2017/08/11 - 2017/08/19
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いつも旅してたいさん
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今年喜寿を迎える父のお祝いにどこか一緒に旅行しようと計画。
初めは2泊くらいの国内旅行を考えていたのですが、父にどこか旅行したい場所はないかと聞くと、即答されたのが「スイス」・・・・!!!
スイス・・・・?!
そんなわけで、思いがけずスイスに行く事になった我が家の旅行記です。
76の父&息子夫婦&小1の孫娘との初の4人旅。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
3日目。
朝食はこんな感じ。
ほぼ昨日と一緒です。
やっぱり時差ボケなのか夜中に時々目が覚めて、朝も5時には目が覚める。 -
ホテルのクリーニング料金表です。
今日は午前中フィルストへ行き、午後にはツェルマットへ向かうため、朝食を取ったらホテルをチェックアウトしてフロントで荷物を預かってもらいます。
駅の目の前なのでこういう点でも便利~。
このホテルはagodaで予約していたので料金はもうカードで支払い済みですが、スイスでは都市ごとに宿泊税のようなものがかかるらしく、その分はチェックアウトの際に支払います。2泊でCHF33.60でした。 -
8時半にチェックアウトし、まず向かったのがチーズ専門店、Molkerei Gertsch。
お土産にチーズを買って帰りたいと父が言うのでちょっと寄ってみました。グリンデルワルド駅から道を下って行くと3分ほどで右手にある小さなお店です。ドアを開けて中に入るとチーズの匂いがすごい。子どもは鼻をつまんでましたが(笑)。
店員のおばさんは英語も話せて、まずチーズを日本に持って帰れるかと聞くと「ノープロブレム」と。「こっちにいる間はできるだけ冷蔵庫に入れておいて、帰りはスーツケースに入れて持って帰ればいい」との事。色々と味見をさせてくれて、父は気にいったチーズを5切れとフォンデュ用にブレンドされたチーズを1つ買っていました。 -
買ったチーズをもう一度ホテルに預け、フィルスト行きのゴンドラ乗り場へ。
9時頃だったと思いますが、乗り場はがらがら。チケットもすぐに購入できましたがお昼に降りてきた時は長い行列ができていました。
大人1人往復CHF30で合計CHF90でした。 -
約30分で頂上へ到着!標高2167m。
今日も晴天で気持ちのいい日です。 -
展望台の方へ登って行くとこんな絶景が!
牛もいる!
ザ・スイス! -
カウベル付けてます。
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そして絶壁にまたスイス人がこんなものを作ってるし・・・!
高所恐怖症の人には無理なんだろうな・・・。 -
カナダのコロンビア大氷原にも似たようなものがありましたがあっちは有料だったような・・・ここは無料です。
-
先端で写真を撮るのに並んでいます。
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この辺の岩って面白いです。
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ここでゆったりするの最高だろうな~。
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セルフのレストランがありました。
ちょっとティータイム。
まだ朝なので空いてます。 -
子どもはこんなドーナツを取ってきました。
中にもクリームが入っていてあまあま。 -
トイレに行ったら手を乾かすドライヤーがダイソンでした。
ダイソンて掃除機のイメージしかなかった。 -
そして主人がここでどうしてもやりたいと言っていたやつがこれ。
ブランコみたいなのに乗ってゴンドラ一駅分滑り降りるやつ。
体重制限があって子どもは体重が足りないし、父ももちろんやらないと言うので、2人にはゴンドラで1駅下りて待ってもらい、私たち夫婦がやってみることに。
ちなみに、ゴンドラ1駅下はブランコで下りるくらいの短い距離です、ブランコはゴンドラと並行して降りるようになっています。 -
隣にこの夏から新しくこんなのも出来てました。
スーパーマンみたいに空を飛んでる姿勢で下りていくみたい。これも気持ちよさそうだけど・・・。
見ていると、ブランコ型の方は上から下に降りたら下で降ろしてくれるけど、こっちの方は降りたらそのままの姿勢でまた上に戻るようでした・・・。 -
さあ、あそこから出発です。
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安全規則が書いてある紙が何カ国語分かあって、それにサインをしてお金を払います。1人CHF29です。
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最大4人まで一緒に下りれるようです。
やる前はドキドキしますが、やってみたらそんなに怖くはなかったです。
スマホで動画を撮りながら下りてもいいかと聞くと「ほとんどの人がカメラ持って下りるよ、でも気を付けて、今まで2人途中で落としちゃった人いるから。探すの大変だよ」と。
ちなみに動画はブレブレでした(笑)。 -
さあ、ここからまた1つ下のゴンドラ乗り場まで歩いております。
今日の景色も最高! -
今日も快適~。
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滝(小川?)があったりして。
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ところが途中道を間違えたのか、下り坂具合が激しくなってきます・・・。
さっきブランコで下ったところで下まで借りられるカートがあったのですが、時々気持ちよさそうに抜いてゆくし・・・。これ歩くコースと違うのでは???
