2017/02/28 - 2017/03/05
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Yukio Misumiさん
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4日目 マテラを散歩してから、アップロ・ルカーネ鉄道(FAL)でバーリへ移動します。
バーリは、南イタリアの中心都市らしい活気があり、ナポリより北イタリア的な印象があります。旧市街は、歴史も生活も非常に濃いナポリ、歴史の重みで廃墟のようなターラント、バロックで統一されているバーリなどに比べると特徴がありませんが、適度な生活臭があり,散歩するにはいいのかも知れません(個人の印象)。
少なくとも、南東イタリアを巡る拠点としては、ターラントより、優れています。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6:54 朝日を浴びるマドンナ・デ・イドニス教会
-
マテラ周辺散策路
渓谷に降りて、対岸の丘陵に上る道が書かれています。レセプションで降り口を聞いて出発しました。 -
8:18 渓谷下り口
残念、崖崩れで危険なようで、厳重に閉じられていました。
ストリートビュー(2016年7月)でも同じでした。レセプションは最新の情報を確認しておいてほしいものです。 -
マドンナ・デ・イドニス教会
岩山の中に穿たれているようです。3月は10:30~13:30しか公開されていないので入場できません。シーズンオフに旅するとたまにあります。 -
マドンナ・デ・イドニス教会の前からサッソ・カヴェオーソ(西)
斜面に多くの建造物が密集して建っています。建物の多くは、装飾のない簡便な作りですが、少なくとも、背面以外は斜面から離れた壁を持っています。 -
マドンナ・デ・イドニス教会の前からサッソ・カヴェオーソ(北)
サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会(下)とドォーモ(上)の鐘塔が見えています。
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8:57 Rione Casalnuovo
中央はBasiliani Hotelで、洞窟ではなく、斜面から独立した建物のように見えます。サッシとは少し違うように思います。 -
Rione Casalnuovoの南端の、崖の中に刻まれた通路
右の岩面には、鉄扉があり洞窟が掘られているようです(入れません)。 -
09:04 Chies Rupestre
通路の行き止まり。古いフレスコ画が残る洞窟教会だそうですが、閉まっています。 -
教会の前からサッソ・カヴェオーソ
少し戻って、崖の上のカザルヌオーボ通りに出ます。 -
9:19 サッソ・カヴェオーソ遠景
カザルヌオーボ通りをさらに南に進んで、家並みの間の空き地を抜けて崖の端に出ました。 -
9:34 ホテルをチェックアウトします。
中央駅まで遠いですが、ターラントに重い荷物を置いてきたので、問題になりません。 -
10:11 マテーラ中央駅前広場
昨日、バスが着いた広場に戻ってきました。 -
FALの中央駅舎
ホームは地下にあります。 -
10:13 有人切符売り場
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10:15
10:40発のバーリ行きに乗ります。 -
10:39 バーリ行き
ナポリのヴェスーヴィオ周回鉄道に乗った後だったので、想定外の新しい車両で驚きました。 -
10:52 マテーラ近郊
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12:34 バーリ中央駅
自動改札機が使われています。 -
12:57 Villa Romanazzi Carducci
中央駅の南西側にある、メルキュール Villa Romanazzi Carducciに宿泊します。設備の整ったいいホテルですが、駅からの道は夜歩くのは避けた方がよいかも知れません。 -
14:19 中央駅を通り、新市街を通り抜け、旧市街を目指します。
新市街には、有名ブランドの店が並び、南イタリア随一の都市であることがわかります。 -
14:34 オデジトリア広場
見えているのは、カテドラーレ(司教座聖堂)と鐘塔です。 -
14:31 カテドラーレ(司教座聖堂)
11世紀創建で、マテーラのドゥオーモと同じ、プーリア・ロマネスク様式です。この時間、扉は閉じています。 -
