長野県、上諏訪のホテルを拠点とし３泊４日旅 1/4

2017/06/10 - 2017/06/13

ここ数年この時期になると"ホタル・ホタル"と相棒が騒ぎ出す。
今回ターゲットは日本一のほたるの名所とされる
上伊那郡辰野町の　"松尾峡・ほたる童謡公園"

夜は、3日間通えば乱舞に出会うだろうとホタルを見に、
昼間は、県内めぼしい箇所をあちらこちらと観光に。

１日目は
中央アルプス≪千畳敷カール≫
伊那市高遠町の≪高遠城址公園≫
上伊那郡辰野町辰野の松尾峡≪ほたる童謡公園≫

エリア 駒ヶ根(長野)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

2017-06-10(土)
中国自動車道　"豊中インター"から深夜割引料金になるよう
早朝3:30に家を出発。

久々の夜の高速道路。
何処か遠くへ行くんだ感が漂います。　

朝焼けの中を抜けながら新しい今日に　"おはよう"

今回の旅行はレンタカー
どこで見つけて来たのか
なんと7日間で\14,800-と言うから驚き。

先程から、ハンドル握って　ぶつくさ言ってます。
「ひどい車や、なんちゅう車や」

値段相応だよ～と、思いながらのしかとです。

1回目の休憩　

滋賀県犬上郡多賀町　

名神高速道路　"多賀SA"

ここからは、運転手交代です。

2回目の休憩

岐阜県多治見市

中央自動車道　"虎渓山PA"

ここ以降、運転を変わって欲しいとは一度も頼まれず・・・
何故かなぁ? 　
恐怖より、きつくとも終始運転を選択って事なんだな(^o^)

3回目の休憩

岐阜県恵那市

中央自動車道　"恵那峡SA"

そして、ここは駒ケ根市　"菅の台バスセンター"

かっこよく表現すると、これから

中央アルプス、標高2,500mを超える"千畳敷カール"へ登頂です？？？(^o^)

車は、すぐ横の駐車場に預け、専用路線バスで"しらび平駅"
"しらび平駅"からロープウェイで"千畳敷駅"へ向かいます。

この時期、この時間帯　とても空いています。
8年前に来た10月とは大違い。

"菅の台バスセンター"から"千畳敷駅"迄の費用

路線バスとロープウェイの往復料金　\3,900-
駐車料金　\600-

ロープウェイ乗り場、"しらび平駅"到着です。

820Mの高低差を約30分
細くてヘアピンカーブの多い山道です。

この路線のバス運転手さんってスゴイ。　
それに、通年運行というから驚きです。

これは遊び心満載のエリアです。

≪碧き地球（ほし）緑たおやか苔清水
　　嶺の鎮静（しずめ）は森の育み≫　と書かれているようです。

左「しらび平」と書かれた木が　　　　　 "イチイ"
その横　つるっとした木が　　　　　　　 "ヒノキ"
上の横木が　　　　　　　　　　　　　 　"クリ"
歌が書かれている木が　　　　　　　　　 "カツラ"
下の横木が　　　　　　　　　　　　　　 "カラマツ"
青字で「標高１６６２M」と書かれた木が　"サワラ"
右端の木が　　　　　　　　　　　　　　 "ネズコ"

始めて聞いた木の名前が3つも。

何といってもシーズンオフ。
ロープウェイにもすいすい乗車。

赤い鉄塔が素敵です。

"千畳敷駅"到着。

標高
"しらび平"が1,662M
"千畳敷駅"が2,612M
950Mの高低差を7分30秒で上がって来ました。
気温8.6度

さすがに花が咲いているとは思っていませんでしたが、
歩ける道はあると思っていました。

多少は寒いかもとは思っていましたが、
ここまで寒いとは思っていませんでした。

強風でロープウェイが止まるかもしれません。

時折、立っているのもやっとの強風が吹きます。

はるか向こうの点々々に写る皆さん、何処へ?