下から歩いて登ってくる人たちもいましたが、このくだりは結構キツイ・・・。 -
足のいろんな所が痛くなってくる・・・。
下りも勾配がきついとしんどいです・・・。 -
牛の水飲み場?
-
だいぶ下りてきました。
途中の道、絶対間違えただろ~>主人。
旅全体のコースを考えたのは私ですが、どこを歩くかを決めたのは彼。
父も子どもも結構しんどそうでした・・・。
明日みんな筋肉痛かなあ・・・。 -
でもまあなんとか、1時間程でもう1つ下のゴンドラ乗り場まで下りてくる事が出来ました。ここには小さい公園なんかがあったりして、しばし子どもを遊ばせる。
その後再びゴンドラに乗りグリンデルワルドまで戻ったのが12時頃。この頃にはゴンドラのチケット売り場も結構長い行列ができていました。
私たちはその後COOPで列車の中で食べる用にランチを買い、ホテルで荷物をピックアップしてから再び列車でツェルマットを目指します。 -
一応その旅程を。
13:19 Grindelwald → 13:54 Interlaken Ost
14:00 Interlaken Ost → 14:21 Spiez
14:36 Spiez → 15:02 Vips
15:08 Vips → 16:14 Zermatt
乗り換えが結構ハードです。
しかも次の列車と乗り場が違ったりするので気を付けます。
今回、一番最初と最後の列車はゆったり座れましたが、真ん中のインターラーケンからヴィプス間は途中からの乗車という事もあって結構混んでいて、4人が一緒に座る事はできませんでした。それぞれ30分未満の短い乗車でしたが、どの列車に乗っても必ず車掌さんによるチケットのチェックがありましたので、グループで別れて座る時は1人ずつチケットを持っておくことをお勧めします。
結局、この旅の中で車掌さんが来なかったのは最終日チューリッヒ中央駅からチューリッヒ空港に向かう時だけでした。 -
ツェルマットまでの最後の列車はさすがに観光客っぽい人たちしかいなくて列車の中も割とゆったりで快適です。
ツェルマットに近づいてくると、列車はだんだん山道を登り始めます。家の屋根が平べったい大きな石を重ねたものなんですよね。 -
グリンデルワルドを出発して約3時間、やっとツェルマットの街に到着しました!
駅の周りは結構賑わっています。
グリンデルワルドに比べると随分大きな町の印象。観光地!って感じです。 -
馬車もいます。
我が家はここツェルマットには3泊しますが、この街では家族4人で一緒の部屋に泊まれる部屋を探したためあまり選択肢がなく、駅から少し離れたホテルヤガーホフに泊まります。徒歩で10分と書かれていましたが、チェックインとチェックアウトの際はホテルの車で送迎があるので、駅のツーリストオフィスからホテルに電話をしてもらいました。
オフィスのお姉さんも慣れた感じで、「このホテルに今日泊まるんだけど・・・」と言うと、「迎えの電話しましょうか?」って感じで気軽に電話してくれました。 -
5分ほどでホテルの車が到着。
日本語表記だとヤガーホフ、だったり、イェガーホフだったり、サイトによって違います。ドイツ語読みとか英語読みとかどっちに寄せてるかなんでしょうけど、地名とかは本当に通じない事が多いので書かれたものを見せるのが一番。
ツェルマットはガソリン車の乗り入れが禁止されているそうで、車は全て電気自動車。静かです。 -
着きました~。
-
フロントです。
チェックインすると、「2ベッドルームのファミリールームを予約されていたけど、アップグレードして3ベッドルームのもっと広い部屋にしておいたわよ」と受付のお姉さん。 -
恐らく、私が予約したのは今の受付のあった建物の最上階にあった2ベッドルームのファミリールームなんですが、アップグレードされたのは別棟にあるコンドミニアムタイプの部屋。
この写真では、上に立っている建物の二階部分になりました。 -
アップグレードと聞いて喜んだのですが、別棟に行くには、結構長い階段を上がらなくてはならず、これが父にとっては地獄の階段となるのです・・・。
階段を上がる度にぜえぜえ言ってかわいそうでした。
アップグレード、良かったのか悪かったのか・・・。
シニアを連れての場合、階段は要注意かも。
スーツケースは送迎してくれたホテルのお兄さんが運んでくれるので大丈夫です。
チップをあげようとしたらスイスフランのコインがなくて、慌てて一応持って来ていたユーロで渡しました。「ユーロしかなくてごめんね」と言うと、「ノープロブレム!」と笑顔で言ってくれました。
後で聞いた話だと、マッターホルンの向こうはイタリアなので、この辺の人は皆ユーロ持ってるそうです。良かった。 -
でも部屋はこの通り!
