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4日目  マテラを散歩してから、アップロ・ルカーネ鉄道(FAL)でバーリへ移動します。<br /><br />バーリは、南イタリアの中心都市らしい活気があり、ナポリより北イタリア的な印象があります。旧市街は、歴史も生活も非常に濃いナポリ、歴史の重みで廃墟のようなターラント、バロックで統一されているバーリなどに比べると特徴がありませんが、適度な生活臭があり,散歩するにはいいのかも知れません(個人の印象)。<br /> 少なくとも、南東イタリアを巡る拠点としては、ターラントより、優れています。

ナポリ発半島南東端を巡ってレッジョ・デ・カラブリアまで5泊6日 4日目

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2017/02/28 - 2017/03/05

151位(同エリア382件中)

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43

Yukio Misumi

Yukio Misumiさん

4日目  マテラを散歩してから、アップロ・ルカーネ鉄道(FAL)でバーリへ移動します。

バーリは、南イタリアの中心都市らしい活気があり、ナポリより北イタリア的な印象があります。旧市街は、歴史も生活も非常に濃いナポリ、歴史の重みで廃墟のようなターラント、バロックで統一されているバーリなどに比べると特徴がありませんが、適度な生活臭があり,散歩するにはいいのかも知れません(個人の印象)。
 少なくとも、南東イタリアを巡る拠点としては、ターラントより、優れています。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
ホテル
4.5
グルメ
4.0
交通
4.0
同行者
家族旅行
交通手段
鉄道
旅行の手配内容
個別手配
  • 6:54 朝日を浴びるマドンナ・デ・イドニス教会

    6:54 朝日を浴びるマドンナ・デ・イドニス教会

  • マテラ周辺散策路<br /> 渓谷に降りて、対岸の丘陵に上る道が書かれています。レセプションで降り口を聞いて出発しました。

    マテラ周辺散策路
     渓谷に降りて、対岸の丘陵に上る道が書かれています。レセプションで降り口を聞いて出発しました。

  • 8:18 渓谷下り口<br /> 残念、崖崩れで危険なようで、厳重に閉じられていました。<br /> ストリートビュー(2016年7月)でも同じでした。レセプションは最新の情報を確認しておいてほしいものです。

    8:18 渓谷下り口
     残念、崖崩れで危険なようで、厳重に閉じられていました。
     ストリートビュー(2016年7月)でも同じでした。レセプションは最新の情報を確認しておいてほしいものです。

  • マドンナ・デ・イドニス教会<br /> 岩山の中に穿たれているようです。3月は10:30~13:30しか公開されていないので入場できません。シーズンオフに旅するとたまにあります。

    マドンナ・デ・イドニス教会
     岩山の中に穿たれているようです。3月は10:30~13:30しか公開されていないので入場できません。シーズンオフに旅するとたまにあります。

  • マドンナ・デ・イドニス教会の前からサッソ・カヴェオーソ(西)<br /> 斜面に多くの建造物が密集して建っています。建物の多くは、装飾のない簡便な作りですが、少なくとも、背面以外は斜面から離れた壁を持っています。

    マドンナ・デ・イドニス教会の前からサッソ・カヴェオーソ(西)
     斜面に多くの建造物が密集して建っています。建物の多くは、装飾のない簡便な作りですが、少なくとも、背面以外は斜面から離れた壁を持っています。

  • マドンナ・デ・イドニス教会の前からサッソ・カヴェオーソ(北)<br />サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会(下)とドォーモ(上)の鐘塔が見えています。<br /> 

    マドンナ・デ・イドニス教会の前からサッソ・カヴェオーソ(北)
    サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会(下)とドォーモ(上)の鐘塔が見えています。
     

  • 8:57 Rione Casalnuovo<br /> 中央はBasiliani Hotelで、洞窟ではなく、斜面から独立した建物のように見えます。サッシとは少し違うように思います。

    8:57 Rione Casalnuovo
     中央はBasiliani Hotelで、洞窟ではなく、斜面から独立した建物のように見えます。サッシとは少し違うように思います。

