【台中大縦断の旅】烏日啤酒廠で生ビール/★大里溪の橋下小人國/光復新村など

2017/06/19 - 2017/06/26

５日目後半は、
后里区から南下し、烏日区 → 大里区 → 霧峰区と
台中市を縦断して、南投県の草屯鎮へと抜ける。

エリア 台中(台湾)

「馬場后科路口」から乗った１５５路バスは、后里区を抜けると高速に入り、台中市政府や、昨年にオープンした日本人が設計したという斬新なデザインの台中国家歌劇院のある地区までノンストップ。

前方の、台中中心部の街を眺めながら、快速！　快適！

数十分でその地区に到着。

ここで降りて台中国家歌劇院の建物を見てみたかったが、後々のことを考え、そのまま乗車。

その台中国家歌劇院は、残念ながらこのバスからはほんの一瞬しか見えず。

この地区でバス停７ヵ所ほど経由した後、

再び高速に入り、その後もノンストップで終点の高鉄台中駅へ。
（高架の先に駅）

で、約５０分後に到着。　これで台中市の約３分の２を縦断。

けっこう快適！　運賃は５０元だった。
台中の市バスは８キロ以内なら無料だが、
高速を突っ走ったとはいえ、ﾁｮｯﾄ高いなぁ～　　　ﾏｱ　いいか。(＾_＾;）

筏子渓を渡って、台湾啤酒（ビール）の烏日啤酒廠（工場）へ。

【烏日啤酒廠】
平日なら工場を見学することができるが土日はお休み。（本日は土曜日）

興味のある方は台北ナビさんをどうぞ。
http://www.taipeinavi.com/play/332/

販売コーナーや文物館、レストランは年中無休。

【啤酒文物館】

これまで発売されたビールを年代別に展示。

２００２年には霊芝ビールなんていうのもあったんだ。　　　

レストランで飲み食い。

生ビール　７０元　　　　好喝～　（ｳﾏｲ！）

鳳梨蝦仁炒飯（パイナップル入りエビ炒飯）　１２０元

ﾏｱﾏｱ

隣接する通りには、【烏日啤酒觀光大街】

こちらは夕方からの営業。

ハイネケンで対抗？　＾＾

高鉄台中駅に戻って、１４番乗り場から(台中)３路に乗車。

約１５分後に「爽文大里路口」のバス停で下車。　
ここは８キロ以内で無料 ♪ (＾ｏ＾)

大里の街には、おもに乗り継ぎが目的で来たが、

【大里杙老街】

【大里杙老街】

【大里杙福興宮】

【大里杙文化館】

日本統治時代に建てられたもの。

大里杙老街の石碑やモニュメントなど

ドでかい樽

これは漬物作りのイベントで使われたものだとか。

この町は漬物作りが盛んなようで、こんな壁画も。

漬物たち。

ｲｶした消防署

草の生えちゃっているバイク　＾＾

【國光花市】

花屋さんだけかと思っていたら、骨董品屋さんやらお茶屋さんやら、
お食事処もあったりして、縁日の屋台にでも見に来ているような感覚。

花屋さんは一番奥にあり。

入口のお店でパパイヤ牛乳を買って飲む。

好喝～　（ｳﾏｲ！）

などと、乗り継ぎで寄っただけだが、
文化にもふれたりして、よい旅ができた。＾＾

「國光花市」のバス停から、１４：３０発（５～６００Ｍ先の大里仁愛醫院発）の２８３路に乗って次の目的地へ。

このバスは土日は本数が少なく、１４：３０を逃すと次は１７：３０。

で、予定通り２８３路に乗車。

乗り継ぎに不安のあることから、ここもひとつの関門としていた。

そして約１５分後に「新埔福徳祠」で下車し、(第５)関門突破なり！

この区間も８キロ以内で、無料♪ (＾ｏ＾)
このあと乗り継ぎに不安のある個所は特にないので、この先はほぼ安泰！　

向かうは、今回最も行きたかった所で、橋の下の小人國へ！

【大里溪橋下小人國】

ここはあるひとりのおじいちゃんが、小石をｺﾂｺﾂと積み上げて３～４年かけて作りあげたという、昔の台湾農家のミニチュアワールド。
桃園に世界の有名な建築物を再現した小人国主題楽園があるが、発想はそこから来ているのではないでしょうか。

