ滝の看板があるので、
    左折し左に安達太良温泉(1軒宿)をやり過ごし、道なりに少し進むと
    左手に杉田川砂防ダムがありさらに進むと遠藤ヶ滝遊歩道・駐車場”に到着します。
    そこで車は行き止まりなので、その先は徒歩になります。
    駐車場は30台くらい停められ、公衆トイレもあります。(無料,冬期は閉鎖)

  • ☆遠藤ヶ滝不動尊。<br /><br />駐車場から案内板に従い、杉田川渓谷に架かる歩行専用橋を渡り森の中を5,6分歩くと忽然と大きなお不動堂が現れ驚かされます。<br />文覚上人(遠藤盛遠)が開基とされる『遠藤ヶ滝不動尊』です。<br />三日月の滝&遠藤ヶ滝へはお堂の右手を通りぬけ、<br />杉田川渓谷沿いの遊歩道を道なり約20分ほど歩きます。<br /><br /><遠藤盛遠伝説 ><br /><br />大玉村のHPより。<br />http://www.vill.otama.fukushima.jp/leisure/endou/endou.html<br /><br />はるか昔、承安(1170年代前半)頃の物語。<br />遠藤時遠の息子に盛遠という若武者がおった。盛遠には源渡(みなもとのわたる)という親友がおり<br />源渡の妻は袈裟御前(けさごぜん)と呼ばれた絶世の美女であった。<br />盛遠は渡の家を度々訪れるうちに袈裟御前をいとおしく思うようになった。<br />ついにその想いを袈裟御前に打ち明けるが、袈裟御前は我が夫を思い、一人悩む。そして、袈裟御前は自分さえいなければという考えに陥っていき、<br />一方の盛遠は渡さえいなければと思うようになっていった。<br /><br />ある時、袈裟御前は訪ねてきた盛遠に「夫は今夜酒に酔って高殿で寝ている。」と語りかけた。<br />それを聞いた盛遠は自分の想いが通じたと思い込み、<br />夜陰に紛れて寝所に忍び込み一刀の下に首を斬り落とした。<br />ところが、よくみるとその首は夫の身代わりとなって寝ていた袈裟御前のものであった。<br />悲しみのあまり盛遠は俗世を捨て仏門に入り、修行の道に救いを求めた。<br />名を文覚と改め熊権現に誓い、那智滝で千日間の荒行を修め、山伏となって全国の霊地を巡歴した。<br />盛遠はやがて陸奥にやってきて、杉田川を渡ろうとした時<br />川面にカーン・マーンの梵字が浮かんだのを見て、上流に不動明王のおわす事を悟り<br />深く渓谷に分け入りついにこの滝を見つけ、傍らの石室に篭(こも)りながら荒行を修めたところである。<br />以来この滝は遠藤ヶ滝と呼ばれるようになった。

    ☆遠藤ヶ滝不動尊。

    駐車場から案内板に従い、杉田川渓谷に架かる歩行専用橋を渡り森の中を5,6分歩くと忽然と大きなお不動堂が現れ驚かされます。
    文覚上人(遠藤盛遠)が開基とされる『遠藤ヶ滝不動尊』です。
    三日月の滝&遠藤ヶ滝へはお堂の右手を通りぬけ、
    杉田川渓谷沿いの遊歩道を道なり約20分ほど歩きます。

    <遠藤盛遠伝説 >

    大玉村のHPより。
    http://www.vill.otama.fukushima.jp/leisure/endou/endou.html

    はるか昔、承安(1170年代前半)頃の物語。
    遠藤時遠の息子に盛遠という若武者がおった。盛遠には源渡(みなもとのわたる)という親友がおり
    源渡の妻は袈裟御前(けさごぜん)と呼ばれた絶世の美女であった。
    盛遠は渡の家を度々訪れるうちに袈裟御前をいとおしく思うようになった。
    ついにその想いを袈裟御前に打ち明けるが、袈裟御前は我が夫を思い、一人悩む。そして、袈裟御前は自分さえいなければという考えに陥っていき、
    一方の盛遠は渡さえいなければと思うようになっていった。

