雨にも負けず風にも負けず夏の暑さにも負けず 【新北編】

2017/07/28 - 2017/07/30

台湾旅行、2日目は鉄道の旅。

ただし運悪く台風の影響を受け、予定を大幅に変更せざるを得なくなってしまった。

海外旅行で一番困るのが言葉が通じない中でのトラブル対処。

消化不良に終わった今回の鉄道旅。次回はもっと列車の時間を下調べして、もちろん気候の良い時季に再訪しよう。


【行程】

台湾２日目（7/29・土）

台北(08:25)--區間車4154-->瑞芳(09:13)

★瑞芳老街散策

瑞芳(10:03)--區間車4716-->菁桐(11:05)

★菁桐駅周辺、菁桐駅～平溪駅散策、平溪老街

平溪(12:23)--區間車4721-->十分(12:35)

★十分老街、お昼ごはん

※台風接近による天候悪化に伴い、タクシーにて台北市内へ
本来は十分から瑞芳まで戻り、バスにて九份へ向かう予定だった

夕方、永康街（ヨンカンチェ）の芒果皇帝（マンゴーキング）にマンゴーかき氷を食べに行く


台湾３日目（7/30・日）

朝、中正紀念堂へ

台北駅から桃園機場捷運にて桃園国際空港へ

台北桃園/TPE (11:00-->12:15)--MM24-->大阪関西/KIX(14:45-->16:05)

エリア 新北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: ピーチ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

２日目は台北郊外へ

08:25　蘇澳（そおう）行きに乗ります

まったく調べてなかったので區間車（くかんしゃ）って何！？って思っていたが、乗ると分かった・・・あぁ普通列車のことか

列車状態の準點は定刻、晩2分は2分遅れって意味らしい

見た目は特急列車みたいだが、ロングシートの普通車

台湾鉄路管理局EMU800型電車

50分ほど乗車して瑞芳（ずいほう・ルイファン）駅に到着

瑞芳駅 駅

瑞芳駅からは平溪（へいけい・ピンシー）線というローカル線に乗ります

10:03発の菁桐（せいとう・チントン）行きに乗車

発車までちょっと時間があるので瑞芳駅周辺を散策

駅の北側は瑞芳老街という古い街並みが広がっている

瑞芳老街 旧市街・古い町並み

列車を待っている間、太魯閣（タロコ）号というのが通過していった

なんかJR九州の車両に似ているなと思ってたら、本当に885系を基にして作ったそうだ

台湾鉄路管理局TEMU1000形電車

トイレに行っている間に列車が入線していた

台湾鉄路管理局DR1000型気動車

山間を縫うように列車が走る

こういう景色を楽しめるのがローカル列車の醍醐味

瑞芳駅から約45分、十分（じゅうふん・シーフェン）駅に到着

ここで観光客がたくさん降りた

自分は終点まで行って、折り返してここで下車し観光する予定

瑞芳駅から約１時間、終点の菁桐駅に到着

始発の瑞芳駅からは20kmの距離

「世界の車窓から」みたいなアングル

本当はダメだが線路に立ち入って写真撮影

菁桐駅 駅

終点だがちょっと先まで線路は延びている

竹の筒がいっぱい吊るされていた

「許願筒」というらしく願い事などを書く絵馬みたいなものだそうだ

駅を出て土産物店などが立ち並ぶ通りを少し行くと炭鉱夫の像が

ここは夕張のような炭鉱の町だったのか・・・近くには北海道民宿という民宿もある

隣の平溪駅まで線路沿いの道を歩く　♪Stand by me～

やっぱり南国だな～　バナナの木

平溪駅周辺には平溪老街が広がっており、屋台とかランタンの店とかがあった

平溪駅に到着

平溪駅 駅

平溪駅名標

１時間に１本ほどしか列車が来ないので、線路の敷地内でランタンを揚げている

願い事によって色が違うようです

書かれている言語を見ると、日本人で揚げている人はあまりいなかったようです

十分方面への列車が来ました

平溪駅から約15分、十分駅に到着

十分駅 駅

駅から吊り橋が見えていたので渡りに行きます

静安吊橋という名前のようです

静かで安心な吊橋かと思いきやそうではありません

静安吊橋 建造物

吊橋ってなんか好きなんだよなぁ…

ちょっと揺れるのが良い

駅側から渡って左手の風景

高速道路みたいなのが走っている

駅側から渡って右手の風景

山の中

昼ごはんはまた小籠包を食べた

牛肉麺も食べた

ただ食べ終わったらもの凄く暑かった

列車が来ない時間は皆、線路内に入ってやりたい放題

ランタンは小型の熱気球みたいなもので当然火が付いている

店とかが集中しているのによくこんなものを揚げられますね(*_*)