  • Rione Casalnuovoの南端の、崖の中に刻まれた通路<br /> 右の岩面には、鉄扉があり洞窟が掘られているようです(入れません)。

    Rione Casalnuovoの南端の、崖の中に刻まれた通路
     右の岩面には、鉄扉があり洞窟が掘られているようです(入れません)。

  • 09:04 Chies Rupestre<br /> 通路の行き止まり。古いフレスコ画が残る洞窟教会だそうですが、閉まっています。

    09:04 Chies Rupestre
    通路の行き止まり。古いフレスコ画が残る洞窟教会だそうですが、閉まっています。

  • 教会の前からサッソ・カヴェオーソ <br /> 少し戻って、崖の上のカザルヌオーボ通りに出ます。<br /><br /><br />

    教会の前からサッソ・カヴェオーソ 
     少し戻って、崖の上のカザルヌオーボ通りに出ます。


  • 9:19 サッソ・カヴェオーソ遠景 <br /> カザルヌオーボ通りをさらに南に進んで、家並みの間の空き地を抜けて崖の端に出ました。

    9:19 サッソ・カヴェオーソ遠景 
     カザルヌオーボ通りをさらに南に進んで、家並みの間の空き地を抜けて崖の端に出ました。

  • 9:34 ホテルをチェックアウトします。<br /> 中央駅まで遠いですが、ターラントに重い荷物を置いてきたので、問題になりません。

    9:34 ホテルをチェックアウトします。
     中央駅まで遠いですが、ターラントに重い荷物を置いてきたので、問題になりません。

  • 10:11 マテーラ中央駅前広場<br /> 昨日、バスが着いた広場に戻ってきました。<br />

    10:11 マテーラ中央駅前広場
     昨日、バスが着いた広場に戻ってきました。

  • FALの中央駅舎<br /> ホームは地下にあります。

    FALの中央駅舎
     ホームは地下にあります。

  • 10:13 有人切符売り場

    10:13 有人切符売り場

  • 10:15<br /> 10:40発のバーリ行きに乗ります。

    10:15
     10:40発のバーリ行きに乗ります。

  • 10:39 バーリ行き<br /> ナポリのヴェスーヴィオ周回鉄道に乗った後だったので、想定外の新しい車両で驚きました。

    10:39 バーリ行き
     ナポリのヴェスーヴィオ周回鉄道に乗った後だったので、想定外の新しい車両で驚きました。

  • 10:52 マテーラ近郊

    10:52 マテーラ近郊

  • 12:34 バーリ中央駅<br /> 自動改札機が使われています。

    12:34 バーリ中央駅
     自動改札機が使われています。

  • 12:57 Villa Romanazzi Carducci<br /> 中央駅の南西側にある、メルキュール Villa Romanazzi Carducciに宿泊します。設備の整ったいいホテルですが、駅からの道は夜歩くのは避けた方がよいかも知れません。

    12:57 Villa Romanazzi Carducci
     中央駅の南西側にある、メルキュール Villa Romanazzi Carducciに宿泊します。設備の整ったいいホテルですが、駅からの道は夜歩くのは避けた方がよいかも知れません。

  • 14:19 中央駅を通り、新市街を通り抜け、旧市街を目指します。<br /> 新市街には、有名ブランドの店が並び、南イタリア随一の都市であることがわかります。

    14:19 中央駅を通り、新市街を通り抜け、旧市街を目指します。
     新市街には、有名ブランドの店が並び、南イタリア随一の都市であることがわかります。

  • 14:34 オデジトリア広場<br /> 見えているのは、カテドラーレ(司教座聖堂)と鐘塔です。<br />

    14:34 オデジトリア広場
     見えているのは、カテドラーレ(司教座聖堂)と鐘塔です。

  • 14:31 カテドラーレ(司教座聖堂)<br /> 11世紀創建で、マテーラのドゥオーモと同じ、プーリア・ロマネスク様式です。この時間、扉は閉じています。

    14:31 カテドラーレ(司教座聖堂)
     11世紀創建で、マテーラのドゥオーモと同じ、プーリア・ロマネスク様式です。この時間、扉は閉じています。

  • ノルマン・シュヴァーベン城(南面)<br /> ノルマン(11世紀)の城にフリードリッヒ2世が13世紀に手を加えて築いた、石造りの塔と壁でできた火砲に備えていない城です。シュヴァーベンは、フリードリッヒ2世のホーエンシュタウフェン家の出身地です。<br /> 16世紀に、スペイン=ナポリ王により、火砲に対応するための、左端の稜堡等が増築されています。