伝統の三合院式家屋

穀倉（穀物を貯蔵する倉庫）

大きな池付きの家

小石でつくられた橋。

（ミニ台湾）

あとで知るが、これは市・県別に区分けされた台湾本島を表したもの。
（屏東県側から撮ると分りやすいかと）

水浸しの台湾、、　何か大きな意味があるのかも？

マージャン牌を使ったものもあり。（作成中）

ドリンク瓶を使った塀

などと作成中のものも多く、小人國まだまだ拡大中。

こちら未開発地区で、
どんな村(世界)ができあがるのか、今後が楽しみ。

そのおじいちゃんは、見に来てくれた人たちにひとりひとり飴玉をくばっていた。

見に来てもらえると、やはり励みになるでしょうし嬉しいのでしょう。

橋の登り口の狭いスペースに作業場

応接間もあり。

お昼寝用の寝床も完備。＾＾

神様もおられます。

ご主人の愛車

★ 橋の下のご主人様

いつまでもお元気で、今後も作品作りに勤しんで下さい。【謝謝！】

お次は五福村へ行ってみよう。

歩くこと６～７分で到着。

入口には村の守り神といった雰囲気の大木。

大木の根元にも石造りの三合院。

壁画も少々あり、その大木と、
この村は田園に囲まれていることから田園風景の絵が多い。

海ではありません。　＾＾

穀倉

雲林の虎尾ではよく見かけたが、ここでは見かけず。
裏通りに入れば見られたかも？？

この村の現在の田園風景。

「五福國小」のバス停 （先ほど降りた新埔福徳祠の次になるバス停）

２８３路の１路線のみで、ここで待っていても２時間以上バスは来ないので、
南約２キロ先の四徳路まで歩く。

この村の、メイン通りと思われる所を通って、

四徳路に出て、「四徳」のバス停から２８１路に乗車。

この路線も本数は多くはないが、バスのやって来る時間を予想して、
５分ほど待っただけで、うまく乗り継ぐことができた。

ここも関門を突破したと言ってもいいでしょう！　＾＾

約１０分後に「霧峰國小」で下車。

この区間も８キロ以内で無料！
３連続ともなると、先ほどの５０元なんてなんのその、
もう感謝の気持ちでいっぱい！

全国的に無料バスが増えているが、どんどん利用してもらって交通量を
減らそう！　なんてﾈﾗｲがあるのかも？？

そこから１キロ強歩いて【光復新村】に。

ここは省政府職員の宿舍だった建物をリノベーションして、アートな感じの村に。

今日は土曜日で多くの人が訪れていた。

カフェ多し。

（迷路紙迷宮）

ダンボールの迷路

と、子供から大人まで楽しめそうな空間。

表通りには食べ物屋さんの屋台も出て、
けっこう人気のスポットとなっているもよう。

廃屋はまだまだ数多く残っており、
廃屋巡りも兼ねて訪れてみるのはいかがでしょうか。 (＾ー＾)

（廃屋）

光復新村をあとにして、

（乾渓橋）

（橋の上から）

西側には、一度行ってみたいと思っている亜洲大学。
日本人が設計したという亜洲現代美術館も見てみたいところ。

東側には、
近くにも関わらず今回は行かなかったが、【九二一地震教育園区】

橋の先には【霧峰民生故事館】

レトロな医療道具などが展示されたレストランかと。

そのお隣の【霧峰農会酒荘】

と、見どころいっぱい！　（時間の都合でいずれも中には入らず）

霧峰農会酒荘前の、「山脚巷」のバス停。

ここで、 總達客運の６３３３路（台中⇔水里）が来たのでこれに乗車。

もし１０８路に乗っていたら４連続無料になっていたかも！？＾＾

バスは台中市を抜け、南投県の草屯鎮に入り、【寶島時代村】前を通過

台湾最大規模のレトロ館で、すごく興味はあるが、土日は入館料が２５０元と高く今回はパス。

１５～２０分後に「草屯站」で下車し、１軒しかない安ホテルへ。
（数千元するホテルも１軒あり）

【京王大飯店】

土曜日なので空き部屋が残っているのか不安だったが、部屋数は５５と多く、確保することができた。

１,１００元の一応窓付きの部屋。　（朝食付きＡＭ７時～）

※ 窓なし１,０００元　窓あり１,３００元

吹き抜け沿いの部屋で若干暗い。　明日は渓頭へ！

５日目のバスゲーム旅　無事終了～
本日利用したバス
１５５　３　２８３　２８１　６３３３

この旅行記へのコメント （2）

• binchanさん 2017/08/05 14:20:44

  何度もすみません。

  大里の小石小人国、こんな面白いところがあるなんて知りませんでした。
  台湾版シュヴァルの理想郷ですね。
  
  移動しながら目的地を目指し、乗り継ぎで思いがけない街の表情に出会う。
  バス旅の理想です！
  コンパクトな荷物で移動し続けられるからこそですね。
  それ、全部持って歩いてるんですもんね。やっぱスゴイ。
  
  

  １ウォンさん からの返信 2017/08/05 19:13:23

  いえいえ。

  ありがとうございます。
  binchanさんが知らなかったとは、
  ちょっとお鼻が高くなっちゃっております。 (＾ｏ＾)
  小人国の数年後が楽しみですね。
  
  binchanさんの水を巡る旅。
  凡人では全く考えもしない奥深〜いテーマですね。
  その奥深さに、ただただ驚くばかりです。