⑦ アートのバーゼル ☆☆ ベアーのベルン ★ ドイツ・フランス・スイス ８日間 ★

2017/03/05 - 2017/03/12

ツアー５日目になりました。フランスから国境を越えスイスに入国しました。天気は曇りから雨になり、気温も低い一日に。それでも訪れたバーゼルやベルンの魅力に引きつけられ、元気に観光する事が出来ました。最後までよろしくお願いします。

エリア ベルン(スイス)

• 旅行の満足度: 4.0

ストラスブールのホテルにあった朝刊


今朝はスイスのバーゼルに向けて移動です

防寒の備えを十分にしてホテルを出発しました

フランス ストラスブールからツアーバスで２時間あまり、スイスに入国

国境を通過する地点に設けられた検問所を通過します

バーゼルに到着しました
バーゼルはスイス北西部にあり、ドイツとフランスの国境に接する地点にあります

現地ガイドさんにお世話になりながら
正面に見える大聖堂に向かって歩いています

この道はバーゼルで最も古い道といわれる「 リッターガッセ 」

騎士の道と呼ばれるのだそうです

赤色砂岩でできたゴシック様式の大聖堂ですが、工事中のために中へは見学が出来ませんでした

こちらは「 人生の車輪 」と呼ばれる装飾だそうです
大きなバラ窓に飾られていました


旅先で想う 浮き沈み満載の我が人生

回廊と中庭の様子 屋根の模様が可愛いです

大聖堂の裏手、ライン川が見渡せる場所に行きました

ライン川の流れと対岸の景色を楽しみました

遠くに世界有数の製薬会社のビルが見えています

バーゼルは中世以来、ライン川水運のおかげで北海と地中海を結ぶ交通の要地なり

ライン川の両岸を結ぶ渡し船の姿が見えました

ロープに繋がれた船が川の流れの力で動くそうです

様々な船の姿を眺め、ゆったりした気持ちになりました

風に揺れるバーゼル市紋章

こちらバーゼルは
チューリヒに次ぐスイス第２の都市だそうです

大聖堂に続いての観光は、バーゼル市立美術館です

大聖堂からの帰り道、何やら山車のような物が並んでいるのを発見

ガイドさんによりますと、昨日バーゼルでは伝統的な祭りが行われたそうです

「バーズラア・ファスナハト」と呼ばれる春を迎える祭りらしく
様々なコスチュームで参加するパレードは大規模なものだそうです

道端に紙吹雪が落ちている理由が分かりました

バーゼル市立美術館です

１７世紀創設のヨーロッパでもっとも古い美術館のひとつだそうです

美術館の説明ですが

バーゼルで印刷業などにより財を成したアマーバッハ家がコレクションした
美術品をバーゼル市が購入したものが基になっているそうです

入り口でコートや荷物などを預けて鑑賞スタートです

（館内での写真撮影は出来ませんでした）

ホルヴァインやヴィッツをはじめとして、ルソー、ゴッホ、エル・グレコ
セザンヌ、ゴーギャンなどの作品を２時間かけて鑑賞しました

数ある作品に感動したけれど

ココシュカの「風の花嫁」 パウル・クレー「セネシオ」
この二つの作品を実際に鑑賞出来て、嬉しかったです

パウル・クレーの作品数が多いのも感動でした

美術館の中庭には、ロダン作「カレーの市民」が展示されています



（右下にカメラのストラップが写りこみました、お見苦しくてごめんなさい）

貸し切り状態だったので、ゆっくりと鑑賞出来ました

名残惜しいバーゼルまたいつか

続いてベルンに向けて移動します

なだらかで牧歌的な景色も見え始め、スイスを実感させる車窓です

天気が回復しないかなあと願います

ベルンには１時間位のドライブで到着しました

ベルンはスイスの首都であります

ランチの店は「 ＳＣＨＭＩＥＤＳＴＵＢＥ 」


ホール担当スタッフさんは明るいイタリア人の方でした

スイスってフランスとかドイツ、イタリアが近いのですね

ベルンの言語はドイツ語だそうです

今日のランチメニュー


サラダはいつでも大歓迎

こちらの店は地元の方々も利用されていました

チキンのクリーム煮にパスタ等が付け合わせの料理

食べやすい量で、今回のツアーの食事で一番美味しかったと思いました

アイスクリームをオレンジと供に頂きました

ランチが終了後、ベルン旧市街の散策に出発です

ベルンの旧市街には噴水が点在するというので楽しみにしていました

しかし最初の噴水がこのデザイン、食後には辛いものがあります

子供に危険を警告する「 子供喰いの噴水 」


噴水といっても吹きあがる噴水ではないのですね

これは道を行く人や馬が水を飲むために作られたそうです

スイスの言語の話に戻りますが、公用語とされているのは
ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の４つだそうです

