地下巨大空間 大谷資料館～夏にピッタリのスポット

2017/08/17 - 2017/08/17

ここ２，３年前から耳にするようになった地下に広がる巨大空間の大谷地下採掘場跡。
GWに行こうと思っていたけれど、地下の中は11℃と寒そうなので、夏になったら涼みに出かけてみようと行ってきました。

そこは・・・
「巨大な地下神殿のような景観でエジプトのピラミッドの内部やインディ・ジョーンズの世界観のような幻想的な空間」　パンフレットより

エリア 宇都宮(栃木)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

駐車場の所に大谷石の岩が！

夏休み間の平日でしたが、入口に近い駐車場は結満車でした。

大谷資料館入口

削られた岩

地下坑内入口でチケットを購入
大人800円

道具やパネルの展示室を先に見てから、地下坑内に入ると歴史などがわかるのでよいと思います。

長い階段を下りると目の前に「未知なる空間」が現れました！

ブルーと白いライトが

奥に花のアートが見えています

假屋崎省吾さんの花のアート

このスポットが地下坑内の一番の見どころですねぇ~

青く光る空間

人物を見るとこの空間の大きさがおわかりいただけると思います

天井から日の光が差し込んでいます

１１℃

この地下採掘場跡で映画やPV、イベントなどが行われています。
セーラー服と機関銃、ウルトラマン・ティガ、るろうに剣心などなど。

昔はつるはしで手掘りをしていたそうです。
そしてカットされた80kg、150kgもの石を背負子で運んでいたとか。
お相撲さんを背負って歩くようなものですね。スゴイ！

のこぎりのような切り跡

地下の深さは平均３０ｍ、深い所では６０ｍもあるそうです

大谷石の門柱

この大谷石の塀や門柱の展示を見ると、ああ見たことがあると思われる方も多いのでは？
実家の近所にも大谷石の立派な蔵と塀がある家がありました。こうしてみると身近に大谷石は使われていたりします。

ここで撮影されたり行われたりした映画やイベントを紹介するパネルがありました

教会のような空間

遠くに車が見えました

BMWの試乗展示会がこの地下空間で行われたことがあるそうです。

四角い窓から光が差し込んでいます

緑と紫のライトと自然の白い光

天井の穴から外の木の緑が見えて、そこから光が差し込む様子はまるで、ジブリの世界のようだと話題になっている千葉の濃溝の滝のよう。
ちょっと大袈裟かな(笑)

私のコンデジでは光が全体に白っぽく映って上手く撮れていないのですが、実際はもっと神秘的です

幻想的

大谷石は今から2000万年前に属する流紋岩質角礫凝灰岩の総称

大谷石は大正時代のフランク・ロイド・ライトの設計による旧帝国ホテルに利用された

資料館と地下採掘場跡の両方を見ても1時間ちょっと。
後で知ったのですが、近くには大谷磨崖仏や大谷景観公園などもあったようです。
宇都宮餃子を食べに行くことにしていたので立ち寄りませんでしたが、足を延ばしてもよかったかな。

夏でも坑内はひんやりとしていて、巨大な空間を楽しんできました。