2017/02/28 - 2017/03/05
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Yukio Misumiさん
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朝、バーリを発って、Sud-Est鉄道(FSE)を乗り継いで、イトリア谷の3都市、アルベロベッロ、ロコロトンド、マルティーナ・フランカを巡って、ターラントまで行きました。
イトリア谷は、地層に含まれる大量の石灰岩の石片を積み上げた、石塀で囲まれた農地が広がり、屋根が特徴的なトゥルッリが散在しています。そし、白い石灰塗装の建物が立ち並ぶマルティーナ・フランカ、ロコロトンドやチステルニーノ等の街が、谷の中の目立つ高台の上に位置しています。最後に、谷の斜面に隠れるように、昔は固定した屋根を持たないので定住居ではないとみなされていたトゥルッリが集まった特別な街、アルベロベッロがあります。誰かが、トゥルッリが集まっても街=定住地ではないと、(領主に認めさせる事を)、思いついた結果、今では、世界遺産となり、世界から観光客が来る街となっています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7:30 メルキュールホテルの庭
駅への途中には、ローマ等へのプルマンの発着場所があります。 -
7:45 FSEバリ中央駅
FSEのバーリ中央駅は、国鉄の中央駅の南隣にあります。メルキュールホテルから行くと、南側の入口から入りますが、国鉄の中央駅の連絡地下道を通っても行けます。 -
7:47 切符売り場
さすがターミナル駅、有人の切符売り場があります!
ここで、その日に予定している区間の切符をすべて購入するのがお勧めです。 -
切符自動販売機
全線の任意の区間の切符を購入することが出来ますが、使える紙幣とおつりの総額に制限があり、使い勝手はよくない。 -
7:48 FSEのホーム
土曜日ですが、この時間は、通勤・通学用の利用が中心です。8:22発マルティーナ・フランカ行きに乗ります。 -
7:56 朝食
バーリ国鉄駅側のカフェで朝食。 -
8:21 マルティーナ・フランカ行き
車両は古いですが、ナポリ周辺と違い、落書きはありません。 -
石塀
アルベロベッロに近づくと、農地を仕切る高い石塀が見られます。ここ以外の南イタリアでは、このような立派な石塀は見かけません。トゥルッリの屋根に使われている石灰石と同じような石を積み上げて造られています。多分、この地域の地層には、これらの石が多くあるので、石塀やトゥルッリに使われていると思われます。 -
切り通し
線路の横の切り通しの断面を見ると、板状の石灰岩が積み重なった地層が見えます。このような地層を掘り返すと、石塀やトゥルッリに使われているような石片が多く発生することが予想されます。アルベロベッロ周辺には、このような地層が多くあり、耕作地や家屋のための整地で発生した石片を、石塀以外に利用しようとした結果が、トゥルッリになったのでしょう。 -
10:05 アルベロベッロ駅
海外からの客も姿は目立たず、週末利用の近場から観光客が多く降りました。 -
10:11 ラマルモラ通り
駅から、坂を登って、左側にトゥルッリが並ぶアイア・ピコラ地区をやり過ごして、ラマルモラ通りを進みます。 -
10:14 ポポロ広場
奥に通じているのがヴィットリオ・エマニュエーレ通りで、左側の建物が役場です。こちら側には普通の建物が並んでいます。アルベリベッロには、18世紀末のナポレオンの進出まで、トゥルッリしかなかったようなので、こちら側は、それ
以後の建物になります。
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10:14 リオーネ・モンテ地区
ポポロ広場から左へ、ヴィットリオ・エマニュエーレ通りの反対側に進むと、展望台に出ます。トゥルッリが一番残っている、リオーネ・モンテが見渡せます。ここから石段を下り、ラルゴ・マルテロッタを渡って、トゥルッリの街並みへ入ります。 -
10:23 モンテ・サン・ミケーレ通り
坂の両側に並ぶトルッリは、土産物屋か飲食店になっています。人通りはあまりありません。 -
10:26 モンテ・ベルティカ通り
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10:34 モンテ・サン・ミケーレ通り(下り=北向き)
サン・アントニオ教会まで登って折り返し。この家族連れのような、近隣からの観光客が目立ちます。 -
10:51 陽子の店
モンテ・サン・ミケーレ通りの西側に、陽子夫人の家族が経営する土産物屋があります。我々が通ったときは、日本人の団体が訪れ、この界隈では唯一、にぎわっていました。 -
10:43 陽子の店の屋上から
団体の人たちと一緒に、ここまで入り込みました。我々だけだと、土産を買わずにここ迄入る勇気はなかったと思います。
トゥルッリの屋根に書かれた模様には、それぞれ聖なる意味があります。 -
屋根の表象模様
左から、貫かれたマリアの心臓 ゼウスの表象 聖体(IHSはイエスを意味する)のようです。 -
トゥルッリ天井につり下げられたニンニク
屋根は漆喰で塗り固められています。トゥルッリは、元々は簡易建物で、屋根は石積みしただけと聞いていましたが、定住する住居として利用されるようになって、居住性や耐久性を高める目的で、塗り固めるようになったのでしょう。
屋根がいつでも取り外せる、簡易建物トゥルッリで集落を造り、正規の居住地ではない(今でいえば難民キャンプでしょうか)として、国王の支配から逃れようとしたのがアルベロベッロの始まりらしいですが、現在では、屋根が取り外せることにこだわる必要はないのでしょう。 -
リオーネ・モンテ地区のミニチュア
陽子の店の向かいの店の奥にあります。表に並ぶトゥルッリの裏に農地が隠れているのがわかります。 -
11:05 アイア・ピッコラ地区
モンテ・パズービオ通りから -
Bar Perino
モンテ・サン・ミケーレ通りとラルゴ・マルテロッタの角で一休み。 -
11:43 昼食
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12:08 サンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノの聖所記念堂