    ノルマン・シュヴァーベン城(南面)
     ノルマン(11世紀)の城にフリードリッヒ2世が13世紀に手を加えて築いた、石造りの塔と壁でできた火砲に備えていない城です。シュヴァーベンは、フリードリッヒ2世のホーエンシュタウフェン家の出身地です。
     16世紀に、スペイン=ナポリ王により、火砲に対応するための、左端の稜堡等が増築されています。

  • ノルマン・シュヴァーベン城(北面)<br /> ノルマンの2つの塔と左端の稜堡<br /> 

    ノルマン・シュヴァーベン城(北面)
     ノルマンの2つの塔と左端の稜堡
     

  • 14:53 フェリーターミナル<br /> ドゥブロブニクとコルフの間のアドリア海対岸の街へのフェリーが発着します。

    14:53 フェリーターミナル
     ドゥブロブニクとコルフの間のアドリア海対岸の街へのフェリーが発着します。

  • 15:01 アドリア海<br /> 旧市街の外周を時計回りにルンゴマーレ(海岸通り)にでました。

    15:01 アドリア海
     旧市街の外周を時計回りにルンゴマーレ(海岸通り)にでました。

  • 15:18 旧市街北東側城壁<br /> 海岸通りを渡って、城壁を越えて旧市街に戻ります。

    15:18 旧市街北東側城壁
     海岸通りを渡って、城壁を越えて旧市街に戻ります。

  • ヴェネツィア通り<br /> 城壁の上はヴェネツィア通りです

    ヴェネツィア通り
     城壁の上はヴェネツィア通りです

  • 15:21 名前不詳の塔<br /> ヴェネツィア通りから、名前不詳の広場に降りて、名前不詳の塔の下を通って、ラルゴ・アンヌンツィアータに入ります。

    15:21 名前不詳の塔
     ヴェネツィア通りから、名前不詳の広場に降りて、名前不詳の塔の下を通って、ラルゴ・アンヌンツィアータに入ります。

  • ヴァネゼ通り<br /> トンネル通路を通ると、サン・ニコラ教会の横に出ます。旧市街の中は、ゴミや落書きはほとんど無く、歩いているのは女性・子供が中心で、特段の緊張感はありません。

    ヴァネゼ通り
     トンネル通路を通ると、サン・ニコラ教会の横に出ます。旧市街の中は、ゴミや落書きはほとんど無く、歩いているのは女性・子供が中心で、特段の緊張感はありません。

  • サン・ニコラ教会<br /> バーリの商人が、11世紀後半、(イスラム系のセルジューク朝の進出で混乱していた)小アジアから奪ってきた、聖ニコラの遺物を納めるために造られました。12世紀初め創建の、カテドラーレ等と同じプーリア・ロマネスク様式です。聖ニコラは、今では、サンタ・クロースとして、日本人等の異教徒を含めて、世界中で知られていますが、元々は小アジア中心に奇跡を繰り返した、カソリック及び正教の両方で、重要な聖人です。

    サン・ニコラ教会
     バーリの商人が、11世紀後半、(イスラム系のセルジューク朝の進出で混乱していた)小アジアから奪ってきた、聖ニコラの遺物を納めるために造られました。12世紀初め創建の、カテドラーレ等と同じプーリア・ロマネスク様式です。聖ニコラは、今では、サンタ・クロースとして、日本人等の異教徒を含めて、世界中で知られていますが、元々は小アジア中心に奇跡を繰り返した、カソリック及び正教の両方で、重要な聖人です。

  • 15:25 聖ニコラ教会(身廊)<br /> バジリカ形式のシンプルな構造で、巨大ですが、天井画を除くと、簡素な装飾です。この時間、祭壇に祈っているはもちろん、身廊を歩いている人も居ませんでした。<br />

    15:25 聖ニコラ教会(身廊)
     バジリカ形式のシンプルな構造で、巨大ですが、天井画を除くと、簡素な装飾です。この時間、祭壇に祈っているはもちろん、身廊を歩いている人も居ませんでした。

  • 聖ニコラ教会(天井)

    聖ニコラ教会(天井)

  • 聖ニコラ教会(地下聖堂)<br /> サン・ニコラの遺物が安置されています、多分、格子の向こうの祭壇の中に。柱は、一本一本様式が違い、ローマ遺跡から集めた2次利用のようです(よくあることのようです)。<br /> 教会を訪ねてきた人たちは、地元ではなく旅行者が殆どですが、側廊を通り真っすぐにここに降りてきています。ここでは、上階と違い、ベンチに座って、祈り続けている人が何人もいます。