無謀じゃないですか～～～

兎に角寒いです。

"千畳敷カール"を歩く為に持ってきたトレッキングポールも無駄になりました。

退散です。

でも、ここには宿題を残して帰ります。
いつかベストシーズンに、
この"ホテル千畳敷"に宿泊する事。
そしてカールを巡る事。

しっかり、計画を立て直して又来ます。

下りのロープウェイからの景色です。
たった３分前までの景色とは別世界。

"しらび平駅"に戻りました。

強風対策でしょうか、ロープウェイ"木蓮"の床足元には
前後300kg300kg計600kgの重りが乗せられていました。

山岳路線バス（中央アルプス観光と伊那バスとの共同運行）
駒ヶ岳ロープウェイ線・・・駒ヶ根駅前←→しらび平駅

バス停案内版です。

各停留所には <K-01からK-22>のナンバリングがされていて
車内でもそのナンバーとバス停名がアナウンスされます。

眩しい緑の中をバスは下ります。

こんなカーブを何度も経て。

下界は春。

昼食タイムです。

初の"ソースかつ丼"を食すべく、
とあるお店の列に並びます。

開店11:30　並び始めが11時　先客が約20名程

"ソースかつ丼"さま、始めてお目にかかります。
あまりの大きさに目が点に・・・
大きなエビかつが2つ、ヒレかつが２つ。

少し甘めのたれで油はしつこくなく、とても美味しく頂けました。
でも、完食出来ず・・・ご飯は1/4程食べきれませんでした。
ごめんなさい。

列に並んで食事を終える迄にかかった時間２時間。

「ねえ、スナフキン　
　君も美味しものを食べる為には　こんなにも時間をかけたりするのかい?」

窓の外では急に降り出した雨に
ライダーさん御一行は大慌て。
中には立ちごけする人も、かわいそうに、散々だね。

相棒は旅行中、必ず立ち寄り湯をどこかに加えます。

昼食を終え約１時間、山奥へ山奥へと、
そして上へ上へと走って来ました。

ここは歌舞伎で有名な長野県大鹿村
信州小渋温泉 "赤石荘"
長野県下伊那郡大鹿村大河原1972

まず、フロントへ。

カメラを首から下げていた為か、
写真は禁止ですと何故かカメラをフロントへ預ける流れに・・・

宿の方曰く、
「お風呂で写真は撮りませんと、よく言われますが、
カメラを持たれてお風呂へ行かれると他のお客様が、
盗撮される気分になるのでいやだと言われます・・・」
と言う事でした。
なぁ～るほど・・・

ネット評価はいいお宿のようです。
30分程度の滞在では露天風呂からの景色以外
良さは分かりません。
宿泊してこそ分かるソフト面での評価なのでしょう。

ここ大鹿村内では、
リニア中央新幹線の工事が2016年11月1日に着工されたそうです。　
未来の乗り物リニア・・・だいこくも乗れる日が来るのかな、、、

さて、未来への空想に続いては、"高遠城大手門"の前にワープです。
ここは、長野県伊那市高遠町東高遠。

立札の内容はというとね、

この門は高遠城大手門として残されているけれど、
当時のそのままの姿ではないんだって。
明治新政府からの城郭の取り壊し命令で城の建造物、樹木はすべて、
競売にかけられ取り払われたんだって。
昭和２９年にある方から高遠高等学校の正門として寄贈されてから、
ここに移築して昭和５９年まで高校の門として使用されていたそうだよ。

こんなとこかな。

お城もさることながら、
この門を使っていたという高校校舎も見てみたかったよ。

桜の名所だと言われる高遠。

随分先になりそうですが、桜の時期への下見が済みました。

それにしても、凄い空　一雨来そうです。

今夜は辰野へホタルを見に行く予定です。
どうか降りませんように。

この後、ホテルのある上諏訪へ急ぎます。

カン、カン、カン、カン・・・・・
中央本線　特急　"スーパーあずさ"　かな。

ホテルでチェックインを済ませ、
電車移動でホタルを見に行きます。

上諏訪駅です。

ホテルから"上諏訪駅"まで徒歩５分、
電車で"上諏訪駅"から"岡谷駅"を経て"辰野駅"まで約30分
"辰野駅"から"松尾峡・ほたる童謡公園"まで徒歩15分程

長野県上伊那郡辰野町平出
"ほたる童謡公園"　到着です。

そして、日が暮れました。
徐々にホタルは光だし、暗闇に宝石を散りばめたような光景とはなりましたが、
殆どのホタルはじっとしていて乱舞は見れませんでした。

"ほたる童謡公園"から"辰野駅"への帰り道。
田んぼ道に灯された人口の光がやけに綺麗です。

今日のホタルがダメでも、明日が有るさ。
ホタル１日目乱舞ならず・・・

トボ、トボ、、、トボ、トボ、、、