ヴィットリオ・エマニュエーレ通りの一番奥に聳えています。19世紀創建です。この教会の裏にも、変わったトゥルッリがあります。 -
トゥルッロ・ソヴラーノ
-
12:21 アルベロベッロ駅
マルゲリータ通りを東に進み戻ってきました。12:45発のマルティーナ・フランカ行きに乗ります。駅構内の切符売り場は開いてません。切符自販機で、不注意に5ユーロ札を入れて、購入を中止したら、当然のことながら、5ユーロ札は返ってこず、5ユーロと印刷した区間指定のない切符が出てきました。この切符の利用については後ほど。 -
12:53 アルベロベッロ駅
駅にいた多くの人々は、右のバーリ行きに乗車しました。左は、遅れて来たマルティーナ・フランカ行きです。 -
13:04 ロコロトンド駅
次のマルティーナ・フランカ行きは13:45です。元々、滞在時間が短いので、10分の遅れは厳しいです。急いで、丘の上にある旧市街を目指します。 -
13:17 ロコロトンド旧市街
斜面を登ってくると、平坦な車の入れない旧市街の中心部になります。 -
13:19 聖ジョージ母教会
ロトンド(円形)の旧市街の中心=頂上部がなだらかな丘の中心に、位置するのがこの教会です。ファザードは特徴のないバロックです。
この教会の全景は、旧市街や周辺の平地からは分かりにくく、近隣の丘の上から眺める必要があります。 -
13:25 Villa Comunale(市民公園)側の門
Villa Comunaleからは、イトリア谷を見渡すことが出来ます。 -
Villa Comunaleから西
石壁で仕切られた耕地が広がり、トルッリが散在してるのが確認できます。
トゥルッリと石塀は、アルベロベッロの北から、マルティーナ・フランカ周辺までの、イトリア谷全体に広がっています。 -
Villa Comunale(市立公園)から南
地平線上には、マルティーナ・フランカのシルエットが見えます。
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13:34 ロコロトンド駅
列車は遅れると思っていても、定刻に戻る必要があります。特筆するものはないですが、ゆっくりした美しい街でした。アルベロベッロを切り上げて、ここで昼食にするのが正解でした。 -
13:56 予定通り遅れてきたマルティーナ・フランカ行き
ロコロトンド駅は無人で、切符自販機があるだけです。 -
丘の上のマルティーナ・フランカ
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14:05 マルティーナ・フランカ駅
起点駅なので、多くの乗務員が待機していますが、切符売り場は無人です。列車から降りてきた乗務員に、アルベロベッロの5ユーロ券でターラント(2.5ユーロ)まで2人乗ってよいかと聞くと、「いいはずだ。」という返事でした。タ―ラント行き16:34まで街を歩きます。 -
14:29 9月20日広場からサント・ステーファノ門通って旧市街地へ
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14:32 市役所(旧マルティーナ・フランカ公宮殿)
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14:36イトリア谷(北)
ヴァッレ・ディトリア(=イトリア谷)通りを北に下ると街のはずれにでて、イトリア谷が見渡せます。トゥルッリの屋根があちこちに見られます。中央白いのがロコロトンドです。 -
ロコロトンド遠望
聖ジョージ母教会の全景が初めて見られました。 -
イトリア谷(北東)
丘の上の白い街はチステルニーノです。聖ジョージ母教会のようなランドマークはありませんが、ロコロトンドと同じ、「イタリアの最も美しい村」に加盟していて、陣内秀信氏のお気に入りです。 -
ヴィットリオ・エマヌエーレ通りを西に
「歩き方」にはコルソとなっていますが、さすがに大通りは?。通りとしても、最も狭いヴィットリオ・エマヌエーレ通りの内の一つになることは間違いありません。
すべての店はシャッターを下ろし、人通りが殆どありません、シエスタで休憩時間なのでしょうか?
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14:50 聖マルチーノ聖堂と時計塔
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プレビシート広場
店はシャッターを下ろし、街は静まりかえっています。ストリートビゥーで見るとわかりますが、シエスタでなく、シーズンオフで閉まっているようです。 -
15:13 ウンベルト王子通り
ゴミのない路面、汚れのほとんど無い白塗り壁、(南)イタリアとは思えない、清潔感が街を被っています。 -
カルミネ公園からロコロトンド
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15:37 カルミネ教会
ファザードはバロックです。 -
カルミネ教会(天井)
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16:12 マルティーナ・フランカ駅
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16:34 右が1時間毎のバーリ行き、左が2時間毎のタ―ラント行きです。
偶々、到着時に質問した乗務員に出会ったら、向こうから「5ユーロ券でタ―ラント行きは話してあるから大丈夫。」と言っているようでした。発車後、検察に来た乗務員は、表情が聞いていると言っていました。 -
17:25 ターラント・ガレーゼ駅
時刻表ではターラント中央駅が終点のはずでしたが、乗務員から、検察時に列車を降りて、バスに乗り換えて行くように指示されていました。 -
バスに乗り換え
列車に乗っていた乗客の殆どは、このバスに乗り継ぎ、ターラント中央駅まで行きました。この運転打ち切りは、運休日=日曜日前日の最終前の列車であったからでしょうか? -
17:32 ターラント中央駅
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ターラント港に沈む夕日(ナポリ門橋から)
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