2017/05/03 - 2017/05/03
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norio2boさん
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知多半田は現職のころ良く通った思い出の場所です。
名古屋から、名鉄(名古屋鉄道)の河和線の知多半田駅まで特急で30分です。JRなら武豊線で半田駅まで35分です。
昔、大変お世話になったSさんから知多半田の観光の情報を送って頂きお誘い頂きました。
久し振りの知多半田の町歩きと
近くの亀崎の潮干祭り
を楽しんで来ました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
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昔、お世話になったSさんに知多半田駅でピックアップして貰いました。駅前がすっかり綺麗になっていました。(名鉄の名古屋駅のホームは変わっていませんでした)
知多半田の代表的な企業はMIZKANです。
昔は、中埜酢店という名前でした。
昔は、昔は銀行だったという建物でした。
今では様変わり、大変立派でモダーンな本社社屋がありました。知多半田駅 駅
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MIZKAN MUSEUMはミツカン酢の歴史を展示した博物館です。
本社社屋もオシャレですが、この博物館も素晴らしいデザインです。何処かの建築関係の賞を取った建築です。通称MIMと呼んでいるようです。
今回はSさんに事前予約を取って貰いました。ネットと電話で事前予約を受け付けています。知多半田駅から歩くと10分です。入場料は大人300円、中高生200円、小学生100円です。
ガイドツアーは90分です。展示は5のゾーンに分かれていますが、盛りだくさんで楽しめました。MIZKAN MUSEUM 美術館・博物館
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「楽しみながら学べる体験型博物館」というコンセプトです。
ミツカンの酢づくりの歴史や、醸造の技術、食文化の歴史などを見学できるようになっています。時間別のツアーを事前に申し込みます。
写真は第1ゾーンです。ここは「大地の蔵」と名付けられ、江戸時代の酢の製造プロセスが解説されています。 -
入場者は時間単位で申し込んで、まとまって見学します。
家族連れが多いです。
子供には関心が持てる展示ですので、一家で見学するのは良いと思います。
江戸時代の酢作り職人の作業の様子です。 -
昔の社名
中埜酢店の封緘シールを貼った桶がありました。
ミツカンの創業の地である半田において、ミツカングループの歩んできた歴史に触れ、今を感じ、未来につなげる施設としてMIZKAN MUSEUM、愛称MIM(ミム)を設立します。
と解説されていました。 -
江戸時代当時の製造プロセスが展示されていて、グループを担当する女性ガイドが解説してくれます。
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中埜酢店当時の従業員のユニフォームです。
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ミツカンの各種酢の紹介コーナー
白ワインビネガー
純リンゴ酢
純玄米黒酢
純米酢
穀物酢
いろいろある酢の特徴を楽しめます。 -
第二ゾーンは「風の廻廊」
建物の脇を流れる「半田運河」ここから船で江戸へ酢は海上輸送されました。
半田の歴史が電飾パネルで並んでいます。 -
「風の廻廊」の展示の突き当たりには大きなガラス窓があり「半田運河」が望めます。
半田運河 蔵のまち 名所・史跡
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第三ゾーンは「時の蔵」
江戸時代にミツカン酢を江戸まで運んだ「弁才船」が再現されていて、当時の航海の様子が大型パネルや演出で体感出来るようになっています。 -
製品開発の歴史が展示されています。
お酢の事業展開の歴史が解説されています。
その後、「おむすび山」の発売とヒットで総合加工食品メーカーとしての事業展開をスタートさせています。 -
江戸時代に半田運河から江戸へ酢を輸送した「弁才船」は博物館内に原寸大で再現されています。
310石を積む小型船で半田運河を小回りをきかせて江戸まで10日くらいで到着したという。 -
「なりきりすし屋さん」のコーナー
すし職人になって粘土の握りずしを作るコーナー -
作り方を教わって、子どもたちは大喜びです。
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次に見学したのは、ミツカンの関連企業のひとつである日本酒メーカーの国盛です。
正式社名は中埜酒造株式会社です。
「国盛 酒の文化館」
入場無料です。國盛 酒の文化館 美術館・博物館
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入り口の左には伝統の看板が掲げられていました。
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お酒を作る工程が説明されています。
ハンドマイクを持った女性が解説してくれます。 -
お土産に国盛製の甘酒(400円)をかいました。知多半田の地元でも入手困難になっている人気商品のようです。爽やかな飲み口で美味しかったです。
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5月の節句
鎧兜が飾られていました。 -
伝統を感じさせる瓦です。
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雲観寺
JR半田駅のそばにある真宗大谷派の寺です。
写真は撮りませんでしたが中埜一族(ミツカン、国盛酒造を中心とする醸造、海運の創業者一族)の旧宅が公開されています。半六庭園、お豆腐湯葉を出すレストランがありました。
家族づれや若い女性を意識した街づくりになっています。雲観寺 寺・神社・教会
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その後は、Sさんの車で当日、「塩干祭」という壮大な山車が5輌練り歩く祭りを見学して来ました。
祭りに向かう道は、渋滞していました。亀崎潮干祭 祭り・イベント
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5月3日は亀崎潮干祭の海浜曳き下ろしです。
さすがユネスコの無形文化遺産です。
立派な山車が5輌も出ていました。
300年以上の歴史のある祭礼です。遡ると元禄から宝暦年間(18世紀前半)に始まっています。
潮干祭の名前は神武天皇の東征の時に、海からこの地に上陸したと言われ、それにちなんで5輌の山車を潮干の浜に曳きおろしたことに由来しています。 -
iPhoneの縦パノラマ撮影です。
祭りの様子が撮れています。
山車は作り変えや修復が重ねられているといいます。細かい彫刻、豪華金蘭の幕類などで飾られています。一見の価値がありました。
iPhoneの動画です。音入りの動画の方が迫力ありますね!
https://youtu.be/nk3TAApASM0 -
平成18年に重要無形民族文化財に指定されています。
ユネスコの無形文化遺産には平成28年に「山、鉾、屋台行事」として全国で33件が登録されています。
この「亀崎潮干祭」はその中のひとつです。
33件のなかで有名なのは京都の「祇園祭の山鉾行事」、岐阜の「高山祭の屋台行事」などです。 -
山車には5輌それぞれに趣向があります。
写真の山車にはからくり人形が飾られていました。
手前の彫り物も精巧な作りです。 -
山車の到着を待つ「尾張三社(御旅所)」
山車の移動は「山車巡行時刻表」が配られています。時間に合わせて、見たい行事に合わせて見学出来ます。
各々の山車には、名前があり、担当の組が決められています。車元と呼ばれる頭が決められて威勢の良い若者が練り歩きます。アルコールも入っていてちょっと危ない組みもありました。 -
尾張三社の本殿です。
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Sさんに名鉄の知多半田の駅まで送って頂きました。
その後、名鉄名古屋まで戻って来て、名鉄ニューグランドホテルで一泊しました。
次の日は、高野山に行って結縁灌頂を受けました。
その時の旅行記は、
https://i.4travel.jp/travelogue/show/11238747名鉄ニューグランドホテル 宿・ホテル
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