我が家より広い~。
キッチン、リビング、そして3ベッドルーム(それぞれバスルーム付)! -
キッチンです。
ネスプレッソ付いてるのはポイント高い。
ポットもレンジも、大きな冷蔵庫もついてます。
あ!そういえば、最初に予約した部屋にはポットはついてないっていう情報だったから、それでわざわざ日本で海外で使えるポット買ってきたのに!
グリンデルワルドとチューリッヒのホテルにはついてるから、このホテルのためだけに買ってきたのに~。無駄になってしまった・・・。 -
食器や調理道具も一通りそろってますので自炊も可能。
ま、私は決して料理好きではないので、旅行に来てまで自炊なんかしたくないってタイプですが・・。(笑) -
こっちの窓の開き方。
出かけて戻って来ると、掃除されてこんな風に窓が開けっ放しになっています。 -
ベッドルーム。それぞれ広い。
-
3つあるバスルームのうち、ここだけ湯船がついてました。
というわけで、夜はみんなここを使ってました。 -
バスルーム2
-
バスルーム3
ここもアメニティはボディシャンプーのみ。
タオルはついてますが歯ブラシはなし。
でもここはスリッパはついてました。 -
ベッドルームは3部屋ともほぼ同じ。
テレビとクローゼットがついてます。
父、主人、私と子ども、と3部屋を使いました。贅沢! -
こちら、本日の夜ご飯。
このご飯は、出発まで色々な方の旅行記などを読ませてもらった中でよく登場したお湯でできあがるご飯シリーズ。お湯を入れて15~20分で出来上がります。
COOPに行けばおにぎりも売ってましたが、高いしおいそうには思えなかったのでお米が恋しくなりそうな人にはお勧め。
どんなご馳走でも、やっぱり外食が続くとちょっと飽きて来るから不思議。
父は「和食より洋食の方が好き」と普段から言っているような人で、朝もパン派だし、最初は「1週間くらい日本食を食べなくても、おいしいチーズとパンがあればやっていける」と言っていたんですが、3日目で「もう飽きた。うどんが食べたい・・・」と言ってました。 -
こちらはリビング。
壁に鹿の頭の骨が飾ってあって子どもがちょっと嫌がってましたが・・・。
でもこのリビングからマッターホルンが見えるのは最高でした! -
ここのテレビはほとんどドイツ語でしたが、子どもはどこの国に行こうとその国のアニメを喜んで見ます。
で、このキャラクター。
見覚えある!みつばちマーヤ!
絵はCG化されているけど、私これ子どもの頃見てた!
SNSで友達に聞いたら調べてくれて、もともとはドイツのお話だったとか。
そうだったんだ~! -
こっちはハイジ!
ハイジもCG化されてる~!かわいくない~!
