紅葉を求めて日光・川俣・瀬戸合峡・龍王峡へ

2014/10/29 - 2014/10/29

紅葉狩りの一番の候補にしていた瀬戸合峡の見頃は例年10月下旬〜11月上旬あたりということで、早々と29日に行く計画を立てていましたが、今年の紅葉は１週間早かったようです。

サイトのライブカメラをチェックしたらどうもピークは過ぎているようでしたが、日程の変更は無理だったので、予定通りにこの日に行くことにしました。

日光は見頃は過ぎていたのはわかっていたのですが、日光いろは坂から入り川俣〜瀬戸合峡〜龍王峡〜鬼怒川温泉へぐるりと回るルートで行きました。まぁこの区間を走っていればどこか紅葉の見頃には当たるだろうと・・・

エリア 鬼怒川温泉(栃木)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

日光いろは坂を抜けて華厳の滝までやってきました。
平日で、しかも紅葉は終わりかけでほとんど落葉している時期だったので渋滞知らずです。


去年日光へ来た時には華厳の滝に寄る時間がなかったので、もう見頃は過ぎていたけれど、十何年かぶりに行くことにしました。
すっかり忘れていたのですが、エレベーターで展望台まで下りるのに５００円の入場料が必要なのですね。高いけど、折角なのでやはり見学することに。

なかなかの水量で迫力があります。
ラッキーなことに虹が架かっていました！

石柱岩と滝と青い空を一緒に写真に収めてみました。


この日の朝はかなり冷え込み、外気温は６℃くらい。空気は冷たいけれど、すきりと晴れわたった空が気持ちがいい。

中禅寺湖を車窓から

湖畔の紅葉も終わりでした。

戦場ヶ原から光徳牧場を通り川俣までの道はかなり細くクネクネしていて車一台が通るのがやっと。
待避所でしか車がすれ違うことができないので、前から車がこないかヒヤヒヤものでしたが、うまいことに道幅の広い場所ですれ違うタイミングで車がやってきてくれました。反対から来る車には数台ほどしか出会いませんでした。

この道の両側には杉の仲間のような木々が続いていて、1週間ほど前だったら黄金色できっと綺麗だったろうなと。

杉のような並木が終わると、白樺のような木が多くなってきました。
この辺は色も赤や黄色と華やかです。

川俣温泉の手前にある間欠泉。

残念なことに現在は土砂崩落の影響で噴出しないようです(・・;)

ちょっとだけ湯気が立ち上っているのが見えます。

通常なら２，３０分毎に噴出するみたいですが、足湯につかりながら待つことができるようになっていました。

足湯につかりながらなら、寒い時期も待っていられそうですネ！

川俣湖

すっきりとした青空に湖の青と紅葉が映える。

川俣大橋

紅葉の後半といった感じですが綺麗です。

数日前がピークっだのでしょうか。

瀬戸合峡　川俣ダムとわたらっしゃい吊り橋

昨年に紅葉スポットを調べていて初めてこの場所を知りました。
今年の紅葉狩りの一番のお目当てだったのですが、今年は紅葉の始まりが早かったようで、見頃は過ぎていました。

見頃だったら吊り橋まで歩こうと思っていましたが、今回は景色を眺めるだけに。

最盛期の時に来る機会がまたあるといいなぁ、残念(・・;)

龍王峡へ向かう途中に偶然見つけた蛇王の滝の入口


道路右側の茶屋の脇に小さな案内板がありすが、見逃してしまいそうです。

急な階段を下りて行く

色づいています♪

人影がなくてひっそりとしています。

数日前に日光市のホテルに熊が現れたとのニュースを思い出し、すぐ上は車道なのに熊に出くわさないかとなんだかドキドキしながら歩きました。

入口から蛇王の滝にが見える所までは３００ｍ。

それほど大きな滝ではありません。

川下の眺め

石に生えた苔に落ち葉が

蛇王の滝までの短い歩道は意外にも紅葉が綺麗でした。

蛇王の滝を後にし、県道23号線を川治方面へと進んで行く途中の紅葉がちょうどいい色合いとなっています。

道路脇に車を停めて写真に収める。

赤・黄・緑色

車窓の八汐大橋からの眺め

車を降りて写真を撮りたかったのですが、車を停めるスペースがなかったので車窓から写しました。橋の欄干が写ってしまいました^^;

こちらも車窓から撮った川治ダムの風景。

紅葉が綺麗だったので立ち寄ればよかったと後で後悔。

龍王峡へ到着


龍王峡駅を見つけ、ここまで電車でも来られることを初めて知りました。
ほとんど出かける時は車なのですが、我が家の方面からアクセスが意外にいいことがわかり更にびっくり。

龍王峡のハイキングマップ

龍王峡入口から虹見橋を渡って対岸を歩き、むささび橋まで行ってから左岸を歩いて戻ってくることにします。
1.9km　1時間弱

階段を下りるとすぐに見えてきたのが虹見の滝

落差はそれほどありませんが豪快な滝の音がします。

後ろに小さく見える赤い橋は虹見橋

左側の階段を下りていくと川面の鮮やかな緑色が目に飛び込んできます！

なんとも言えない色です！！

岩場まで下りてしばし景色を堪能

虹見橋

白い岩肌と水の緑のコントラストが美しい

この川の色が目に入った瞬間、感動です！

滝の名称がわからない・・・

虹見橋からの下流方面の眺め

川の真中の岩はまるで石碑のよう。

こちらは上流側の眺め

紅葉にはまだ少し早いですね。

角度を変えてまたまた下流方面

岩をくり抜いたような淵に落ちる虹見の滝

橋から見る虹見の滝は神社の方から見るのとは違う感じに見えます。

橋を渡って対岸を歩いて行くと、ところどころ木道があります。

写真を撮り忘れてしまったのですが底なし沼もありました。

木々の間から向こうに見える小さい滝

むささび橋

むささび橋から虹見橋を見る

紅葉の最盛期には少し早いようでしたが、それを差し引いても素晴らしい風景です。
お天気にも恵まれ、私の中では今まで見た渓谷の中で最高の景色でした！



時間に余裕があれば、むささび橋まで来てこの絶景を是非眺めて欲しいですね。

晴れた日は水の色が一段と鮮やかで美しい。

龍王峡の岩質の案内板

この看板には「竜」の漢字が使われていますね。

むささび橋から見えるこの辺りは白龍ガ淵と呼ばれる所のようです

むささび橋から上流を望む

川は幅が狭くなっている

渓谷の左側に小さな滝があります。


右岸のハイキングコースを歩いていると、川の反対に岩に流れ落ちる小さな滝をいくつか見ることができました。

むささび橋を渡っりきった所に生えている見事な枝ぶりの松

ここから虹見橋へ戻ります。

道が曲がったところで振り返るとここにも滝が見えました。

途中にあった竪琴の滝の案内板

この日は、流れる姿がその名の通り竪琴のようでした。

龍王峡での軽ハイキングを終え、ちょうどお昼時となり、今市のつるやで湯葉楽膳でお腹を満たしました。お吸い物からご飯まで全て湯葉づくしで、湯葉好きにはたまらない。

平日ということもあり、朝５時半に家を出て夕方４時半には帰途に着くことができました。


一番の目的にしていた瀬戸合峡の紅葉は終わりかけで、龍王峡はまだ少し早く、途中の蛇王の滝〜川治ダムまでの辺りが見頃という結果でしたが、紅葉ピークの時期ではなくても、感動の絶景に出会うことができた日帰り紅葉狩りでした。