ニースと近辺で過ごしてみる⑧最後の晩飯と帰国

2017/06/15 - 2017/06/22

ニースをウロウロして、近隣のリゾートホテルに泊まるのが目的です。
今回の旅行でやりたかったのは、
1：ニース観光
2：モナコ観光
3：エズ村のシャトーエザに泊まる
4：サン=ジャン=カップフェラでビーチリゾート
5：ベレのワイナリーツアーに行く
あとは美味しいものが食べられたらいいなあって思い行ってきました。

1日目：夜エミレーツ航空で成田出発
2日目：ニース観光、ニース泊
3日目：モナコ観光、エズ村観光、シャトーエザ泊
4日目：ニース観光、ニース泊
5日目：サン=ジャン=カップフェラでビーチリゾート
6日目：ワイナリーツアー、ニース泊
7日目：午後エミレーツ航空で出発
8日目：夕方成田着

エリア ニース(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ロシア教会から帰ってきて、少し休憩したら晩御飯です。

ニース最後の夜は、連れがブイヤベースを食べたいと言ったので、
探してネットで予約していきました。
Rolancy'sと言うレストランです。

最初に出てきたオリーブの実とペースト。
ペーストはバゲットに付けて食べました。

昼間のワイナリーツアーの時に、ニースのオリーブの実は小さいのが特徴で、しょっぱくないというのを聞いていたのですが、これがきっとそうなのでしょう。
食べてみると、確かに他で食べたものに比べて小さいし、しょっぱくない。

前菜の３点セット。
一番右は野菜の冷たいスープ。初めて聞く野菜でした。
店員のおばちゃんが言うには、スイカみたいなので皮が黄色いのだそう。
味はスイカでした。

ここの店員のおばちゃん、僕の拙い英語にも一生懸命答えてくれました。
感じのいい店員さんでした。

僕の注文した魚のタルタル。
さっぱりとして美味しかったです。

連れが頼んだサラダ。
メニューにはVegetables salad like a niçoiseって書いてあり、店員さんにniçoiseって何？と聞いたところ、
「ニースの別な呼び方みたいな感じで、ニース風サラダってことね、この辺で採れた野菜を使ったサラダなので、とてもおすすめよ」とのこと。
写真で見るよりずっと美味しそうでした。

メインはこんな感じで蓋されて運ばれてきました。
テレビとかでは見たことあるけど、実際に見るのは初めて。
値段見て注文してるからいいけど、値段知らなくてこうやって来たら、確実にビビります。

僕の注文したラム肉のロースト。
柔らかくて美味しかった。

連れの注文したブイヤベース。
手前のバゲットの含めて一人前。
とても一人で食べきれる量じゃない。

食べ方がわからなかったので、店員さんに聞いてみると、
「バゲットに黄色いソース(ニンニクとマヨネーズ？)をつけて、スープに沈める。バゲットがお好みの柔らかさになったら、スプーンで周りのスープごとすくって食べる」とのこと。
よくわからないので１回やって見せてくださいといったら、こころよくやってくれました。

スープはこんな感じ。すごい魚介類の量。
ある程度スープが減ると、熱々のを追加してくれます。
女性一人で食べきれる量ではないので、僕も頑張って手伝ったのですが、魚は半分ぐらい残してしまいました。
味はとっても美味しかったです。

事前にきちんと調べればよかったのですが、このお店、デザートがすごく大きい。
写真は僕が頼んだミルフィーユですが、長さが20ｃｍぐらいあります。

また、このお店の場合、料理を注文した後、前菜が来る前に、デザートメニューを見れくれとの事。
と言うのも、デザートが全部手作りで、物によってはお出しできるまで１５分ほどかかるので、メニューの説明だけでも聞いてほしいとのことでした。
デザートのメニューは豊富で１０種類ぐらいあり、その中の３つ程が時間かかるそうです。
時間がかかるのは全部暖かいデザートでした。

連れが頼んだクリームブリュレ。
後ろの人間と比べると、デカいのがわかるかと思います。

これは外人さんにもデカいようで、隣のテーブルにいたグループの方達は、全員これを頼んで、運ばれてきたときには歓声があがっていました。

デザートと一緒に来たお菓子。
美味しかったけど、量多すぎです。

食後に頼んだカプチーノ。
ココアパウダーみたいなのが振りかけてあり、美味しかったです。

ご飯を食べ終わったら１０時過ぎだったのですが、最後の晩ということで、海岸の方まで行ってみることにしました。
マセナ広場はまだまだ人で賑わっています。

マセナ広場 広場・公園

マセナ広場の、謎の座るおじさんのアート。
色が変わりながら光っています。正直キモイ。
こんなのが微妙に姿勢を変えて何本もありました。

サレヤ広場の入り口。
まだまだご飯食べている人などがいます。

海岸まで来ました。城跡公園もライトアップされています。
ってか昼間より人がいっぱい。昼間は暑いから、涼しい夜にでてきたのでしょうか。
この時間なのに泳いでいる人までいるし。
しばらくベンチに座って海を眺めていました。