他にもドラゴンボールとかコナンとか、日本のアニメもやってました。
この日は夜すごい雨が降って、雷までなってました。
夜で良かった~。
深夜に目が覚めて、星を見たんです。
車の乗り入れを禁止しているくらいだし、どんなに星がきれいに見えるかと思ったんですが、それほどではなかった。 -
4日目の朝。
6時20分頃。
バルコニーからマッターホルンの朝焼けを拝める幸せ。 -
ホテルの朝食。
ここも日本人が半分くらいいたでしょうか。
まあメニューは同じような感じですね。
ここはヨーグルト系が豊富だったかも。でもうちはあまりヨーグルト食べないので結局いつもの感じ。 -
8時頃ホテルを出発。
昨夜は雨が降ったけど、今日も天気は良さそう。
予定通りゴルナーグラートに向かいます。
途中fuchsを発見。これもいろんな人の旅行記によく出てきたお店。
美味しそうなパンやスイーツが並んでいました。結局行けなかったけど。 -
ゴルナーグラート鉄道の駅は、ツェルマット駅の目の前にあります。
チケットはすぐに買えました。
ハーフフェアカードを提示して3人分でCHF141。 -
ゴルナーグラート鉄道、満席で出発。
-
マッターホルン、雲一つない空、最高だ~!
-
到着!
3089m、ここも高山病注意! -
頂上にこんな人たちが・・。
バイクで下りるのかな・・・。
絵になってたので後ろからパチリ。 -
下に写るのは3100クルムホテル。
ちょっと気になってて、ホテル探している時に検索してみたのですが、7ヶ月前の時点でもう空いてなかった!
でも高山病になったら逃げ場がないからどちみち泊まる事はしなかったかな?だけどここは絶景だろうな~。夜とか星もすごそう。 -
ホテルの入口。
すごい落書きしてる。
そういえば、スイスって結構落書き多いような・・・。
あと、意外とタバコ吸っている人多くて、歩きタバコもすごいし、お店に入っても普通に灰皿置いてたりしてびっくりしました。分煙とかは結構遅れてる? -
うちの子、絶景より足元の残雪に夢中。
-
ここは温度計を見なかったので実際何度だったのか分かりませんが、この天気なので寒さは感じませんでした。
ユングフラウみたいなフル装備はしてません。 -
ホントに美しい~。
マッターホルンは4478mで、スイスでは6番目の高さだそうですけど、やっぱりこの形だからこそ有名なんでしょうね。
スイスには富士山より高い山が46もあるんだって!びっくり。 -
駅のお土産屋さんで見つけたTシャツ。
・・・スイスってカタカナで書いちゃってますけど・・・
これいらなくないですか??? -
再び鉄道に乗り一つ下のローテンボーテン駅で降り、ここからもう1つ下の駅のリッフェルベルクまで歩く初心者コース。2.7キロ約1時間のコースです。
歩いて5分で逆さマッターホルンが拝めるリッフェルゼー湖があるんですが、湖までの下りはこんな感じです。足元気を付けて~。 -
これが我が家のカメラで一番よく撮れていた逆さマッターホルン。
晴れていて風がない日にしかうまく撮れないという逆さマッターホルンです。
この日はちょっと風が出てたので、あとの写真はちょっとさざなみ立ってるのが残念。 -
今日の道はゆるい下りで快適です。
そういえばこんなに歩いている割に誰も(今の所)筋肉痛は訴えてないなあ・・。
フィルストでやられたと思ったけど大丈夫です。
我が家は今回の旅行でグリンデルワルドとここで合わせて4回初心者コースを歩いていますが、皆普通のスニーカーで来てます。周りはちゃんとトレッキング用の靴を履いている人も多かった記憶があります。うちも最初買って行こうか悩んだんですが、普段から登山したりするタイプではないので結局買いませんでした。他にもウェアやリュックもそれ用に準備しようかと出発前に色々見て回ったのですが全部揃えると結構なお値段になってしまうし、うちは旅行でも行かない限り好んで山に登ったりすることはないタイプなのでやめておきました。
結局筋肉痛にも全然ならなかったし、足を痛めたりといった事もなかったので普段履きなれたスニーカーで十分だったと思います。 -
本当に気持ちがいい日です。
こんな道近所にあったら毎日散歩する。
あ、そういえば子どもの被ってる帽子だけはモンベルに下見に行ったときに買わされたんだった・・・。 -
それにしてもマッターホルンの周り、飛行機雲多すぎません?
