2017/06/23 - 2017/06/23
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Tagucyanさん
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久しぶりの四国。徳島から、室戸を経由して高知に向かっています。
阿佐海岸鉄道の終点、甲浦駅から室戸岬を通る路線バスに乗って、奈半利駅までやってきました。
ここから、土佐くろしお鉄道阿佐線、通称「ごめんなはり線」に乗ります。通称の方が一般的になっていて、阿佐線という表示はどこにもなかったですね。
ごめんなはり線には開業した数ヶ月あとに高知から往復したことがあるのですが、それ以来。なので、もう15年近く前の話になるんですね。
昼間は、この路線の終点奈半利を発着する列車は快速列車になることが多いです。前回乗ったときはどうだったかな。新しい路線だけに、結構スピードを出す印象でした。
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【その2】からのつづき
阿佐海岸鉄道・甲浦駅から約1時間50分バスに乗って、土佐くろしお鉄道の奈半利駅に着いた。
左奥に小さく見えているのが乗ってきたバス。バス乗り場があるところである。 -
奈半利駅は高架駅。この階段を上っていく。
奈半利駅 駅
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このあたりは奈半利町の中心部に近い。
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バスを降りたところは地元の物産店になっている。エレベータもあって、その3階が駅があるフロアである。
また、この建物は「津波避難ビル」を兼ねているようだ。 -
3階のデッキからの眺め。海方向を見る。
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3階のフロアにある奈半利駅。
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昼間は有人駅である。
改札を入るとすぐにホームがある。この駅は片面ホームのみである。 -
程なくして列車がやってきた。
土佐くろしお鉄道 ごめんなはり線 (阿佐線) 乗り物
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線路の突き当たり。甲浦駅と同じような感じですね。
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この路線は後免-高知間はJR土讃線に乗り入れている。
相互乗り入れの形になっており、今度の列車はJRの車両だった。 -
JR四国の1000系気動車。車内はこんな感じ。
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15分ほど停車して、折返し快速高知行き発車。
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すぐに奈半利川の鉄橋。
ここから田野町。 -
奈半利-田野駅間は短いので、鉄橋を渡るとすぐに田野駅に着く。
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田野駅。
田野町は高知県で一番小さい町で、出発してトンネルをくぐるともうとなりの安田町に入る。田野駅 駅
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田野-安田間。
この地点はすでに安田町。 -
安田駅。安田町役場の最寄り駅。
安田駅 駅
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安田駅停車中。
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安田-唐浜間。
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唐浜駅。
唐浜駅 駅
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唐浜駅。
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唐浜-下山間。
海が見えてきた。このあたりから安芸市。 -
下山駅。
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下山駅。
下山駅 駅
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下山-伊尾木駅間。
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伊尾木駅。
伊尾木駅 駅
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伊尾木駅の次の駅がこの路線の中心駅、安芸駅。
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駅構内は車庫や工場などがあり、広い。
運転士もここで交代した。 -
5分停車するので、ちょっとホームに降りて見た。
安芸駅 駅
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安芸駅を出発。ここから快速運転となる。
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次の球場前駅で停車。
さっき甲浦から乗ってきたバスの終点、高知東部交通の安芸営業所がこのすぐ海側にある。
その安芸営業所はかつての土佐電気鉄道の安芸駅。現在の路面電車の路線を介して、ここまで電車が走っていた。球場前駅 駅
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駅の山側にある安芸ドームという体育館。
その奥に、阪神タイガースが長いことキャンプ地として使用している安芸市営球場がある。
私も行ったことありますよ。 -
穴内駅。
快速のこの列車は通過。穴内駅 駅
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穴内-赤野間。
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赤野駅。
制限速度いっぱいの時速110kmで通過。赤野駅 駅
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赤野-和食間。
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和食(わじき)駅。
この駅には停車。 -
和食駅。
芸西村役場の最寄り駅。和食駅 駅
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列車とすれ違い。
オープンデッキ車両だった。 -
西分駅。
この駅もフルスピードで通過。西分駅 駅
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西分-夜須間
左の建物は津波避難ビルだった。 -
西分-夜須間。
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夜須駅。
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夜須駅。
合併して香南市になる前の夜須町の中心駅。夜須駅 駅
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夜須駅の次の停車駅、あかおか駅。ここも旧赤岡町の中心駅。
ここから、ひらがなの駅が3つ続く。あかおか駅 駅
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あかおか駅を出発したところ。
重厚な町並み。 -
よしかわ-のいち間。
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のいち駅。旧野市町、現在の香南市の中心部。
快速列車とすれ違い。のいち駅 駅
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立田駅。
最後の通過駅。立田駅 駅
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その次が後免町駅。
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JR土讃線と合流する後免駅の1つ手前の駅。
ここで降りる。後免町駅 駅
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列車は後免駅に向かって走って行った。
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この駅は「ありがとう駅」という通称がついている。
「ごめん」に対して「ありがとう」なのだそうだ。 -
後免町駅の全景。
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上の写真の地点から振り返ったところ。
真ん中にあるのが、とさでん交通の後免町駅。
高知の路面電車の終点である。
ここから、この路線に乗り換えます。
【その4につづく】
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この旅行記へのコメント (6)
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- S...t...e...Pha...n...i...Eさん 2017/07/15 13:48:31
- ごめんまちこさんに会いに。
- Tagucyanさん、続けてお邪魔いたします♪
ごめんなはり線、楽しませていただきました〜
高い場所を走ってるので眺めがこれまた最高ですね!
しかも降りたら海岸まですごく近いですよね。
いいなぁ夏に行きたいなぁ〜
途中すれ違う電車もいいですね。
ってかあの黄色いのってもしかして某球団ラッピング?!