    ある時、袈裟御前は訪ねてきた盛遠に「夫は今夜酒に酔って高殿で寝ている。」と語りかけた。
    それを聞いた盛遠は自分の想いが通じたと思い込み、
    夜陰に紛れて寝所に忍び込み一刀の下に首を斬り落とした。
    ところが、よくみるとその首は夫の身代わりとなって寝ていた袈裟御前のものであった。
    悲しみのあまり盛遠は俗世を捨て仏門に入り、修行の道に救いを求めた。
    名を文覚と改め熊権現に誓い、那智滝で千日間の荒行を修め、山伏となって全国の霊地を巡歴した。
    盛遠はやがて陸奥にやってきて、杉田川を渡ろうとした時
    川面にカーン・マーンの梵字が浮かんだのを見て、上流に不動明王のおわす事を悟り
    深く渓谷に分け入りついにこの滝を見つけ、傍らの石室に篭(こも)りながら荒行を修めたところである。
    以来この滝は遠藤ヶ滝と呼ばれるようになった。

    遠藤ヶ滝 自然・景勝地

  • ☆遠藤ヶ滝不動尊  百不動明王像<br /><br />境内には熱心な信者が寄進した百体の不動明王像が並んでします。

    ☆遠藤ヶ滝不動尊  百不動明王像

    境内には熱心な信者が寄進した百体の不動明王像が並んでします。

  • ☆遠藤ヶ滝不動尊  百不動明王像

    ☆遠藤ヶ滝不動尊  百不動明王像

  • ☆遠藤ヶ滝不動尊  不動明王石仏<br /><br />三日月の滝&遠藤ヶ滝へはこの大きな不動明王石仏の右手を進みます。<br /><br />昨年10月に訪れた時は<br />遠藤ヶ滝 遊歩道は8月17日の台風7号来襲で1番目の橋が流失し、<br />遊歩道全体が通行止めになっていましたが<br />今回は新しい橋に架け替えられたので<br />三日月の滝&遠藤ヶ滝へは問題なく行けますが<br />遠藤ヶ滝から先の遊歩道は通行不可になっていました。

    ☆遠藤ヶ滝不動尊  不動明王石仏

    三日月の滝&遠藤ヶ滝へはこの大きな不動明王石仏の右手を進みます。

    昨年10月に訪れた時は
    遠藤ヶ滝 遊歩道は8月17日の台風7号来襲で1番目の橋が流失し、
    遊歩道全体が通行止めになっていましたが
    今回は新しい橋に架け替えられたので
    三日月の滝&遠藤ヶ滝へは問題なく行けますが
    遠藤ヶ滝から先の遊歩道は通行不可になっていました。

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝下<br /><br />遠藤ヶ滝不動尊から徒歩20分くらいで三日月の滝に到着します。<br />これは三日月の滝の直ぐ下流の小滝。<br />

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝下

    遠藤ヶ滝不動尊から徒歩20分くらいで三日月の滝に到着します。
    これは三日月の滝の直ぐ下流の小滝。

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝下

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝下

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝下

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝下

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝下<br /><br />小滝の向こうに三日月の滝が少し見えています。

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝下

    小滝の向こうに三日月の滝が少し見えています。

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝下

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝下

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝下

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝下

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝<br /><br />三日月の滝の全景が見えてきたけど・・・<br /><br />がが~ん!<br /><br />今年も昨年の10月に引き続き<br /><br />滝の真ん中に水が流れていない・・・(ーー;)。

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝

    三日月の滝の全景が見えてきたけど・・・

    がが~ん!