-
順調に下りてきました。
あと少しです。
ここは1時間半くらいで下りて来れたかな? -
リッフェルベルク駅が見えてきました。
列車が上がって来てます。 -
ちょうどお昼の時間なので駅のレストランでランチとします。
セルフのレストランが建物に入ってて自分で好きなものを取って最後にレジで払ってくるシステム。
お昼からビールの夫。
父もあきれてます。
でもこんな所でランチできるなんてすばらしい!
ちょうどツアーの日本人客が下りて来て日本人率上昇。お盆だもの、どこ行っても仕方ないよね~。 -
1時半ごろツェルマットに下りて来て駅の周りをふらふら。
美味しそうなチョコレート屋さん。
1粒おいくらなんだろう~。 -
さて、ここから父がヘリコプターに乗って山を近くから見たいと。
ツーリストオフィスに行って聞いてみたら、AIR ZERMATTという会社を紹介してくれました。今日の予約状況は電話しないと分からないと。
パンフレットを見ると20分で1人CHF220。子供料金はなし。
4人で乗ったら・・・?!
高いし怖いし子どもと私はいいわ~と言ってたんですが・・・。
でも1機飛ばすには4人集まらないと乗せてくれないらしく、せっかくだからみんなで乗ろう、と・・・。
仕方なく駅の公衆電話から電話して聞いてみると、午後からは2人の予約は入ってないから4人乗るなら飛ばせる、と言われ・・・。結局1時間半後に予約を入れてしまいました。 -
ヘリポートはツェルマット駅からメインの道路を徒歩で10分ほど下ったところにあります。
車が何台も入るようなすごく大きなエレベーターがある建物があって、他に入口がないのでインターホンを押したら、ガ―っと勝手にそのエレベーターの扉が空いて、それに乗って上に上がると、この写真のヘリポートに上がってきました。
ヘリコプターなんてこれまで乗った事のない私たちが間近にしたヘリに興奮していると、ヘリから降りて来たと思われる登山家の日本人グループが私たちに「こんにちは」と微笑んで去って行かれました。皆さわやか!山に登る人ってなんでこんなさわやかなんでしょうね。
後で日本語ができるスイス人のガイドさんに聞いた話では、彼らはどこかの山(忘れた)へ自力で登って、帰りは予約したヘリで山頂から戻ってきたのだと。自力で登頂した人たちだったのか!そういえばイモトさんもアイガー登頂後ヘリで帰って行ってたっけ。それでみんなすがすがしい雰囲気に包まれていたのですね。
どおりでみなさん装備が本格的だなと思いました。 -
まずヘリポートにある小さなオフィスで予約した旨を告げ、お金を払うと手続きは完了。何かにサインさせられたりとかはありません。(落ちても自己責任みたいな書類にサインさせられたりするのかと思ってた←怖がりすぎ?)
そうしていると、飛行を終えて戻ってきた日本人4人組が戻って来られ色々とお話を聞くことができました。「最後に街に降りてくるときに耳が痛いだけで、あとは全然大丈夫ですよ、怖がらなくても平気」と言っていただいてだいぶ緊張がほぐれました。
さて、時間が来ていよいよ私たちの番です。 -
街をあっという間に離れて雪山に近づいて行きます!
私たちの乗ったヘリはパイロットを入れて7人乗り。
お客は前に2人と後ろに4人乗れるようになっていました。
父と主人が前に乗り、後ろの窓側に私と子どもが乗りました。
マイクのついたイヤフォンをつけられて、飛行中みんながそれを使って会話できるようになっています。 -
マッターホルンの頂上。
先ほど乗った日本人の人たちは真上まで行けたと仰ってましたが、残念ながら私たちの時にはちょっと雲が出ていて真上には行けませんでした。
でも頂上に立っていた十字架は見えましたよ!