・・・なわけないですよね〜(;´∀`)
ごめんなはり線の各駅にはやなせたかしさんのキャラがいてますね^^
アンパンマンを見て育った私はこのキャラ達も気になります。。。
「ごめんまちこ」さんのネーミングセンスが流石やなと思いましたw
ステファニー
- Tagucyanさん からの返信 2017/07/16 14:23:57
- ごめんまち、こさん。
ステファニー様
連続してコメント、ありがとうございます。
ごめんなはり線は、新しく建設された路線なので、そういう路線の特徴として高架区間が多くて、結果として眺めがいいですね。
大昔、初めてこのあたりに行ったときは、建設が途中で止まった状態の時でしたので、廃墟のように高架橋が続いてかなり気になりました。一部では「万里の長城」なんて揶揄されていたそうです…
のいち駅ですれ違った黄色い車両は、その通りです、安芸でキャンプをやっている、あの黄色と黒の縞々の球団のラッピング車両です。ウワサには聞いてましたが、相当目立っていました(笑)
そういえば今回紹介してませんが、すべての駅にマスコットがありまして、すべてやなせたかし氏の絵だそうですね。やなせ氏は、高知県内でもちょうどこの辺りがご当地なので、地域全体で推しているような印象を受けました。
後免町駅→「ごめんまちこさん」 後免駅→「ごめんえきお君」…
なかなかのセンスですね^^;
他にも、球場前駅→「球場ボール君」 そのまんま。
あと、後免町で降りたときに「ありがとう駅」の文字がすぐに目に入りました。
「ごめん」→「ありがとう」上手いなあと思いました。
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Tagucyan
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- Akrさん 2017/07/12 18:04:49
- 意外と高規格な鉄道路線
- Tagucyanさま
こんばんは。Akrでございます。
いよいよ高知入りですね。
いやあ、四国の鉄道はまったく未踏の地なので、非常に勉強になりますね。
土佐くろしお鉄道は、中村のほうだけだと思っていました。阿佐線というのですね。
それにしても予想を裏切る、連続高架の高規格路線ですね。
いまの鉄道建設は踏切とか作ってはダメなんでしたっけか?
通過する駅も棒線ホームや相対式ホームなど鉄道模型のようで面白い。カブリツキで駅の構造を眺めるだけでも「鉄目線」では楽しめそうです。
車窓に見える太平洋の海岸線も素晴らしいですね。
しかし、海沿いであるがための津波対策も現実的ですね。
先の震災以降、わが東北海岸沿いでは津波避難ビルが多く造られていますが、四国も同様ですね。
次回も楽しみにしております。
失礼しました!
-Akr-
- Tagucyanさん からの返信 2017/07/12 23:01:55
- RE: 意外と高規格な鉄道路線
Akrさま。
いつもコメントありがとうございます。
土佐くろしお鉄道といえば、旧国鉄中村線が第3セクター化されて宿毛まで延伸した路線の方が先にあって、そのあとちょっと離れたこちらの路線が開業するときにまた同じ会社名だったので、「へーっ」と思った記憶があります。
「阿佐線」という路線名は、今回調べていて初めて知りました。ずっと「ごめんなはり線」が正式名称と思っておりましたので…
ここで本文中に「安佐」と書いてあるのを見つけたのでさりげなく修正しておきました。安佐は広島ですね...
昔、初めて室戸の方に行ったとき、この路線は建設が途中で止まった状態で存在していました。
なんだかずーっと高架の廃墟みたいなのが続いて気になるなあと思ったものですが、今思えばこれがかなりの高規格な路線なんですよね。
かぶりつき… よかったんですが、ちょうど降車口がすぐ横でして、邪魔になってしまうことに気づいて、途中からその後ろの席に座っておりました(汗)
奈半利駅にくっついている3階建ての建物に「津波避難ビル」と書かれていましたが、ここまであからさまに書いてある建物は初めて見ました。あの震災の時の衝撃的な映像を見た者からすれば、いざという時にはあそこに逃げれば、という意識付けには有効かもしれませんね。
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Tagucyan
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- BTSさん 2017/07/12 13:40:51
- 土佐くろしお鉄道 ごめんなはり線
- Tagucyanさまへ
こんにちは〜
ごめんなはり線は高架続きなので車内から海岸(土佐湾)を見渡すことができ良いですよね〜いつか夕陽に合わせて乗ってみたいですね。
私は4年ほど前に乗りましたが、海側の景色をボーッと眺めていたので、Tagucyanさまの旅行記でごめんなはり線の沿線風景(山側や駅構内)を見ることができました。
ごめんなはり線の線路を見る限り、高規格の路線(60kgレール?)なので特急列車なんか乗り入れても良さそうな…
御免町から土佐電気鉄道で高知入りですね〜続きを楽しみにしています。
BTS
- Tagucyanさん からの返信 2017/07/12 22:55:33
- RE: 土佐くろしお鉄道 ごめんなはり線
BTSさま
本編はごめんなはり線に乗って奈半利から後免町まで移動するだけだったので、コメントしづらいかなあと思っていたところコメントいただきありがとうございます。
この路線は高架続きで海の近くも走るので、景色がよくて、今回もすれ違いましたが海側が展望スペースになっている車両も走っていました。
たしかに、方角的に西側が海なので、うまくいけば日の入りも見られそうです。
実は私も初めて乗ったときはボーッと海を眺めていた印象しか残っていのですが、意外と田畑の中や、町の中を走ることもありましたね。高架なのでどういう景色でも眺めがよかったです。
安芸から先は快速になりまして、制限速度いっぱいの時速110kmで走っていることが多かったです。十分特急列車も走れる規格ですね。
ここから路面電車に乗りますが、これがまたたくさん写真を撮ってしまって、編集するのに苦労が予想されます^^;
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Tagucyan
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