    今年も昨年の10月に引き続き

    滝の真ん中に水が流れていない・・・(ーー;)。

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝<br /><br />落差は4mほどしかない小さな滝ですが、<br />真ん中にも水が流れ落ちていれば、三日月と言うより水が扇型に均等に流れ落ち、他に類を見ないとてもユニークで優美な滝ですが・・・・<br /><br /><br />滝の真上に見える白い筋のような流れは<br />次に訪れる袈裟ヶ滝です。

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝

    落差は4mほどしかない小さな滝ですが、
    真ん中にも水が流れ落ちていれば、三日月と言うより水が扇型に均等に流れ落ち、他に類を見ないとてもユニークで優美な滝ですが・・・・


    滝の真上に見える白い筋のような流れは
    次に訪れる袈裟ヶ滝です。

    遠藤ヶ滝 自然・景勝地

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝<br /><br />川の水は平年とそう大差は無いのですが・・・・

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝

    川の水は平年とそう大差は無いのですが・・・・

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝<br /><br />今年の夏、南東北では梅雨明け宣言が無かったくらい雨&曇天続きでしたが<br />たしかに豪雨というほどの降雨はなく<br />どちらかと言えば毎日シトシトと降る陰湿な梅雨でした。<br />印象としては雨ばかりの梅雨でしたが降水量としては<br />そんなに多くは無かったのかも。<br /><br />調べてみたら福島地方気象台発表の東北南部の2017年梅雨の降水量は<br />平年比(地域平均値)の110%でした。<br /><br />平年比110%なら。十分な降水量だと思いますが<br />たしかにこの1週間くらいは雨はあまり降らなかったけど・・・・(ーー;)<br /><br />

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝

    今年の夏、南東北では梅雨明け宣言が無かったくらい雨&曇天続きでしたが
    たしかに豪雨というほどの降雨はなく
    どちらかと言えば毎日シトシトと降る陰湿な梅雨でした。
    印象としては雨ばかりの梅雨でしたが降水量としては
    そんなに多くは無かったのかも。

    調べてみたら福島地方気象台発表の東北南部の2017年梅雨の降水量は
    平年比(地域平均値)の110%でした。

    平年比110%なら。十分な降水量だと思いますが
    たしかにこの1週間くらいは雨はあまり降らなかったけど・・・・(ーー;)

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝<br /><br />昨年10月は真ん中には全く水が流れ落ちていませんでした。<br />今回はかすかに流れていますが・・・・(ーー;)。

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝

    昨年10月は真ん中には全く水が流れ落ちていませんでした。
    今回はかすかに流れていますが・・・・(ーー;)。

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝 (2015年7月)<br /><br />平年の水量なら<br />三日月と言うより扇型に均等に流れ落ちる優美な滝なんです。

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝 (2015年7月)

    平年の水量なら
    三日月と言うより扇型に均等に流れ落ちる優美な滝なんです。

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝<br /><br />水があっても無くても三日月には見えませんが・・・・(^_^;)。

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝

    水があっても無くても三日月には見えませんが・・・・(^_^;)。

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝 (右岸から)

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝 (右岸から)

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝 (右岸から)

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝 (右岸から)

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝 (右岸から)

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝 (右岸から)

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝 (右岸から)

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝 (右岸から)

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝 (右岸から)

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝 (右岸から)

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝 

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝 

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝 (2015年7月)<br /><br />水がたくさん流れていりゃいいってもんでもないですが<br />やはりこのくらいの水量が欲しかったな・・・・

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝 (2015年7月)

    水がたくさん流れていりゃいいってもんでもないですが
    やはりこのくらいの水量が欲しかったな・・・・

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝 

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝 

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝 (左岸から)<br /><br />左岸から見ると蒲鉾のような一枚岩を流れ落ちているのが分かります。<br />断面はまるで包丁でスパっと切ったかのよう。

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝 (左岸から)

    左岸から見ると蒲鉾のような一枚岩を流れ落ちているのが分かります。
    断面はまるで包丁でスパっと切ったかのよう。

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝 (左岸から)

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝 (左岸から)

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下<br /><br />三日月の滝の左岸(見た目の右側)の岩場を登ると<br />遠藤ヶ滝下の小滝が見えてきます。<br />右手の2つ並んだ鉄製階段を登れば遠藤ヶ滝です。

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下

    三日月の滝の左岸(見た目の右側)の岩場を登ると
    遠藤ヶ滝下の小滝が見えてきます。
    右手の2つ並んだ鉄製階段を登れば遠藤ヶ滝です。

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下の岩室(岩屋)<br /><br />2つ並んだ鉄製階段右側の大岩の下には文覚上人(遠藤盛遠)が修行したと言われる<br />岩室(岩屋)があります。<br />

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下の岩室(岩屋)

    2つ並んだ鉄製階段右側の大岩の下には文覚上人(遠藤盛遠)が修行したと言われる
    岩室(岩屋)があります。

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下<br /><br />

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下<br /><br />渓谷沿いのあちこちでオクモミジハグマ(奥紅葉白熊)が見頃でした。<br /><br />オクモミジハグマは近畿以北~東北に分布し山地の林下、林縁、草地などに自生します。<br />草丈は30~40cm、花径1.5cmほど、クルクルとカールしたリボン状の花ビラがいかにもハグマ類らしいです。<br />近畿以西~四国、九州の山地に多いモミジハグマの変種とされモミジ状の葉が本種の切れ込みより浅いとされます。<br />

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下

    渓谷沿いのあちこちでオクモミジハグマ(奥紅葉白熊)が見頃でした。

    オクモミジハグマは近畿以北~東北に分布し山地の林下、林縁、草地などに自生します。
    草丈は30~40cm、花径1.5cmほど、クルクルとカールしたリボン状の花ビラがいかにもハグマ類らしいです。
    近畿以西~四国、九州の山地に多いモミジハグマの変種とされモミジ状の葉が本種の切れ込みより浅いとされます。

  • ☆杉田川渓谷 オクモミジハグマ(奥紅葉白熊/キク科モミジハグマ属)<br /><br />白熊(ハグマ)とはヒマラヤなどに生息するヤクのことで、<br />そのヤクの毛で作った仏具を払子(ほっす)を言い、その払子に花が似ているので〇〇ハグマと名づけられたそうです。<br />払子は一種のハタキで、中空を左右にサッ、サッと払うように用い穢れや邪気を払う動作とも言われます。

    ☆杉田川渓谷 オクモミジハグマ(奥紅葉白熊/キク科モミジハグマ属)

    白熊(ハグマ)とはヒマラヤなどに生息するヤクのことで、
    そのヤクの毛で作った仏具を払子(ほっす)を言い、その払子に花が似ているので〇〇ハグマと名づけられたそうです。
    払子は一種のハタキで、中空を左右にサッ、サッと払うように用い穢れや邪気を払う動作とも言われます。

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下<br /><br />遊歩道の順路としては次は遠藤ヶ滝ですが<br />遠藤ヶ滝と三日月の滝の間にもう一つ袈裟ヶ滝があります。<br />でもこの袈裟ヶ滝は遊歩道からは大岩に隠れて見えませんし<br />遊歩道も無いので浅瀬を対岸(右岸)に渡る必要があります。<br /><br />渡渉すると少し下流に袈裟ヶ滝が見えてきます。

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下

    遊歩道の順路としては次は遠藤ヶ滝ですが
    遠藤ヶ滝と三日月の滝の間にもう一つ袈裟ヶ滝があります。
    でもこの袈裟ヶ滝は遊歩道からは大岩に隠れて見えませんし
    遊歩道も無いので浅瀬を対岸(右岸)に渡る必要があります。

