2017/07/29 - 2017/07/31
118位(同エリア446件中)
はなまま さん
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いつものことながら旅の3日間はあっという間に過ぎてしまう。
もう最終日。
この頃つくづく思うんだけど、夏に信州の山に登るのが年に一回って少なすぎる。
10年で10回しか登れないって、全然時間が足りないよ。
- 旅行の満足度
- 5.0
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最終日は五箇山で合掌造りを見学してから帰る計画。
砺波から五箇山までの庄川沿いの景色がまたすごかった。 -
黒部に負けないんじゃないかと思うくらいの大きなダム湖がずっと続く。
雄大すぎる自然に圧倒されながら、自然と対峙し共存してきた人々の知恵と努力にも驚嘆する。 -
しはらく走ると、合掌造り街道に入った。
突然絵にかいたような村落が現れて、慌てて車を停める。 -
いつのまに相倉集落を通りすぎていたのか、ここは菅沼集落だ。
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近代的なエレベーターと地下道が整備されているが、こっちの小道を下って行く方が気分が上がる。
田舎に帰るってこんな感じなんだろうな。 -
お花の色合いのビビッドさハンパない!
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ちょっとしたお土産屋さんやお休み処など、家族で営まれている。
あいぼう「ぱっかって何やろ?」(;・∀・) -
まさに山間に10件あまりの住宅が集まっていて、冬場雪に閉ざされる様を想像すると少し寂しくなるなぁ。
こんなにいい道路が整備されてなかった頃って、一体どうやって町へ出ていたんだろう。 -
でも今日は痛いくらいの真夏の陽射しが照りつけて
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お花たちは生き生きと鮮やかな色を放っている。
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ここには昔の暮らしで使われていたいろんな道具が展示されている。
もう一つ焔硝の家とセットの券を買ってみたら、思いの外そっちの方が面白かった。
この辺りは加賀藩から請け負った焔硝火薬を生産していたそうだ。それがまた家の地下に掘った深い穴で4、5年かけて植物や鷄ふんなんかを混ぜたものを発酵させ、それを木炭や硫黄と混ぜて火薬を作る。バイオテクノロジーの最先端!
そんなこと誰が始めに思い付いたんだろ?
すごすぎる。 -
つまり焔硝と堆肥は根本的に同じ製法だということで。とすると・・あっ、それ以上は言うまい。
一つの住宅が、屋根裏で養蚕、1階で和紙、地下で焔硝と1件ずつが小さな工場の役割を果たしていたそうだ。 -
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これがほんとの色なのね。
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この辺りは加賀藩の流刑地でもあったらしく、流刑小屋や脱走防止のため自由に庄川を渡れないよう籠の渡しがあったりするが、残念ながら見そびれた。ちなみに籠の渡しは塩硝が持ち出されないようにする目的もあったらしい。
流刑にあった人が危険な塩硝を作る任務を負っていたのかと思ったら、そうではなくもともとの産業だったそうだ。 -
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昔ながらの風情が残っていて、想像以上に良かった。
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ひと昔前ならずいぶんと山深いところだけれど、すっきりと垢抜けていて田舎って感じはしない。
旅をすると、はなままの子供の頃より日本の文化ってずいぶんと進んだもんだなぁと毎回思う。 -
例えばだけど、はなままがまだ子供の頃だと観光地のトイレは衛生的でなく、欧米には敵わないと思っていたが、いつの間にかすっかり追い抜いてしまったみたい。
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はなまま論ではその国の文化レベルの高さは衛生面に表れると思っているのだけど、今やどこに行っても日本のトイレは世界のトップレベルだと思う。
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あ、いかんいかん、トイレの話になるとつい熱くなってしまうわ。
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そうそう、期待していた「こきりこ」を見ることができました。
正しくは「こきりこ」でなく「ささら」というそうで、意外と重かった。
シャッシャッと鳴らしながら自前で歌ってみました。
♪こーきりこーのぉ丈は七寸五分じゃ♪
こきりこは洗濯板形式で擦って鳴らす棒状の楽器だった。 -
村を一通り回り終えたところで、ちょっとお茶をいただきましょう。
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ほっとするなぁ。
旅の時間は瞬く間に過ぎますね。
またすぐ来られるように頑張って働かないと!
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