駅前の高等温泉ご休憩

2017/07/17 - 2017/07/19

2017年7月19日

もう別府を去る日が来ました。

この日は帰るだけで何も予定は立てていなくて、駅前をブラブラするつもりだったのですが・・・もう、暑くて暑くて、別府駅近くの高等温泉で「ご休憩」しました。

エリア 別府温泉(大分)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

時刻は11時、杉乃井ホテルから別府駅に再び戻ってきました。

このまま帰るのはもったいないので、別府駅周辺をぶらり。

別府駅 (大分県) 駅

その前に、"ゆう"が買いたいものがあるというので、別府老舗百貨店のトキハへ行きます。

写真はその途中にあった映画館。昭和の雰囲気が残され、高倉健の写真が飾ってあります。

こちらは昨日歩いた銀座商店街。

トキハ百貨店に突入。

中にはいろんなテナントが入っています。

トキハ別府店 ショッピングモール

11:35、トキハで買い物を済ませ、再び駅前通りへ。

別府駅の方へブラリと歩いていきます。

そしてやってきたのはココ、高等温泉。

ここは共同浴場ですが、この4travelによると宿泊もできるようで、びっくりしたのはそのお値段。大部屋だと一人なんと1,600円で泊まれるそうです。
個室でも2,600円。

別府一日目にヤングセンターに泊まるかココに泊まるか悩んだところです。

日中は「ご休憩」もありで、一人1,100円で利用できます。(入浴込み)

どこも行くところがないので、ここで「ご休憩」です。

駅前高等温泉 宿・ホテル

ごめんくださぁい。

入るとすぐに番台があり、料金を支払います。

ご休憩は二時間一人1,100円。

ここで靴を脱いで館内に入ります。

風呂場はこのドアの向こうですが、まず階段を登り客室へ。

階段をトントンと登り二階へ。

なんともレトロな階段です。

こちらが二階。

案内されたのはココ、一号室。

部屋は二人部屋でした。

布団は初めから用意されています。

電気のスイッチがこれまたなんともレトロチック。

部屋の冷房は入ってなかったので暑い暑い。部屋の冷房を入れ、涼しくなるまで、温泉に入りましょう。

温泉は一階。

再び階段をトントントンと降り・・・

番台でタオルと石鹸を借ります。

入浴のみだとこれらの貸し出しはありませんが、休憩だとタオル・石鹸付きです。

脱衣所。シンプルです。

ロッカーもありますが、使えるのかなぁ。

こちらが湯船。お客さんはいません。

この休憩中、他にお客さんが来た様子はありませんでした。暑いですから、わざわざ更に暑いところには来ないのでしょう。

脱衣所の下には謎の湯船。こちらには浸かりませんでした。

この高等温泉はあつ湯とぬる湯に分かれていますが、こちらはぬる湯です。

脱衣所からはこの階段を下ります。

今朝、ジョギング後に既にシャワーを浴びているので、そんなに長く浸からず、もう上がりましょう。

部屋に戻ると冷房がいい感じで効いています。

朝はバイキングでたくさん食べたので、昼になりましたが全くハラは減らず、部屋のテレビを見ながらごろ寝です。

テレビを見ていても面白くないので、館内を探検しましょう。

ここは大部屋。ここなら一泊なんと1,600円です。テレビは一台だけあります。チャンネル権の争奪戦が激しくなりそうです。

こちらは洗面台。

個室がいくつかあり、この廊下の先がトイレ。

こちらがぬる湯の入り口。左にはお約束の牛乳の自販機があります。

写真を撮っていたら番台のオネエサンがあつ湯も撮っていいですよ、というのでお邪魔しました。

あつ湯の脱衣所。ぬる湯よりは広い。

あつ湯の湯船。大きさはぬる湯と同じくらいです。

浸かっていないので、どの程度の熱さかはわからず。

さて、館内ばかりうろつかずに、勇気を出して外に出てみましょう。

高等温泉の前にあるこれは足湯ならず「手湯」

高等温泉すぐの交差点を曲がったところにある、民宿こかげ。国際民宿と銘打っていました。

国際民宿　こかげ 宿・ホテル

その交差点から南へ行くと・・・

またまた映画館発見。

しかし、こちらは先ほどの映画館ブルーバードと違い、あんな映画を上映しているようです。

東側にはアーケード。

またまた駅前通りに出てきました。

この付近には二つの商店街があり、昨日歩いた銀座とは違うもう一つの商店街「やよい商店街」を歩きます。

たた、こちらはややシャッターが目立っていました。

商店街のど真ん中に呉服店のマネキン。

ここにもこんなんありました。

昨日の銀座商店街に比べると七夕飾りはやや元気がありません。

おっ、こんなところに巨大天狗。

やよい天狗という天狗で、これのいわれを読むと「天狗は神通力により火の厄除け・・・西暦1688年に別府に大災害があり・・・昭和48年に商店街の火災厄除けとしてやよい天狗みこしを創作し・・・」とのことで、長々と説明書きがありましたが、深い歴史やいわれがあるようなものではなさそうです。