    渡渉すると少し下流に袈裟ヶ滝が見えてきます。

  • ☆杉田川渓谷  袈裟ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  袈裟ヶ滝

  • ☆杉田川渓谷  袈裟ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  袈裟ヶ滝

  • ☆杉田川渓谷  袈裟ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  袈裟ヶ滝

  • ☆杉田川渓谷  袈裟ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  袈裟ヶ滝

  • ☆杉田川渓谷  袈裟ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  袈裟ヶ滝

  • ☆杉田川渓谷  袈裟ヶ滝<br /><br /><br />袈裟ヶ滝の落差は4、5mほどと知れたものですが<br />春には滝の上流山側にはピンクのヤマツツジが渓谷に彩りを添え<br />秋は燃えるようなモミジが滝を赤く染め落差以上に美しい滝です。<br /><br />杉田川渓谷には幾つも滝がありますが、どれも小滝ばかりです。<br />でもどの滝も大岩の間を流れ落ちる優美な滝で<br />小さいながらもそれぞれに個性があり見応えがあります。

    ☆杉田川渓谷  袈裟ヶ滝


    袈裟ヶ滝の落差は4、5mほどと知れたものですが
    春には滝の上流山側にはピンクのヤマツツジが渓谷に彩りを添え
    秋は燃えるようなモミジが滝を赤く染め落差以上に美しい滝です。

    杉田川渓谷には幾つも滝がありますが、どれも小滝ばかりです。
    でもどの滝も大岩の間を流れ落ちる優美な滝で
    小さいながらもそれぞれに個性があり見応えがあります。

  • ☆杉田川渓谷  袈裟ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  袈裟ヶ滝

  • ☆杉田川渓谷  袈裟ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  袈裟ヶ滝

  • ☆杉田川渓谷  三日月の滝の落ち口<br /><br />袈裟ヶ滝の直ぐ下流には三日月の滝の落ち口があります。

    ☆杉田川渓谷  三日月の滝の落ち口

    袈裟ヶ滝の直ぐ下流には三日月の滝の落ち口があります。

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下<br /><br />袈裟ヶ滝を見た後は再び遊歩道に復帰し<br />遠藤ヶ滝目指し二つ並んだ鉄製梯子を登ります。

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下

    袈裟ヶ滝を見た後は再び遊歩道に復帰し
    遠藤ヶ滝目指し二つ並んだ鉄製梯子を登ります。

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下<br /><br />

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝下

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝<br /><br />二つ並んだ鉄製梯子を登りきるとすぐに遠藤ヶ滝が見えてきます。

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

    二つ並んだ鉄製梯子を登りきるとすぐに遠藤ヶ滝が見えてきます。

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝<br /><br />遠藤ヶ滝も落差は5mほどの小さな滝ですが、<br />巨岩の間から流れ落ちている神聖で優美な滝です。<br />特に右岸の巨石の下は大きな窪み(岩室)になっていて、<br />かつて文覚上人(遠藤盛遠)がここでも岩室に篭り、滝に打たれ修行したそうです。<br />その遠藤盛遠が滝名の由来になりました。

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

    遠藤ヶ滝も落差は5mほどの小さな滝ですが、
    巨岩の間から流れ落ちている神聖で優美な滝です。
    特に右岸の巨石の下は大きな窪み(岩室)になっていて、
    かつて文覚上人(遠藤盛遠)がここでも岩室に篭り、滝に打たれ修行したそうです。
    その遠藤盛遠が滝名の由来になりました。

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

    遠藤ヶ滝 自然・景勝地

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝<br /><br />遠藤ヶ滝の上流にも遊歩道は続き、別ルートの山側を通って遠藤ヶ滝不動尊まで戻れたのですが現在は通行止めになっています。

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

    遠藤ヶ滝の上流にも遊歩道は続き、別ルートの山側を通って遠藤ヶ滝不動尊まで戻れたのですが現在は通行止めになっています。

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝 (右岸から)

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝 (右岸から)

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝 (右岸から)

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝 (右岸から)

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝 (右岸から)

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝 (右岸から)

  • ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝 (右岸から)

    ☆杉田川渓谷  遠藤ヶ滝 (右岸から)

  • ☆杉田川渓谷  <br /><br />現在は遠藤ヶ滝が最終地点なので来た時と同じ遊歩道を戻ります。

    ☆杉田川渓谷  

    現在は遠藤ヶ滝が最終地点なので来た時と同じ遊歩道を戻ります。

  • ☆杉田川渓谷 

    ☆杉田川渓谷 

  • ☆杉田川渓谷 

    ☆杉田川渓谷 

  • ☆杉田川渓谷 文覚の滝<br /><br />撮影順番が逆になってしまいましたが<br />遊歩道の最初の橋を渡ってから最初に見えてくるのが文覚の滝です。<br />この滝はそばに行く道がないので普通は遊歩道から見下しますが<br />急斜面を少し谷間に下れば滝の間近に行くこともできます。

    ☆杉田川渓谷 文覚の滝

    撮影順番が逆になってしまいましたが
    遊歩道の最初の橋を渡ってから最初に見えてくるのが文覚の滝です。
    この滝はそばに行く道がないので普通は遊歩道から見下しますが
    急斜面を少し谷間に下れば滝の間近に行くこともできます。

  • ☆杉田川渓谷 文覚の滝<br /><br />落差は6mほど、大小二股の滝とその下の小滝からなります。

    ☆杉田川渓谷 文覚の滝

    落差は6mほど、大小二股の滝とその下の小滝からなります。

  • ☆杉田川渓谷 文覚の滝

    ☆杉田川渓谷 文覚の滝

  • ☆杉田川渓谷 文覚の滝<br /><br /><br />これで“◆爽風わたる安達太良山麓・三日月の滝”はお仕舞いです。<br />三日月の滝が完全な三日月のでなかったのは残念でしたが<br />これも自然なので仕方ないですね。<br />また美しい三日月の滝に再会できるよう出直したいと思います。<br /><br /><br />いつも最後までご覧下さりありがとうございます。<br />投票もありがとうございます。<br /><br /><br />では、また。<br /><br />j-ryu<br /><br /><br />

    ☆杉田川渓谷 文覚の滝


    これで“◆爽風わたる安達太良山麓・三日月の滝”はお仕舞いです。
    三日月の滝が完全な三日月のでなかったのは残念でしたが
    これも自然なので仕方ないですね。
    また美しい三日月の滝に再会できるよう出直したいと思います。


    いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
    投票もありがとうございます。


    では、また。

    j-ryu


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この旅行記へのコメント (2)

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  • 琉球熱さん 2017/09/10 01:06:39
    三日月の滝
    j-ryuさん、こんにちは

    またまた見事な滝の数々。
    地図で見ると二本松市街から意外に近い。まさに安達太良山麓ですね。

    それにしても三日月の滝とはロマンチックな名前、水量の多い時を知らないと、今年の姿もなかなか風情があって良いなぁと思うのですが、2015年を見てしまうと、やっぱりもう少し水が・・・(笑)

    どこを見て「三日月」と命名したんでしょうね?

    遠藤の滝も神々しいですね。

    ---------琉球熱---------

    j-ryu

    j-ryuさん からの返信 2017/09/10 05:23:03
    RE: 三日月の滝
    琉球熱さん,おはようございます。


    いつもご来訪&コメント&投票ありがとうございます。

    遠藤ヶ滝は主な地図には載っていますが
    三日月の滝は殆ど載っていません。
    でも滝マニアから人気なのは三日月の滝です。
    滝そのものは小さいのですが、
    その独特の形状が類を見ないので
    この滝だけを目的に訪れるマニアも多いんですよ。

    ほぼ地元の私でさえ水量の予想は難しいので
    遠来の方ともなると運も必要かも(^_^;)。
    でも運良く美しい三日月の滝を見られたら感動間違いありませんよ。



    では、また。



    j-ryu

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