地域によって違うそうですが共通語がないって複雑ですね

さて立派で美しい時計塔を眺めて見学

ベルンを象徴する建物だそうです

この旧市街地は世界遺産に指定されていますが、建物の色が薄いグリーン
オリーブ色とでもいうのでしょうか、統一されていて本当に美しかったです

ツェーリンガー噴水に出会いました

ツェーリンガーって何かなと思ったら
ベルンを築いた方、ツェーリンガー家を記念して作られた噴水だそうです

よく見ると

ヘルメットみたいのをかぶって甲冑を着ている熊だ
足元には小さな小熊がブドウを食べていますね

ベルンというのは熊という意味だそうです

その熊がツェーリンガー家の旗を掲げています

ベルンの見どころ、アインシュタインの家の前を通ります

次の噴水が見えて来ました

何か怖い雰囲気が・・

イスラエルの英雄 サムソンの噴水だそうです

小路を歩き、ベルン大聖堂に向かいます

高い塔でした スイス随一の高さ１００メートルだそうです

この高さも大聖堂の見どころの一つ

でも今回は塔には登りませんでした

もう一つの見どころは、大聖堂の入り口の上にある「 最後の審判 」と呼ばれる
レリーフです

色鮮やかに天国と地獄が表現されています

天国にいる皆さんは服を着て穏やかな表情

地獄に行けば怖い輩に囲まれ服も脱がされている



だから神を信じ、良い行いをしましょうと肝に銘じて暮らしていたのでしょうね

大聖堂の近くにある建物をよく見ると

建物の中央に熊の紋章が掲げられていました

そして近くに噴水がありました

モーゼの噴水です

神に与えられた十戒を手にしています

ベルンの旧市街、中央通りで少しの時間ですが自由散策となりました

この頃には、一人歩きの度胸が付いて来ましたね

こちらの噴水の背後には

マッチョな猿がポージング

大きな道をちょっと曲がって歩いてみたら教会に出会いました

聖ペーター＆パウル教会です

外観だけ眺めました

そして隣にはこの建物が 素敵な風情がありますね

１５世紀に建てられたベルンの市庁舎でした


その市庁舎前の広場にも噴水がありました

市庁舎の前にある 騎手の噴水

ベルン市の旗を掲げベルンを見守っているのだそうです

偶然見つけた噴水だったので嬉しかったなァ

噴水といえば水

旅の間、飲み水には気を使います
スイスの水道水は質がとても良く、安心して飲める軟水だそうです

雨が降って来たので、メインストリート沿いにあるアーケードを歩く事にします


このアーケードは約６キロも続きヨーロッパ最長だとか

ほんの一部だけど楽しむぞ♪

そんなアーケードで感じる

ベルンの春

小さな縫いぐるみで賑やかなリースにも癒される

カフェを眺めながら

先ほどの熊に再会し

ベルンのシンボル、熊の柄のネクタイにも出会えました

自由時間はあっという間に終了

集合時間に時計塔に戻りました

人形仕掛けが動き出すというので、よく見ていたのですが分かりませんでした

見る場所が違っていたのかもしれません。。

ツアーバスに乗り込み、バラの公園に向かいますが、雨が強くなっています

約２００種類、１８０００本を所有する大きな大きなバラの公園に到着

バラの季節ではありません

想定内の範囲の景色です

高台にあるバラ公園

強い雨、傘を支えて撮る一枚


湾曲して流れるアーレ川の様子
晴れていれば絶景だっただろうなあ

大聖堂と旧市街の方向を眺めます

いつかまたと思いながら

されど、バラ公園のトイレはすごかった

とってもスタイリッシュ、しかも無料

助かりました

今日はスイスに入国し、バーゼルでアートを堪能してからベルンの旧市街の観光を楽しみました

これから宿泊先のインターラーケンに向かいます

車窓から湖が見えてきました、

インターラーケンでの宿泊先は、メトロポールインターラーケンです

とても清潔でした

部屋からベランダに出てみます

雨が降り雲がかかった景色です

ホテル正面には、ヘーエマッテと呼ばれる広大な敷地が広がっていました


連日曇り空ばかり。。

明日のユングフラウヨッホ観光、大丈夫かなあ・・


不安を残るけど
今日一日は、元気に観光出来たから満足！

今回の旅行記はこれで終了です

最後までご覧頂きまして、ありがとうございました

この旅行記へのコメント （2）

• 164-165さん 2017/07/13 07:50:30

  天気が悪くて残念でしたね。

  あおぞらさん　お早うございます。
  ベルンの旧市街地には行ったことが有り、懐かしく拝見しました。
  噴水、石畳み、がっかりな時計台、懐かしいです。
  天気が良くなかったのが残念でしたね。
  
  　　　　　　【164-165】

  あおぞらさん からの返信 2017/07/13 23:54:15

  RE: 天気が悪くて残念でしたね。

  164-165さん、こんばんは。
  
  この度はベルン編をご覧頂き、ありがとうございます。
  ご投票頂いた上にメッセージまで頂戴し、とっても嬉しいです！
  
  164-165さんもベルンに行かれているのですね。
  
  私が訪れた３月は、おっしゃる通りの残念な天気でがっかりしました。
  もし青空の中で石畳を歩き、噴水や旧市街を眺める事が出来たなら
  どんなに素晴らしかったでしょう・・
  
  それでも、私の旅行記が、164-165さんのお心に懐かしい思い出が甦る一助になったのであるならば、それはとっても光栄に思います。
  励まして頂きましたので、続きも頑張ります。
  
  これからも、どうぞ宜しくお願いします。
  
  あおぞら