商店街は続きますが、アーケードは終わり、夏の日差しが容赦なく照らします。

路地に入ってみましょう。

路地から更に細い路地が続きます。

振り返ると散髪屋さん。

西方寺というお寺に出てきました。

そこから更に南へ行くと・・・

レトロな建物が見えてきました。

その左側は京都の町屋風です。

竹で作った日よけ。

いまはもう見なくなった板塀。

京都のような雰囲気です。

暑い中、アジサイは頑張って咲いていました。

再びやよい商店街に戻るとサムギョプサム専門店。

やよい商店街のアーケード。

こっちはその反対側。

銀座商店街に再び行ってみましょう。

ちょうどここは昨日〇ープ街から商店街に入ったあたりでしょうか。

こちらは南側。こちらの方がアーケードがずっと長いようです。

銀座商店街は楠銀天街に名を変え、アーケードは続いていました。

こちらにはゆめタウン。こちらにお客さんが取られているのでしょう。

そしてこちらを見ると、あの「湯～園地」で一躍有名になったラクテンチ。

道路がラクテンチへ一本で続いているようです。

ゆうは修学旅行でラクテンチに行ったとのこと。

もうすぐ「ご休憩」の時間が過ぎるので、高等温泉に戻りましょう。

今度はぜひ夜に来てみたい街でした。できれば一人で・・・何もたくらんでません。

路地がたくさんある街でした。

高等温泉は休憩延長の場合1時間300円ですが、唐津まで帰らないといけないので、そろそろ帰りましょう。

14時、別府駅に戻ってきました。

別府駅 (大分県) 駅

別府から博多行の特急は一時間に二本も走っています。

計画では14時50分台のソニックで帰る予定でしたが、一本早い20分台のもので帰ります。

駅下でお土産や車内でつまむものなどを買います。

14:18、ソニックがやってきました。

白いソニック。

自由席に乗車。

朝のバイキングで満腹なので昼ごはんは食べていませんが、大分名物とり天をつまみにビールをシュパァ～

車窓には夏空が広がります。

14:54、宇佐を発車。駅員さんが頭を下げて見送ってくれます。

ソニックは間もなく博多。

16:30、博多に到着。博多駅でちょっと早い夕食を食べ、別府旅行が終わったのでした。

この旅行記へのコメント （4）

• olive kenjiさん 2017/09/28 06:33:41

  あなたは偉い

  くわさん 初めまして　私のセブンシスターズ旅行記にいいねありがとうございました。
  
  本来ならば、同じ時期に行かれたロンドン旅行記にご訪問すべきところなんでしょうが、この高等温泉の写真が私を誘惑するので来ちゃいました。
  私も3月に別府に行ったのですが、この高等温泉は不思議な建物でしたね。、気持ち悪い、不気味、ホラー、反対に病気もらうのでは、と流石に入る勇気がなく遠慮しました。
  だからどの様になっているかと気にはなっていました。
  今わかりました。なるほど、いいですね。
  あーいう風に布団がひきっぱなしなんですね。やはり横になって隣の知らんおっさんと話をするのでしょうか。
  
  別府の街が懐かしいです。この旅行記が５０年前のものと言っても通ります。
  やよい商店街の七夕は銀座商店街と比べ確かに元気ないですね。
  元々元気無さそうな商店街だったですけど。
  あのマネキンの浴衣を買う人はいるのでしょうか。
  別府タワーの割れたガラスはもう治さないのでしょうか。
  別府は本当に不思議な街です。
  最後に言いたかったことは、よーこんな高等温泉へ行くなんて貴方は偉い。ありがとうございました。
  　　　　　　　olive　kenji
  

  くわさん からの返信 2017/09/28 21:40:03

  RE: あなたは偉い

  olive　kenji さん、コメント、ありがとうございます。
  しかも「あなたは偉い」などどいうもったいないお言葉までいただきまして恐縮です。
  
  いえいえ、ただ暑くて、あそこに避難したに過ぎないヘッポコ旅行者です。
  しかも、たったの二時間しか滞在していません。
  
  それより、セブンシスターズ、あそこをずっと歩かれたのですね。
  
  ヘッポコ旅行者の私たちはレンタカーでウロウロしたくらいです。
  今書いている旅行記はまだそこまでたどり着けませんが、あと5話くらいでセブンシスターズにたどり着けるかと思います。
  
  これからもよろしくお願いします。
  
  くわ
  
  

• salsaladyさん 2017/08/16 14:46:38

  別府♨に「高等温泉」があるなんてここ50年知らなかった〜

  ☆大分と言えば”トキハ“なんですよ！大分市に本店が有るのに、今や別府の土産物屋みたいになっちゃったけど？昔は”トキハ“で宇治抹茶アイスを食べる為に親の買い物についていった想い出が。。。”トーキハ、トーキハ、私のトキハ〜”がCMソングだった！
  
  ☆故郷を離れて見ると、ちょっとした事が懐かしい〜楠銀天街！昔は華やかに感じたのに、この寂れよう〜温泉も数々あれど、今や昼の別府はなんだかうらぶれて見えます。
  
  ☆数年前に“鶴屋旅館”で同窓会をした後、何故か男子(昔の？)と二人で近くの’60年代ミュージックホールヘ出向いて懐かしい唄を唄いながらジルバを踊ったりして〜
  
  ☆丁度竹瓦♨の向かい側辺りだったけど、竹瓦♨も古びてしまったね。故郷は遠きにありて想うもの。。。〜see you〜

  くわさん からの返信 2017/08/16 19:38:22

  RE: 別府♨に「高等温泉」があるなんてここ50年知らなかった〜

  salsaladyさん、書き込みありがとうございます。
  
  別府ご出身で、最近はあまり帰られてないのでしょうか。
  そんなものかも分かりませんね。
  
  私は京都出身(嵐山の近く)なのですが、子供の頃、嵐山にたくさん人が来ているのを見て、「なんでこんなところにたくさん人が来るの?」と思っていましたが、京都を離れてから初めて京都の良さが分かりだしました。
  最近あまり帰っていません。
  
  そうですか、大分はトキハなんですか。
  九州は地元の百貨店が頑張っていますね。福岡の岩田屋や北九州の井筒屋、佐賀の玉屋とか。
  
  salsaladyさんの旅行記も、これから拝見したいと思います。
  
  では