ノルマン・シュヴァーベン城(南面)
ノルマン(11世紀)の城にフリードリッヒ2世が13世紀に手を加えて築いた、石造りの塔と壁でできた火砲に備えていない城です。シュヴァーベンは、フリードリッヒ2世のホーエンシュタウフェン家の出身地です。
16世紀に、スペイン=ナポリ王により、火砲に対応するための、左端の稜堡等が増築されています。 -
ノルマン・シュヴァーベン城(北面)
ノルマンの2つの塔と左端の稜堡
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14:53 フェリーターミナル
ドゥブロブニクとコルフの間のアドリア海対岸の街へのフェリーが発着します。 -
15:01 アドリア海
旧市街の外周を時計回りにルンゴマーレ(海岸通り)にでました。 -
15:18 旧市街北東側城壁
海岸通りを渡って、城壁を越えて旧市街に戻ります。 -
ヴェネツィア通り
城壁の上はヴェネツィア通りです -
15:21 名前不詳の塔
ヴェネツィア通りから、名前不詳の広場に降りて、名前不詳の塔の下を通って、ラルゴ・アンヌンツィアータに入ります。 -
ヴァネゼ通り
トンネル通路を通ると、サン・ニコラ教会の横に出ます。旧市街の中は、ゴミや落書きはほとんど無く、歩いているのは女性・子供が中心で、特段の緊張感はありません。 -
サン・ニコラ教会
バーリの商人が、11世紀後半、(イスラム系のセルジューク朝の進出で混乱していた)小アジアから奪ってきた、聖ニコラの遺物を納めるために造られました。12世紀初め創建の、カテドラーレ等と同じプーリア・ロマネスク様式です。聖ニコラは、今では、サンタ・クロースとして、日本人等の異教徒を含めて、世界中で知られていますが、元々は小アジア中心に奇跡を繰り返した、カソリック及び正教の両方で、重要な聖人です。 -
15:25 聖ニコラ教会(身廊)
バジリカ形式のシンプルな構造で、巨大ですが、天井画を除くと、簡素な装飾です。この時間、祭壇に祈っているはもちろん、身廊を歩いている人も居ませんでした。 -
聖ニコラ教会(天井)
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聖ニコラ教会(地下聖堂)
サン・ニコラの遺物が安置されています、多分、格子の向こうの祭壇の中に。柱は、一本一本様式が違い、ローマ遺跡から集めた2次利用のようです(よくあることのようです)。
教会を訪ねてきた人たちは、地元ではなく旅行者が殆どですが、側廊を通り真っすぐにここに降りてきています。ここでは、上階と違い、ベンチに座って、祈り続けている人が何人もいます。 -
正教の礼拝堂
祭壇の左側には、多分、正教の礼拝所があります。聖ニコラを訪ねてくる正教徒の人たちのためだろうと思います。彼らは、上階のカソリックの礼拝堂は素通りしてここで祈るのでしょう(何でもとりあえず祈る日本人とは違います)。先入観のせいかもしれませんが、我々以外は、スラブ系の人だったような気がします、フェリーでアドリア海の対岸からきたのでしょうか。 -
聖ニコラ教会(地下祭壇)
横から格子の中の祭壇を写しています。格子の間から手を伸ばして、祭壇に触ろうとする人が何人もいます。正教徒の人々の、聖ニコラへの思いが強いことが伺われます。 -
クロチアテ通り
左の石壁の向こうは、聖ニコラ教会です。
ストリートビューで見ると、両側に露店が出て土産物と人で溢れています。冬の今は、三々五々、人=巡礼者?が通って丁度よい感じです、ゴミはありません。 -
クロチアテ通り続き
レッチェのように小ぎれいではありませんが、適当な生活感があって、住民の雰囲気も悪くなく、散歩するにはいいのでは? -
メルカンティレ広場
広場は、レストランやカフェのテントで囲まれています。ホテルから遠いのが残念です。 -
アッピア・トライアナ街道
フェラレーゼ広場の隅に、アッピア・トライアナ街道の舗装面が掘り出されています。この街道は、109ADにローマ皇帝トライアヌスが建設したアッピア街道のバイパスです。
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CARDUCCI
メルキュールホテルのレストラン。飲み物付きの価格も手頃な4品定食があります。 -
オレッキエッテ
プーリアは、耳たぶ形パスタ、オレッキエッテが名物です。緑はアブラナです、季節にぴったり。
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