パノラマ写真集2017；07オーストリア編スペシャル版　第6幕王宮

2007/09/28 - 2007/09/28

やや狭くなったコールマクルトを抜けると視野が広がり、王宮・ミヒャエル門前の広場・アバ・ホープに出る。

緩やかな円を描くミヒャエル門の上には美しい女神を中心に彫刻の装飾が施され、その奥に裾飾りが美事な、王宮のシンボルのブルーのドームが構える。

王宮（ホーフブルグ）はハプスブルグ家の歴代の王の住居で、王宮の内部は複数の宮殿で構成されているが、王宮のシンボルのドームはその一つ、王宮で最も古いスイス宮の天井ドーム。

そして王宮の中庭に建つのが神聖ローマ帝国最後の王・フランツⅡ世像。

王宮（ホーフブルグ）を抜けると、そこに広がるのが英雄広場。

その左手（南東）に新宮殿が建つ。

ちょうど何かの催しが英雄広場一杯に繰り広げられており、諦めて早々にフランスを破った記念碑ブルグ門を抜け、リンク（環状道路）を渡り、マリア・テレジア広場に向かう。

壮麗な自然史博物館と美術史美術館とで両脇をガードされたような広場の中心に、マリア・テレジア像が建つ。

愛を貫き、１６人の母となり、列強な諸国と数度に戦い、国民の福祉と教育に力を注ぎ、そして晩年は再び少女の頃の様に、愛に生きたマリア・テレジア。

この像の作者・彫刻家カスパール・フォン・ツンブッシュは、この像の完成までに13年を費やした、

カスパールのマリア・テレジアに対する思いは、マリア・テレジアの可憐さ、マリア・テレジアへの畏敬、尊敬、敬愛、思慕等々、イメージを形成するまでに心の葛藤に苦しんだ結果と思考する。

＊参考
67王宮とマリア・テレジア像のある広場
http://4travel.jp/travelogue/10241796

美術史美術館にはラファエロ、レンブラント、ベラスケス、フェルメーナドなど錚々たる画家の名画が並ぶ。

特に「バベル塔」を始めとするブリューゲルの作品はピカ一。

美術史美術館内の天井画、柱、壁の装飾も素晴らしい。

第6幕王宮　目次
00王宮と周辺マップ
01王宮（ホーフブルグ）ミヒャエル門
02王宮上部のドームと装飾
03王宮中庭とフランツ2世像
04英雄広場
05新王宮上部の紋章
06王宮庭園
07ブルク門
08自然史博物館
09美術史美術館
10美術史美術館の天井画
11マリア・テレジア像

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http://4travel.jp/travelogue/11273441

エリア ウィーン(オーストリア)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

00王宮と周辺マップ
＊クリックして拡大してご覧ください

01王宮（ホーフブルグ）ミヒャエル門

02王宮上部のドームと装飾

03王宮中庭とフランツⅡ世像

04英雄広場

05新王宮上部の紋章

06王宮庭園

07ブルク門

08自然史博物館

09美術史美術館

10美術史美術館の天井画

11マリア・テレジア像