写真には残念ながら映りませんでしたが、頂上の平たい部分が2つに割れていて右側の端に小さい十字架が立っていました。
マッターホルンの稜線を国境にして向こう側はもうイタリアなんだとか。
しかしどうしてこんな山に登ろうと思うんでしょうか・・・。 -
今朝行ったゴルナーグラートの3100クルムホテルも見えます。
「おーーい!」
って、誰も見えないか。
改めて、すごい所に駅やホテルを建てるもんだと感心せずにいられません。
パイロットのお兄さんは山の名前を教えてくれるのですが、スイス一高いモンテローザ(4634m)くらいしか分かりませんでした。
あと、今現在、別の山に世界一高い展望台を作っている最中だそうで、その工事現場も見ることができました。もんのすごい所にトンネルを掘ってましたよ・・・。上から作るんだ~・・・とびっくり。こういう高所専門業者とかいるんだろうな~。本当に命かけてますね。脱帽。 -
20分の飛行はあっという間です。ツェルマットの街に戻って来ると、ぎゅーーーーんと斜めに急下降。耳がつーーーーーんとして痛いです。
いや~、最初は乗らなくてもいいと思いましたが、貴重な経験をさせてもらいました。子どもも最初は怖がって嫌だと言っていたんですが、なぜかヘリに乗った途端元気になり、いつも持たせてる彼女のコンデジを後から見るとヘリに乗ってる自分を何枚も自撮りしてました。
父が一緒じゃなかったら絶対ヘリなんて乗ってなかったはず。感謝感謝です。
多分一生に一度じゃないかな。 -
ヘリポートからの帰り道。行きとは別の道を通ってます。
みんな興奮気味。
父はちょっとふらふらすると言っていました。
ヘリポートから駅まで10分、駅からホテルまでさらに10分、そしてホテルに着いたらあの地獄の階段・・・。
この日の父は疲れマックスだったと思います。
今日も一日充実した日でした。 -
そういうわけで今夜はもう外出せず帰り道に買ってきたものでホテルで食事とします。
まだまだ元気な子どもはホテルのお庭にあったブランコで遊びたいと言うので、私が付き合います。 -
お庭に咲く植物。
-
片目のフクロウ君。
(5日目につづく・・・)
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ねもさん 2020/08/05 23:13:07
- 初めまして
- いつも旅してたいさん ご投票ありがとうございます。
ハンドルネーム、私も同感です。
高齢のお父さまとの3世代スイス、とってもすてき(^^) グリンデルワルトもツェッペリンも満喫ですね。山岳方面のスイスは全員一致のご希望? わが家は皆が勝手なことを言って(笑)、2回に分けて歩きました。
フィルストの滑空アトラクション、わが家もやりました。当時は1人20フランくらいだったと記憶しています。結構な値上げですね(><)
ふらふら歩くには最高のスイスですが、度を越した物価高が(涙)
- いつも旅してたいさん からの返信 2020/10/12 16:16:17
- RE: 初めまして
- ねもさん
お返事が大変おそくなりすみません。
コメントありがとうございます。
スイスいいですよね、また行きたいです。父はまだ元気ですが、それでももうあんな旅は無理だと思うとあの時言っておいて良かったと思っています。
-
- クサポンさん 2019/09/14 20:25:51
- ブランコの荷物
- いつも旅していたいさん
クサポンです
お父様と一緒のスイス素敵です。うちは歩けないから無理だろなぁ(//∇//)
来年スイス旅行を計画をしてますが、グリンデルワルドのブランコ気になって(^_^;)
この場合、荷物とかどうされましたか?リュックとか持ってそのまま降りることが出来ればいいのですが、なければロッカーとか??または、降りて上がらないとダメなのかしら??
もし、覚えていらしたら教えてください(^^)
- いつも旅してたいさん からの返信 2019/10/24 09:20:48
- RE: ブランコの荷物
- クサポン様
こんにちは。
すみません、ご質問いただいていましたのにお返事が大変遅くなりました。
なかなかこちらのページに来ることがなく放置しておりました・・。失礼いたしました。
滑り降りるブランコの件ですが、そこにロッカーはなかったと思います。
ここに上がってくるまでにロープウェーをいくつか乗り継いで上がってきますのでみなさん大した荷物は持っていません。私たちもそれぞれがリュックを背負っているくらいでしたからリュックはそのまま背負って乗りました。
スイス、良かったですよ。
来年の計画楽しみですね。
素敵な旅行になりますように。
> いつも旅していたいさん
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> 来年スイス旅行を計画をしてますが、グリンデルワルドのブランコ気になって(^_^;)
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> この場合、荷物とかどうされましたか?リュックとか持ってそのまま降りることが出来ればいいのですが、なければロッカーとか??または、降りて上がらないとダメなのかしら??
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> もし、覚えていらしたら教えてください(^^)
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