ニースのビーチ ビーチ

反対側はこんな感じ。
外灯の明かりが何キロも続いています。

ガイドブックとかには、夜の海岸は危険とかいてありましたが、僕が行ったときは全然そんなことはなく、写真に写っているように、子供たちも遊んでいます。
もちろんスリや置引きには注意だし、場所や時期にもよるのでしょうが、身の危険を感じるようなことはありませんでした。

帰国日の朝。
空港には昼過ぎに行けばいいので、午前中のうちに朝市と展望台に行きました。

朝市はいろんなものが売っていて面白いです。
まだ１０時前なので人が少ない。昨日の夜１１時のほうがよっぽど人がいました。

朝市場 (ニース旧市街) 市場

朝市には魚を売っている店もありました。

朝市場 (ニース旧市街) 市場

その他にも絵を売っていたり、自分で作った木彫りの人形を売っている人もいました。

こちらはフルーツのお店。
フルーツとスパイスのお店が多かった印象です。

朝市場 (ニース旧市街) 市場

朝市でお土産を少し買った後、今度こそエレベーターが動いていることを願い、展望台に行ってみました。

近づいてみると、先日は閉まってた、エレベーターの入り口のシャッターが開いていました。
ついに営業しているようですが、中に入ろうとしている人が誰もいない。
少し不安になりました。

念のために入口の係のおばちゃんに聞いてみると、「やっている」と。
大人２枚くださいって言ったら、無料でした。
「奥まで歩いていって乗ってね」というので、トンネルを歩いていく。
思ったより長いトンネルでした。

エレベーターの乗り口。
エレベーターは完全自動運転で、ボタンにさわるなって書いてありました。
エレベーターはゆっくりらしく、乗っている時間がすごく長く感じました。

展望台の方のエレベーター乗り場。
エレベーターの扉はこの建物の真後ろになります。

展望台から。
先日歩いて登った展望台よりも、ずっと高い所になります。
海と空がきれいでした。

ニースの城跡 (城跡公園) 城・宮殿

反対側の展望台から。
こちらはニースの港がよく見えました。

ニースの城跡 (城跡公園) 城・宮殿

またエレベーターで下まで降りてきました。
僕が乗ったときは誰もいなかったのですが、降りてきたときは登りのエレベーターに行列ができていました。
エレベーターは結構ゆっくりなので、タイミングによっては混雑するのかもしれません。

ニースの海も見納めです。

旅行中、ニースの街は結構安全だなと思っていたのですが、去年のテロの影響もあるでしょうが、写真に写っているように、観光地は軍人さんが結構な頻度でパトロールしていました。
マセナ広場や海岸通りでは、ほぼ100％いました。
お巡りさんよりも多かったぐらいです。
観光客としては、逆に安全だなと思いました。
ヨーロッパの観光地に付き物の怪しい物売りも、あまり見なかった気がします。

昨日のガイドさんの話だと、テロの後、日本人観光客は激減したそうです。
中国や韓国の人は、もともとそんなに多くないそうです。

出発際にニースで泊まったホテルを。
御世話になりました。

帰りのニースの空港から。

ニースからエミレーツ航空で帰ると、ドバイの空港でターミナルまでバス移動になるのですが、国際線に乗り継ぐ人とそうでない人は、乗るバスが違うので注意が必要です。
飛行機のタラップを降りると、「〇〇行はこっち」みたいな看板を持った係員がいるので、指示に従いました。〇〇行は目的地が２０個ぐらいかかれていて、すごく見づらい。その中にＮＡＲＩＴＡって書いてありました。

乗継の時間が２時間ちょっとあったので、お土産にラクダの乳チョコレートを買った後、マクドナルドで日本では売ってないハンバーガーを食べました。
なにやらアラビア語で書いてあったので、きっとハラル対応だったのだと思います。

旅行は全体的に天気に恵まれ、とても楽しかったです。
ぜひまた行きたいと思いました。