    聖ニコラ教会(地下聖堂)
     サン・ニコラの遺物が安置されています、多分、格子の向こうの祭壇の中に。柱は、一本一本様式が違い、ローマ遺跡から集めた2次利用のようです(よくあることのようです)。
     教会を訪ねてきた人たちは、地元ではなく旅行者が殆どですが、側廊を通り真っすぐにここに降りてきています。ここでは、上階と違い、ベンチに座って、祈り続けている人が何人もいます。

  • 正教の礼拝堂<br /> 祭壇の左側には、多分、正教の礼拝所があります。聖ニコラを訪ねてくる正教徒の人たちのためだろうと思います。彼らは、上階のカソリックの礼拝堂は素通りしてここで祈るのでしょう(何でもとりあえず祈る日本人とは違います)。先入観のせいかもしれませんが、我々以外は、スラブ系の人だったような気がします、フェリーでアドリア海の対岸からきたのでしょうか。

    正教の礼拝堂
     祭壇の左側には、多分、正教の礼拝所があります。聖ニコラを訪ねてくる正教徒の人たちのためだろうと思います。彼らは、上階のカソリックの礼拝堂は素通りしてここで祈るのでしょう(何でもとりあえず祈る日本人とは違います)。先入観のせいかもしれませんが、我々以外は、スラブ系の人だったような気がします、フェリーでアドリア海の対岸からきたのでしょうか。

  • 聖ニコラ教会(地下祭壇)<br /> 横から格子の中の祭壇を写しています。格子の間から手を伸ばして、祭壇に触ろうとする人が何人もいます。正教徒の人々の、聖ニコラへの思いが強いことが伺われます。

    聖ニコラ教会(地下祭壇)
     横から格子の中の祭壇を写しています。格子の間から手を伸ばして、祭壇に触ろうとする人が何人もいます。正教徒の人々の、聖ニコラへの思いが強いことが伺われます。

  • クロチアテ通り<br /> 左の石壁の向こうは、聖ニコラ教会です。<br /> ストリートビューで見ると、両側に露店が出て土産物と人で溢れています。冬の今は、三々五々、人=巡礼者?が通って丁度よい感じです、ゴミはありません。

    クロチアテ通り
     左の石壁の向こうは、聖ニコラ教会です。
     ストリートビューで見ると、両側に露店が出て土産物と人で溢れています。冬の今は、三々五々、人=巡礼者?が通って丁度よい感じです、ゴミはありません。

  • クロチアテ通り続き<br /> レッチェのように小ぎれいではありませんが、適当な生活感があって、住民の雰囲気も悪くなく、散歩するにはいいのでは?

    クロチアテ通り続き
     レッチェのように小ぎれいではありませんが、適当な生活感があって、住民の雰囲気も悪くなく、散歩するにはいいのでは?

  • メルカンティレ広場<br /> 広場は、レストランやカフェのテントで囲まれています。ホテルから遠いのが残念です。

    メルカンティレ広場
     広場は、レストランやカフェのテントで囲まれています。ホテルから遠いのが残念です。

  • アッピア・トライアナ街道<br />フェラレーゼ広場の隅に、アッピア・トライアナ街道の舗装面が掘り出されています。この街道は、109ADにローマ皇帝トライアヌスが建設したアッピア街道のバイパスです。<br /> 

    アッピア・トライアナ街道
    フェラレーゼ広場の隅に、アッピア・トライアナ街道の舗装面が掘り出されています。この街道は、109ADにローマ皇帝トライアヌスが建設したアッピア街道のバイパスです。
     

  • CARDUCCI<br /> メルキュールホテルのレストラン。飲み物付きの価格も手頃な4品定食があります。

    CARDUCCI
     メルキュールホテルのレストラン。飲み物付きの価格も手頃な4品定食があります。

  • オレッキエッテ<br /> プーリアは、耳たぶ形パスタ、オレッキエッテが名物です。緑はアブラナです、季節にぴったり。

    オレッキエッテ
     プーリアは、耳たぶ形パスタ、オレッキエッテが名物です。緑はアブラナです、季節にぴったり。

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