打ち上げに失敗して近くの木が燃えるボヤ騒ぎもあった

皆ワイワイしていると列車の汽笛とともに店の人たちが笛をピーッと吹いた

十分老街 旧市街・古い町並み

これぞアジアって感じですね

実はこの列車が本日最後の列車だった…

台風の接近に伴い、列車が運休してしまったのだ

まだ大丈夫と高を括っていたのだが…困った

仕方なくタクシーで１時間かけて台北のホテルまで戻った(NT$1400)

画像：Yahooより

ホテルの部屋に戻って何言ってるか分からない台風情報を観る

尼莎（ニーシャ）っていうのは台風９号のアジア名「ネサット」のこと

台北駅のパタパタ式案内板を見ると、特急列車は停開（キャンセル）となっているが
普通列車は動いているようだ

そう言えばマンゴーかき氷食べてないや！
台風だから人があんまりいないんじゃないかと思って有名な思慕昔（スムージー）へ

雨風強くなってきたので並ぶのは断念し別の店へ

思慕昔 スイーツ

芒果皇帝（マンゴーキング）ってお店に入った

インスタ映えする、女子が好きそうなスイーツ　　NT$200

芒果皇帝 スイーツ

台北駅がライトアップされていて「わぁー綺麗！」…などと言ってる場合ではない

写真では伝わらないが凄まじい暴風

徒歩10分くらいのホテルまでの間、折り畳み傘が３回くらいひっくり返った

傘を差すのは諦めてカッパを着るのが正解！

どうやら蘇澳（台湾北東部）っていうところに上陸したようだ

帰国する30日11時には暴風域は台湾を離れているという予報

一安心したのも束の間…桃園空港のHPを見ると飛行機がいろいろ欠航になってる

LCCのピーチも関空発の到着便が欠航となっており、ひょっとして機材繰りで明日の台北発も欠航となるのでは！？

暴風の音を聴きながら、いろんな意味で不安な一夜を過ごした

画像：Yahooより

台風一過の一夜が明けた

空港に行く前に最後に中正紀念堂へ

国立中正紀念堂 建造物

中正紀念堂の階段を上って
向かって左が国家戯劇院、右が国家音楽庁

戯劇院はオペラ、バレエ、ミュージカル等の上演、音楽庁はオーケストラの演奏に使われる

こんな街なかの公園にリスが居た

台風の爪痕

根こそぎ倒れていた木に吉野櫻って書いてあったので心が痛んだ

てか台湾で桜なんか咲くの！？

自由廣場と書かれた立派な門

大中至正門 / 自由広場門 建造物

地下鉄淀屋橋駅にそっくりな中正紀念堂駅のホーム

中正紀念堂駅 駅

空港の出発案内にはおびただしい数の出発時刻変更情報が

便名の後にDが付いているのは前日に飛ぶはずだった便が翌日に遅延（Delay）したときに、本来の日付の便名と区別するため

入国したときに見た特徴的な三角屋根の建物を横目に搭乗口へと向かう

大阪行きが多いように見えるが…

11:05は本来09:15発予定
11:30は本来11:00発予定
11:45は本来06:55発予定のジェットスター

特に11:05と11:30のピーチは搭乗口も隣で物凄く紛らわしかった

11:00発が遅れて11:30発ということになっているが、実際には１時間15分遅れの12:15に出発

行きはターミナルに直結だったのに、帰りはバスにて沖止めまで移動

エミレーツ航空のエアバスA380

一回乗ってみたいんだよなぁ～

いろいろあったけどさらば台北！　また来るよ！

非常口座席だったので足元は広かったが、景色があまり堪能できなかった

関西空港第２ターミナル着

ここもターミナルとは名ばかりの完全な貨物上屋だ